転生勇者の三軒隣んちの俺   作:@aozora

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本日一話目です。


第403話 オークの勇者、罪科の城に乗り込む (2)

「戦闘試験場の全キメラの生存反応消失、フライングアイからの監視映像が途絶えました!!」

その報告に城内の者たちは大きなざわつきを見せる。城内の地下実験施設に配備されていたキメラは最新のより強力な個体であり、その内の一体でも外に出れば幾つの都市が壊滅するのか分からないほどの脅威であったからである。

 

「ええい、何をしておるか!!戦闘試験場にはドラゴンゾンビが収容されていただろうが、さっさと出撃させんか!!」

怒声が響く、侵入者は地下から侵入して来た。おそらくは地下排水路、十分な侵入者対策がされていたとはいえ、城ごと結界に覆われ理解不能な状況に置かれた現状、この現象を引き起こした何者かにとっては地下施設の罠など然したる障害ではなかったのだろう。

 

「・・・・」

報告者の言葉が止まる。組織幹部が苛立たし気な怒声を上げ、報告を促す。

 

「どうした!状況を報告しろ!」

「・・・途絶えました」

 

「はっきり言わんか!フライングアイの映像が途絶えた今、戦闘試験場の状況を確認する術は限られるんだぞ!」

「ドラゴンゾンビの反応が完全に消失しました!戦闘試験場には肉片一つ残っていないものと思われます!」

“ザワザワザワザワ“

城内に動揺が走る。

ドラゴンゾンビとは非常にまれであり、尚且つ厄介な魔物である。ゾンビとはすでに亡くなった生物が、闇属性魔力の力により活動を再開したものの総称である。これは闇属性魔力が濃厚な土地で見られるある種の現象であり、ゾンビを討伐するには聖水等によりその死骸から闇属性魔力を取り除く必要がある。

だがこのゾンビはそのもととなった生物の強さや存在値によりより獰猛に、より狡猾になると言われている。

ドラゴン種は大変強力な魔物で、これまで人類が討伐したという話は数件しか確認されていない。知能は大変高く、レッサードラゴンと呼ばれるドラゴンの亜種とは隔絶した差があると言われている。

そのドラゴン種が何らかの原因で死亡し、尚且つゾンビ化を果たした。過去このドラゴンゾンビの出現で都市が壊滅し国が崩壊寸前にまで追い込まれたといった記録が残されている程、その力が一度でも人類種に牙を剥けば止められる者など存在しない。

ドラゴンゾンビに襲われた土地は腐り果て、アンデッドの巣窟と化す。敵であろうと味方であろうとこれ以上ない厄介な存在、それがドラゴンゾンビなのである。

 

「静まれ、何を動揺している。貴様らは何だ?我らは人類の頂点、この世を統べるものであるぞ?

ドラゴンゾンビが消失した?それのどこに問題がある。

所詮あれは廃物利用、ただの研究素材に過ぎん。我らにとっては片手間に処分できる存在、そうであろう?

敵は我らを愚弄する者たち、であればその程度の事が出来ても何ら不思議はない。

地下施設の多重隔壁はどうなっているか?」

「ハッ、城内の全ての防御隔壁に動作反応がありません。

何者かが城内の制御術式に干渉し、妨害行為を行っているものと思われます」

 

「総統閣下、いかがなさいましょうか?」

城内の者の全ての視線が一点に注がれる。総統と呼ばれた者は暫し考えを巡らせた後、一つの決断を下す。

 

「侵入者は地下実験施設を全て掌握したとみていいだろう。であるのなら生半可な兵力ではものの役には立つまい。

空間拡張術式展開、全戦力を謁見の間に集めよ。

ハイヒューマン形態の使用を許可する、ここまで我らに迫った事に敬意を表し、全力を持って侵入者どもを歓迎しようではないか。

自分たちが支配される側の者だという事にも気付いていない愚か者どもに現実を知らしめるのだ」

 

「「「ハッ、総統閣下の思し召しのままに」」」

 

思惑が蠢く。闇の獣たちは獰猛な(あぎと)を開き、獲物の訪れを待ち構えるのであった。

 

―――――――

 

「ゴゴガジロエドムガウガイダンダ。ゴゴガダザギディナディガアドゥドガバワガダダイ」

“あぁ、そんなに気にしなくってもいいって。ここまで連れて来てくれただけで十分だから、案内ご苦労様。

ケビンさんたちは“ニヤニヤニヤ”・・・見学なんですね、分かりました。

狼顔とごつい顔、お前たちはどうする?ケビンさんたちと一緒に後ろで見ててもいいし、ここで待っててくれてもいいけど。

地下施設は完全制圧しちゃったから、ここで待ってても危険はないぞ”

 

