東方双志別   作:東方一気見

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作者のhigasinodanmakuです!...と思っていたら東方一気見でした。なんで間違えたんでしょうかね?こうなったの全部妖怪のせいだ!...おや、背後から気配が二つ...))))ピチューン


第二話 楽園の巫女

「間逆...ねぇ。何となくわかったわ。そういうことなら、地淡?の方も歓迎するわ。ようこそ、幻想郷へ。」

 

紫の言葉と共に、眼玉だらけの廻廊が開け、周囲が活気に溢れる。

 

「ここは人里、幻想郷の中よ。」

 

「...!ここが、幻想郷...」

 

紫が人里と言ったところは、比較的栄えていない小さな町のような場所だった。

 

「ええ、此処には基本的には妖怪はいない、人のための里よ」

 

「基本的には?...」

 

「もちろん、例外だって存在するわ。そもそも此処は人と妖怪の間に架け橋を築く幻想郷なのだから。それと...幻想郷に来たらまず最初に行かなければならない場所があるのよ。」

 

「行かなければならない場所...?」

 

「ええ。せっかくだし、歩いて向かいましょうか。」

 

「それもそうですね。僕は此処の土地勘が全くといっていいほど無いんですから。」

 

そうして、僕(俺)と紫、藍の三人は人里の脇道にある石畳の上を歩き、深い林の奥深くへと足を運んだ。

 

 

 

「はぁ...はぁ...ちょっと長くないですか...?」

 

「もう少しで見えてくるわよ。ほら、見てみなさい。」

 

そういって紫さんは斜め上の前方にある真っ赤な鳥居を指差した。...うん?斜め上?

 

「...もしかして、これを上るんですか?」

 

「もちろん、そうに決まってるじゃない。」

 

「もう隙間使いましょうよぉー!」

 

多分このときの僕の嘆き声は上の神社まで届くほどだったと思う。

 

 

 

「も、もう無理...」

 

文字通り足が棒になる思いをしつつも、なんとか神社までたどり着いた僕。鳥居には博麗神社と書かれており、奥の境内の方には四人ほどの影があった。...あのお茶碗は何に使うんだろう?

 

「あ、やっと来たわね。紫ー!その子が外来人?」

 

「ええ、そうよ。天音、彼女は博麗霊夢、この神社の巫女で異変解決のスペシャリストよ。」

 

「そうなんですか。初めまして、僕は小林天音、高校一年生の十六歳です。」

 

一応、此処は神社なので自己紹介をしつつもさっき紫の両替してもらったお金を賽銭箱に入れながら二礼二拍手一礼をしておくと...

 

「おお!あんた分かってるじゃない!紫はすごくいい人をつれて来たわね!」

 

さっきまでそれなりに距離があったと思うけど、一瞬で懐に入ってきた霊夢さんがしゃがみこんで見上げるようにして眼を輝かせている。

 

「霊夢、その辺にしといてやれ!それくらいの年齢の奴は思春期だってパチュリーの本に書いてあったぜ!」

 

「ええ!?思春期じゃな...いですよ!多分!」

 

あ、これ思春期だな。by魔理沙

 

「私は霧雨魔理沙!普通の魔法使いだぜ!」

 

魔法使い!?...いや、魔法使い程度で驚いてたらやっていけないんだろうな。大妖怪兼賢者とかいるし。それに外の世界でもそういう部活に入ってたからね。先輩たち、元気にしてるかな?僕いれて三人しかいなかったから廃部寸前だけど。

 

「天音!私と弾幕勝負だ!」

 

え、弾幕勝負!?何それ僕知らない!

 

「あー...天音、弾幕勝負っていうのはだな...」

 

「私が作った人が妖怪と対等に戦うルールよ。」

 

「お、待ってました霊夢!説明任せるぜ!」

 

「はぁ...全く。いい、天音。弾幕ごっこっていうのはお互いに弾幕を撃ち合って美しさを競う戦闘方法よ。そして強力なもの、切り札のようなものはスペルカードというものを出して宣言するのよ。」

 

「ってことで以上!天音、勝負だ!」

 

「え、ええ!?ちょっと待って、まず弾幕の撃ち方って言うのが...」

 

『俺多分わかるぞ』

 

「ああもうこんなときに地淡は出てこないで!」

 

「「地淡?」」

 

「あ、えっと...地淡っていうのは僕の中のもう一人で、別人格だよ。ちょっと待ってて。」

 

 

「...霧雨魔理沙、お前のその勝負、受けてたつ。十分後に始めるぞ。」

 

「おお!地淡っつってた方が!?お前ノリいいな!そういうやつ好きだぜ!」

 

ちょっと地淡!?何で勝手に受けてくれるの!

 

「博麗霊夢、お前がいってたスペルカードって奴を作ってくる。」

 

「あ、天音...じゃなくて地淡、貴方の能力を教えるわ」

 

「八雲紫、そんなもの俺にあるのか?」

 

「正確に言えば、できたの方が正しいわね。此処に来る途中、隙間の中で貴方に能力ができたのよ。その能力というのは...」

 

「というのは...?」

 

「【あらゆる力を操る程度の能力】よ。貴方は能力を使えば霊力や妖力、神力に加えて妖精力も使えるわ。しかもそれだけじゃなくて...いえ、此処から先は自分で見つけてもらいましょうか。」

 

「なるほどな...此処に来て日が浅い俺にとってはある意味一番都合が良い能力と言うわけか。」

 

「それじゃああま...地淡!十分だからな!時間厳守で頼むぞ!」

 

「時間厳守って...パチュリーの本を借りパクしてるあんたが言えたことじゃないでしょ。」




改めまして、東方一気見です!スキマ妖怪に一時的に生死の境界を消してもらってなんとか一命を取り止めました。もう二度とあのようなことは言いません!(ジャンピングスライディング土下座)
さて、謝罪も完了したところで?本日からは東方一気見を名乗らせていただきますので、これからも生暖かい目で見守っていただけると幸いです!(生つけるな気持ちが悪い)
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