転生勇者の三軒隣んちの俺   作:@aozora

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第112話 転生勇者、収穫祭を楽しむ

今年も冬がやって来た。村の畑は綺麗に整理され何も植わっていない状態になり、村の風景も若干閑散とした感じ。

お父さんは“そろそろ冬小麦が芽を出すからそこまで寂しくはないぞ”と言うけど、色とりどりの野菜が実を生らしていた収穫期を見ちゃっているからか、寂しさを感じるのは仕方がないのかな?

 

最近ボビー師匠の訓練場にケビンお兄ちゃんとケイトさんが顔を出す様になった。と言っても始めたのは秋になってからだからまだ二カ月くらいかな?その割には確り振りが出来ているのには驚いたけど、俺やジミー君に比べるとまだまだって感じがする。

本来この村の子供は十歳になったらボビー師匠の所で剣術を習わないといけない事になってるんだけど、ケビンお兄ちゃんはずっと逃げ続けてたからな~。でも流石に授けの儀が迫って来て諦めが付いたみたい、今は熱心に素振りに取り組んでおられます。

 

ん?ジミーどうしたの?ケビンお兄ちゃんたちをよく見てみろ?見てみろって言われても普通に素振りしているだけだけど?

目に魔力を纏ってよく観察してみろ?

俺はジミーに言われた通り、目に魔力を纏って二人の方をっては?

“ゴシゴシゴシ“

よし、仕切り直し。再び目に魔力を纏って二人の方を見る。

素振りをするケビンお兄ちゃんとケイトさん、そしてその身体からは魔力の揺らぎは全くなく、その身体に纏われている魔力も全くなく・・・全くなく。

どう言う事?

えっとこれってつまり?

 

「ケビンお兄ちゃんとケイトさんは魔力を体の中に完全に仕舞い込んで素振りをしている。もしくは・・・」

 

「魔力枯渇状態で素振りをしている・・・ごめん、よく分からない」

 

「謝らなくていい、俺も良く分かってない。前にケビンお兄ちゃんが化け物の話しをしていた中で魔力枯渇を起こしても動けるように訓練をしているって言ってたけど、それってこう言う事なんじゃないのか?

話しに聞いてはいても理解出来ていなかった。どこかで魔力枯渇を起こしたらそこでお仕舞って思いこんでいた。俺たちに足りない事ってこう言う事なんじゃないのかな?」

 

「ジミー本当にごめん、俺頭悪いみたいでジミーが言いたい事が分からない。分かり易く教えてくれない?」

 

「つまり起こりうる危険を過剰なまでに想像し、その対策を予め用意するくらいの慎重さ。常識に囚われない大胆さ。俺たちは何処か冒険者はこうあるべきだとか剣士はこうじゃないといけないと言った、所謂常識に縛られているんだと思う。それがすべて悪い事だとは思わないけど、それだけに(とど)まっていたらそこで終わりの様な気がするんだ。

俺たちの夢は世界を股にかけ冒険する冒険者だろ?それこそ非常識や未知が当たり前の世界に飛び込もうとしてるんだ、少なくともケビンお兄ちゃんくらいの心構えじゃないとあっという間にやられちゃうんじゃないか?」

 

正直ケビンお兄ちゃんがどう言う理由であんな訓練をしているのかは分からない。俺も何度か魔力枯渇を経験してるけど、魔力枯渇になる時って本当にキツイ。気を失うのだって身体が耐えられなくて気絶するだけだしね。

でも、ケビンお兄ちゃんはそれが必要だからやってるって言っていた、だったらそれがどうして必要なのか聞けばいい。始めから否定するんじゃなくって話しを聞く、村の大人から話しを聞いて成長するって決めたのは自分じゃないか。

俺たちは素振りを終え干し肉を齧っているケビンお兄ちゃんの所に行って、詳しい話しを聞くのだった。

 

 

筋肉の超回復?基礎筋力を付ける為の修練?魔力とスキルの補正を受けない訓練には魔力枯渇が必要?

ケビンお兄ちゃん、何でそんな事を知ってるのさ。最後に“全部僕の仮説だけどね?”って付ければ何でも許されると思ってない?その仮説に行き着くのがどれだけ凄い事だかわかってるの?