ブー太郎は城に侵入してからずっと案内を買って出てくれていた異形たちに感謝を述べてから、その意思を確かめる。

この先に待っている者はこの事態を引き起こした元凶、危険度がこれまで以上に高くなることは明らかであった。

 

「イヤ、イグ、ツレデイッデグデ。オデドゴドハガマワダグデイイ、オデババゲモド、イドゥジンデボグイバダイ。

オデバゴノゲヅマヅヲミドドゲダイ」

「私も連れて行ってください。私も最後まで見届けたい、その結果死のうともそれは私の選択、悔いはありません」

 

真剣な瞳でブー太郎を見詰める異形たち、それは自身の運命を受け入れ、それでも抗おうとする者の決意の表れであった。

見詰め合う三者、ブー太郎は大きく息を吐くと、仕方が無いとばかりに肩を竦める。

 

「しかたがない、いっしょにいくか。おくれるなよ?」

そう言い階段に足を向けるブー太郎。

 

「ブー太郎さん、言葉が・・・」

「すこし、だけな?まだれんしゅう、たりない」

何かを誤魔化すかの様に頭を掻き先を急ぐブー太郎の後ろ姿に、口元の緩む異形たち。この心優しい戦士にいつまでも付いて行きたい、そんな気持ちが胸に広がる。

 

「見ましたか紬先生、ブー太郎があの二人を誑し込みましたよ」

“キュキュキュイキュイ”

「ですよね~、完全に落としに行ってますよね~」

 

「うむ、ブー太郎の奴、新しい従業員を雇ってダンジョンに籠る気かもしれんな。ああ見えて勇者ごっこをしてる時はノリノリであったようだしな。

あ奴も立派な勇者病患者と言う訳かもしれん」

“ポヨンポヨンポヨン”

““クワックァクワッ””

“キュイッキュイッ”

 

「御神木様の言葉に同意を示す一同。森のお店屋さん店長兼農家であった青年オークは、聖霊剣グランゾートと言う青少年憧れの“おもちゃ”を手に入れる事で、心の内に眠る“仮性心”に目覚めたのだろう。

男は大なり小なり勇者病である。その覆しようのない真理を実感する一同なのでありました」

 

“いや、俺勇者病じゃないですからね!?って言うかケビンさん、変なナレーション入れるの止めてくれません?

周りの皆さんもその生暖かい視線止めて~~!!”

 

今回の大森林探索で黒歴史を積み上げまくってしまったブー太郎。そんな彼の腰元では、聖霊剣グランゾートが“流石は私の勇者様、ブー太郎様最高~❤”と嬉しそうにカタカタ音を鳴らしているのでありました。

 

“コツンッ、コツンッ、コツンッ”

階段を上った先、広間になったような場所に、その者たちは佇んでいた。

 

「ようこそいらっしゃいました、侵入者の方々。我らが敵、排除すべき者たちよ、我らが総統閣下がお待ちです、どうぞこちらへ」

それは紺色のローブを羽織り、目深にフードを被った三人の者たち。その敵意を隠そうともしないあからさまな物言いに、ブー太郎は警戒心を強める。

 

「これはこれは態々のお出迎えありがとうね。いや~、この城って広いから、これから少しづつ探索しようと思ってたんだよね、案内してくれるんなら助かるよ~」

そう言い軽く返事をする黒い仮面のナニカ。そこにいるのかも疑わしいような不気味な存在に、ローブ姿の者たちに動揺が走る。

 

「ほら、勇者様もぐずぐずしない、ローブの方たちがお待ちだよ?この人たちもわざわざお迎えに来てくれたのに下手な小細工はしないって~。

やるんなら到着した先、全戦力で待ち構えてドンとか精々そんなのでしょ?気にするだけ無駄無駄、さっさと行こうよ~」

 

ナニカの言葉に“さっきまでの緊張は?シリアスさんどこか行っちゃった?”と軽く頭を抱えるブー太郎。

 

「で、ではどうぞ」

動揺しつつも道案内を始めるスタッフさん方に同情しつつ、その後に続くブー太郎たちなのでありました。

 

それは大きな扉であった。まるで王城の謁見の間に(しつら)えられている様な、その者の権力を知らしめるような荘厳な扉であった。

“ギィ~~~~~ッ”

その扉がゆっくりと開かれる。中はまるで地下にあった闘技場の様に広く、正面奥の玉座に座る人物からは、こちらを見下すような視線が向けられる。

 

「臆せずよくぞ参ったな、侵入者よ。いずれにしろこの部屋を目指していたのだろうことは明らか、賢明な判断であったと褒めてやろう。

オークの呪いを受けし剣士よ、我が城より勝手に表に出て行ってしまった実験体どもを連れ帰って来てくれた事、感謝しよう。

後ろの者たちはお前の仲間か?そのドラゴンの様な蛇の魔物は初めて見る個体だな。ドラゴン種をテイムするとは、余程優秀なテイマーがいると見える。

地下の戦闘試験場でドラゴンゾンビを倒したのはその魔物たちの力か、どうして自身の戦闘力頼みの脳筋剣士とは違うと見える。

 

して貴様らの目的はなんだ?いや、貴様らの目的などどうでもよかったな、貴様らに問い質そう。

我が配下に加わる気はあるか?

