防具:スキュラシリーズ(男性用)
武器:太刀(鉄刀系列)
特定の拠点を持たず、様々な地域をソロで渡り歩く流れのハンター。外見は褐色の肌に青い瞳、赤寄りの焦げ茶色をしたショートヘアの美少女。
ブレイ達はジンオウガに果敢に挑む。
ジンオウガはブレイに狙いを定め、攻撃を仕掛けるが太刀を構えた何者かがジンオウガの爪を切り裂き攻撃を防ぐ。
「大丈夫ですか......?ブレイ」
「ヒアン!」
ヒアンだ。ブレイを助け起こしたあと、ジンオウガに向けて太刀を構える。グレン達も駆け寄る。
一方、ジンオウガは苦しそうに息を吐いていた。身体もボロボロである。
「......ジンオウガの体力は限界のようですね。先程の攻撃で体力を使い果たしてしまったのかもしれません」
「俺様の次の一撃で沈めてやろう」
「最後まで気を抜くなよ!お前ら!」
「「「おうっ!!」」」
ドラコの号令に合わせ、皆で攻撃を仕掛ける。
双剣が、剣斧が、太刀が、大剣が、弓がジンオウガの命を屠らんと迫る。
「グオオォ......ォォォン......」
ジンオウガは苦しげな声を上げると、そのまま地面に倒れ伏してしまった。
「......ジンオウガ」
「倒せた、のか?」
「あっ!モンスターたちが帰ってく!」
「......ということは、百竜夜行を止められたということですね」
「俺たちの勝利か!」
他の場所で戦っていた同期たちがゆっくりとこちらに向かってやってきた。みんな装具も武器もボロボロであったが、笑顔を浮かべていた。
その時......兜のような甲殻に、刀のような腕殻を持つ四つ足のモンスターが現れた。
ドラコがひと睨みすると紫色のモンスターは悔しそうにしながら立ち去った。
「......どうしたんだい?」
「......いや......たぶん気の所為だ」
無事に百龍夜行を乗り越えたカムラの里では盛大な宴が開かれていた。
ドラコとウツシは酒片手に語り合っていた。
「......ウツシ、なんか懐かしいよな」
「ドラコたちがまだ駆け出しのころに助けてもらった......そのおかげで砦が出来て、愛弟子や次世代のハンターが育ってくれて......」
「あれ?ヒアン、もう行くのか?」
「......あんまり長く居たくは、ない、です。同じ所に居続けると、そこが不幸になる、から」」
「俺、ヒアンとの狩り楽しいし、好きだ」
「......っ!?」
ヒアンは、あわてて逃げ出してしまった。
「ヒアン!?ヒアーーーーンッ!?」
「俺、何か悪いことしたかなぁ」
「そーいうのは簡単に言わないほうがいいですよー」
キノコを頬張りながらレギーナが口を挟んだ。
宴が終わったあと、フゲンはブレイを呼び出した。ドラコとウツシもついていく。
「怨虎竜の狩猟をブレイ、オマエに託したい」
「.....マガイマガドを、俺が.....」
「里を危機から救ってはくれまいか」
「.....もちろんやります!俺が必ず怨虎竜マガイマガドを狩猟します」
「フハハ、その意気やよし!」
フゲンは頼もしい返事を聞いて嬉しそうにしていた。
「マガイマガドかぁ。俺たちが新人の頃はいなかったよな」
「もしかしたら様子を見てたのかもしれないね」