東方双志別   作:東方一気見

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第十二話 開戦

「.........なるほど、つまり大和国なるものから戦争を申し立てる矢文が届いたと.........」

「うん」

「つまりは近いうちに大規模な戦争が起こると」

「............うん?」

「ということは!国民や兵士にも多大な損害が及ぶ、そういうことですよね!?」

「あ、ごめん違う違う!ぜんぜんそんなんじゃないから!」

「......え?」

 

 ー少女説明中ー

 

 

「ほーん.......なるほど、開戦が来年の夏で神同士の一騎討ちねぇ...」

「らしいわね」

「ルーミア!?何時から!?」

「貴方が盛大な勘違いをしているところから」

「結構前じゃん」

「あれ、その気になれば僕死んでた?」

 

 というか無言で背後にたつの止めて?怖いから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一年と数ヵ月

 

 

 

 

 

 

 

 

「諏訪子、明日で夏至(げし)なんだけど?」

「やばいなにも準備してない」

「夏休みの宿題か!」

「.........なつやすみ?」

「今はそんなことどうでも良い!練習するよ練習!」

 

 第一次諏訪大戦 開戦!

 

 

 

 

 

 

 

 

「私は八坂神奈子、大和国の神だ」

「私は洩矢諏訪子、同じく諏訪の国の祟り神」

「.........決戦の刻は来た。いざ尋常に......」

「「開戦!」」

 

 それと同時に、諏訪子が光を反射する何かを投げた。

 神奈子はいとも容易く避けて見せる

 

「......鉄か。これほどまでの加工技術、大したものだ」

「それじゃ当たって欲しいものだねぇ」

「まさか、八百長などするつもりもない」

 

 同時に、ぶっとい大木がこちらに飛んでくる

 

「......神力?」

「私の御柱、その身で受けてみせよ」

「残念だけど私も、そんなつもりは毛頭ない!」

 

 

 

 

 

_____一方で天音&地淡は......

 

『「八雲紫」』

「境界を操る」

『「橙」』

「妖術を操る」

『「幽香」』

「前も聞いたが花を操る」

 

 

 悠長に勉強会を開いていた

 

 

『「蓬来山輝夜」』

「なんだっけ......永遠と...一瞬?」

『「正解は永遠と須臾を操る」』

「判るか!」

『「永遠までは出たじゃん」』

確蟹(たしかに)

『「誤字?」』

「いや、故意。というか読者側になるな急に」

 

 _______二人はある意味で達観していた

 

 大和国の侵略、諏訪大戦、二柱の神の対立、消える諏訪の称号

 

 すでに知ってしまっていた

 

 このあとに起きる戦争での()()

 

 洩矢神社が洩矢神社では無くなることを

 

 だからこそ、二人は達観していた

 

 ________『「紅美鈴」』

「気を使う」

『「ルーミア」』

「闇を操る」

『「フランドール・スカーレット」』

「...........................」

『「...............あれ?」』

「.........あ、すまん。何でもない。あらゆるものをーーー」

『「そんなにフランが心配?」』

「..................ああ」

『「......心配しなくても、まだフランは居ないよ」』

「............そうだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 場が、重く長い静寂で包まれた

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