貴様らは甚だ無礼ではあるが、我らのキメラを討ち倒す事で自らの実力を示した。それは素直に評価すべき点であろう。

よって貴様らに幹部級の地位を用意するがどうだ?

これは我が与える最大限の慈悲であるぞ?」

 

玉座の者は最後通告であるとばかりに、侵入者に選択を迫る。

 

“いや、特に興味はないです。それよりもそちらさんが行おうとしている強化魔物軍団による国盗りと世界征服計画?これってちょっと鬱陶しいんだよね。出来ればどこか他所でやってくれないかな?

人同士がどこでどう争おうとどうでもいいんだけどさ、それに巻き込まれるとなるとね。とばっちりは勘弁でござる。

素直に手を引いてくれるんならどこか適当な所で放流してくれるみたいっすよ?このお城は没収みたいですけど”

 

心に直接響く声、これは念話?呪われた剣士は声と引き換えに念話を手に入れたと言うのか。

 

「ほほう、念話とは珍しいスキルに目覚めたものだ。呪いで言葉がしゃべれなくなった代わりか?何とも興味深い。

その秘密は貴様を解剖して詳しく調べるとしよう。光栄に思うがいい、貴様は我が“栄光の王国”の(いしずえ)となるのだからな。

貴様を研究すれば強化兵団の更なる進化が望めよう。そこの実験体の様な出来損ないとは違ったな」

 

“パチンッ”

打ち鳴らされたフィンガースナップ。すると玉座の前に複数体の兵士が姿を現す。だがその姿は人のものではなくまさしく異形、太く長い体毛に覆われたものや、長い牙から体液を滴らせるものなど様々。

 

「この者たちをこれまでのキメラと一緒にするなよ?これらは強化兵計画により作り出された先兵たち、一体でも複数の都市を陥落させることが可能な兵士たち。

ハイヒューマン計画の副産物よ。

者共よ、やれ!!」

““““グオォォォォォォ!!””””

瞬時に飛び掛かる強化兵たち、床を砕きながら進む突進は瞬きの間に互いの距離をゼロにする。

 

“冥府魔道、その在り様を悪戯に歪められし哀れな魂よ、先に逝け。畜生道は我らが正道、本能のまま、魂の命ずるまま。

囚われの無き来世に向かわん事を祈ろう。

<明鏡止水、金剛無双、我が剣技は全ての枷を切り捨てる。“

残影無常”>”

 

影が走る。だが実体は既にそこにはいない。自らの影を置き去りにして振るわれる剣は、この世のあらゆる柵から囚われし者たちを解放する慈悲の剣。

 

“すまん、俺にはお前たちを救う術はない。せめて安らかに眠れ”

“カチンッ”

“ドサドサドサドサッ”

まるで糸が切れたかの様に床に倒れ伏す異形なる兵士たち。だがその顔は苦しみではなく、どこか安らかなものであった。

 

「ククククッ、アッハッハッハッ、我が強化兵たちが一瞬だと?なんと興味深い。これ程の素材などこれまで出会った事もないぞ。前言撤回だ、貴様は是が非でも欲しい。我らがハイヒューマン計画の更なる発展の為に、貴様の身体を寄こせ!!

ラミア、こ奴らを魅了せよ!!」

玉座の者が叫ぶ、その声に従うように背後に控えていたローブの者が歩を進め、フードを脱ぎ仮面を外す。

瞬間場の空気が変わる。空間全体に甘い匂いが漂い、視界が薄桜色に染まる。

 

『さぁ、私の前に』

脳を揺らす声音(こわね)、ふらふらとした足取りで近付いて来る呪われた剣士に、笑みを深くするラミア。

目の前で魅せられた剣士の強さ、その力の全てが自身の手の中に。ラミアは組織における成功を確信する。

 

『さぁ、私の剣士。私たちの為にその剣を振るうのです。

まずはあの出来損ないを処分してらっしゃい。

良く出来たら私が可愛がってあげますよ?』

ラミアは美しい笑みを向け、剣士に命令を下す。

 

“いや、俺年増(としま)はちょっと。それになんか性格の醜悪さがプンプン臭って、鼻が曲がりそう。

と言う訳で、さようなら”

“スパスパッ”

 

「えっ!?」

信じられないといった表情のまま崩れていくラミア。

 

「なっ、何故だ、人族であればラミアの魅了に逆らえる者など」

“あ、俺人族じゃないっすよ?って言うかウチらの中で人族って一人だけですから。なんか魔物の合成、キメラでしたっけ?強い魔物を作って兵士にしようとしてたみたいでしたけど?そんなことしなくても魔物を進化させればよかったんじゃないんですか?

