この素晴らしい世界とは   作:脱兎の如く

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カズマの前でいちゃつき、
精神攻撃をしていたタケとルビ
せっかくの2人きりな時間は
3人目のパーティ候補の登場で崩される!

それでは、どうぞ!


孤独な紅、参戦!

孤独な方の赤、参戦

「…………なあ、めぐみん。ずっとあの子こっち見てないか?」

 俺は新妻(ルビ)を紹介したりなど、いろいろギルドでカズマ達とわちゃわちゃしていると、隅の方から隠れながらめぐみんを凝視している女の子がいた。

「見てはいけません。ああ言うストーカーは関わってはいけないのです」

 なるほど、こんなガキ……いや子どもでもストーカーがいるのか……おっとめぐみんの目が光った。さては心を読んだな?そんな事を考えてると、

「なんでストーカーなのよ!私たちともだ……ライバルでしょ!?」

 いつのまにかそのストーカーが距離を詰めて来ていた。こやつ、できる!

「……はあ、この子は……誰でしたっけ?」

 ものすごくわざとらしくめぐみんがストーカーに話しかける。

「ええええ!!そんな、めぐみん!ライバルの名前を忘れたの?!」

「忘れたも何も、あなたを知らないのです。もしかしたら他人の空似かもしれません。私のライバルならしっかりと名乗ってください」

「うう……」

 意を決したのか、その子は名乗る

「我が名はゆんゆん!アークウィザードにして上級魔法を操るもの!そして、いつしか紅魔族の長になるもの!」

「……と言うわけでこの子はゆんゆん、アークウィザードです。私のクラスメートみたいなもので、自称ライバルです」

「覚えてるじゃん!」

 ゆんゆんは泣きそうな顔でまた詰め寄ってた……くそ、なんて速さだ……

 

 めぐみんが言うにはゆんゆんは紅魔族では変な思想を持っていて、自分の名前を若干恥ずかしく思っているらしい。いや、普通の感覚なのではないだろうか?そんなゆんゆんは里の中ではぼっちであり、孤独な学生生活を……あれ?それってめぐみんももしかしてそうなのでは?

「それで?なぜ私をストーカーしていたのですか?話があるなら話しかければ良いではないですか」

「え……?話しかけるのって、その、私なんかが声をかけるとその人の時間を奪うことになって……」

 なるほど、天性のぼっちか……なんて可哀想な生き物だ。

「まったく!この子はまったく!これだから友達がいないぼっちになのです!」

 ……そんな会話を聞いていて、ふと思った。

 あれ?アークウィザードと言うことは、魔法攻撃可能であり、しかも、爆裂狂よりまともな思考力……そして現在絶賛ボッチ、これは勧誘だ!

「ゆんゆん……だっけ?どこのパーティ入ってないの?」

 まずは確認!

「ふぇ?私なんかがパーティに入ったらご迷惑をかけてしまつので……」

 よし!安定のボッチ!

「……良かったら俺のパーティに入るか?」

「え……良いんですか???」

 本当にこの子は……仲間に入る事ができなかった事が多かったからか、なんとも嬉しそうで不安な気持ちを、その表情で表している。

 なんだろ、前世でもだが、こんな人をほっとけないんだよな。それに、アークウィザードなら、こっちに不足している火力が補える。

「……ルビはいいか?」

「タケが言うなら……いいけど……すぐに女の子勧誘しないでよね……」

 おお、むくれ顔の嫉妬……ごちになります。

 実際、カズマパーティとは予定が合えば共闘する関係であり、言わば準パーティの立ち位置にいる。なので、この前のようにルビと2人でクエストに出ることが多い。前回のような危機に陥る事もこのままだとあるだろう。なら、上級魔法とやらを使える戦力は欲しい。

 現状、おれがチマチマ減らしてルビが回復という戦術しかできない俺たちにとって、ゆんゆんは最適と思える。

「……あの、私なんかが入って……そのお邪魔ですし荷物になりかねないのでは?それに、誰かと戦闘なんてめぐみんとしかあんまりないので……お試しで入ったパーティでは味方に当てちゃうし……」

 味方に上級魔法を当てるとかドジっ子じゃ済まされないけど……

「いやいや、まだ共闘してないけど、上級魔法使えるアークウィザードはこちらとしてはかなり欲しい人材だよ。というか、上級魔法あてたの!?……でも俺は足には自信があるから大丈夫だよ。避けれると思う」

「……ほんとですか?……」

 あー、なんかめっちゃ睨まれてる……疑われてるな。

「ゆんゆん、あなたはそうやって拗らせぐせと疑いのせいでパーティができないだけで、実際は優秀ですよ」

 めんぐみんがフォローをした。

「それに、うちの盾でしか使えないクルセイダーよりも断然つかぇ……いひゃいいひゃい!」

 ……そんなことを言ったら爆裂魔法一つで倒れるお前はどうなんだと言った目線をカズマと共に送る。

「……と、ともかく、、一度一緒にクエストしてみないか?そこで判断しよう。どうだ?」

 ゆんゆんのために提案してみる。試してからなら大丈夫のはずだ!

「……わかりました」

 よし!このまま仲良くして……ぼっちを仲間に引き入れよう!なんか、ルビが怖い表情してるけど、なんとかなるだろう!

「ねえ、タケ?私の前で女の子にデート誘わないで?」

 ……この子(ルビ)は今なんていった?

「なんでそうなる!もちろんルビも行くだろ?」

「え?私に浮気を見せつけて……」

「違う違う!」

 あかん、ルビってそう言うタイプなのか!?

 とりあえず、ルビを説得して……平野に向かおう。

 

 

 この後、予想以上の戦力を俺が手に入れる事になるなんて、俺は考えもしなかった。




推しのゆんゆんキタァァァァァ!
もちろん、キーキャラになります。
やはり、このすばメンバー1人は入れないと、
世界をお借りしてる感がなかったので、

さあ、これからゆんゆんはどのような戦力になるのでしょうか!
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