ハイスクールD×D×R~禁断の使徒が頑張るRe:ライフ~   作:ブラッキオ

124 / 152

ソルティライチって言うんすかね?あの類の飲料がいよいよ手放せなくなってきましたね。
かく言ううp主も『梅干しを食べ、味噌汁を飲む』という古典的かつ効率的なやり方で塩分摂取をしています。
早すぎる梅雨明けは野菜の高騰と早期の猛暑日到来を招くのでやめてほしいです。

というわけで日常回。




第123話 ∞龍 in 日常

 

2学期中間試験までもう少し。俺も俺でちゃんと結果を出せるようにしないと両親に心配されるしな。頑張るぞー。

 

さて、現実逃避はここまでだ。今、俺は料理を作っている。今日は父さんも母さんも帰りが遅くなるということなので、俺が遥輝たちのご飯を作ることになっている。遥輝の幼稚園までの迎えもちゃんと行った。余程俺が自慢なんだろう、同級生にウキウキしながら俺を見せていた。うれしいな。

 

「これがロイヤルメガマスターで、これがウルティメイトファイナル」

 

「おー」

 

リビングで遊んでいる2名。遥輝じゃない方の正体。

 

それはオーフィスちゃん。我が家に来た問題児だ。今はスコルとハティにも囲まれている。

 

両親も当初は困っていたが、リアスから話を聞いて納得したようで、今ではこうして遥輝と遊んでいるくらいには我が家に馴染んでいる。因みに親戚設定が通った結果、彼女は龍神ではなくて悪魔として扱われている。

 

「ジード、色々姿ある」

 

「うん、それがジードの『可能性』っていう特徴なんだ」

 

「『可能性』。ドライグみたい」

 

「?」

 

二人とも仲良くなれているようで良かった。

 

さて、俺はと言うと、皆のご飯を作らねばならない。

 

献立はこうだ。

 

ミネストローネ

アスパラガスとベーコンのカルボナーラ

チキンソテー

試作の海藻サラダ

 

個人的にミネストローネはカレーやポトフに次いで大量に作るのが簡単なものだと思っている。俺自身も我が家のレシピのミネストローネが好きってのもあるけど。

 

若干量が多い気もしなくないが、うちの遥輝は育ちざかりだ。これくらいしてやらないと、すぐに高カロリー・高脂質なおやつを食べようとし出しかねないからな。

 

とりあえず、オーフィスちゃんと遥輝の分を先に用意しよう。その後、俺達高校生組の準備だ。

 

カルボナーラに関しては出来たてが結局一番いいので両親にはまた後で酒のつまみとして作ろう。チキンソテーも同様だ。

 

よぉし、やるぞー。

 

 

――

 

 

さて、食事も終わったので俺は遥輝とオーフィスちゃんと一緒にお風呂に入った。

 

んで、今は遥輝を寝かしつけ、こうしてのんびりとリビングで作詞をしているわけだ。俺の足元にはスコルとハティが寝そべっている。

 

そうだ、作詞だ。

 

テスト勉強の息抜きと言うものだ。

 

俺の歌だが、何でも冥界人気は凄まじいそうだ。元々ビッグネームの俺が曲を作れるなんてのが余程すごいことだと思われている所に名曲とも言えるその作品を生み出す力に驚きを隠せない人達が多数だって。はーん、そんなことになってるんだな。

 

全部パクっただけなんです。許してください。

 

そんなわけで作詞中。というか前世の奴を思い出し中。今回は『Justice』と『Believer』。絶版おじさんで有名なあれだ。

 

もっと明るい曲とかないのかねって?その意見は尤もだ。けどよ、なーんか今はそんな気分じゃないんだ。一応明るい曲ってならCパートまで強引に書いた『DAN DAN 心魅かれてく』もさっき書き上げたばっかりだ。それを書いたら満足しちゃったのか分からんけどよ、何だかそんなに明るい曲を書きたい気持ちにならなくなってしまったのだ。

 

もっと明るく生きたいとは思うけど、如何せん後ろめたいことが多すぎるってのもあるのかなぁ?

