ハイスクールD×D×R~禁断の使徒が頑張るRe:ライフ~   作:ブラッキオ

141 / 152

どうも、ガチ目に限界うp主です。この調子だと完走できるか怪しい感じになっていますが、何とか頑張って書いてます。
ただ、『もういっそのことまた設定練り直して最初から書き直し、途中で切り上げるか』なんて最悪の邪念さえも抱くくらい筆を進めたくない自分がいます。それほど後半の『兵藤一誠、お前どの面下げて言っているんだ』案件がつらいです。原作を読みすぎて虚無になりかけてます。放置したら放置したで苦しめるとかもう呪物の域では?我ながら、何であんなものを昔は読み切っていたんだ。

以上、心の弱い逆ドリトライ一般人の嘆きでした。何だか気が付いたらすごい数になっていたお気に入り登録数に応えるためにもこれからも頑張るゾイ。




第140話 眷属・御使いの戦いの始まり

 

中級悪魔昇格試験から日が過ぎた時のこと。

 

 

黒歌side

 

さて、私はと言うと、事前にご主人様が決めていた通り、ベリアル家に集まっている。

 

理由とかは簡単。ご主人様が黙って理由もなくいなくなったから。まぁ、原因は英雄派の曹操って馬鹿者がやらかしたってのは分かってる。

 

こうしてベリアル家の城の一室に集まっているのはご主人様がそう指示したから。スコルとハティも一緒にいる。

 

何が悲しいって、『そう言うこと』を書き記したものを渡された数日後にあの人はいなくなったってこと。先見の明があるのかないのか分かったもんじゃないね。

 

とりあえず、皆無事に集まった。天音とかなんかはわざわざ人間界から無理を言ってきてもらっている。まぁ、事が事だしご両親も背中を押してくれたようだ。

 

「それじゃあ……あれよあれ」

 

「しっかりしなさいよ……」

 

美空に突っ込まれる。これでもご主人様がいないこと、結構堪えてるんだぞ小娘……。

 

「それじゃあ、一応の確認の会議をするにゃ。今回の会議の指揮はご主人様と一緒にいた時間が一番長いっていう理由で私こと黒歌が音頭をとります」

 

そう言うと、皆は頷いた。

 

「さて、現状把握したいんだけど……一応最初に聞くね。」

 

これだけは聞いておかねばならない。ある意味、今後の身の振る舞い方も考える必要があるからだ。

 

「『岸波大地を裏切って自分につけ』って言われた人、挙手」

 

眷属勢が一斉に手を挙げる。勿論私もだ。挙げてないのは御使いのアーシアとレナ、ルイーザだけ。

 

察しの良い方は分かるだろうけど、冥界……というより悪魔の権力者から裏切りをそそのかされている。それが今、手を挙げた眷属達だ。

 

「ありがと。手を下ろして。さて……言いたいことがあるけど……」

 

私は机を叩く。

 

「いや、あいつら馬鹿すぎるだろ!ご主人様が帰って来た時のリスクを考えろよ!しかも交渉とかして『自分の傘下に降れ』じゃなくてドシンプルに『裏切ってこい』とか馬鹿の極みだろ!」

 

「お、落ち着いてください黒歌さん!」

 

アーシアが荒ぶる私をなだめる。いかんいかん、妹と歳も変わらない娘っ子になだめられるとか恥にゃ。

 

「はい。まぁ、色々あるけどさ……大前提としてご主人様は裏切らないとして……殺してないよね?殺すと面倒になるし……」

 

そう言うと頷く眷属た……待って、何で光璃と美空はニヤついてるの?まさかやっちゃったの?