進化なんかは結構知られてる現象だって聞いたことがあるんですけど。

まぁそれも難しいし誰でも使役出来るって意味じゃキメラもありなのかな?ご苦労様と言っておきましょうか?

因みに俺はオークっす”

 

そう言い溜息を吐く剣士、その様子にこの場の者たちに動揺が走る。自分たちを追い詰めてる者がただのオーク!?そんなことがあり得るのか?許されるのか?

だが状況は止まらない、オークの剣は、確実に自身の喉元に突き付けられている。

 

「オークだと?この私が、たかがオークと交渉の真似ごとをさせられていただと?

この世の全てを統べる至高の存在たる我が・・・。許さん、許さんぞ!我こそが至高、我こそが全て、我は人類の頂点!!」

“ブォ、ズバババババババババババババババッ”

玉座から突如膨れ上がる膨大な魔力、それと共に無数の触手が伸び空間を埋め尽くす。

 

「「「「ギャ~、総統閣下~!!力が、魔力が~~~」」」」」

どこに潜んでいたのか幾人ものローブ姿の者たちが触手に刺し貫かれた形で姿を現し、みるみる内に干からびて行く。

 

「ククククッ、アッハッハッハッ、滾る滾る滾るぞ~~~!!

我こそが頂点、我こそが全人類を統べる者、ハイヒューマン。

人類の生物としての限界も、魂の限界すらも超えたその先へ辿り着いた絶対の頂点。

貴様らも我が糧に変えてくれようぞ!!」

絶対者が叫ぶ、愚かなる反逆者を前にして。

我に逆らいし自らの愚かさを思いながら、我が糧となって消えて行くがよいと。

 

“<魂魄一閃>”

“シュピンッ”

振るわれた一閃、ゆっくりと鞘に剣を納めるオークに、絶対者は冷ややかな言葉をぶつける。

 

「何がしたかったのだ、貴様は?全ては無駄、たとえ我を細切れにしようとも欠片でも残っていれば我は再生する。我は無限の存在、故に絶対者であるのだぞ?」

 

“ウゲッ、どんな化け物ですかそれ。でもまぁ身体は無理でも魂ならね~。良いこと教えてあげますね、この剣、聖霊剣グランゾートって言うんですけどね、切れないものは無いんです。

身体はもちろん魂であろうとその存在であろうと。

俺の仕事はもう終わりましたんで、それじゃ”

そう言いその場を後にするオーク。

絶対者はそんなオークに追い打ちを掛けようとするが。

「動かない、だと!?何故だ、何がどうなってるんだ!!」

理解の及ばない現象に唯々困惑する絶対者。

 

「いや~、いい物を見させて貰ったわ~。勇者ブー太郎、容赦ないのね、甘さなんか一切なし、そこに痺れる憧れる。

って訳で存在ごと磔にされちゃってるラスボス様もご苦労様でした。君の悪役振り最高、いい味出してたよ~。

うちの従業員も大変満足なさってましたから。

世界征服の野望、いい線行ってたと思うよ?でも勇者ブー太郎に見つかっちゃったからね~。これも星の巡り会わせとでも言いますか、運が無かったね。

来世では頑張って、気分が良いからこの城に淀んでいるすべての魂ともども彼岸に送ってあげるね。<浄炎>」

 

それは全てを焼き尽くす浄化の炎、自らの囚われも欲望も苦しみも、その全てが燃やし尽くされる。

“我は一体何を、何故世界などを求めて・・・”

蘇る過去の記憶、全ての思いが白炎の中に消えて行く。

一つの戦いが幕を閉じる、それは世界を覆うはずであった悪夢の終わりを告げるものであった。

 

――――――――

 

“ドスドスドスドスドスドス”

““““ガウガウガウガウガウガウ♪””””

 

広場を駆ける巨大な骨格標本、その後ろを楽しげに追い掛け回すグラスウルフの群れ。

 

「どうした、シャロン。“ギャー、ちょっと待て、突っ込んで来るな~!!”」

“ドガーン”

主人に甘えるように頭を擦り付け、“みんながいじめるんです~”と悲し気に訴えかけるドラゴンの白骨。

その巨大な頭に身を潰された主人は“お前が俺をいじめてどうするんだ~!!”と声を荒げる。

 

「平和ですね。こんな日々が訪れるだなんて」

「オデダディガイギノビダドバ、ズベデアドディドドオガゲダ。

イヅガオンヲガエジダイドオボウンダガ」

 

ここは魔の森と大森林浅層部に跨る様に存在する隠された森。

神聖樹に見守られたそこでは、今日もゆったりとした時間が流れて行くのでした。




本日一話目です。
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