「ねぇジミー、多分だけど王都の学園とやらに通うよりケビンお兄ちゃんに教えを乞うた方がよっぽど成長出来ると思うんだけど、これって俺の気のせいかな?」

 

「アハハハハ、もうね、凄過ぎて訳分からない。もし俺たちが領都か王都の学園に通う事になったら図書館に行って片っ端から魔法を覚えよう。俺が魔法適性に目覚めるのかは分からないけど、絶対に役に立つ様な気がする。ケビンお兄ちゃんの言葉じゃないけど応用次第で何とでもなるのが魔法らしいからね。

剣術は・・・元白金級冒険者のボビー師匠を越える様な人物との出会いがあるとは思えないんだよな~。グルゴさんもめちゃくちゃ強いし、話しではザルバさんも結構やるらしいし、ヘンリーお父さんも相当だしね。

グルゴさんの話しじゃないけど冒険者としての身の振り方、人との接し方を学ぶのが主になると思う。流石にこの村だとその辺の実地訓練は出来ないからね」

 

そうだよな~、ボビー師匠のスルー力って凄いもんな~。“冒険者は拘らない”、至言です。

干し肉の勇者ケビンお兄ちゃん、多分凄い職業を授かって王都の学園に行くんだと思う、だって勇者様なんだもん。俺はケビンお兄ちゃんがマルセル村を離れるまでのわずかな時間で、より多くの事を学び取ろうと固く決心するのでした。

 

 

ここは村の健康広場。

毎朝の体操で集まるそこにはいくつもの長テーブルが用意され、テーブルの上には秋に収穫した様々な野菜で作った料理やビッグワームの肉入りスープ、角無しホーンラビットの香草焼きなどが美味しそうな匂いを漂わせている。

 

「マルセル村の皆さん、今年も無事収穫期を終え、多くの作物を備蓄する事が出来ました。これもひとえに皆さんの努力の賜物、マルセル村の村長代理として心より感謝申し上げます。

本日は簡単ではありますが、酒宴の席をご用意させて頂きました。皆さんの今年の(ろう)(ねぎら)っての席です、存分に楽しんでください」

 

村長代理ドレイク・ブラウンの口上。マルセル村の今年の収穫期が終わり冬の畑の準備が終了した今、村長代理ドレイク・ブラウンはこれまでマルセル村では行う事など考えもつかなかった“収穫祭”を行う事とした。

これは村民の意欲向上を目的とするばかりでなく、マルセル村がここまで豊かな村になったと言う事実を村民一人一人に実感して貰うと言う狙いがあった。豊かな村での安定した暮らし、様々な理由でこの辺境の寒村に移住してきた村人にとって、それは何ものにも代えがたい喜びであった。

“これからマルセル村は変わる、いや、変わらねばならない”

かつて現村長シンディー・マルセル、次期村長候補マイケル・マルセル親子を送り出した際に宣言した誓い。ドレイク・ブラウンの思いは着実に形となって現れようとしていた。

 

「それと皆さんに嬉しいご報告がございます。

ボイルさん、マイヤーさん、ギースさん、エリザさんこちらへ」

ドレイク村長の呼び掛けに村人たちの前に現れた四人。ボイルさん、ギ-スさんは満面の笑みを浮かべ、マイヤーさん、エリザさんはどこか恥ずかしそうに頬を赤らめていた。

えっとエリザさんだったっけ?確かもう少し長い名前だった様な?まぁいいか、マルセル村ではよくある事だし、確かグルゴさんももっと長い名前だったらしいしね。

マイヤーさんとエリザさんね、よし、憶えた。

 

「皆さん、このような目出度い席で私事で大変恐縮ではございますが、私ボイルと、こちらの美しい女性マイヤーが晴れて夫婦になりましたことをご報告申し上げます」

 

「み、皆さん、ボイルさんの妻となりましたマイヤーと申します。私はこれまであまり家を出ず、顔を知らない方もおられると思いますが、何卒よろしくお願いいたします」

 

「み、みな、みなs、痛い。舌噛んじゃった」

「「「「「ブッ、アハハハハハハ」」」」」

 

「そんなに笑わないでくださいよ、俺凄い緊張してるんですから。

え~、改めまして、皆さん、私ギースはこの度こちらのエリザと所帯を持つことになりました。よろしくお願いします」

 

「あの、エリザです。その、不束者ですが、よろしくお願いします」

 

”パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ”

村人全員からの温かい祝福、ボイルさんとギースさんは照れ臭そうに頭を掻き、マイヤーさんとエリザさんは互いの手を取って涙を流し喜び合っていた。

 

あ、ケビンお兄ちゃんどうしたの?マイヤーさんとエリザさんを鑑定で見て欲しいの?名前がエリザとマイヤーになってるかだけ教えて欲しいって、「<鑑定>」

そうだね、二人ともケビンお兄ちゃんの言う通りだよ?

