ハイスクールD×D×R~禁断の使徒が頑張るRe:ライフ~   作:ブラッキオ

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投稿が以前と比べてコンスタントに出来ないのもファーブニルとか言う馬鹿とそれに対する兵藤一誠のコメントとかで原作を読むのが嫌になってきたのと『原作を読んでいたら体調を崩した』という原初のアンチ理由にまたたどり着いてしまったのがあります。なんなら、苦しすぎて、『もしもこの作品をリブートするなら』というものの設定まで書いて気分を誤魔化しています。
なので、これから投稿が以前通りに出来なくなります。リアルでの事情が重なった場合、一か月以上投稿を空ける可能性もあると思います。ご了承ください。

皮肉無しに純粋に心から尊敬しているんですよ、原作D×Dを何の苦も無く読める人が。
いかんせん自分が『エロも交えながらの馬鹿をやる物語』って面では境界線上のホライゾンを先に読んだことがあるせいでアレが比較対象になるし、絵師なら信奈の野望が比較対象になるんすよ。結果、それらに勝てる面が見えない原作D×Dが個人的苦行になるという。
それでも知った以上は自分を苦しめるので、それを抑えるためにこの二次創作を書くしかなくて......でも、それをするには原作を読まないのはおかしくて......




第139話 兵藤一誠はラノベ屈指の運命力と言われる

 

木場side

 

旧魔王派とジークフリートを退けた僕らは本来の目的に移った。

 

アスカロンだが、アジュカ様に色々考察してもらった。要するに『奇跡』だそうだ。

 

チェス盤の『兵士』の初期位置にイッセー君の駒を置いたアジュカ様は魔方陣を展開し、駒の内部を調べ始めた。

 

少ししてから興味深そうな声を漏らす。

 

「これは……」

 

「何か分かりましたか?」

 

部長が訊ねると、アジュカ様は答えた。

 

「8つの内4つが『変異の駒』になっている。価値にばらつきはあるが……おそろしいことだ。例のトリアイナの分と真紅の鎧がこれらを表しているのだろうね。彼の引き出した赤龍帝の力と悪魔の駒の組み合わせ。想像を遥かに超えていくようだね。あの時、調整した甲斐があったよ。先ほどの現象も興味深い。彼の意志がダイレクトに伝わって、残留しているのか……」

 

部長が持っていた変異の駒はギャスパー君に使った一つのみ。だからこそ、イッセー君の中で変化したことに驚きを隠せない。

 

更にアジュカ様は続ける。

 

「それと、君達が一番知りたいことだろうが……まず、彼は生きている。どんな状態かは分からない。多分だが、次元の狭間で元気にしているんじゃないか?この駒の最後の記録が『死』ではないことがその証明だ。それと、赤龍帝ドライグの魂も神器としてまだ残っているようだ。兵藤一誠と赤龍帝はまだ共にある。そして、この駒もその機能は停止していない。まだ使用可能。この駒に刻まれた記録の関係で、彼だけにだけどね。いや、『この駒たちを兵藤一誠に戻せる』と言った方がいいか」

 

それじゃあ……イッセー君は……

 

「魂と肉体が不安定なのは確かだ。サマエルの毒を受けたなら、肉体はまず無事じゃない。そのことは駒からでも分かる。ただ、次にその毒の影響を受ける魂が、調べた限りでは消えていない。魂だけではどんな状況か把握しにくい。アザゼル総督からオーフィスと共にいたことは聞いている。何が起こるか分かったものじゃないことも確かだ。どうであれ、魂だけは生きているね」

 

更にアジュカ様は続けてくれた。

 

「彼のDNA情報があれば肉体自体は再現可能だ。それに神器と共に魂を突っ込めば、元通り……とまではいかないだろう。問題がそれなりに出てくるからね。それでも、彼は戻ってくる。魂さえ見つかれば確実に、ね。今代の神滅具持ちは皆異端な進化をしている。その中の豪運を、彼も持っていたんだろう」

 

その答えに、僕達は涙した。

 

生きている。イッセー君は生きている!

 

断言は容易だ。何せ、彼は『グレートドラゴン』。奇跡を起こすことなんて簡単だからだ!わずかでも可能性があれば実現してしまう。それが彼なんだ!

