「......ここは...?」
思わず、そんな言葉が口から漏れる。薄暗く、少し湿臭い木造の小屋、その小屋の中央で目が覚めた
立ち上がって、部屋を出ようとするも動けない。どうしてかと言うと、両手を背中の後ろで拘束されており、両足の足首とふくらはぎの箇所が体育座りの形で拘束されていた
......痛いです最近体育座りなんてしてないです足が痛いです
服が少し濡れていて、窓から吹き込む風で思わず身震いする。そういえば湖に落ちたんだっけ、誰かさんのせいで
『「......ごめんて」』
はぁ...どうしようか、拘束したと言うことは尋問でもされるのかな、僕。まあ後ろめたいことなんて一つもないから素直に答えるけど
「ガチャ ギイィィィ あ、起きたね」
あ、コナン並みの音立てて誰かが入ってきた......うん?あれは...諏訪子様だ!よっしゃよっしゃ!会いたかったぁ~
「...何その顔、立場わかってる?」
あ、すいません。興奮が勝ちました
「ま、良いけど。それよりもさぁ、幾つか聞きたいことあるんだ。答えてくれるかな?」
「...嫌だ、と言ったら?」
「爪を剥いで指を詰めて歯引き抜いて拷問する」
「すみませんでした何なりとお申し付け下さい諏訪子様」
「......何で私の名前知ってるの?」
「...あ」
「ほんっとにもう...最近の子は鎌をかける前から自傷するんだもん。で、どうして私の名前を知っているのかって聞いたの。答えて」
「......国の外まで噂が知れ渡っていました」
「嘘だね」
「うぐぅ...」
「爪、剥がれたい?」
「......僕が今から言うことを信じてくれますか?」
「本当のことだったらね」
「僕は...あなたは誰か、どんな存在か、ここはどこか、このあと何が起こるかを全て知っています」
「何故?」
「それは...僕が未来から来たからです」
「............」
デスヨネー。そりゃそんなこと言われたら僕だってそんな反応取るわ
「良いよ、信じてあげる」
「......え」
「嘘をついてるやつの眼には見えなかった。まあ正直本当の事を言ってるかどうかは怪しいけど」
「じゃ、じゃあ「だから今からテスト。三つの問い全てに答えられたら信じてあげる」な、成る程...」
「それじゃあ第一問、私の種族は?」
「土着神」
「......正解。第二問私を奉っている神社の名は?」
「旧洩矢神社現守矢神社」
「旧?」
「......すみません、その事の詳細は語らない方が吉かと」
「......第三問、私の能力は?」
「坤を創造する程度の能力」
「ツチの漢字は?」
「土へんに干支の申」
「......何かここまで来ると解放したく無くなるね」
「何で!?」
「だって要するに隠し事できないんでしょ?じゃあ危険因子じゃん」
「いや覚妖怪じゃ無いです!」
「まあ...うん...でも...ごめんね」
「え?」
「あんたをこんなちっぽけな小屋(古屋)に閉じ込めちゃってさ。体も濡れてて寒いでしょうに...」
「......え?いやいやいや、諏訪子さんは何も悪くないですって!そりゃあ神社の湖に人が降ってきたら思わず拘束するのも解らなくないです!」
「でも実際は良いやつだった」
「それは...」
「......住む?ウチ」
......What?今物凄いご褒美発言が聞こえたような...
「えっと...何て?」
「いやだから、ウチの神社に......住む?」
「え良いんですかはい喜んで。でもどうして?」
「そりゃあ、此処に来るのは参拝客以外は全員バカとゴミで、あんたもその一人だって勝手に決めつけちゃったから......罪滅ぼし」
「今日から共によろしくお願いします」
「早くない?」
ヤベえ前書き後書き書くの忘れてた!......というのが後書きです