この小説には以下のような点が含まれます。
・オリ主
・キャラ崩壊
・不定期更新
以上の内容を了承できる方のみどうぞ!
「この子、能力があるのね。それに...面白い特徴があるわ。籃、すぐに手配して。」
「承知いたしました、紫さま。」
窓から刺しこむ陽光、肌寒い冬の下旬。
いつも通りの何事もない朝...というわけにはいかないようだった
寝ている僕の真横に立つ二人の女性、一人は金色の長いストレートヘア。緩くカーブがかかっており、髪の先を赤いリボンで纏めている。もう一人の方は同じような服を身に纏っており、髪はショートカット。しかし腰辺りから尻尾のようなものが1、2、3...8?いや、9本も生えている。もしかすると、人ではない何かなのかもしれない
「初めまして、天音君」
「...誰!」
僕は咄嗟にベッドから飛び降りて距離をとる
「落ち着きなさい。私は八雲紫、大妖怪で賢者、幻想郷の創始者の一人よ」
「幻想...郷?」
「ええ、人と妖怪が手を取り合い、共存する楽園よ」
妖怪...そう聞いて真っ先に思い浮かぶのが九尾の狐。
似たような特徴を持つ、言わば擬人化したような人物...いや、妖怪が紫さん(そう呼ぶことにした)の隣に立っている
「えっと...貴女は...?」
紫さんの隣に立つ、紫さんより少しだけ背が低い女性は、少し驚きながらも質問に答えてくれた。
「私は八雲籃、紫様の式神だ。」
式神...ということは、恐らくは主従関係なのだろう
「どうして御二人は僕の家に居るんですか?」
あくまで平常心。ここで慌ててしまうと、正常な判断が下せなくなってしまう。しかし、八雲紫の口から出た言葉は想像を遥かに絶するものだった。
「貴方を幻想郷に誘いに来たのよ。」
...え?今、幻想郷に誘うと言ったのかな?なぜ僕がその幻想郷とやらに行かないといけないんだろう?
「貴方、特別な能力を持っているでしょう?そのような人を管理、及び保護するのが私の使命なの。」
使命?何をいっているのかな?そんなこと認められるはずがないと思うんだけど...
「何を可笑しなことを言っているんですか。そんなこと...」
「貴方に拒否件はないのよ。30分で準備しなさい」
その瞬間、目の前で空間が裂けた。いや、正確に言えば上書きされた?目の前には、眼玉が無数にある大きな空間が広がっていた。二人はその空間に足を踏み入れる、と同時に瞬く間に空間は消え去った。何が起きたのか、理解が追い付かない。いや、正確には脳が理解すること拒んでいる。それから暫くして、ようやく自体が飲み込めてきた。拒否件はないといっていたし、逃げようとしてもおそらくはすぐに捕まる...止むを得ず、持ってきたスーツケースに日用品を詰め始めた。
荷造りが終わった直後、背後の空間が歪んだ。振り返ると、そこには先ほどの二人がたっていた。
「ただいま、準備は出来たかしら?」
「ただいまって...紫さんの家じゃ無いんですから」
苦笑しながらも淡々と答える
「そんなことどうでもいいじゃない。私は準備は終わっているのかと聞いているのよ?」
紫さんが優しい口調で言い返す
「まあ、一応は...というより説明してください!もし僕がそちらの世界...幻想郷にいくとなると、こっちではどうなるんですか!」
紫さんは、手を顎に当て、少し考え込むような仕草をとってからこう答えた。
「貴方のような人間が幻想入りすると、基本的にはこの世界から忘れられるわ。厳密に言えば貴方の存在に関わる全てものが消えるのよ。」
「つまり、この世界には最初から存在しなかったことになると言うことですか?」
「その解釈で構わないわ。...続きは隙間の中で話しましょうか。」
紫さんが虚空に手をかざすと、そこには数十分前に二人を飲み込んだ、大きな境目...隙間が現れる。
「この先は、幻想郷に繋がっているわ。早く入りなさい。」
「手荷物を、お持ちいたします。」
藍さんが僕の前で片膝をつき、手を差し出す。
「一人で持てるので大丈夫ですよ。」
「っ!...そうですか」
「二人とも、早くいくわよ~」
「あ、はい!」
僕は紫さんに向かって走り出す。藍さんはなぜか一瞬放心状態だったが、すぐに反応して後を追って来てくれた。
「紫さん、幻想郷で宜しくお願いします。」
頭を下げ、深くお辞儀をする
「ええ、こちらこそ、よろしく頼むわね。小林天音、そして...貴方の中のもう一人。」
こうして、僕の幻想郷での暮らしが始まることとなった。
『お早う、天音。...ん?この眼ん玉ばっかで気味の悪い空間はどこだ?』
作者のhigasinodanmakuです!
特に誤字脱字等がなければよいのですが...どこかミスやご意見等あれば是非、ご指摘お願いします!
製作裏話を挟ませていただきますと、今このあとがきを編集しているのはパソコンでもスマホでもタブレットでもありません。では何で編集しているかと言うと...
なんと!Nintendo3Dsなんです!10年前のゲーム機も舐められたものじゃありませんね。
もう書くことがないので以上!