 

直近での後ろめたいようなことを思い出す。

 

うーん、やっぱ眷属・御使いの皆様との連続デートってのは流石に屋根裏のゴミすぎたか。

 

ま、それ以上に俺は進行形で世界を騙している。俺の過去だけじゃない、オーフィスちゃんに関しても。いやはや、我ながら酷い人間になったもんだ。

 

はぁ……。胃が痛いなんてもんじゃない。ここ最近のストレス値の上昇具合が半端ないんよ。

 

眷属の急激な増加に俺に好意を寄せている女性の確認、彼女らのご機嫌取り。それに世界中で起こる『禍の団』(カオス・ブリゲード)関連の事件。

 

あのさぁ、前者はともかくとして後者ってアザゼル先生とかがもっと重点的に対応しなきゃいけないんじゃないの?俺とか兵藤のような学生に押し付けるのはどうなの?

 

……あーダメだダメだ。良くない感情が湧いてくる。俺とて平穏に暮らしたい。でも、俺がそれを求めて大切な人達が苦しむのは最悪だ。だから戦うんだ。

 

深く考えるのはやめよう。禿げる。

 

しっかし、英雄派の連中はどうして暴れ続けられているんだ?2年生の修学旅行の時にだいぶ数を減らしたつもりだったんだが、それでもまだアザゼル先生とかの所に奴らの起こす事故や事件の報告が上がっている。

 

正直言って考えたくないが、裏にスポンサー的な何かとして神がいるんじゃないか?それこそ、アザゼル先生やゼウス神が疑っていたハーデス神とか。聖書勢力って如何せん恨みを買いすぎた歴史だからどこに敵がいるのか分かったもんじゃないんだよなぁ。それこそ、仏教系とか怪しい気もするし。

 

家族の将来のことを考えると仏教系と神道系は疑いたくないんだが、それでも今がどうにかなってしまって未来のことを考えられなくなるなら、家族の将来は『それはそれ』としか言えない。今度アザゼル先生に聞いてみるか。あの人に政治的な探りを入れさせるのは正直心苦しい所もあるが、こっちを散々利用しているんだから、こっちだって利用させてもらいましょう。

 

最悪、地獄を亡者諸共物理的にぶっ壊すか。

 

さて、負の考えはやめにしよう。なんやかんやで歌詞も書き終わった。作曲は後々やろう。

 

さて、と。俺は視線を横に向ける。そこにいるのは俺の作詞を見ていたオーフィスちゃん。今はこうして一緒に麦茶を飲んでいる。

 

コトンと音を立ててコップを机に置く。

 

「レッドゾーン」

 

「ん?なんだい?」

 

オーフィスちゃんが口を開く。

 

「曲作るの、楽しい?」

 

「んー、分かんない」

 

正直な感想である。これが楽しいのかどうか分からない。『前世のものを忘れたくない』って理由で始めた作詞だ。今はそれで金儲けなんていうアコギなことをしている。最悪にも程がある。そんな作詞作業は俺にとって楽しいと言えるかは分からない。

 

「じゃあ、楽しくない?」

 

「それは違う。俺のやっている作詞ってのは、一種の感情の吐き出しに近い。要するにストレス発散だな」

 

「ストレス?レッドゾーン、つらいことがある?」

 

幼女に心配される汚いおっさんの図である。

 

「あるさ。色々な」

 

前世が思い出せないこともそうだ。ユノハ様に何度も懇願しても『ダメだ』の一点張りで戻してもらえない記憶。俺の何かが眠るそれ。ドキンダムだって『知らない方が華』だという始末。

 

それ以外だって、オーフィスちゃんが事の発端である『禍の団』だったり、女絡みの問題だったり。俺の抱える問題は多すぎる。俺は人間だ。一度に解決できるほど器用じゃない。神みたいに無責任な存在にもなりたくない以上、ゆっくりと解決していくしかない。その間はずっと苦しみ続けることになるが。

 

「人には知られたくないことだってある。それが良くない方向に溜まっていくとストレスになる」

 

「それが『人間』?」

 

「んー、難しいな。『人間』ってのは色々あるからな」

 

