この素晴らしい世界とは   作:脱兎の如く

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プロローグの終わりみたいなものです。
やっと序章が終わった、、、これめっちゃ長くなるんやないか?
書き溜めの10分の1がやっと出せました、、、

執筆時間より編集時間のほうがこれからはかかりますので、
投稿はやはり1週間に一度ってペースを見ていただければ幸いです。

追記
お気に入りが、、、増えてる、、、だと!
こんな駄文を、、、
圧倒的感謝、、、!!!


真っ白なパレット

能力がない【真っ白なパレット】

「やっぱりレベル上がらないんだね」

 ルビはそう言うとカエルの唐揚げを頬張る。まだ数日しか過ごしてないが、この子女神なんだよな?庶民派すぎるんだけど……そして可愛すぎるんだけど……クエストは行ってないが、最初のジャイアントトード5匹討伐してたことをルビに伝えた。普通はそれだけで3つはレベルがあがるらしい。

「レベル上がってもスキルなんて取れるわけではないし影響はないけどな。ステータスも数値は上がってないよな。筋力は上がったと思うんだけど」

 そう言ってポーズをとる。実際に多少なりとも力は上がっている感覚はある。とりわけ走っても疲れなくなった。

「あんなにトレーニングしてもなにもステータス数値は上がらなかったもんねー」

「そうだな…」

 ポーズを無視された俺は項垂れて落ち込む。

「女神様は今後について、何かいい案ある?」

「ごめん。ない」

 なるほど……はあ、じゃあ……

「おれ一般人と同じってこと?」

「うん……そうなるかもね」

 魔法もスキルもない一般人……いやサラリーマンか笑

 こりゃまいったなー

「このままだと俺なんもできない人だぞ?」

 ステータスも一般人、能力も平均。魔法もスキルもない。元いた日本と違って、ここは強くない死んでしまう。

「……そのうち何かに目覚めるんじゃない?」

「……そのうちって……はあ」

 なげやりな俺の相棒に思わずため息がでる。

 とりあえず、話を変えて前向きに考えよう

「そういえば、この前の買い物の時に片手剣買ったけど……その時スキルについて聞かれたな。「スキルはもつお持ちですか?」って……ないって言ったら何やら微妙な顔されたっけ……思えば、なんで片手剣ってスキルがあるんだろ。誰でも練習すればできそうなのに……」

「…………そこまで言うなら、この後練習してみれば?ギルドの鍛錬場で」

「そんなところがあるのか。よし、この後言って見るか」

 

 …………

 

 鍛錬場。スキルを習得した冒険者がそれを試す場所。たまに試し切りをしている人も見れる。ただ……

「スキル持ってる人と持ってない人でこんなに差があるんだな」

 一目瞭然な状態だった。スキルを持っているだろう人は形になっているというか、その武器使えるんだなって動きをして……そうでない人はまるでおもちゃを振りまわす子どものようだ。おそらく、試し切りにでも来ているのだろう。あの姿をみると、なんだかここで練習して良い気がして安心する。

「ここが空いてるな……よし、やって見るか」

 とりあえず、、一応授業で剣道を習ったから、記憶を辿りながら「小手」をして見る。すると……

 ………………

 鍛錬用の藁がザックリと切れた。

「あれ?カズってスキル持ち?だっけ?……」

「んなわけあるか……たぶん剣がよかったんだよ」

 なんとなく……次に見たことあるアニメの見様見真似で技を繰り出して見る。抜刀術的な感じで……すると、

「……藁が切れたね……」

 藁束は真っ二つになった。

 こんなに剣って簡単なんだなー。もしかしてスキルあったっけ?とカードを見て見ると……

「小手」「抜刀」のスキルが発動していた。

 ……え?どゆこと?

 

 ………………

 

「初スキルおめでとう」

「あ……ありがとう」

 その後2人で話をしたり、試したりして仮説ができた。それは、「自分で思いついた事で体現できればスキルになる事」である。

 例えば、石を遠くに投げたら【遠投】【投擲】のスキルができた。できる前にめちゃくちゃな投げ方をしたが発動しなかった。要は鍛錬した、もしくは練習してできる事がスキルになるってこと……だ。

「あれ?それってスキルって言うのか?」

「……そうだね。もうできることをわざわざ言葉にしてるだけだもんね。」

 それは言わば練習して、できた技術に名前をつけているようなものだ。それから試す事に時間を費やした。どうやら経験した事も文字にしてくれるらしい。

 ただ、魔法だけは使えなかった。ヒールも、ギルドにいた魔法使いに頼んで見せてもらった(受けた)ティンダーもクリエイト系も全てダメだった。これは鍛錬(勉強)をしてみればと言うルビの助言通りにしてみよう。魔法は使ってみたいしなー……

 だが、それ以外は「なんでも」練習次第でできるということになる。

 

 …………

 

「今日分かったことは……あなたは何にも染まってない【真っ白なパレット】て事ね」

 ルビはちょっと嬉しそうに話した。何もない、けど、なんでもできるし染まれるって意味らしい。

 このビリーバーについては、まだまだ未知数なこともあるが、今はそのパレットみたいな認識で良いのだろう。俺には何にもないと思っていたから、今回の件で少しは気が晴れたし、やることがなんとなくわかってきた。

「今後は少しずつスキルを増やすことね。今はお金はまだあるし……」

「そうだな、経験したことをしてみればスキルになる……か……ほんとかな?」

「……え?」

「ビリーバーだろ?できると信じ切ったらできたりするのかもな」

「それだと良いねー……でも、魔法つかえなかったじゃん」

「そうだったな……」

 

 魔法か……誰かの力を借りてでもいいから使いたいな……火を出してみたい!

 でも、、、そもそもなんで、俺の世界は魔法がなくて、ここでは使えるんだろう。




ステータスが変わらない、レベルが変わらない。
魔法もスキルもないけど、
何かを成せたら手に入るようですね。

さて、こんなタケがなぜジャイアントトードを倒せたのでしょう。
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