強化人士4号は死ねなかった。
「何故、死ねないんだ!!」
「僕をガンダムの呪いから何故開放してくれないんだ・・・」
4号は落胆していた。何故自分が今存在している事を後悔していた。
「ガンダムの呪いから解放されないのか、」
「苦しんで生きるくらいならいっその事、」
4号は、ガンダムの呪いから解放される事を望んでいた苦しむくらいならいっその事楽にして欲しかったと思っていた。
「強化人士4号まだあなたには使命が残っています。」
「新たな強化人士が用意されるまでの影武者として最後まで務めさせて貰います。」
「御命令とあらば、」
4号は、御命令とあらばと気持ちと対極の言葉を雇い主であるペイル社CEOへと従った。
「次の強化人士が用意できるまで」
「学園では引き続き、エラン・ケレスとして影武者を務めさせてもらいます。」
僕の学園生活が再び始まってしまった。
ベネリットグループ主催のパーティーが終わり、4号は参加せずエランが参加しミオリネが学園に戻り次第4号は再びエラン・ケレスの影武者として一時的に役割を果たす事になる。
ミオリネ・レンブランが株式会社ガンダムを創設し地球寮とベルメリアは株式会社ガンダムでのサポートをしていた。
4号はアステカシア学園に復学し、株式会社ガンダムの偵察の為に地球寮へ出向いた時だった。
「エランさん・・・・・・」
スレッタ・マーキュリー、スレッタが偶然4号の前に現れた。
「スレッター・マーキュリー・・・・・」
4号は、スレッターと出会ってしまった。
4号とスレッタに沈黙の時間が続いた。
「エラン・・・・・さん、あの時の約束の場所へ行きましょう。」
あの時の約束の待ち合わせの場所、学園の公園のベンチへと2人は向かった。
「あの時のパーティの時のエランさん格好良かったです。」
「僕は心配してたよ、」
たぶんあのパーティのエランだろうと、4号はエランだと思わせれるようにスレッタの話に合わせていた。
「エランさん、あの時の約束の場所へ行けなかったのですか?」
「私、エランさんの事ずっと待ってたんです。」
スレッタは、約束の日に会えなかった理由を聞こうとしていた。
「ごめん、約束通り待ち合わせにいけなくて」
「君との決闘に後悔はないよ。」
4号は、スレッタの決闘は後悔が無かったと伝えた。
スレッタとの待ち合わせの時間にあの場所に行けなかった事を謝り後悔して悔やんでいた。
「いいんです、エランさん。」
「エランさんと会えて良かったです。」
スレッタは、エランに会えて嬉しそうな表情で喜んでいた。
「エランさんの全て教えていただけませんか、」
「待ち合わせの日に聞きたかったんです。」
「私、エランさんを知りたいんです。」
スレッタは、待ち合わせの日に聞けなかった事、決闘での勝利した理由エランの全てを教えて欲しいとエランに伝えた。
「決闘ルールには逆らえない。」
「僕が知ってる限りを教える。」
ペイル社の情報を悟られないように、知っている範囲での情報をスレッタに伝えた。
「僕には家族が居たんだ、」
「母親が1人、父親は分からない・・・・・」
4号は自身の知っている限りの過去をスレッタへと伝えた。
「お母さんいたのですねエランさん。」
「私、お母さん大好きです。」
「私を育てくれた人がお母さんだから、」
スレッタはお母さんの事を話して嬉しそうな表情を浮べていた。
「なら、スレッタ・マーキュリー」
「お母さんは、大切にした方がいいよ。」
エランは、自分の母親とも呼べる人が居た過去を思い出して4号はスレッタに自分の境遇を浮かべて告げた。
「ありがとうございますエランさん、」
「エランさんはやっぱり優しいですね。」
「エランさん、また今度ゆっくり話しましょう。」
「また今度か・・・・・」
「スレッタ・マーキュリー僕は近い内に休学して僕は僅かな間だけいなくなるしれない、」
4号は、新たなエランの影武者が用意される交代に要する時間を休学と評して自分の末路を悟られないように伝えた。
「今日、エランと会えて嬉しかったです。」
「スレッタ・マーキュリー再び君に会えて嬉しかった。」
スレッタとエランは別れを告げエランはペイル寮へと戻った。
「スレッタ・マーキュリーには伝えた、」
「残り時間どうしようか・・・・・」
スレッタには自分の思いは伝えた、次の強化人士が整うまでの4号自分の執行猶予期間をどうしようかを迷っていた。
その時ミオリネがシャディクに決闘を申し込もうとしていた。
「強化人士4号、ザウォートに乗り、」
「株式会社ガンダムとして決闘に参加しなさい。」
「そして使命を果たしペイル社の活躍をベネリットヘと見せつけなさい。」
ペイル社CEOから最後の命令が通達された。ミオリネ率いる株式会社ガンダムと手を組みザウォートに乗り決闘に勝つそれが4号の最後の命令だった。
「決闘が終わり次第、強化人士5号へと交代させます。」
「これが最後の命令です。」
強化人士4号としての最後の命令が通達された瞬間だった。
「よう俺、」
「次の決闘に勝ったら。」
「顔を戻し、市民ナンバーを作る件は続いてる」
「頑張れよ、俺」
エランは、慰問の言葉を4号に再び送り以前言っていた決闘の勝利したら顔を整形し市民ナンバーを頂き市民として提供する件を4号に再び伝えていた。
「分かりました、最期の任務勤めさせて貰います。」
4号は自身の死期を悟っていた。勝っても負けても用済みの強化人士は廃棄される事を4号は分かりきっていた。
「強化人士4号、最後くらいは有用性を示しなさい。」
「私達からは以上です。」
ペイル社CEOからの通達が終わり連絡が切れた。
「勝利しても敗北しても変わらない、」
「どの道僕は、」
4号は、ペイル社との連絡を切られ誰も悟られない場所で呟いた。
「責めて勝利くらいあれば」
「安心して・・・・・・」
4号にとって次の決闘に勝っても負けても強化人士の引き継ぎが行われ自分は廃棄されるのは確定事項である。
4号は生き延びたのなら目の前の最後に勝利くらいは手にして満足して死にたいと呟いていた。
エラン4号の自分なりの原作の正史に合わせた生存ルートです