それだけでいいの?分かった

ケビンお兄ちゃん一体何だったんだろう?忙しそうにどこかに走って行っちゃったけど。

でも今の鑑定変な称号があったんだよね。

マイヤーさんには“決して変わらぬ忠誠心”、エリザさんには“呪われた元悪役令嬢”。

まぁマルセル村だし色々あった人だとは思うんだけど、悪役令嬢って、しかも呪われたって。頑張ってとしか言えない。

 

「それではマルセル村とこの四人の門出を祝って、かんぱ~い!!」

「「「「「かんぱ~い!!」」」」」

 

ドレイク村長代理の音頭の下始まった酒宴、お料理が最高です。

今日ばかりは村のみんなも大騒ぎ、マリアお母さんやミランダおばさん、メアリーおばさんやキャロルさんも大きなお腹を摩りながら参加しています。

あ、マリアお母さんが元助産婦のセシルお婆さんにお酒を飲もうとして怒られてる。妊婦はお酒を飲んじゃいけないんだ、赤ちゃんに悪いと、なるほどね。

トーマスお父さんが“お前の分も俺が飲んでやる”って言いながらマリアお母さんの肩を叩いたら、力一杯腹パンされた。

周りの大人は大爆笑して楽しんでるみたいだけど、俺凄い恥ずかしいです。

親離れってこういう所から始まるのかな、多分そうなんだろうな~。(遠い目)

 

「何か楽しそうね。ケビン君の村はいつもこんなに賑やかなのかしら?」

「そんな訳無いじゃないですか。今日はマルセル村の収穫祭なんです。漸くマルセル村でも秋のお祭りが出来る様になったんです、それで皆はしゃいじゃってるんですよ」

 

“ザワザワザワ”

先程まで各々楽しんでいた村人の視線が一ヶ所に集まる。皆の心は一つ、“ケビンの隣の美女は誰?”であった。

 

「ドレイク村長代理、よろしいでしょうか?」

 

「あ、あぁ。えっとそちらの方は一体・・・」

ドレイク村長代理はケビンお兄ちゃんと謎の女性へ交互に目をやり質問した。

 

「こちらは以前僕を助けてくれた例の賢者様です。それで僕の頭に乗ってるのは賢者様の従魔で、ジャイアントフォレストビーのB子さんです」

ケビンお兄ちゃんがそう紹介すると、頭の上に乗っていたジャイアントフォレストビーが“ブブブブ”と羽音を鳴らして飛び上がり、中空に八の字を描いてから再び頭の上に着地した。

 

・・・いや、そうじゃないそうじゃない、確かに蜂さんも気になるけどそっちじゃなくて、ケビンお兄ちゃん賢者様とか言ってたよね?以前僕を助けてくれた例の賢者様ですって確かに言ってたよね?

それってあの化け物の時の話だよね?

俺てっきり髭を蓄えた老人か逆にもっと若い男性かと思ってたけど、何かめっちゃ美人さんなんですけど!?

ボビー師匠ですら固まっちゃってるんですけど?

漆黒のローブに流れる様な長い金糸、美しい顔立ちに鈴の様な声音、しかもあの化け物を倒す様な多彩な魔法技術。完璧かよ、どこの物語の賢者様なんだよ!

と言うかそんな方の隣でも全く普段通りのケビンお兄ちゃんが凄過ぎなんですけど!あなたのメンタルは超合金ですか?

 

「初めましてドレイク村長代理、私はイザベル、しがない魔法使いです。まぁ授かっている職業は賢者ですが、それはあくまでも授かり物、余り気になさらないで下さい」

賢者様はそう仰ると柔らかく微笑まれました。

その笑顔に村の男衆ばかりでなく女衆も見惚れてしまう、恐ろしいまでの破壊力。

 

「そうそう、これはケビン君にお聞きしたのですがマルセル村ではビッグワームに特別なエサを与える事で全く新しい干し肉を作り出したとか。こちらは私がケビン君の話を聞いて作り出した特別なビッグワーム干し肉です。

製法はお教えする事は出来ませんが、私の従魔には好評でした。あぁ、ケビン君からお聞きしたかも知れませんが騎獣のフェンリルですね、大変良い事を聞いたと感謝したものです。

今日は特別なお祭りだとか、良かったら皆さんで御召し上がりになって下さい」

賢者様がそう仰り手をかざし<排出>と唱えると、テーブルの上に大皿に山の様に盛られた、よく焼かれ旨そうな匂いを漂わせたビッグワーム干し肉が現れました。

 

「ただこれは妊婦さんには刺激が強いかもしれません。そちらの御婦人方には代わりに安産祈願の<クリーン>をお掛け致しましょう。

丈夫な御子様が生まれます様に、<クリーン>」

賢者様が魔法名を唱えられるとマリアお母さんとミランダおばさん、メアリーおばさんとキャロルさんが淡い光に包まれ、その光が消えたときすっかり綺麗になった四人が現れました。

服が新品の様に綺麗になるばかりか髪はサラサラ艶やかに、お肌はつるつるもっちり肌って一体!?

