ドラコは火山に来ていた。
ゴシャハギ戦前の気分転換のようだ。ゴシャハギの狩猟依頼がミナガルデに来ていないか見に来たのだが、こちらでも来ておらず、採集ツアーを選んだ。
「たまにはこうやってのんびり散策するのも悪かねぇな。......しっかしクソ暑いぜ......」
ドラコはクーラードリンクを飲んでから炭鉱へと駆り出した。
目についた鉱石を掘って護石などを回収していく。
「んお?......これは......」
その時、何かが転がってくる気配を感じた。
「げっ、ウラガンキン......!」
慌てて物陰に隠れてやり過ごす。
その時、ウラガンキンに何者かが襲いかかった。そして、ウラガンキンは突如爆発し、そのまま死んでしまった。
ウラガンキンを仕留めた者は......
「グギャオオオオオオッ!」
砕竜ブラキディオスだ。幸いドラコには気づいていないらしいが、辺りを見渡していた。
「......おいおいマジかよ......まあ、そろそろ潮時だな。だいぶ集まったし......」
クエストクリアの報告のために、ブラキディオスが立ち去るのを見てからベースキャンプに戻るのだった。
ウラガンキンの素材はちょっとだけ頂戴したそう。
...................
「ディアブロス亜種!?......俺聞いてないんだけど!?」
ドラコはミナガルデの酒場でヤツマからディアブロス亜種の話を聞かされて驚いていた。他にも レイン、アカシ、ディノ、カツユキ等が席についていた。
「クリスティアーネたちが討伐に向かったんだよ」
「ドラコが火山に出かけたすぐ後に狩猟の依頼が来たからな」
「うわぁー!......なんで素材ツアー行こうって思い至ったんだぁ......!ニヴルブリザード躍らせてクリスを助けられたのにぃー!」
嘆くドラコにディノが呆れたような口調で言い放つ。
「お前なら無策で突っ込んで三乙するのがオチだ。クリスティアーネの足を引っ張るだろう」
「んだとディノォ!」
ディノとドラコはバチバチに睨み合う。
「お二人とも......いけません」
ヤクモに止められ一旦は矛を収める2人。
「2人って、ほんと訓練所の頃から仲悪いよな......」
「コンビネーションは良いんだけどな......」
「僕のためにケンカしたこともあったよね......」
その時。アダイト、ナディア、エルネア、そしてディアブロス亜種の狩猟を引き受けたクリスティアーネが戻ってきた。ボロボロながらも、大業を成し遂げたようで皆笑顔を浮かべている。
「ディアブロス亜種......無事狩猟成功です!」
「ギリギリだった......」
「お帰り!......死闘だったんだな」
ドラコも四人に声を掛ける。
「ドラコ!ああ、なんとか勝ったぜ......」」
「ええ。本当に危なかったわ」
「密猟者が亜種を別の亜種の縄張りに誘導したのが原因なんだっけな。アイツらが余計なことしなかったらもっと楽に行けたかもなぁ......」
依頼達成の報告をしに向かうクリスティアーネたちを見送ったあと、ドラコは 太古の塊を鍛冶師に渡して生産して貰った"すごく風化した双剣"を手に入れた......。