この素晴らしい世界とは   作:脱兎の如く

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ミツルギが出てきます。
今は退場するかもですが、、。きっと、、



考察と勇者

考察と勇者

 カズマが檻の中でアクアを宥めながらの帰り道。今になってカズマの檻の中に入った意図を知る。カズマのやつはきっと歩きたくないのだろう……いい顔しながらニヤニヤしてる。さすがクズマ。そこまで計算してたか……それはさておき……ビリーバーについて考察しよう

 連携技もできるし、なんだかんだスキルもある。最近は知り合いのナイトの人に稽古もつけてもらってる。そのためにいろいろ剣のスキルは増えた。「縦切り」とかだけど……

 それをルビに伝えると……

「連携技はがビリーバーだからじゃない?信じる者なんだから、信じてた人と協力できるとか?」

 と言われた。そうかもしれないが、確証はない。ほんとにビリーバーっていうのは……いったいなんだろう……

「なら、他の人も信用すれば連携できるのかな?」

「そうね……タケの私たちへの感情次第じゃない?その証拠に最初は初対面の人にたのんで食らったティンダーとか付与しなかったじゃん」

 ……確かに……

「……なら、タケさんは最初から私になにかしらの感情を!!」

 ……確かにゆんゆんにはあまりにも不遇というか、同情はしたな。

「これって一目惚れされたってことでは!?」

「ゆんゆん……黙ろうか……」

 おっと、そろそろルビが怒るな。目が怖い。話題を変えなければ……

「と、ところで……いろいろわかってきたから、今度は3人で連携できたんじゃないかな?こんど試してみようぜ!」

 そこに頭のおかしい爆裂娘が割って入ってきた。

「なら、私の爆裂魔法を……」

「それは断る」

「何でですか!!!!」

 

 ………………

 

「アクア様?アクア様ではないですか!?」

 何か重装備の少年が美少女を2人連れてやってきた。なにやら騒がしい……

「なぜアクア様が囚われている!?お前が元凶かー!」

 カズマがおりごと投げ飛ばされた……カズマは何が起こったかわかってない様子だ。相手の言い分も何も聞かないあたり、このソードマスターはやばそうな人間だな。

 あ、もちろんだがその瞬間に赤と黄色に殺気が走る。そして……

「ねぇ……なんでカズマを投げ飛ばしたの?」

 アクアというカズマの仮の妻がキレていた。

「なにを言ってるんです?それに君たちも何かの弱みを握られてここにいるのだろう?でなきゃクルセイダーやアークプリースト、アークウィザードが冒険者の仲間になるわけがな……ふごぉ!」

 俺はこのふざけたやつに……一発入れてやった。そう、俺もキレていた。

「君はいきなりなにをする!?」

 それはこっちのセリフだ。

「うるせぇザコ。」

「!?このチンピラが!」

 どうせ、こいつの目には何かのイベントに写っているのだろう。そして、あのでかい剣……それを見たルビが

「タケ……あれは特典よ……魔剣ね」

 ほう……魔剣……ねぇ……

 なるほど?こいつは最初から楽をしてこの世界を生きてきたわけだ。最初から鍛錬もトレーニングもせずに……このやろう……

「待てよタケ……後ろみてみろ」

 なんだと思い、振り向くと……

「なにあの人……ちょーナルシスト入っててキモイんですけど!」

「何だろう……受け専門のわたしだが、こいつは殴りたくなる」

「打って良いですか?」

 なるほど、カズマパーティもイラついているんだな。

 それに気づかないこのバカは……

「そこの冒険者……おれと勝負しろ、勝ったらアクア様を貰う」

「……は?私もの扱い?」

 もはや、アクアはかなりご立腹ですね。

 この空気を読めないのかー……残念だなー……

「よし……いくぞ?」

「……来い!」

「「スティール!」」

 …………なるほど。カズマは幸運値がバグってるほど高い。カズマは特典を奪い……「ゴン!」と……

 ミツルギの頭を殴って気絶させて終了した……あー、あの魔剣がないと身体能力は普通になるって感じか……

 ……カズマが倒してくれたけど……でも、おれの気が晴れないな。よし、プライドも折ってやろう。

「カズマ、俺もやってええか?」

「……ほどほどにな……」

 許可が降りたからルビに頼んでミツルギにヒールをかけてやり、起こしてやる。取り巻き2人……クレオたちが「卑怯者!」と叫んでるので……

 これは3人ともプライドズタズタにするチャンスと思い

「いいぜ、3人でかかってきな。」

 クイクイっと指を動かす。

「?……くそ、なめるなー!!!」

 こいつはわかってない。スキルは確かに強力かもしれん。……だが、最近俺は剣の鍛錬をしている。こんなスキルだけの剣に負けないし……デュラハンは別格だったが……スキルだけの男の剣など……当たるわけがない。

 そして、俺には足がある。

「くそ、速すぎる!定まらない!」

 ミツルギたちの周りをただ走り……追い込んでいく……むちゃくちゃな剣など遅すぎるんだよ!

 

「カズマさんカズマさん……先に勝ったのにカズマさんがちっちゃく見え……いちゃいちゃい!!!!」

「うるさい駄女神……あの足と基礎を鍛錬した努力には誰も敵わないよ、ダメ人間な俺だからわからんが……タケ兄は本当すごいよ」

 

………… ……

 ミツルガ視点(ミツルギだ!)

 くそ!なんで僕がおされている?どう考えても相手の方が弱いはずだ。クソ!

「お前のレベルはいくつなんだ!?なんでこんなに早い?なぜ僕の剣が当たらない?!」

 レベルが相当高いはずだ!くそ!見誤った!

「……そりゃ、鍛錬したからな。お前のスキルだけの剣など当たらん。ちなみに俺はレベル1だ。」

 ……!?!?そんな!?!?ありえない。

 僕は40だぞ?こんな駆け出しに……しかも、アクア様の前で……くそ!

「負けてたまるかぁぁぁぁぁ!」

 回転するように剣を振おうとした、2人の美女がいるにも関わらず……

 キィぃぃん!

 ……奴の剣がそんな僕を止めた。

「アホか、仲間を切るつもりか?」

 あと少しで2人とも巻き添えになるところだった……

「……あ、、すまない……」

「そんじゃ、さよなら!」

 一気に詰め寄られた僕は……

 …………気がついたら宿舎のベッドの上に寝かされていた……

 置き手紙と共に……

 




今はミツルギ改心のための回です。
後半に出てきたらいいなー笑
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