えっ?<クリーン>の魔法って光属性魔法の初級魔法じゃなかったの?あんな超効果があったの?<クリーン>って凄い。

あれじゃケビンお兄ちゃんが意味が分からないって言う訳です。エミリーお口あんぐりだもん。

 

「ケビン君、ドレイク村長代理、この様な楽しい一時に突然お邪魔しておいて申し訳ありませんが、私はこれから行かなければならないところがあるので失礼させて頂きます。また機会があればぜひ立ち寄らせて貰いますね」

賢者様はそう仰ると再び柔らかく微笑まれました。

 

「あ、それなら僕が村門迄お見送りしますよ」

「そうですか?でしたらドレイク村長代理、従魔を村に呼んでもよろしいですか?」

賢者様が村長代理に訪ねると村長代理は無言で首を縦に振ります。

それを了承とみた賢者様が右手を天に向け“ライト”と唱えると一筋の光球が上空に上がり、空の上で打ち上げ花火の様に弾けました。

 

“バッ”

そこに現れたのはマイクロバス程の大きさの巨大な白きオオカミ、賢者様はそのオオカミ、フェンリルを優しく撫でられた後その背中に華麗に飛び乗られました。

 

「ではマルセル村の皆さん、お元気で。再び会える事を願っています。ではケビン君、参りましょう」

そう言い賢者様はケビンお兄ちゃんと共に去って行きました。

後に残されたのは賢者様が育てたと言うビッグワームの干し肉。

 

「皆さん、折角賢者様が下さったビッグワーム干し肉です、是非味わって見ようじゃないですか。

先ず私が一口」

村の皆が躊躇する中、ドレイク村長代理が大皿の上の一切れを口にしました。

 

「!?%&!$♭#@¥&!?」

突如言葉を失うドレイク村長代理。

 

「何なんだこれは!?こんなに美味しいビッグワーム干し肉は、いや、食べ物は食べた事がない!!」

ドレイク村長代理はザルバさんとジェラルドさんに指示を出し妊婦四人を除いた村人全員の皿の上に賢者様のビッグワーム干し肉を配りました。

 

「四人の分はマジックバッグに保存しておきます、産後身体が落ち着いたら頂いて下さい。では皆で賢者様の恵みを頂きましょう」

 

“ハム、ハム!?”

世の中には味の暴力と言う言葉がある。広がる肉汁、言葉を失う旨味、正しく全身を駆け巡る美味しさの運動会。

村人全員の時が止まる。旨過ぎるビッグワーム干し肉によって、思考が停止する。

 

「只今戻りました。賢者様が皆さんによろしくとの事でした。って皆さん呆けちゃってどうしたんです?何か楽しい事でもありました?」

 

「あぁ、ケビン君。今村の皆で賢者様のビッグワーム干し肉を頂いてね。余りの美味しさに意識が飛んでしまっていたんだよ」

 

「そうだったんですか?それは何時か賢者様に教えてあげないと。皆が喜んでいたって知ったら賢者様も喜ばれますよ。

そうそう、賢者様から伝言です。今皆さんが食べたビッグワーム干し肉なんですが、フェンリルが食べる分にはただの美味しいエサなんですが、普通の人間にはありがたい効能があるそうです。」

 

「ありがたい効能?それは一体どう言ったものなのかな?」

 

「一つは身体中のあらゆる傷が治ります。お肌はもちもちツルツル、髪も艶々、身体の切れは十代の若者の様になるとか。」

 

「「「「はぁー!?」」」」

「あ、本当だ、俺の古傷がない!!」

「ウソじゃろ、儂の肩や腰がグルングルン動くんじゃが!?」

 

「それと体力が全快になるのと魔力も回復するそうです。まぁあくまで一般の人はって言ってましたが。それとですね。」

 

「まだ何かあるのかね?」

 

「大した事じゃないですよ、呪いが解けるってだけですから。賢者様くらいになると呪いぐらい自分で解けるそうですから、余り意味は無いって言ってましたけどね。

以上です、ちゃんと伝えましたからね。お肉、お肉、角無しホーンラビットの香草焼きが待ってるぜ~♪」

スキップしながらテーブルに向かうケビンお兄ちゃん。それでいいのかケビンお兄ちゃん、今もの凄い事言ってなかった?身体中の傷が治って体力と魔力が回復して呪いが解ける!?実質エリクサーだよね。一般人ならって、一般人じゃなくても大概どうにかなっちゃうよね?賢者様スゲー。

余りの出来事に、訳が分からなくなるマルセル村の村人達。

そんな中、本日の主役であるエリザとマイヤーが大粒の涙を流し抱き締め合っている姿に、疑問を抱く者は誰もいないのでした。




本日二話目です。
みどりの日だそうです。
庭の草刈りをしろって事なんだろうか?
いってらっしゃい。
by@aozora
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