この素晴らしい世界とは   作:脱兎の如く

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さて、いまや定番の話になってきます。
爆裂魔法にロマンとめぐみんというキャラが好きなので
この話は明るい気持ちで書くことができました!

新しく異世界転生物語を書き始めました。
こちらは雰囲気がガラッと変わるかもしれません。
良かったらよろしくお願いします!


爆裂娘(信号機赤)

「どこまで行くんだ?」

 現在、めぐみんと俺は森の中の道をひたすらに歩き続けている。午前中の鍛錬を終えた俺はギルドで飯を食っていたらめぐみんに捕まった。

 ちょうどルビは買い物に出て、1人で食っていた時に

「おい、新入り。親睦を深めようではないか!ちょっと散歩に付き合ってくれませんか?」

 と、声をかけられてそのまま2人で散歩に出て歩き続けていると言う所だ。

 聞けばカズマは商売がなんたらとかで魔道具店に、アクアはバイト、ダグネスは私用で一度実家に帰っている。

 そんな時、暇でギルドに来たら俺が居たと言うことだ。

「もう少し先です。何ですか?おんなのこと歩くのは緊張しますか?」

 イタズラ顔で話しかけてきた。正直、子どもの散歩に付き合っている感覚だ……

「そーだねー、きんちょーするなー(棒)」

「おい、緊張しないほど幼い理由を聞こうじゃないか!」

 おい、心の声を読むなよ……

 言い合っていると、古城が見える道端まで来た。

「ここです」

 マジか……遠くまで歩いて古城に対して鑑賞する余裕があるのかこの子どもには……

「……古城が趣味とか、背伸びもいい加減にしろよ?」

「いつまで子ども扱いするのですか!?」

「んー……身体的成長が見られたら?」

「ぶっ殺」

 おー怖い、目が赤くかがやいてますねぇ。

 俺はカズマパーティの女性陣を信号機と呼んでいる。

 この赤い目に赤い格好のロリっ娘はもちろん赤である。

「言っときますけど、あと数ヶ月で結婚できる年齢なんですからね!?」

 この世界では結婚は早いらしい。10歳くらいで結婚かー。はやいなー。

「年齢ではないぞ?大人というのは所作や体格やオーラもいる。めぐみんには……ふっ」

「おい、体格については詳しく聞いてやろうじゃないか!そもそもオーラはあるはずです!」

 ほう、それは初耳だな。

「ルビに勝ってからいいなさい。それよりも……結婚年齢っていくつだっけ?」

「知らないのですか?まるでカズマですね……14からですよ?」

 ……は?じゃあこいつ中1くらいってこと?どうみても小学生やん。

「余計に、年齢というものは尺度にならないな……」

「どこを見てそう思ったかいってみろ!」

「……全部」

「ぶっころ」

 そもそも、数字の尺度で大人を決めてたらあかんと思うのです。世の中にはこの子のように身体的成長がだな……

 そう考えながら、脱兎の如く逃げていると、めぐみんは追いかけてきてはなかった。どうやら詠唱を始めたらしい……ん?古城鑑賞ではなかったのか?

 すると、めぐみんは詠唱を終えたらしく

「エクスプロージョン!!!!!」

 このアホは古城に爆裂をかました。

 

 ……

 …………

 ………………

 

「んで、クエストがない日はこうやって誰か道連れにして放っていると……」

 爆裂魔法後に魔力切れになっためぐみんはぶっ倒れた。どうやらいつもこうなるらしい。そりゃ、あの後なぜめぐみんはカズマにおんぶされていたのか疑問だったが。そういうことだったのだな……あれ?もしかして

「で?おぶって帰れと?」

「お願いします。」

 え?めちゃくちゃ嫌なんだけど……

「え?めちゃくちゃ嫌なんだけど……」

「おい、心の声漏れてるぞ」

「誰が泥だらけの子どもを背負えるかっての、俺に得はないではないか。ルビくらい成長して出直しな!」

 なぜ知り合ったばかりの子どものおもりをしなければならないのか。

「おい、だれがお守りをされる子どもだ。魔力が回復したら絶対にボコボコにしてやりますからな?」

 そんなめぐみんを見下しながら

「おれがここで見捨てたら良いだけの話だろ?」

 そう冷たく言い放ち、めぐみんは顔を青くしていた

 

 ――――

 

 

「なんだかんだ言って、おぶってくれるんですね」

「うるさい。パーティメンバーじゃなきゃ見捨ててるよ。ってか、次からちゃんと言え。事情がわかれば助けてやるから」

 この紅魔族は知能が高いらしいが、人とのコミュニケーションは苦手らしい。

「……はい、黙ってたことは謝ります。すみません」

 だが、なんだかんだこの紅魔族っていう種族は話がわかるな。初対面の時の挨拶はいかがなものかと思いますが……紅魔族随一とか、紅魔族知らない人には刺さらない。そんなことを考えていると、年頃のおませな子どもが話しかけてきた。

「タケはルビといつも一緒ですね。」

「そうだなー。こっちに来てからずっとだもんな」

「どんな関係ですか?」

「ん?仲間だけど?」

「そうではなくて……彼氏彼女とか?」

 なるほど、確かにそう見えるかもしれないな。

「いや?でも、あんな美女が彼女なら嬉しいだろうな」

「そうですねー、いまのパーティで1番は誰r……」

「ルビに決まってるだろ」

「おう、即答」

さて、雑談も飽きてきたな……

「んじゃ、俺のトレーニングがてら走っていいよな?」

「え?……待ってください、タケのスピードで走られたら振り落とされああああああ!」

 俺はトレーニングをサボるたびにステータス更新が遅くなる。いかなる時も鍛錬は欠かしてはいけない。それはそうと、後ろのめぐみんの重みがちょうど良いから回り道して帰ろう。

 

 

「なあ、めぐみんはなんで顔が青いんだ?」

「わからん。ちょっと走っただけなんだが」

「……カズマ、次からは散歩はカズマが背負ってください……」

「それはセクハラオッケーってことか?」

「……あれよりはセクハラされた方がマシです……」

「……本当に何があった」

 ギルドに戻ったルビに看病されながらめぐみんは目を瞑っていた。




タケの足の速さは特典ではないようです。
何が原因なのでしょうね、、、
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