 

「黒歌」

 

「どうしたの、光璃」

 

「ごめん」

 

不安を覚えて、私は皆の顔を見る。うーん、一応聞いておこう。

 

「まさかとは思うけど、他の皆も?」

 

眷属悪魔たちの顔をじっと見る。幽は微笑み、ルナーラは相変わらず無表情。でも、どうしたかは分かる。セリスと天音は目を瞑ったまま黙っているが、多分あれも同じだろう。こいつらもか……。

 

「私もね」

 

メアリがそう言う。

 

「自分の主への罵詈雑言を聞いたらつい……」

 

ティファニアが言う。

 

「……ごめんなさい」

 

和泉までもそう言う。

 

やっべ、頭が痛くなってきたにゃ。

 

「……いいにゃ。どうせこのご時世、『どさくさに紛れて謀殺された』で済むにゃ」

 

この魔獣騒動に乗じて各地で私みたいに強引な方法で眷属にさせられた神器持ちが暴動を起こしているようだし。うん、それくらいなら誤魔化せるっしょ。サーゼクスだってそれくらいはもみ消すだろうし。

 

あー!胃に穴が空きそう!こういうのってそれこそ寿水の出番じゃないの?!

 

……ないものねだりしても仕方ないか。進めよう。

 

「とりあえず、声をかけてきた奴らの名前を記録しましょう。今は時間が押しているから簡潔にしましょう。まずだけど、冥界上層部は皆のお察しの通り消失した岸波大地の捜索をしない所か否定的な意見を明確に出すという方向に舵をとりました。どうみてもこれを機にご主人様を排斥する気満々ですね。はぁー……!なんで私こんなことしてんだろ」

 

「黒歌殿?」

 

「分かってるわよ、幽。で、そこからが色々あるけどとりあえず……ご主人様が残した書類にあったパターンの一つが今回の魔獣の進撃に当たるにゃ。それに則って皆行動することになる」

 

ご主人様は色んなパターンを簡潔にまとめ、その後の対処を書いていた。今回のような『俺がいなくなった後に国家転覆等のテロが起きた場合』なんてのも書いてある。そこまでやるならいなくなるなって話だけどね。

 

それじゃあ、話を進めよう。

 

「これを読んだ人なら分かる通り、これから私達はグループに分かれて行動することになる。その前の大事な確認をするにゃ」

 

これはご主人様が書いたものでもあり、私の想いでもある。

 

「死ぬなよ」

 

私の言葉に皆頷いた。

 

「それじゃあ、班決めにゃ。まずだけど、最初にルナーラと幽は後方支援、要するに別行動してもらうにゃ」

 

「分かりました」

 

「承知です」

 

ルナーラと幽は外交係。何かあった際の連絡の起点となる人だ。だから前線には出てほしくない。正直、二人は荒事も得意だからこっちにも回ってほしかったんだけど、そうも言ってられないのが現状だ。

 

「それじゃあ……すでに聞いている人もいるかもしれないけど確認と思って聞いて。私達には今、現四大魔王とグリゴリから援軍要請が来ているにゃ。私達の主な戦場は、リリス。冥界の首都よ。それと、戦力の足りない場所に随時って感じ。依頼してきたレヴィアタンとアスモデウスも謝っていたけど、余りにも無謀なものね。けど、やるしかないわ」

 

その言葉に意味が分かる者は息をのんだ。

 

「分からない人向けに言うと、私達の主な相手はあのクソデカい魔獣の中でも一番デカい2頭。その上で各地の魔獣共も相手にゃ。無駄な期待を背負ったせいでこうなったわ。しかも、悪魔社会の中心となる場所の防衛。笑えねー!!……はぁ。まぁ、そこはいいとしましょう」

 

私は頭を巡らせる。全く、こんなことを私にやらせるんじゃないにゃ……

 

「それじゃあ、班決めね。知っている人は知っているけど、私は寿水のようにうまく出来ないから文句は後からお願いね」

 

そこからは班分けをした。

 

詳細はこうだ。

 

裏方兼指示役:ルナーラと幽

各地の戦闘員の回復役:アーシア。護衛にスコルとハティ

第1部隊(予定ではルシファー眷属と合流。『超獣鬼』(ジャバウォック)との戦闘要員):黒歌とメアリと和泉とセリス

第2部隊(アガレス家と合流):ティファニアとレナ

第3部隊(ディハウザーと合流):光璃と美空

第4部隊(各地を転々とする遊撃部隊):天音とルイーザ

 

こんなもんね。

 

これ、マジで私の仕事じゃないだろ。なんで野良猫がお似合いの私が管理職やってるんだよ。

 

ご主人様め、覚えてろよ!帰ってきたら絶対にぶち〇すからな!私の性欲が満たされるまで徹底的にヤってやるからな!

