「何かいったかしら?」ギロッ
「......大きくてたわわで豊潤なメロンを持った美少女メイドの回です」
「それはそれでキモい。 メイド秘技『殺人ドール』」
「申し遅れました。私、紅魔館のメイド長基、お二方のお相手を務めさせて頂きます、十六夜咲夜と申します」
「ご丁寧にどうも。俺達は...「私達はお前をぶっ倒す魔理沙と地淡だぜ!」...自分の名前ぐらい自分で名乗らせてくれよ」
「ふーん...良いわよ、魔女狩りとでも行きましょうかしら」
「お、じゃあ俺は今のうちに逃げてもいいか?」
「おい!私を見限る気か!」
「ええ、構わないわ。ただ...」
____逃げられるのなら、ね
そう、ボソリと呟いた彼女は、俺たちの前から居なくなった。と、同時に背後に迫る殺意
殆ど脊髄反射で魔理沙を押し飛ばす。先程まで魔理沙が体重をかけていた壁には、銀の刃が突き刺さっていた
「何時...の間に...!?」
「魔理沙、落ち着け。恐らくは瞬間移動系の能力か物理に干渉するものだ」
「あら、残念。不正解よ」
その直後、ドーム状に撒かれたナイフに囲まれた。全て一直線にこちらへ向かってくる
(一体どうすれば...)
『「地淡!バトンタッチ!」』
「...!ああ、判った!」
その直後、僕は魔理沙を引き寄せ、一枚のカードを取り出す。次の瞬間、瞬き一つの合間にナイフが轟音を立てる
「さて...殺ったかしら?」
「...護符『完全結界』」
「...!へえ、少しはやるようじゃない。何処まで凌げるか見物ね」
(おっけ、地淡チェンジ)
『はいよ』
「お、おお...地淡?ありがとうなのぜ」
「いや、大丈夫だ。それよりも、礼ならこっちにいってくれ。俺はなにもしていない」
さっきの攻撃で確信した。確実に時間の流れを操っている。いやしっかしな~...判ったところでどうするかと言う課題が残る。
...いや、待て。停止中に眼が茶色に戻らなかったということは水は停止の対象外...ん?それなら何で停止中に動けてんだ?
だって空気中にも水素云々あるだろ。それまで停止しちゃあ...ヤバイ、堂々巡りだ。こんなときは手がかりから答えを見つけ出せ。
今この場に残っている手がかりは...そうだ、ナイフだ。今もなお床に刺さっている
「ちょいと借りるぜ!...っと」
俺はナイフを力強く引き抜く
ナイフにおかしな点は......無いか。...いや、少しばかり妖力の残り香がある。これが何かヒントに...あ、なったわ。そーゆうことね。
そうと判れば早速実行だ。真っ赤な壁を能力で身体強化しつつも、本気で殴り付け粉微塵にする。大きな破壊音が木霊しているが、気にしない
「...!何をされているんですか?」
「お、おい...地淡?何か...ちょっと?」
壁の破片を胡麻ほどに砕き、細工を施してから空気中にも円満させる
「さあ、掛かってこいよ。止められるのなら、な」
side 咲夜
「さあ、掛かってこいよ。止められるのなら、な」
正直、何を根拠にいっているのだろうか?この人間は。まあ角言う私も人間なのだけれど
まあ、そう言うのならば少し本気で止めてあげましょうか
「幻世『ザ・ワールド』」
瞬間、世界が色を失い灰色の世界へと染まっていく私だけの世界私だけの時間そして......私だけの勝利
今のうちに早速投降を...動けない?
どうしてだろう。私の時間まで止まってしまったのだろうか?いや、この世界で今この時思考ができてる以上、私は止まっていない。となると...正確には『私が』ではなく『私の周りが』動いてくれないのだ。周りがと言うことは先程の煙幕状の壁の破片が邪魔をして動けないのだろう
それならいつも通り、霊力で干渉しよう。周りの物に霊力を纏わせる。私の霊力を纏ったものは動くことができるように、この能力はできている
霊力さえ出せればこちらの物。早速霊力を放出して...何?周囲に違う霊力を感じる。この霊力は...まさか壁の破片に?
もしかして、ここまで見越して既に破片に霊力をコーティングさせてた?
これじゃあ動くことができない。仕方なく私は、スペルを解いた
side自機組
咲夜がスペルを宣言しても立ち位置が変わらないと言うことは、煙幕で妨害作戦が効いたのだろう
「どうした?時間を止めるんじゃなかったのか?俺勝ちに勝ち目は無いんじゃないのか?」
戦況は一転して能力を封じた分有利に。しかも二対一だ
「塵も積れば山となる。よく聞く諺だが、細かな無数の粒子が、それこそ壁のように立ちはだかったとき、粒子は対象の動きを束縛する措置を起こす」
その後、この戦闘の最中で世界が色を失うことはなかった
咲夜の攻略は数年前の漫画を参考にしました。埴安神が雨降らせるやつ