その刀に宿るリッチーはなんと、、、
ビリーバー
「んで、その剣を依代にしたと」
クリス……いやエリスにことのあらましを伝えている。あの後アクアを呼んで天界の狭間という暗い部屋に連れてきてもらっている。いつもルビとアクアの2人で話す時の場所だ。もちろんルビも一緒だ。
「でも、それは返してもらいたいのです。もとは私が作ったもの(そう、わしは美人から生まれた物)……知り合いとはいえリッチーが憑いているのは許せません」
相変わらず強情なクリスだ。それにしてもジジイが邪魔で会話が頭に入ってこない(筆者も)
「なら、これと同等のものはあるのか?(おい!タケ!?裏切るのか!?!?)」
「……ないです(……ほ)」
「ならやらん。これはおれがジジイ(ダンディなおじさまじゃ!)から貰ったものだ」
そこまで言ってクリス……もといエリスが疑問をぶつけてきた。
「なんで、使えるんです?これは特典なので王にしか使えないはずなのですが……」
だが、俺はこいつが嫌いだ。
「知らん。話を聞かないおまえは嫌いだ」
そうするとルビも同調する。
「なら私もエリスキラーい」
「ルビ……え……なんで?」
そのままルビが話出す。どうやら元々は仲がいいのかもしれない。アクアの後輩2人って感じだな。
「いくら誰にもバレないようにという配慮でも、いきなり奪うのはどうかと思うの」
そう、その通り!さすが俺の女神様!わかってるぅ!
「……すみません。カズマさんがいたので短絡的に考えていました」
そう言うと、ルビが諭すように話し出した。、
「……ねぇ、エリス、あなたが神器を回収しているのは悪用されないためだよね?タケが悪用すると思う?」
「そうは思いません。でも早く回収しないと、タケの器に……」
……ん?新しい言葉が出てきたな。聞いてみようか……
「……器とは?」
その疑問は美女2人には届いてないようで……
「エリスも気づいてたのね……でも、ダメよ。多分、もう絡まってると思うの」
エリスが「やっぱり」と呟き、ルビもこちらを見る。アクアは欠伸をしている。え?俺?絡まってるってどういう事だ?
「ルビ……もしかして与えました?」
「意図せずだけどね……だからかもしれないけど、この人ビリーバーなの」
おれの職業をルビが言うとエリスが驚く……そういや古い特典とかなんとか言ってたな。
「ビリーバー……名前だけしか聞かないですが、まだあったのですね」
俺の理解が追いつかないまま、2人は話を続ける。
「私が渡したわけでない特典がなぜタケにあるのか……それに、私の中になぜあったのかも、わからないの」
「……ルビ、私がビリーバーを調べてきても良いですか?それで、特に何もなければその神器はお渡しします」
エリス、そういう起点の聞く所はいいぞ!
「調べてくれるのはありがたいけど、その間に盗むとかして急に心変わりしたのね」
「タケさんにはルビ様にアクア先輩、そして、なぜか私が探していた特典持ちの元勇者を見つけ出してくれたのです(!?!?)。何かないと思う方が無理な話です。もしかしたら……魔王を倒してくれるかもしれない……」
おい、このジジイは勇者だったのか?ただのリッチーだから魔法使いじゃないのか?(魔法は趣味じゃよ笑)
「そうね……私もそう思う」
なんか、話が大きくなってるな(大丈夫じゃ、もうデカくなっとる笑)
「なあ、2人とも……俺抜きで俺の話を目の前でされると……なんかこう複雑なんだが」
そう言うと、もはや思念ではなく自然に刀が話をしだした。
「何をいう主人よ。麗しい女性が噂しているのだ、うらやまけしからんぞ」
出てきても碌なこといわねーのな、このジジイ。
「ジジイ、途中から私欲が出てるぞ……ったくとりあえず、代は渡さなくていいんだな?」
エリスに確認をする。渡さなくて良いならそれに越したことはない。
「いいですよ。その代わりと言うか……私も「信じて」いただけますか?」
いきなりなに言い出すんだ、この泥棒は。
「強盗を信じてもねー笑」
「それは謝ります!だから私も頻繁にとは言いませんのでメンバーとして受け入れ……」
それに即答しよう……
「却下」
項垂れるエリス……そして勝ち誇るルビ。寝ているアクア。なんか女神って庶民っぽいな。
「とりあえず、代の性能も後ほど改めて教えますね。とりあえずビリーバーの効果を調べてきます」
このビリーバーの効果って、何だろうな。そして、なんでビリーバーと知ってからこのエリスは俺に友好的になったのだろうか……
「……じゃあ、そのジジイの話をさせて」
今回は短めでした。
そういやはつらつ(ミツルギだ!)
はどこてわ復活させやうかな。。