この素晴らしい世界とは   作:脱兎の如く

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やっとこのすばメンバーと出会いました、、、
長かったです、、、
この後から更新は徐々に遅くなる見込みです。
たぶん。


第一章 冒険のはじまり
カズマパーティとの出会い


冒険のはじまりと仲間

「……」

 あれから勉強に鍛錬に明け暮れたが、魔法は習得できなかった。

 ただ、分かったことは……

「ステータスとスキルってあんま関係ないのかもな」

 と言うこと。料理スキルなくたって料理ができる。そして片手剣スキルなくても剣は振るえる。鍛治スキルなくても分かれば剣も打つ事くらいできる。そうなってくると当然疑問が浮かぶ。

「スキルってなんだろうな。誰がどうやって与えてるんだろう」

「そう……だね。正直、カズが器用なだけだと思ったけど、どうにもステータスは普通だもんね。あとひとついい?タケってそんなに()()()()()()()

 ルビは首を傾げて言う。最近、本当に打ち解けたのか、互いに妙な緊張感もなくなった。だから思う。こいつは可愛いすぎなんだよなぁ……こんなちょっとした動作でドキッとしてしまう……

 それはさておき、足が速い?確かに、ジャイアントトードと戦っている時は体が軽く、足が軽やかだった。だからこそ、舌も避けれたし、回り込めたからな。

 あ!これって特典か!?

「なあ、天界で貰える特典って、ここでもらえないよな?この足の速さは特典じゃないか?」

「前にも言ったけどタケには渡せないというか、渡す事ができない。足が速いだけの一般人になったね……ごめん」

「悲しいから言わないでくださいおねがいします」

 これからどうするか……魔王倒そうにも今では無理……

 なら……

「ルビ、ギルド行くぞ。仲間を増やそう」

 

 …………

 

 ギルドはキャベツ収穫後という事で賑わっていた。

 キャベツが空を飛んで襲い掛かるとか、異世界怖い。

 賑わっているのを横目に掲示板を見る。

「お!仲間募集の紙!……上級職のみか……」

 とりあえず、青髪のプリーストと冒険者の人か……今はこの紙しかないし、話を聞きに行こう。

 

 ……

 …………

 

 割りかし早く当該人物には出会えた。……しかし

「カズ……やめよ?あの青髪の人と目を合わせたくない」

 ルビがビビっている。

「けど、あのパーティ以外募集ないんだ。話だけでも聞こうよ。俺が行くからギルドカード貸して」

 そう言ってカードを受け取り、募集していると思われる人物達が座るテーブルに着く。

「食事中にすまない……仲間募集の件で来たのだが」

 リーダーだと思われる青年に声をかける。まだまだ子どもだ、この世界はこんな幼い子どもも戦うのか……

「ああ……実はもう2人入ることになって、募集取り下げる予定だったんだ。すまない。」

「ちょっとカズマ!この人の話聞くのよ!黒髪と黒い瞳!あなた転生者でしょ?!」

「!?」

 青い瞳の青い髪の女性がうるさく会話を遮る。かずまと言われた人物はハッとした顔で見上げてきた。

「あの……お名前は……」

「竹代和と言います、そちらは?」

「佐藤カズマと言います」

 その瞬間握手が固く結ばれた。

「カズさんは同郷なんですね!!嬉しいっす!!、……その特典はなんですか?」

「……いや、特典は……ないんだ」

 固い握手はあっけなく離された。

「……えー、ならいらない」

 なんてこと言うんだこの少年!

「そう言わないでくれよ……なら、教えてくれよ。そちらの特典は……」

「ふふん!この私よ!」

 青髪のプリーストが胸を張る。

「このアクア様が特典よ!!」

「特典どころか厄災だけどな」

「なによーー!!」

 ……う、うるさい。にしても、女性の特典とか、このカズマという男。なかなかやるな。能力よりも性欲か!

「ちなみにカズさんは職業はなんですか?それ次第では仲間にでもしてあげますよー」

「……㌧」

 無言で俺とルビのギルドカードを出す。

 ここでキャベツを食べていた赤い眼の少女と、鎧を着込んだ金髪の美女も覗き込む。……このパーティは女性ばかりだな。

「アークプリーストと……「ビリーバー?」」

「自分の職なんだが……いまいちわからない」

 すると青い髪のアクアと言われた女性がまた会話に加わる。

「……カズマさんカズマさん」

「はいはいカズマです」

「この人達仲間に入れましょ」

「はあ?……アクアはこいつについてなにか知ってるのか?」

「多分この人、魔王倒せるわよ」

「「「!?!?」」」

 カズマと俺と隠れていたルビは驚いた表情で固まってあげかなくなった。

「あ、やっぱりいたのね「ルビ」」

「バレましたか……アクア様」

「2人は知り合いか?」

 カズマが問いかけるが、俺はその前のやり取りからルビがアクアに認識があることは知っていた。……良い印象とは言えないが。

「アクア様……あの……」

「まあ、なんで「女神候補」がいるのかわからないけど」

 気がつくと、真っ暗な部屋にアクアとルビと俺だけがいた。

「全く……どうせヘマやってミスしたんでしょ?」

「……はい。」

「……それで、……えーっとカズっていうとわけわかんなくなるからタケって呼ぶわね。」

「……」

 まって、着いていくのに必死だから待って!

「あなたのビリーバーっていうのは特典よ。なんでこんな古い特典があなたくっついているかは不明だけど」

「……そうなのか?特典なのか?でも特典の割には全然レベルも上がらないし、魔法も習得できないぞ?そもそも、足が速くなるのにビリーバーってなんだ?」

「あなたバカ?特典はその転生者が貰う時に説明読んで選ぶものなの!私は知らなくていいの!」

「……と言うことは」

「私はしらない!」

 おい、まじか……今何かしらわかるフラグだったろ?結局何もわかってないじゃないか?

「……ところでルビ」

 いつのまにかギルドに戻っていた。女神の力って凄いな…さっきの部屋の会話はどうやら3人以外には聞かれてないらしい。なぜ、隠さなきゃいけなかったのか。んー、、わからん!

「とりあえず、自己紹介して頂戴!」

 アクアの言葉にハッとした俺たちは、

「竹代和だ。職業はビリーバーっていう俺にもわからないものだ。よろしく。」

「ルビです。アークプリーストしてます。よろしくお願いします」

 こうしてカズマパーティの仲間になった……

「そう言えばカズマ。なんで女性ばかり募集したんだ?」

「違う、俺も望んでないんですタケの兄貴……」

 なぜ、こんな美女揃いで疲れ果ててるんだか、、あ!そうか!気苦労してるのか!まだ若いもんなー。そりゃ気を使うよなー!

「きっと、竹代さんが考えていることではない理由で疲れてるんですよ」

 カズマが突っ伏して答えた。




ジャイアントトードさんはカズにやられた時はヒットアンドアウェイ戦法だったのですが、
どうやら足が速くてアウェイに対応できず、攻撃が当たらなかったようです。

そうしてちまちまちまちま削って倒したようですね!
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