 

部長は顔を覆って喜びの涙を流している。

 

「イッセー……生きているのね……!」

 

魔王様は駒を部長に返す。

 

「ともかく、これは君が持っているべきだ、リアス・グレモリー。君の『兵士』は実に面白い。研究材料として俺も欲しいくらいにね。それに、彼は『グレートドラゴン』でレッドゾーンの弟子だ。何を起こすか分かったもんじゃない。『『奇跡』のじゃじゃ馬』だ。もしかしたら、オーフィスとドライグの力で簡単に戻ってくるかもしれんな。……俺の伝手で次元の狭間の調査をさせよう。ファルビウムの眷属がその手に詳しい。何より、レッドゾーンのことも気になるしな」

 

「はい……!ありがとうございます、アジュカ様!」

 

アジュカ様は腰を上げた。

 

「さて、俺もここから眷属に命じて例の魔獣共の討伐の指揮を執るつもりだ。対抗策くらいはどうにかしよう。腐っても魔王だしな。だが、最後に決めるのは君達現悪魔とサーゼクス眷属であるべきだ。それでこそ冥界は保たれる。分かったかな?」

 

アジュカ様が手を前に出すと僕達の前方に転移の魔方陣が展開された。

 

「君達も行くと言い。今の冥界は君達若き悪魔の協力が必要だ。何、兵藤一誠とレッドゾーンの心配はいらない。『そう言う奴ら』だと、こんな俺でも分かるんだ。君達がそれを理解できないはずがないだろう?」

 

その言葉に思わず笑みがこぼれた。そうだ、彼らはヒーローだ。帰ってくるさ。

 

ここにいる皆がそれを信じている。だから、だから早く帰って来てくれ!

 

 

木場side out

 

 

イッセーside

 

目を覚ましたら、そこは異空間だった。

 

いや、空が万華鏡みたいな気持ち悪い空間が日常であってたまるか。

 

地面は真っ赤。これがいわゆる赤土って奴か。

 

――「んなわけあるか!どういうことだ!」

 

足をドンと踏み鳴らす。

 

……あれ?

 

俺は違和感に気付く。何だか感覚がない。足元を見ると、鎧姿の時のそれがあった。手も鎧の時のだ。

 

試しに鎧を収納してみる。すると、そこには何もなかった。俺の手足がなかった。

 

――「えぇえええええ!?どういうこと!?」

 

――「気づいたか、相棒?」

 

――「ドライグ!生きてたのかぁ!」

 

――「ああ、何とかな」

 

――「おい、そこは『なぁんちゃって☆』っていうところだよ」

 

――「……お前、そう言うノリの奴だったな」

 

――「はいはい、わるーござんした。で、これは一体どういうことなんだ?てか、ここはどこだ?」

 

――「順を追って説明する。まずだが、お前の肉体云々は分かるか?」

 

ああ、サマエルの毒にやられて、肉体が滅んで……んでもって神器内に入ったらエルシャさん達が慌てていて……

 

――「そうだ!おい、ドライグ!禁断とかはどうなったんだ?!」

 

――「それも説明する!……まず今のお前は魂だけの状態で、それを鎧に何とかつなぎとめている」

 

お、おう。つまりデュラハン的なことか。いや、さまようよろいとかか。あとはアルフォンスとか。

 

周りをきょろきょろ見渡す。するとそこにいたのは……

 

「えいえい」

 

あ、オーフィスだ。何か、地面を叩いている。

 

近付いてみよう。

 

――「おーい、オーフィス」

 

「目覚めた?」

 

――「ああ。で、お前何してんの?」

 

そう訊くとオーフィスは言った。

 

「グレートレッド、倒す」

 

……ドライグさん、もしかしてここって?

 

――「聡いな、相棒。そうだ、グレートレッドの上だ」

 

遠い地平線、というわけでもない距離に角らしきものが見えた。ああ、マジか……。

 

スゥー……ハァー……

 

よし、落ち着いた。落ち着いたと思いたい。

 

で、ドライグさんや。

 

――「おう」

 

これは一体どういうことで?

 

――「お前はシャルバに逃げられた後、倒れた。その後フィールドも完全に崩れ去った。そこに偶然グレートレッドが通りがかった。運がいいもんだ。オーフィスはお前を連れてグレートレッドの背に乗って、そうして今に至る。言っておくが、あれからそれなりに日が経っているぞ。ここまでは分かったか?」

 

ああ、分かった。それにしても、俺の運も大したもんだ。いや、それは先輩に出会えた時からそうか。俺、運いいな。運だけのイッセー、実力のヴァーリってか?

