「ちょっと紫!居候ってどういうことよ!」
「そうだ紫、せめて説明をしてくれないか?」
俺達は紫と向かい合い、問い詰める
「え?居候っていうのは二人で同棲するってk...」
お払い棒バン。そりゃそうなるわ。
「んなことはわかってるわよ!そうじゃなくてどうして神社に住むってことになったのよ!?」
「うーん...気分?」
「...今すぐにでも退治してやってもいいのよ?」
不味い、霊夢の怒りが限界を越えた。仲裁しないと大事になりそう。
「ちょっと霊夢、気持ちはわかるが落ち着け。それとも俺じゃ不服か?」
急いで霊夢を宥める。
「そういう意味じゃないけれど...第一此処は私の神社よ!」
「じゃああっちの二人は何だ?」
俺は先程から視界に映っていた二つの人影を指差す。
「ん?ああ、萃香とあうんの事ね。二人ともー!こっちに来なさい!」
「はいはい?霊夢さん、何かありましたか?」
「どうしたんだ霊夢~。何かあったのか~?」
えっと...?一人はどうやら鬼のようだが...酔っぱらってる?
「あうんは一体なんの種族なんだ?」
「私は此処の狛犬です!」
なるほど、狛犬か。道理でわからないわけだ。あの部活は神聖な存在系には無関心だったからな。
「...で、そっちの奴は?」
「奴呼ばわりとはひどいな!?私は見た通り、鬼の萃香だ!
「なるほどな、よろしく。あうんと萃香。」
「「ああ、(はい!)宜しく。(お願いします!)」」
「...話の続きをするわよ?居候を任せた本当の理由は.........霊夢だからよ。」
「私だから?」
「ええ。霊夢は私が一番信用できる人間よ。」
「だからって居候を認めるわけには...」
「地淡を居候にしている間は毎週定期賃金一万五千に加えて生活必需品及び食料の援助、さらには神社の定期点検及び修理を約束するわ。」
「...仕方ないわね、しばらくの間だけよ?」
あ、チョロ。
「今日から宜しくな、霊夢。」
「よろしく。あ、但し居候中は家事炊事に加えて最低限の働きはしてもらうわよ。」
「...紫、やっぱり他を当たらないか?」
「今さら遅いわよ。それとも私じゃ不服かしら?」
「...わかったよ。」
「はあ...」「やれやれ...」
「「騒がしくなりそうね(だぜ)。」」
「そう言えば地淡、お前がどっち出てるかわかりずらいぜ。なにかいい方法は無いのか?」
「確かに、魔理沙の言う通りだな...そうだ、俺の時はオッドアイのなるよ。」
「え?オッドアイってあの目の色が両方違うあれよね?そんなこと本当にできるの?」
「ああ、出来るとも。例えば能力で筋力を操って、心臓の脈拍を上げれば...」
俺の茶色の、綺麗に清んだ瞳が半分だけ深紅の赤色に染まる。
「おお、確かにこれなら分かりやすいぜ!」
「じゃ、そういうことで。戻るぞ。」
「え?戻るってどういう事よ地淡!」
俺の...いや、僕の瞳が茶色い輝きを取り戻し、心が安らぐ。
「僕の方に戻るってことだよ。僕からも、改めて宜しくお願いします。」
「はいはい、でもさっきも言った様に家事炊事は基本こなしてもらうからね?」
「わかってますって。」
「じゃ、そういうことで。荷物おいてきなさい。」
「はーい。」
「ついにあの霊夢にも彼氏が...」
「そんなんじゃないわよバカ!」
お払い棒バシン。魔理沙が頭を抱えて悶え打っている。紫の時よりも大きな音がなっていたような...
「あ、天音、ひとつ言い忘れていたんだけど...」
紫さんが耳元で小さく囁く。
「何ですか?」
僕の方も声を押さえて小声で問い返す。
「実は貴方にも地淡とは別の能力があるのよ。」
「...?そうなんですか?」
「ええ、その能力と言うのが...」
ドキドキ
「【万物に魅入られる程度の能力】よ。」
「というと?」
「そうね...簡単に言うと、貴方の回りには色々な種族の者が集まって、貴方に愛情や嫉妬心を抱くの。」
え?それってつまり...
「ハーレム!?」(一応小声で驚く)
投稿の順番間違えました。今こうして送り直したのですが...切腹します!(待て待て待て!?)
半分冗談です。