ストックはあるのですが、
読み返すとやっぱり編集したくなる。
まだまだ不手際で申し訳ない。
……は?なんでこいつがいる?
驚きと拒絶の眼差しで見ている俺を知ってか知らずか、その女神ルビが話し出す。格好はコスプレではなく、町娘って感じになっていた。
「あ……あはは……さっきぶり?」
「……」
聞けば、自分のミスを【なんらかの理由で】隠蔽しようとしたがバレたらしい。それって俺のことなのだろう。手違いといえば、本日俺に投げかけた言葉だ。俺は一応仕事をしていた。ミスの隠蔽がどれだけ大きな損害になるか知っている。
俺は、そんなバカに……
「女神だからなんだか知らないが、ミスは隠してはならない。それは道理だ。周りに迷惑をかけるな」
そう正論で固めていく
他人を間違いで呼んで、勝手に転送させやがって、それに隠蔽をしようとした!?どんな事情があるにしても俺が許せないことをしてるのは許せない。
涙目になっているルビは
「ごめんなさい……お願いします。話を聞いてください」
そう懇願してきたが
「そちらが先に話を聞かずに転生させたんだぞ?聞くわけないだろう」
そう言って部屋から追い出した。
……
――――――――――――
翌日、ルーキー2日目の俺はギルドで数奇の目で見られている。俺の風貌は、誰から見ても俺はチョロそうである。だから仕方のない事だ。気にしてても仕方ない。今はとりあえず情報も欲しい。あと、魔王を倒すのだから仲間が欲しい。そんな理由で受付の美人さんに頼んで仲間募集の紙を頼んで貼ってもらった。受付の人が言うには、ここは駆け出しの街なので直ぐに来るようだ。そんなもんか……
それから半日、誰も来ない。
みんなの目線がまだ好奇だからだろう。誰も来たがらない。まあ、今日は無理だな。
昨日からついてない、誰かに巻き込まれてばかりの人生だから仕方ないのかもしれない。いつまで経ってもそんな自分なんだなと悲しくなる。
そんな事を考えてると……
「仲間……にしてもらえますか?」
そんな声が聞こえてきた。
驚きと声からして女性ということが確定していると考えた俺は期待を胸に顔を上げると……
「……」
そこには昨日追い出した女神がいた。
目の前で必死に頭を下げている見た目は美女のバカ……
ルビはそのまま不動になった。
その光景から、周りからの好奇の目がさらに集まる。非常に良くない。ただでさえ数奇の目に晒されているのに……と言うか、こいつは昨日あんだけ拒否の態度をした相手に仲間として受け入れられると思っているのだろうか?
「場所を変えよう……話は聞く」
俺はそう言ってギルドの隅に移動した。
女神ルビもついてくる。
「……あなたは、どうしてそんなに私を拒絶するの?」
単刀直入というにルビは聞いてきた。何もわかってないのかと思い、細かく説明してあげた。
家族に会えない。事情くらいは話したかった。
不条理に飛ばされた異世界。死にかけたクエスト
もらえない特典、数奇の目に晒される
……
……
……それがルビの手違いが元凶で起きている事
「……ごめん」
言い終わった後やっと謝罪の言葉をしてきた。だからと言って許すわけがない。しかし、……
「聞いてもらえますか?」
急に意を決したような目で俺に話してきた。
この駄女神が言うには、オレはあのまま「死んでたらしい」……電車の事故で。
手違いというのは、隣に座っていた学生を転送する予定だったのだが、満員だったため、このような形になったという。
「……ということは、どのみち……」
「……うん、説明してなくてごめんなさい」
なるほど、俺はどのみち帰れなくなったのか、家に。そして、言い換えればこの女神の手違いで魔王討伐特典というやり直しの機会を得た幸運な人って事になる。
「そっか……それは何というか……昨日は……すまなかった」
思えば、神が堕天とかなかなかすごい事だ。話も聞かずに感情的になった自分をコントロールできず。思うままぶつけてしまった。それに関しては謝罪しとこう。
「……私がここにいる理由は、仕事のミスもあるけど。あなたを手伝って魔王を討伐するためなの」
……
「特典を上げなかったのも、あなたに余計な情報まであげたからなの……」
……どゆこと?多分いきなり送った情報のことか?
「ここから大事なことなのだけど、私の「神の力」があなたに情報を与えた後少しなくなったの」
いきなりなにかすごいワードが出てきた。
「神の力?」
「神の力「神聖」っていうの。何か体に変化とかない?」
「特にはないな……」
「そうなの?でも、神聖があると改めて特典はあげれないんだ」
「神の力か……これがなければ特典もらえるのか?」
「うん、でも、もう定着しちゃってる……というか情報の糸に絡みついている感じ」
「そうか……あなたに返すためには?」
「あなたがこの世界から記憶も何もかも残すことなく消えること」
おっと、なんか物騒なことをおっしゃいますね。いくら美女でも怒りますよ?胸ぐら掴んで飛ばしますよ?
「そうすると、この世界から消えて元の世界へ帰れるのか?」
「それは規定により無理なの、だから……消滅してくれるしか……」
おいおいおい、それもマジであかんやつやん。物騒どころではないぞ?おれ消えんの?
「待て待て待て……元はと言えばあなたのミスだろ?死ぬ予定だったとはいえ、それはないんじゃ?」
「そうなんですよね……」
それに、この神聖だって勝手に情報を与えたルビが悪い。あまりにも理不尽……ん?
「あの……あまりにも俺ばっかり凄いことになってますが、日常茶飯事なの?」
「……」
あ、何かあるな?
「あなたは、まだ知らなくて良いです。私の感情でやった事でもあるので、貴方にとって悪いことではないですよ」
「……そうですか。」
「とりあえず、魔王討伐目指して頑張ってください。」
それを……無茶ぶりって言うんです。女神様。
この話は竹代さん中心ですが、
テーマとして【努力と協力】って感じで進めています。
若干、このすばメンバーは綺麗な性格になってますので
ご了承ください、、、