この素晴らしい世界とは   作:脱兎の如く

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ゆんゆんとの戦闘です。
相手はご存知カエルさん。
チマチマアタッカーのタケは、
ゆんゆんをうまくアタッカーとして使えたのでしょうか。


ぼっちとの連携技

ぼっちとの連携技

「相変わらずデカいなー」

 現在、俺とルビ、そして仮パーティとしてゆんゆん、保護者としてめぐみんに来てもらった。その後の爆裂散歩のためにカズマも同行している。相手はジャイアントトードだ。

「とりあえず、俺が撹乱する。その間に魔法詠唱してくれ。何かあったら回復と補助をルビに」

「……はい……」

「大丈夫だよ。パーティは信頼関係だろ?俺を信じな?」

「信頼関係!友達!……はい!信頼します!」

 ゆんゆんの表情が明るくなったのを確認して駆け出す。1キロほど先に5体ほどいるな……時間をかせがなきゃな。

「……おいおい、タケさん早いな」

「脱兎のごとくですね。たしかにこれは異能と言っても過言ではなさそうです」

 カズマとめぐみんが驚く……そっか、ルビ以外は今の俺の速さを見せてなかったか。そしてもちろん、

「ふぇぇぇ……」

 ぼっちが俺の速さに驚いてた。

「ゆんゆん!詠唱を!」

「は、はい!!!!」

 ゆんゆんが走りながら詠唱に入る。ん?走りながら?射程の距離で待機してもらっていたはず……

「……ライトオブセイバー!」

 おお!雷撃だ。当たったら大ダメージだろう……しかし、まっすぐにジャイアントトードを狙ってしまったらしく……その目の前に居た俺は……

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぉ!」

 当然のように当たった。ああ、エリス様、今会いに行きま……ん?あれ?痛みがない……あれだろうか、また死んで天界に行ってしまったのだろうか……ん?

「「「「え?」」」」

 皆が驚愕している。

 俺の体とショートソードが「帯電」していた。

 驚いてる暇もなく5体のジャイアントトードが襲いかかってくる。一度体勢を整えるために逃げるか?いや、全方位塞がれてる。あー、こうなったら……

「こなくそぉぉぉぉ」

 一回転するように剣を振り、ジャイアントトードが怯んだすきに隙間を走り抜けようとしたのだが、、

 ……気がつくと焦げたカエルが転がっていた。

「何ですかあれ!めちゃくちゃかっこいいです!カズマ!爆裂魔法でやりましょう!」

「やめろ、俺がエリス様に会いに行ってしまうだろ……それにしても今のは何だったんだ?」

 興奮している爆裂魔を抑えながらカズマがつぶやく。

 そして……

「私の魔法が……あれ?」

 もう1人のぼっちは何が起こったかわかっていなかった

 

 

「すみませんでした!!!」

 ギルドに帰った俺たちは何回目かわからないゆんゆんの謝罪を受けている。

「謝らないでくれよ、ゆんゆん。クエスト達成したんだぞ?」

 俺の言葉にルビが続ける。

「そうですよ?私はタケに一応回復薬を使ったけど、特に怪我はなかったようですよ?もしあったらゆんゆんを転送……」

「ルビ、それ以上はやめろ。さて、ゆんゆん、これを見てくれ」

 そこにはギルドカードに「連……ライトオブセイバー」と書かれてあった。そして、そのうしろにはゆんゆんの文字が……

「これは……」

「もしかしたらだけど、ゆんゆんのライトオブセイバーだけ、さっきのような事ができるって事なのかもしれないな」

 何がきっかけになったのかはわからないが……あれ?ルビの顔が暗くなりすぎて見えない。

「私のタケを汚したのね。覚悟はできてる?」

「……ルビ、落ち着け」

「……すみません、この責任は一生をかけて体で償います」

「……ゆんゆん、人の話を聞け、そして、言葉が重すぎる。その言葉はもう2度と使うな。うちの女神に消滅されたいのか?」

 ゆんゆんの言葉に神オーラを迸らせる俺の彼女がいた……めちゃ怖い。これからは言葉を選んでいこう。

 「さて、ゆんゆん、良かったらこのまま俺たちとパーティ組まないか?正直、俺だけがアタッカーでは難しいところがあったんだ。だから上級魔法を使えるゆんゆんは最適だし、この連携技を使えればこの先助かると思う」

「タケの言うとおりね。色目使わなければ私は大丈夫よ」

「……本当にいいんですか?正直、先ほどは連携と言うより……私が連携できずに失敗した事で起こった事です。次も当てちゃうかもしれませんよ?」

 そう、ことの発端はゆんゆんのミスでもある。しかし……

「それはこれから3人で連携を育てればいいよ、誰でも失敗はあるんだし、そういうのを乗り越えてこそ仲間だろ?」

 たぶん、今まで同じ失敗でたくさん人を傷つけてしまったのだろう。それでぼっちだったのかもしれない。

「……本当に良いんですか?現時点でパーティ継続時間の最高を更新しています。それだけで十分なのですが……」

「……あのな、もうそんな時間計測しなくていいぞ?俺らから離れることはさせないからな?」

「!!!」

「タケ……それ以上言ったら口説きとみなして天罰を……」

 それを聞いて即座に土下座を敢行する。

「……うう」

 ゆんゆんが泣き出した……そっか、ずっとパーティに入れないだけでなく、周りは楽しそうにしていて、めぐみんも大所帯の一員。そりゃ疎外感半端ないよな。

「……ポン」

 いつのまにか頭を撫でてた。

「よく頑張って来たな。これからよろしく」

 嬉しさからゆんゆんに抱きつかれたが……

 その後数時間、ルビの説教を受けることになった。

 うちの嫁さんは嫉妬深いなー……




何かがきっかけで乗客魔法がタケに付与されたようです。
イメージはスーファミの名作クロノトリ○ーです。
主人公との2人技や3人技にワクワクした人はいると思います!
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