東方双志別   作:東方一気見

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『「俺出て以下略」』
「...........................」
『「黙ればいいと思ってんじゃねえよタコが」』
「口悪くないっすか?」
『「今この瞬間にお前の黙秘権は潰えた。YESか
NOで答えろ」』
「NO」
『「喧嘩売ってんのか?」』
「YES」
『「はい殺すー」』
「NOOOoooOoOOO!」
『「安心しろ、骨すら残さねえ。神剣『禁転仙餓ー迦滅ー』」』
「未登場のスペル出さないd」((((((ピチューン


第十一話 伏兵、敵襲

 ルーミアは、少し変わっている

 書き出しとしては違和感しかないけど、こういう他はないのだ

 勿論妖怪だからというのもあるだろうけど......ルーミアの行動には常々驚く

 いや変わっていると言うよりかは平凡な女子と異なる位なのだけれど

 

 一つ例を挙げるとするならば、羞恥心が存在していない(一部主観有り)

 目の前で服を脱ごうとしたり僕の入浴中にドアを蹴

破ってきたり

 勿論前者は全力で止め、後者はたまたま反対の方向を向いていたから首の皮一枚繋がった

 

 ちなみに前者は場にいた諏訪子にあとでめちゃくちゃいじられた。仕様がないだろ、僕だって一介の男性だ。異性に全くの興味がないと言うわけでもないけれど、好き好んで異性の裸体を見たいとは思わない

 

 ルーミアは、少し変わっている

 

 

 

 

 

 

 

閑話休題

 

 

 

 

 

「おはよー」

「ん、おはよう。ルーミア。ご飯出来てるけど食べる?」

「「食べる(!)」」

 

 なんか声が一個多いな

 ルーミアのあとから追うように起きてきた諏訪子も返事を起こす。

 

 あの二人、どこか通じる点があるのか普通に仲が良い。共通点なんてあったかなぁ...?

 

 金髪とか幼女キャラとか過ごしている時が凄く長いとか............結構あるか?

 

 とにかく、二人も食べるらしい。まあそのために(地淡が)作ったんだけど。あ、僕は料理とか空っきしです

 

 最近食レポと言うものを覚えた。折角だから使ってみよう

 三人(早恵美はまだ来てない。仮にも大学、社会人っちゃあそうだし仕方がないね)食事を囲み、団欒とする

 

 今日のメニューは日本の伝統、一汁三食だ。味噌と昆布、鰹の出汁を摂った豚汁とシンプルに紅鮭の塩焼き。ほうれん草と小松菜を胡麻で和え、ツナで味を整えた磯和えに南魚沼産のとちおとめを使用した炊きたての麦ご飯だ。ご飯と豚汁から昇る湯気が食欲を掻き立てる

 

 いただきますと、手を合わせて小さく囁いた後に箸で鮭を口に運んだ

 口の中で身が解れ、確かな塩味と薄い後味が更に食欲を掻き立てる

 

「うまいー!美味美味」

「ええ、美味しいわね」

 

 良かった。二人からも好評価だ

 

「御口に御合いした様で幸いです」

「なんで敬語?」

「.........確かに」

「まあ美味しいからいっか」

「そうね」

 

 ルーミアの口調が物凄く気になる

 前回説明し忘れたけど彼女は通称EXルーミア。紅魔郷のおまけの資料にリボンで封印された幼女姿と書かれているけど、じゃあ取ったらどうなるのの答えが彼女だ

 

 変わらず金髪に黒を基調とした服。トレードマークのリボンはないが、その代わりとも言えるような大きく宇宙空間を連想させる闇の翼(着脱可)が背中から生えているという超厨二病スタイル

 

 やはりいつ見ても可愛すぎて見惚れてしまう

 

 少し邪な事を考えていると、いつの間にやら朝食は全て胃袋に消えていた

 

「「「ごちそうさまでした(!)」」」

 

 今度は大きな声で、三人で声を揃える

 パンッと柏手が鳴り、そのままお辞儀

 満腹感と、僅かな睡魔に襲われてこのまま、意識を沈めてしまおうかと思った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

________その直後、僕の肩に矢が刺さった

 

 

 その衝撃で視界が眩み、周りの声がぼやける

 ルーミアと諏訪子が転げる勢いでこっちに手を伸ばし、なにか叫んでいるが、意識に薄い霧がかかる

 

 

 

 

 

 _____心配かけて、ごめんね......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お...て......ねが......きて...起きて!」

 

 この声は......ルーミアだ

 手が誰かに握られているけど、これも大きさ的にルーミアのものだろう

 背中を完全に柔らかい布のような感触に預けており、少しだけ蒸し暑い

 諏訪子は遠くの方でうつむき、壁側に体育座り

 皆に心配かけちゃってるんだなぁ...早く起きないと

 今だに残っている肩の痛みに苦しみ、押さえながらもなんとか起き上がった

 ルーミアは涙を流していて、諏訪子も音で気がついたのか、ゆっくりとこちらに顔を向ける

 

「......天音......!!」

「やっと起きた.........はぁ、ど何処までも人に心配かける迷惑なやつね」

 

 ............前言撤回。やっぱルーミアだけツンが強いわ

 

「......ごめんね。心配かけちゃって.........ごめん......」

「なんで天音が謝るのよ.........」

「(気まずい......話題変えよ)天音、さっきの矢だけど...............矢文だったよ」

 

 じゃあ僕無関係じゃん!

 

「(あ、もっと落ち込ませちゃった)」

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