 

――「お前の巡り合わせを考えれば、グレートレッドを引き寄せたとも言える。全く、呆れた運命力だ」

 

ありがとよ、ドライグ。

 

俺はオーフィスの方を見る。グレートレッドを叩くのをやめて、空を見上げている。

 

――「なぁ、オーフィス?」

 

「どうした?」

 

――「なんで、お前だけ冥界とかに逃げなかったんだ?わざわざ俺を連れていく必要はないだろ?」

 

そう訊くとオーフィスは答える。

 

「こっちの方が面白そうだった」

 

――「……ドライグさん」

 

――「ああ、お前はあの虚無限龍に『面白い』と言われた男だ。世界でも片手しかいないだろうな」

 

きっとその数本のほとんどは先輩の家族で埋まってるんだろうな。

 

――「てか、召喚はどうなったんだよ?」

 

――「ああ、あれか。お前の駒だけ出ていった」

 

ドライグさんが信じられないことを言う。え、駒だけ?

 

俺は体の内に精神を回す。あ、本当だ。反応がない。つまりあいつらだけ勝手に帰ったのか。ほうほう。

 

……あいつら、覚えてろよ。

 

――「あの駒あってこその相棒だったからな。随分な片思いだったわけだ」

 

ほんとにな。

 

てか、みんなに無事……ではないけど生きていることだけは伝えたいんだけど、どうすりゃいいの?

 

――「今は禁断の力とやらとグレートレッドから力を借りてなんとかしている。簡単には戻れんぞ」

 

うっひゃー。つまり今の俺は伝説の神龍の寄生虫ですか!すごいのかすごくないのかわかんねーな!

 

――「続ける ――「イッセー!!」」

 

ドライグさんの声を遮る女性の声。俺はこの声を知っている。

 

――「エルシャさん!」

 

――「目が覚めたのね!」

 

――「ええ、何とか。それで他の皆は?」

 

――「無事よ。私とベルザードは器さえあれば蘇りそうなほどの勢いね」

 

お、おう……。すごいことになってるんだな……。

 

――「おい、エルシャ。少し黙っていろ。……でだ、相棒。右手側の奥を見ろ」

 

ドライグさんに言われて視線を移す。そこにはまるで虫刺されのような腫物が。え、グレートレッドも蚊に刺されるの?

 

――「んなわけあるか。あれは繭とか培養カプセルの類だ。あの中にはお前の新しい肉体が入っている。グレートレッドとオーフィスの力の一部を借りて、再構築しているんだ」

 

ほうほう、グレートレッドとオーフィスのねー。

 

……。

 

――「はぁあああああああああああ!?!!??!??!」

 

――「お前は真龍と龍神によって再生される。さぁて、あんだけこけにしてくれた馬鹿への反撃といこうじゃないか……!」

 

 

イッセーside out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次元を破って、時空を壊して、滅亡の化身がやってくる。

 

憤怒を燃やして、憎悪を抱いて、世界を灰燼に帰そうとやってくる。

 

超次元(サイキック)を侵略し、龍覇の刃(ドラグハート)を侵略し、皆の庭を破壊せんとやってくる。

 

 

 





最近キャベツが流行しているようで。『安くて強いデッキ』ってイメージがうp主にはあります。
『マフィ・ギャングの魔道具、ムートピアのスコーラー、メタリカの裁キ、赤単速攻のビートジョッキー』って感じで並ぶことがあったジョー君編で唯一『この文明にはこれがある』と言えるデッキが無かった感じがあったグランセクトだったので、環境で活躍出来てうれしい反面、よいしょされまくる状況に『一枚1000円もかけるようなカードはないだろ』『あれ、カレイコ一枚で詰むぞ?』とツッコミたい気持ちもあります。
てか、グラスパーループってあれはグランセクトデッキ判定でいいんすかね?チェインレックスとイザナミ(ついでにスクリプト)がいてこそって感じですし。

諸事情によりこの作品の全データが吹っ飛んで継続投稿のやる気も吹っ飛んだうp主です。HSD×Dから逃げるのも癪なせいか、リブートも本格的に視野に入って来た次第です。心機一転のリブートをするか、それともこの作品を意地でも続けるかアンケートと取りたいです。因みに、リブート後だと主人公の眷属は完全ハーレムでない方がやりやすそうなので、完全ハーレムでなくなります。とりあえず12章は意地でも書ききります。

  • 無理スンナ。リブートしたらしたで読むで
  • 逃げるな卑怯者(炭治郎並感)
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