どうしても、日常的なものを書きたかったんです。
修行 鍛錬 訓練
カズマ達の仲間になったが、キャベツ報酬でしばらくクエストには出ないと言う事と、大人数のため、普段は別々で行動している。今ここには麗しきわが女神ルビと、騒音機とおれがあだ名をつけたアクアがいる。
なぜアクアがここにいるのか?
「じゃあルビ、お茶をおかわりね!」
「はい!ただいまもってまいります!」
ルビを子分としてこき使うためである。そして、おれたちと親睦を深めるという名目でいろいろたかっているのである。こいつは……いろいろ終わってるな。
「おい、アクア。やる事ないなら彼氏の元に戻れ」
「タケ?言って良い冗談とそうでない冗談ってあると思うの、あのヒキニートが彼氏とか我慢できないんですけど、謝って!高貴な女神を社会のゴミの彼女と言ったことを謝って!」
ヒキニートだったのか、あいつ……可哀想に、なんかあったのかな?……ん?
「……」
アクアの後ろにカズマがいて、駄女神を見下していた……
「おう、カズマ」
「……ふぇ、か、カズマさん?あの、無言で近づいてこない……で……ふああああ!!いはいいふぁい!」
「タケさん、こいつの彼氏とかどんな罰ゲームですか。俺にも選ぶ権利がある」
そりゃそうだよな。おれも見てからは良くてもこりゃいらないな。
「だよな、すまない。」
頬が真っ赤になるくらい引っ張られたアクアはジト目で
「何よー!!」
唸っていたがほっとこう。
カズマもそう思ったらしく、おれのトレーニングについて聞いてきた。
「タケさん、それ以上筋肉つけてどうするんですか?うちの変態クルセイダーになりたいんですか?」
「変態にはならないぞ、お前ではあるまいし」
変態と鬼畜の名を欲しいままにしていると聞いたので、切り返してみた。
「誰が変態ろりこんだこら。」
「そこまで言ってない、落ち着けロリコン」
「……おい、誰が原因でロリコンだのなんだの言ってるか聞こうじゃないか」
爆裂散歩後(事後)らしく、木にもたれかかっためぐみんが眼を真っ赤にしてこちらを睨む。ちなみに変態クルセイダーは実家に筋トレに行っていると言う。
それにしてもどこを見てろりこんか……
「……ふっ」
「おい!私の体でロリ要素があるなら聞こうじゃないか!どこを見て思った!?例え新入りでも紅魔族として喧嘩は買いますよ!」
……あー、騒がしい。その光景をみてルビがオロオロとしている。あー、かわいい。
アクアがカズマに回収された後も鍛錬に励む。カズマが言うには少なくとも5日後には試しでジャイアントトードを狩りに行くとのことだ。
仲間になって1つもクエストに出ていないから俺たちの力試しの意味があるようだ。
「そういえば、クエスト自体は2回目だな」
最初のジャイアントトード以来ぜんっぜんクエストでてないな。
「タケがそうやって修行ばかりだからね」
「仕方ないだろ?」
おれ弱いもん。鍛えなきゃ不安だもん。
「そうだけど……たまには私の用事にも付き合ってよ」
カズからタケに呼び名が変わったルビは頬を膨らませる。何この可愛い生物。いろいろな事情から女性不振気味だけど、それでも真の可愛い生き物からは心は癒されるものだな。駄女神は除外な?
「クエスト前だぞ?」
「だからだよ。戦い方は大丈夫なの?」
「……あ」
「やっぱり考えてなかったんだね?」
「……コクリ」
「ほら、ギルドの鍛錬場行くよ!」
……
…………
………………
「まずはどこまで力が上がったか見ないとね」
ルビが言うには、ギルドカードには俺のステータスは正確には記載されないと考えているらしい。古い特典にはそう言ったデメリット面もたくさんあると言う。
「とりあえず……この藁束でいいか」
俺は目の前の藁束を試しにショートソードで切って見る。いつも通りにスパッと切れた……と思ったら、来てれない。
「……ねえ、タケは何をしたの?」
「多分、藁束を切ったんだと思う……」
そう会話を言い終えると、ゆっくりと綺麗な断面を見せながら藁束が離れていった。あれ?こんなにおれ剣の達人みたいにできたっけ?
「……どゆこと?」
どうやら、食事と寝る以外鍛錬に費やしていた俺は、想像以上に強くなっているのかもしれない。
「……剣のスキル取ったの?」
「おれが聞きたいよ」
その後、拳、ショートソード、弓矢、槍、斧、ハンマーなど色々試して見たが、しっくりくるのはショートソードと拳のみだった。
とはいえ、もっと突出すべきなのは【足の速さ】である。確かに、ランニングは欠かさず2時間して、ダッシュも1時間くらいした(ドン引きしてたルビが懐かしい)。しかし、こうもすぐに効果が現れるのか?
「ルビ……なんでこうなってるんだと思う?」
「うーん……確証はないけど、タケが強くなりたいって思ってるから?かな?」
「何それ……俺のモチベーション次第で強くなるってこと?」
「言い方はアレだけど、そう言う事ね。ここ数ヶ月凄い勢いだったものね」
ルビよ、いつもトレーニングを見ていたのが美女なんだ。男としてモチベーション上がるだろうよ。あれ?もしかしてルビのおかげ?
「……どしたの?」
「……いや、ルビが見ていたらどこまでも強くなれるなーって」
「――――――――!!!!」
ルビは何も言わずに顔を真っ赤にした。可愛い。
潜伏スキルでその様子を見ていたカズマとアクアから早く付き合えと邪念を送られていた事をこの時は気づいていなかった。
はじめての投稿でうまく言ってるか不安で、、、
応援していただけるとありがたいです。
また、想定よりも多くの方に読んでいただきありがとうございます!
今後ともよろしくお願いします!