 

心の中で思わず叫んでしまった。

 

「さて、皆の意見も取り入れながら決まったにゃ。私から言いたいことだ色々あるんだけどいいかな?」

 

「好きにしなされ」

 

幽がそう言うのでありがたく言わせてもらおう。

 

「まずだけど、前線に出る皆は武器は持っているはずにゃ。それで疑問なんだけど……レナ、いつもの刀はどうしたにゃ?」

 

あれ、ヨドンが作ったすげーいい代物らしいけど、今彼女が携えているのはヨドンが量産している魔力とかの類を高める剣だ。

 

「ヨドンさんが御使い化祝いで新しく剣を作り直してくれているんです。タイミング悪く、今はこれしかなくて」

 

「あー、なるほどね。それじゃあ仕方ない。一応配置の配慮はいる?」

 

「大丈夫ですよ?」

 

「オッケー」

 

とりあえず、一つ疑問は解決、と。

 

「あ、そうだ。それじゃあ、そのヨドン繋がりで……。うちの組織、『紅轟教団』(レッドゾーン・ブリゲード)が信徒獲得のために今回の騒動に本格参戦するって組織の上層部が決めたわ」

 

それを聞いてルナーラと幽は少し驚いた様子。まぁ、二人からすれば『今まで黙り込んでいたカルト教団』という認識だろうしね。

 

「あっちの戦力は間違いなく世界有数。それこそ対抗出来るのはインドラ、じゃなくて帝釈天も動く前提での須弥山くらいにゃ。レッドゾーンの信念を、偶然か必然かは分からないけど、正しく受け継いだそれが動く。分かるわね?世界が動くにゃ。そしてその先頭に立つのは、私達。覚悟してね」

 

ハウクスたちも随分無責任にゃ、なんて毒づいてもあの能天気共に伝わるはずもないか。

 

「最後に一つ。……皆はご主人様が死んでないとは分かっていると思うにゃ」

 

ご主人様の死。それはいつか来ることだろうが、今じゃないこと。あの書類に書いてあったことを端的にまとめると、『俺が死ねば君達は元の種族に戻る。ただ、死んでなければ例え別次元に居ようとも君達の種族は変わらない』。

 

念のために言っておくけど、私は『悪魔』にゃ。他の眷属も悪魔だし、御使いの皆も天使にゃ。つまりあの人は死んでいない。それだけは分かっている。

 

けど、それでも思うことはある。

 

「あの人は帰ってくる。そのことを諦めている奴はいる?」

 

そう言うと、皆真剣な表情で首を横に振る。

 

「だよね。それじゃあ、私達は私達のやるべきことをやるにゃ」

 

皆覚悟は決まっている。やることも、待つことも全部明確だ。後は気合入れて踏ん張るだけにゃ。

 

だからさ、早く帰って来て、ご主人様……!

 

 

黒歌side out

 

 

 

諸事情によりこの作品の全データが吹っ飛んで継続投稿のやる気も吹っ飛んだうp主です。HSD×Dから逃げるのも癪なせいか、リブートも本格的に視野に入って来た次第です。心機一転のリブートをするか、それともこの作品を意地でも続けるかアンケートと取りたいです。因みに、リブート後だと主人公の眷属は完全ハーレムでない方がやりやすそうなので、完全ハーレムでなくなります。とりあえず12章は意地でも書ききります。

  • 無理スンナ。リブートしたらしたで読むで
  • 逃げるな卑怯者(炭治郎並感)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。