この素晴らしい世界とは   作:脱兎の如く

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天界での戦いです。
足の速さは神級のタケ、
ここではその速さが使えるのか!?


神との戦闘

ハーレクイン戦

 ゆんゆんのところまでの距離……大体30メートルほどを、まるでその距離を縮めたような……無理のない体の動きで、そして一瞬で近づいたあの女神。誰がどう見ても人外の存在なのだろう。しかし、その異質な存在でも予測不能なこともある。

 「なぜだ!?なぜ能力がある!?」

 ハーレクインはその突然の攻撃を避けることもできずまともにダメージを負った……天界ではなにも法則がないはずの下界の人間が、その世界の魔法を放ったのだ。

「これがビリーバーの力が!?」

 ……後にゆんゆんは知ることになる。紅魔族は特典をもらった異世界人が作り出した「人造人間」……そう、

 ()()による()()()()()()()()()()()なのだ。正確には違うのだが、その存在はとある日本人によって手がけられたものとなる。用は()()()()()()()と言う事だ。

 そんな事を知らないゆんゆんは……

「これは……ぼっちだからって事!?」

 とてもとても、盛大に勘違いをしていた……

 “世界の法則に沿っていない離れた存在=世界のみんなの輪に入れてない存在=ボッチ“

 そんな方程式が彼女の中にできていた……悲しい生き物……ボッチ……

「ゆんゆん……それは違うと思う」

 ルビとタケは必死に宥めていた……そして、2人とも思った。それどころではないんだよと……

 タケはハーレクインが驚いてる間にしかける。

「……まったく、しっかりしろ!とりあえず、ゆんゆん!連携を!」

 その言葉にハッとしたゆんゆんが詠唱を始める。

「はい!カースドライトオブセイバー!」

 その魔法により雷が俺を帯びる……よし!いける!

「ルビ!」

「私は大丈夫!私も魔法は使える!さっきタケにかけといたから!やっちゃって!」

 体勢を立て直したハーレクインは笑いながら

「たとえビリーバーといえども神の私の速度には「遅いんだけど」……な!?」

 そしてもちろん転生したものであり、どの世界にも属すことのできなくなっている俺の能力も存在してる。そう、俺も()()()()()()()なのだ。

「クソ……転生したものは能力なしの一般人ではないのか?」

 まともに縦ギリを喰らわしたのに防がれた……やはり神か……強いな……ちょっとはよろけてくれよぉ……

「なぜお前如きがわれわれの速さに匹敵している!?ビリーバーは速度上昇なわけないだろ!?」

 何か相手が驚いてるが……実際俺もわからないのだから応えれない。そもそも、おれから速度とったら、誰かいないと生きていけない人なのでそれ以上は疑わないでくださいお願いします。

「もういっちょ喰らわすぞ!ゆんゆん!もう一度!」

「はい!」

 雷撃を受ける……そして……

「タケさん!もう一つ!」

 今度は風魔法を受ける。その瞬間……風が舞う……

 「おお!2つ俺に宿ったぞ!すげぇな……ゆんゆん!ナイスだ!……おい!ハーレクイン!」

「……ク、来い!下界人が!」

 ハーレクインとおれは違いに高速に移動し、交錯し合う。神ってなんなんですか?こちとら、特典で作った刀なんですよ!?素手で受け止めないでくださいよ!

 そうして、俺は神の速度と渡り合い……そして……

「っらぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 ノイズをだおした時と同様に()()を放つ事でいっぱつキツいのをお見舞いしてやった。剣先から風の渦と雷が放たれる。

「うぐ……ぐぅぅぅううぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 そのまま、ハーレクインは雷と竜巻の中を飛ばされていった……吹き飛ばしただけだからわかる……

 ありゃ、倒せてないな……

 

 …………エリスの部屋がはちゃめちゃになってしまった……

 

 ……

 …………

 ………………

 

 ハーレクインはまだ攻撃をしていない。それが幸運だった……ここに居ればまた襲ってくるかもしれない。次はきっと俺たちが対抗する事を見越してくる。急いで帰る方法を探す。

「やばいぞ!?本当にないのか!?」

 本格的に焦ってきた他力本願人間ことタケは周りに助けを求める。なんとも頼りがいのないリーダーである。

「エリスの部屋に一つくらいあっても……アクア様なら可能性あったのにな……」

 ルビがそう呟いた……

「アクアの部屋は?」

「別次元だよ……」

 そうか、別次元か!?

 ……後に考えたのだが、この別次元にあるというのも、何か引っかかるんだよな……

 だが、もう、こう言う世界に慣れてしまった自分がいる。次元とか言われても驚かなくなった。しかし、

「……フシュー」

 処理能力を超えたゆんゆんは別らしい……あー!!!もう!しっかりしてくれよ!(他力本願)

 腹いせにゆんゆんにセクハラしようと考えてた矢先

「そこに居るのは……誰だ?」

 妙に……でかい人が現れた。でかいと言うのは、その体格もだが……()()()()がハーレクインの比にならないほどでかい……おいおいおい……おれ、ここで消滅するな。こいつと戦ったら……

「お前は末端の神か……そして、なぜ人間が2人もいる??……ん?」

 その神はそれまで一瞥していた俺に体を向けて見るなり……

「ほう……ビリーバーか……」

 懐かしそうにそして、優しく、嬉しそうに呟いた……




タケ
ほぼ無理やり転生。
元の世界にも代わりがいる。
よって、どこの世界にも属していない。

ゆんゆん
本文参照

よって、この2人は本当の意味で
ぼっちである。
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