その後、里に完全に溶け混むのは多少、時間がかかったが、今は...まあ、便利屋みたいになっている
それと、この体のことについていくつか分かったことがある
まずは、この体は常人に必要なある程度のことを必要としない。食事や睡眠云々に加えトイレも同じく、病も然りだ
次に、この体はずいぶんと丈夫に出来ているようだ。再生、治癒能力が群を抜き出でており、四肢の欠損や内臓の損傷(何故そうなったかはご想像にお任せする)含め、完治に至るようだ
最後に、この体には寿命が存在しなく、一度死しても魂が生まれ変わり、新しくこの体を作り直すらしい。何故らしいなのかと言うと、里の人(物好きと呼ばれていた)に聞いた話と、一部の独自解釈を折り混ぜて話しているからだ
まあ取り合えず、死なない体...いや、死ねない体だと思えば良いだろう
それと、この里を旅立とうとも思っている。だって天音が東方東方煩いんだもん
因みに、今の時代は飛鳥時代辺りらしい。天音曰くそろそろ諏訪大戦だとか。そういえば最近ずっと俺外に出てるな。たまには変われー
え?ぼ、僕ですか?あ、説明変わりますね(プロ精神)まず諏訪大戦と言うのは、ご存知の通り洩矢諏訪子V.S八坂神奈子の戦争ですね。神奈子は大和の神霊で日本を作るとか何とか...出来れば諏訪大戦をこの眼で拝めたらなぁって思います
この体の事ですか?そりゃあ、最初は大変でしたよ。人に騒がれるわ危うく追い出されそうになるわお風呂には毛が浮かぶわ。何故か耳が左右で違う形をしているので頭のバランスも取りづらいですしね
でも今はとなると騒ぎも収まり、里にも留まれ、お風呂は相変わらず。バランスも脳と三半規管が学習してくれたので何とか。あ、そろそろスタイル戻しますね
「里長、今まで御世話になりましたが、今晩僕は里の外へ旅立とうと思います」
「うーむ...そうかぁ...出来ればもう少し此処に住んでほしいんじゃがのぉ」
「ちょっとしたら帰りますよ。きっと」
「年を取らないお前さんのちょっとなんざ、信用できるわけ無いじゃろう」
「それもそうですね...ですが、もうそう決めたんです。もし訳ありません...」
「いや、良い。数年間じゃったが、良い刺激になったわい。...元気でな、獣の少年」
「最初に会ったときから、ずっとその呼び方ですね」
「そうじゃったか?もう忘れてしまったわい。年かのぅ」
「それにしては、ずいぶん長生きだと思いますよ。今年で七十歳になるそうじゃないですか」
「お主がそれを言うと、皮肉に聞こえるわ」
「あはは...結構不便なんですよね、これ。喜寿祝いを迎えられるよう、頑張ってくださいね」
「ああ。それじゃあの」
「はい。またいつか、必ず戻ってきます。七年間、ありがとうございました」
「...行ってしまったのう......半妖志転隔録...一度調べ直してでもみよう」
「地淡、この辺りで神力を感じられない?強い信仰心とセットであったら最高なんだけど」
『「そうは言ってもなぁ...」』
「やっぱり...そんなすぐには難しいよね」
『「と、思うじゃん?」』
「ま、まさか!?」
『「Yes.この超優秀でまさしく天才のこの小林地淡、すでに見つけております!」』
「うおぉー!神!God!いや神は今から会うんだけども!」
『「神だけにGoodってな」』
「ごめんそれはゴミ」
『「教えないよ?」』
「あっはっはーおもしろいなーすごいなー」
『「良いでしょう。此処から北の方角に5km進んでから南南西に18km」』
「南西に11kmで良いじゃん」
『「それはそれ」』
「南西に11kmね」
_________
「此処?」
『「多分」』
「多分て。まあ良いや。お邪魔しまーす」
「待たれよ」
「はい?」
「此処はお前のような「またか~...」話を遮るではない」
「あ、さーせん」
「...此処に入りたければ、この証書に印鑑を押せ」
「ん?えとえと...国民に危害を加えない......え、これだけで良いんですか?」
「此方には妖に対する処置や策が存在する。その禁忌を踏めば、国総出で始末するのみ」
「なるほど.../ペタ お邪魔しまーす」
「頼む!そこを退いてくれー!」
「ん...?前から(馬)車がー!」
えー、あのあと見事に弾かれて吹っ飛ばされました。多分1200mは吹っ飛んだと思う。地淡に重力を操られたせいです。そんでそのまま湖に着水&気絶
「...これ、死んでるのかなぁ?ま、いいや。早恵美、コイツ拘束しておいて」
「分かりました!えっと.........」
しれっとオリキャラ(その時代の巫女兼風祝)早恵美ちゃんに登場してもらいました。早苗よりも身長が高く、少しドジだけど大人びていて、眼は珍しいスモーキーラベンダー。バストサイズは少し早苗に劣るぐらいです。