この素晴らしい世界とは   作:脱兎の如く

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戦闘後の話しになります。

こうやって、場面場面で繋げるから長くなるんですよね、、、
でも、こういうところって書きたくなりません?



ジジイと石像と

ジジイと石像と

 いろいろ考えるのをやめて、俺に関わる人、物に全幅の信頼を置いた俺は、さっきまでとは全く違う戦闘をしている。4人に立ち向かえてる!

 「うらぁぁぁぁぁぁぁ」

 石像の剣士と剣をまじえる瞬間に刀を返す……

 俺目掛けてきた剣先は頬の横を空振り……

 ……空を切った

「遅いんだよぉぉぉぉぉぉぉ!」

 神速で後ろに回り込んだタケはそのまま回転と共に切り掛かる。石像のトラストは体を反転し受け止めようとしたが……

 ()()()()()()()()()()()切り抜けた。

 途端、石像は形を崩れないままに止まった。

「剣士はとまった!次だ!」

 背後から潜伏したまま盗賊が切り掛かる。

「……グ!……っしゃぁぁぁぁおらぁぁぁぁ」

 その手首を掴み、投げ飛ばす……そして……

「くらえ!「投擲!」」

 避けることのできない空中でノーネームを撃退した石の投擲を喰らわす……のではなく……

「狙いはこっちだ!」

 プリーストと魔術師を狙う。2人はなんとか避けるが……すでに「タケは石を持って走り出していた」そのまま投擲するために……

「俺の本当の投擲を……くらえ!」

 神足を利用した投擲。その無慈悲な石の弾丸が2体の石像を貫き……止めた。

「最後だな。盗賊さんよ……ん?」

 盗賊がいない……潜伏と透明か……しかし……

「……」

 スピードは俺の方が速い……それに、

 敵感知というスキルは()()()()俺にだってなんとなくわかる!

「だいたいそっちの方だな??こいよ……動いてからでも……間に合う!」

 突然現れた盗賊の石像の短剣に対して刀の剣先で軌道を変えて、相手の剣先を避けてそのまま……

 代で斬った。

「俺は、代も、石も、自分の足も、感覚も信じる。俺に関わるみんなを信じる。それが今の俺の答えだ」

 

 ――――――――――――――――

 

「だいぶボロボロになったのぉ……」

「うるせぇよ。」

 トラストは動かなくなった石像を見ながら満足気にしている。

「早くルビ達を呼んでくれ……痛すぎる」

 ヒールでも回復役でも良い……気力が持たない……

「うむ……そうだな。それが……その……」

 トラストはポリポリと頭を掻きながら

「……スイッチ、壊れてた」

 ……はあ???????

 

 その後、痺れを切らしたゆんゆんの魔法とルビのアクア直伝のゴッドブローで壁を破壊した2人が駆けつけて、なんとか回復を果たした。勿論……

「トラスト!なにしてんの!」

「こういうことは早めに言ってください!」

 美女2人に詰められているジジイの姿が見られた。ん?ジジイの顔がシリアスになってないぞ?

「……もっと近寄って良いぞ?もう少しで見え……」

 ……ドゴ!

 あ、殴られた笑

 

 ……ありがとう2人とも……ちょっとスッキリした。

 

 ――――――――――――――――

 

「さて、何か気づけたのか?」

 ぼこぼこの顔のトラストが真剣な声色で語りかける。どこを見ているのだろうか?腫れた顔でトラストの目を見る事ができない。

「そうだな……とりあえず、自分を信じることにするよ」

 まずはそう話をした。続けてトラストに説明する。

 

 ――ステータスは意味をなさない

 ――魔法とスキルは完全なものではない

 ――それらは自分で切り拓ける

 ――ひたすら己を信じ切る!

 

「とりあえずこんなとこか」

「まあ、上出来じゃ。なぜわかった?」

 満足気にトラストが言う……まだ顔が見えない。

「トラストの助言がなかったらわかんなかったよ」

 とりあえず、ご老体の喜びそうな言葉をかけてやった。

「だって、「気づきかたは人それぞれ……」だろ?」

 その言葉にトラストはニヤッと笑った気がした……

 顔が見えないんだけど……なんとなく、そう思った。

 トラストよ、サムズアップくらいしろ。

 

 さて、宝物庫とやらを見せてもらおうか……と思ったが、そこに行き着くには石像達の前を通ることになる。当然ルビが……

「トラスト、この石像たちは?」

 ……と聞いてしまった。俺はなんとなくわかっていたが……

「ワシの、昔の仲間の魂じゃ」

 そう言い、先ほど俺がいた大広間に向かっていった……昔の仲間の魂をここに残しておいたのか……でも、動かなくなったということは……もう……

 ……しばらくして戻ってきたトラストは……

「いや、ワシの石像、なかなか美形だったのぅ」

 元の調子に戻っていた……なんだろう、すこし、目が湿ってる?腫れてて見えないけど……

「この美形のワシなら、ゆんゆんちゃんもワシにメロメロじゃろうよ!」

 腫れた顔で13歳をナンパする500歳以上のジジイがいた。このエロジジイ、シリアス返せ。

「……タケさんから見たらトラストさんはホコリ以下ですね」

 ゆんゆん、俺を対象に出すな。それにその目線は流石にやばい……ゴミを見てるようだぞ?

「あら?ゆんゆん?「私の」タケを物差しにしないでくれない?そこの変態ジジイと一緒にしないでよね?」

 ほら、ルビが反応した。その言葉にゆんゆんは悔しそうにする。まあ、俺はルビ一筋だからな、それは間違いない。だが、このままだと巻き込まれるな……

「トラスト……先に行こう」

 言い合いがはじまりそうだ。

 ジジイ……自業自得だが、涙拭けよ……

 

 

 ……………………

 ジジイ視点

 

 あばよ、かつての仲間達

 

 ……………………




ジジイはタケに何を残そうとしているのでしょうね。

そして、この話はいつ終わるのでしょうね。

会心の一撃の投稿が遅れて行く、、、
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