オーフィスちゃんの問いにそう答える俺。

 

こうして暮らしていて分かったのが、オーフィスちゃんは意外と適応力が高い。『龍神』なんて冠している存在だから無法かと思ったらそうでもない。寧ろこっちに従ってくれている分、ありがたいまである。

 

その生活の中で、オーフィスちゃんは少しずつだが変わっていた。

 

来た当初は虚無っている女の子だったが、ここ最近の彼女はそれなりに感情を出すようになった。遥輝と交流する内に『遥輝、いい人間』なんて言い始めたし。

 

終いには昨晩のことだ。

 

―「レッドゾーン」

 

―「ん?」

 

―「レッドゾーンや遥輝たちといると、胸が温かくなる。お前達、不思議」

 

いやー、彼女、静寂しか知らなかった感じなんだなって。色々知った末の静寂なら文句は言わない。いや、それで迷惑をかけるなら文句は言う。が、何も知らずに静寂を求めていたなら、それはそれで悲しい生き物がすぎる。

 

彼女は白いキャンバスだ。何も知らない。だからこそ、何者にもなれる。

 

君のことが不思議に思えて仕方ないよ、オーフィスちゃん。

 

「レッドゾーン、我、お前の言う『人間』のこと、まだ分からない」

 

「そりゃそうでしょうよ。あくまでも俺の価値観だ。何も知らなかった君が、俺の身勝手に完璧に合わせる必要なんてない」

 

「それでも、お前の言う優しさや強さ。遥輝たちから少し学んだ」

 

……そっか。

 

「そりゃよかった。我が家に来た甲斐があったもんだな」

 

ゆっくりと時間が過ぎていく。気が付きゃ時間は21:00。両親よ、相当面倒な仕事に捕まったな?

 

なーんて二人の身を案じていると玄関のドアが開く音が。ちょっと待っていると両親の姿が。

 

「ごめんなさい、大地!今帰ったわ!」

 

「ごめんね、大地」

 

「静かに。遥輝が寝てる。二人とも、着替えたら?それと、ご飯とお風呂、どっちが先?」

 

「じゃあ、私が先にご飯食べちゃうわ。あなた、先にお風呂行って来て」

 

「うん、分かった」

 

「さて、と」

 

俺はノートを閉じて、キッチンへと足を運ぶ。カルボナーラタイムだ。俺としてはペペロンチーノやトマトソースの方が得意なんだが、ミネストローネなんてもんを作った以上、トマトで合わせるわけにもいかないし、たまにはカルボナーラを作らないと腕も鈍るし、まぁ、やって後悔はないさ。

 

オーフィスちゃんも俺の後ろに続いてキッチンへと入ってくる。

 

「どうした、オーフィスちゃん?」

 

「我、カルボナーラが出来るの、見たい」

 

おっ、そう言うことか。

 

「それじゃあ、邪魔にならないようにしてくれるとありがたいな」

 

「分かった」

 

こうして俺の一日の終わりが少しずつ近づく。幸せだ。すっごく幸せ。

 

これを壊す奴は、誰であろうと許さない。

 

 





そう言えば皆様は銅像エルボロムは赤黒バイクに入れましたか?うp主は『多色が増えすぎてヤバい』『そもそもどこ削るねん』『ここまで来たらもはや元祖レッドゾーン入れた方が安定するのでは?』となって、そもそも買ってないです。強いのは分かるんですけど、こいつ出すくらいならレッゾZを解放してくれと言うのが本音です。

諸事情によりこの作品の全データが吹っ飛んで継続投稿のやる気も吹っ飛んだうp主です。HSD×Dから逃げるのも癪なせいか、リブートも本格的に視野に入って来た次第です。心機一転のリブートをするか、それともこの作品を意地でも続けるかアンケートと取りたいです。因みに、リブート後だと主人公の眷属は完全ハーレムでない方がやりやすそうなので、完全ハーレムでなくなります。とりあえず12章は意地でも書ききります。

  • 無理スンナ。リブートしたらしたで読むで
  • 逃げるな卑怯者(炭治郎並感)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。