この素晴らしい世界とは   作:脱兎の如く

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タケの日常は平和になりつつあります。
ジジイからの仮説をどのようにしたら良いか、
まだまだわかっていない2人は、
とりあえずアクセルで過ごすことにしました。


変わる日常、常識の崩壊をもたらす者

日常

 カズマたちが除霊の報酬で屋敷に住むことになった一方……俺たちはまだ宿2部屋で過ごしていた。

 そんな俺たちはここ最近親睦が深まっていると感じる。

「ルビ、ゆんゆん、同じ部屋で寝るだけさせてくれないか?」

 親睦の深待ったと確信している俺は土下座で懇願する。大丈夫だ、やましい気持ちしかない。そんな俺を見下す形で女神様が大層ご立腹な様子で……

「タケ?私とならいいけど、ゆんゆんもいるのよ?ダメに決まってるじゃない……」

 しかし、ゆんゆんは違った!

「タケさん?私……添い寝が憧れで……」

 その言葉に俺は即答する。

「喜んで!キリ」

「タケ?ちょっと天罰が必要ね……?」

 おっと、女神様にはおれの趣味を間違って認識したようだな……

「必要ない、あの信号機黄色といっしょにするな」

「そういう意味じゃない!この浮気者がー!」

 いかん、これ以上遊んでたらルビに殺される!

 逃げ足はトップクラスなことを自覚した俺は、最近遠慮なくこうやって自我全開でいる。今回も逃げる俺に追いつけないルビをからかっ……あれ?

「なぜ、縄で縛られてる!?」

 これは、バインド!?くっ!誰だ!

「ふふん、この間のお返しだよ!髪、痛かったんだからね!」

「く!きたねーぞ!クリス!」

 簀巻きのようにされた俺に……

「さあ、覚悟はいい?」

 ゆっくりと天罰が歩み寄る……

「まて!話せばわかる、わかるからぁぁぁぁぁ」

 

 

 ボコボコにされた……

 

 

「ルビとタケがいちゃついてる間に神器探してたのにないな……」

 クリスさん……いちゃつきではなく蹂躙と言います。

「刀……というやつですか?あれならタケさんの中ですよ?」

「へ……?」

 ゆんゆんの言葉に呆気にとられたクリスが俺の方をみたので()()|から刀を出す。縛られてるもんね、仕方ないね。

「……タケ、それは引くわ……」

 おい、ルビは引いたらダメだろ。

「タケさん……その……それは……」

「神器が汚された……」

 おい美女ども、俺の刀に何か言いたいことあるのか?

「仕方ないだろ?こんな状態だし……」

 そんな俺にクリスは呟く……

「とは言っても他にあったろ……」

 そして、またルビが静かに近寄ってきて……

 

 ……頭がガンガンします……

 その後3人に引っ叩かれた俺は街をぶらついている。

 女子会をするから出て行ってだと……

 ルビは2人きりの時以外はくっつく事をやめている。彼女なりに気を遣っているのだろう……俺は不満だが。

 

 ふと、街の片隅と言えるところにある魔道具店が気になった……「ウィズ魔法具店」か……入ってみよ……

「リッターのくせにお茶も出ないのかしら!」

 ……やめとこう、青い厄災がいそうだ。

 そんな時カズマが飛び出してきた

「あ!タケ!ちょうどいい!助けてくれ!」

 無論即答する。

「……パスで」

 そんな時、1人部屋をいいことに最近お世話になっている「ある言葉」をカズマが呟く

「……サキュバスの割引券がここに……」

「弟を困らせている駄女神はどぉこぉだぁぁぁ!」

 

  ………………

 

 魔法具を勝手に消してお茶をたかっていた駄女神を男2人がかりで泣かした後、改めて店主に挨拶をした。

「冒険者の竹代和です。タケと呼ばれています」

「ウィズ魔法具店の店長ウィズです。よろしくお願いします」

 自己紹介が終わったので……俺の中の本題にうつる

「ウィズさんはリッチーなんですか?」

「……え!?」

「さっきそこの青い厄災が叫んでたから丸聞こえでしたよ」

 カズマが駄女神の元へ行く……また、泣かされるな。

「あの……そう……なんです……リッチーなんです」

 駄女神を泣かせたカズマが慌ててこちらにくる。

「タケ!この子は良心があるリッチーなんだ!見逃してくれ!」

 そんな弟に俺の真意を伝える。

「見逃すも何も、討伐やらなんやらしないよ、でもそうだな……胸だけ揉ませてください」

 土下座をして懇願する……なぜか隣にカズマも来た。さすが兄弟!一連托生だな。

「……それは、ちょっと」

「ちょっとカズマ!女神の従者がアンデッドに欲情してどうするの!」

 ……ちっ、ダメか……ここは体裁を取り繕おう。

「冗談ですよ笑。私もこの間までリッチーと仲良くしてたので……」

 代のことを思い出す。思えば俺が解放されたのはあいつのせいだからな。

「私の他にもいるのですか?モンスターでもない人のようなリッチーが……」

 どうやら別のリッチーにあったカズマが応える。

「いるぞウィズ、俺なんかキールのダンジョンでかっこいいやつに出会った」

 その言葉にアクアが反応する。

「ちょっとカズマ?女神の従者がアンデッドをかっこいいとか思わないで欲しいんですけど」

 この2人は仲が良いんだなー。ルビが憧れると言っていたのも多少うなづける……ん?なぜ悪寒がするんだ?

「タケ?なんでリッチーの胸を所望してるの?」

 あるぇぇぇぇ?なぜにルビさんがいらっしゃ……

「タケさんって浮気ものなんですね……」

 あ、ゆんゆんもか……

「またネタが見つかった……ププ」

 なぜクリスもいるのですかぁぁぁぁ!?

「まて、これはことの成り行きで……」

「巨乳のアンデッドに最初に土下座をしたのはタケで、カズマはそれ見て便乗しただけよ」

 あ!青い厄災が余計な事を……!

 

 ………………

 目が開きません……

 ………………

 

 またボコボコにされた俺は、魔道具店のポーションで一命を取り留めた……これまでボコられたけど、圧倒的にルビがおおくやっている。

 本当に浮気をした暁には、天に召されること必須だな。

 

 ジジイが居なくなって、体に染み込んだ俺の刀は、自在に出すことができるようになっている。「光」が俺の中にあると思うと、やはりまだそわそわする。

 ルビが言うには、また魂に絡まっていて取れないそうだ。

 俺の魂ってイヤホンコードや糸のようなものなのかな?

 

 街の散策も飽きて、日も沈みかけたところ。

 そろそろ帰ろうかと思っていると……

「……よう、冒険者、いや……」

 顔を隠すようにローブをしたいかにもなやつに声をかけられた

「……ビリーバーさんよ」




物語は一度、
誰も触れたことのない領域に達していきます。

またお気に入りが増えてる、、、
全裸にならねば(使命感)
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