ゆんゆんっていいよねー、、、
タケとゆんゆん
「剣……買わなきゃな……」
ディラハンにショートソードを壊された俺は、切実に思った。今や俺は剣での攻撃に頼っている。剣無しではただのお荷物になってしまう。拳はまだ鍛錬しきれてないから、実戦できない。
ルビとゆんゆんから魔法を受けると、なぜか俺の体はダメージを受けずに、逆に高い攻撃にすることができる。
なら……いつしか作ってみたいな……刀……
そんな時、武器屋でカズマにあった。
「なにしてんだ?」
するとカズマはニヤッと笑い
「そこの店主に……日本人の心を教えてきた」
意味のわからないことを言っている……なんだ?
「日本の心?武器屋で?」
「……日本刀さ!」
「!!!」
なにぃぃぃぃ!それはほんとか!!!!すぐに俺も欲しいと言い店主に聞いたが……高すぎる。諦めて、前回よりちょっと良いショートソードを購入した。欲しかったなー……ちくしょう。悔しがっていると実はこっそり付いてきたゆんゆんが話しかけてきた。
「タケさん……ルビさんとお揃いのマントしてますよね……」
うおぅ!ビビるから居るなら居るって言ってくれよ……
「そうだけど……」
「私だけ……除け者みたいで……あ、でも私新参者だからそんなに関係が……」
あかん、いきなり落ち込み出した……よし!
「……ゆんゆんは何色にする?」
「……ふぇ?」
「パーティメンバーだろ?オレンジにするか?」
そういうと、めちゃくちゃ嬉しそうに、恥ずかしそうに
「……赤でお願いします」
やばい、可愛かった……こうしてお揃いのマントをまた購入した。ルビが冒険者なら当たり前と言っていたからな……こちらの常識を聞いといて良かったよ。
武具店を出てからブラブラ歩くことにした。パーティメンバーになったとはいえ、ゆんゆんはまだまだ知り合って浅い。親睦は深めるべきだろう。前にルビは2人で出かけてるからなー……そのルビはアクアとどこかに「飛ばされている」……たまに2人で話したくなるのだろうか。
……それにしても
「なんでゆんゆんは俺の3歩後ろを歩くんだ?」
「え?だって女性は男性と歩く時こうするのが良いと書いてあって……」
「……何の本だよそれ……」
どこぞの亭主関白かおれは……マジでやめてくれ
「……ほら、こっちに並んで歩きながら話そうぜ?」
しまったーーー!そう言ってルビとのクセで手を差し出してしまった……変に思われるか!?
「――――――――!!」
目と顔を赤くしたぼっちは「ちょん」と手を乗せてきたから……もうしょうがないと思いっきり手を握ってやった……そしたら……
「――――――ボッ!」
あ、ゆんゆんから煙が出た……面白い。
あれ?何かに体に悪寒が……気のせい……か?
……
…………
………………
それから日用品や食品を購入し、宿に荷物を置いた後近くの喫茶店に向かう。その頃にはゆんゆんの手のガチガチ感は無くなってた。
「わたし……こういうの初めてなんです……誰かと買い物するのってオプションですか??……いくら払えば……」
「パーティメンバー……いや、仲間との買い物の度にお金払うとかアホか」
「だってだって!仲間とか友達とか経験なくて ……!?」
そう言い切る前に手を強く握ってやった。
「これからは俺たちと一緒だろ?仲間なんだから心配しなくて良いよ」
あぅ……という言葉以外出てこないゆんゆんは赤くなってしまった。こういう保護欲沸く人間もそうはいない。
「ゆんゆんはともだちいなかったのか?まだ子どもなのに……大変だったな……」
そう声かけると「ドン!」と勢いよくゆんゆんが立ち
「私はもうすぐ結婚できる年齢です!子ども扱いしないでください!」
「お、おう……」
「それに!…………好きな人……も……あ……」
顔がりんごみたいになり始めたな。そこに……
「タケ?ゆんゆん?」
ルビが帰ってきた。ほろ酔いのところ見ると飲んできたな……アクアにやられたか……
「る、、ルビさん!」
「なーに??ゆんゆん?」
「……私!ルビさんに勝ちたいです!」
何か宣言した。そして手を握ってきた!
「私はもうタケと進んでいるんだけど?そもそも……」
ルビが俺に目線を向ける。はい、わかってます。この手ですよね?はい、わかってますので、そのナイフをしまってもらえませんか?……手を離さなきゃ……!?ゆんゆん!頼むから離してくれ?
「えへへー……」
あかん!自分の世界だ!マジであかん!ルビ様??こないで?お願い、ルビ様ぁぁぁぁぁ!
「タケにヒールが効いて……良かったね?ちょっとザクってするだけだから……」
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
さて、ゆんゆんは何にルビに勝つかはさておき……良き仲間、良きライバルとなっているようで何よりだ。
……決して見てみぬふりしてるわけではない。
ハーレム要素って必要かな?
今のところなかったのですが、、、
ダグネスあたりがこの話に突っ込みそうですね。