ハイスクールD×D×R~禁断の使徒が頑張るRe:ライフ~   作:ブラッキオ

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うp主C「やべぇよ...やべぇよ...」
うp主D「お前が始めた物語だろ」




第4話 ロリなのか?まさか自力で脱出を?

 

 

ドラゴン退治の後、逃亡した俺はとにかく走った。走って走って、何かよく分かんない森へと入った。暗い森だったが、まぁこれが悪くない。陰キャの俺にはピッタリの暗さだ。

 

そんな中で俺はそこら辺の穴ぐらで横になっていた。

 

「どうすっかなー、行くあてもないし」

 

ある種ニートと変わりない状況になったわけだが、家も金もないわけだ。野人だよ、これでは。

 

――『未来に飛ぶ?』

 

あ、ユノハ様。

 

――『今、原作から大体1000年とかそこいららしいわよ(適当)』

 

へぇ、そんな前なんすね。でも、未来に行くってどうするんすか?そんなミラダンテ的サムシングを起こすわけにもいかないでしょうし。

 

――『なめるなよ小僧。我、神ぞ?』

 

そういやそうでした。ご飯も美味しくて洗練されたものがいいし、未来へ行きましょうや。それじゃあいっちょ頼みますかね。

 

――『ほいほい』

 

周囲が光に包まれる。これがタイムスリップってわけか。俺としてはやることもないし、寝てるか。

 

――『どうぞごゆっくり。さて、と。どの辺に飛ばしましょうか……この辺でいいわよね。スイッチ、オン!』

 

どうやらうまくいっているようだ。なら安心して寝ていられるな。

 

そう言えばだが、俺が未来に行った所で済む場所とかそう言う問題はどうなるんだろうか。その辺りを未来に行ったら聞いてみるとしますか。

 

そんな風に思っていた時だった。

 

――『へ……』

 

へ?

 

――『へっくしょい!!!』

 

おっさんみたいなデカいくしゃみと共に、俺の視界はグルグルと周る。うーん、かなり不味そう。まるで最終回のウルトラマンダイナだ。まさかこのままアカシックレコード的サムシングの外側に捨てられないよね?

 

「いてて……」

 

全身が痛みを感じ出す。見れば何だか少しずつ縮んでいっているようだ。何してくれてんだよ、あの女神様。

 

――『ごめんなさい、事故った』

 

「そうか、そうか……」

 

呑気な言葉に俺は諦めの心を持ちつつ、流れるままに身をゆだねるばかりだった。

 

 

 

―――

 

 

 

「な、なんだこのガキ!?」

 

人の声が複数聞こえる。どうやらアカシックレコードからははじき出されていないらしい。良かった。

 

で、だ。

 

「どっから入ってきやがった!」

 

何か目の前にいかにも怪しいって感じを漂わせているローブを着た奴らがいるんだけど、これもしかしなくても危険?手を見れば明らかに小さくなっているし……これは逃げるが勝ちって奴ですな。

 

「ンン!?」

 

目を疑った。だが、確実に見間違いではない。そこには縛られて口をふさがれている可愛らしい金髪ロリがいた。

 

これは……いわゆる誘拐って奴か?人身売買って奴か?

 

「おいガキ!」

 

男らしきローブを着た奴が俺の腕をつかむ。反射的に、それでも理性的でどこまでも感情に振り回されながら、俺はその掴む腕を砕いた。

 

「ぐぁああ!?腕がぁあ!!」

 

「て、てめぇ!!」

 

「貴様らのような外道にてめぇと呼ばれる筋合いはない!!」

 

踏み込み、刹那の速さで制圧する。肉を叩き、骨を砕く。関節をあらぬ方向へと曲げ、頭蓋を揺らし、意識を刈る。

 

一応俺、今体縮んでいるのだが、どうやらそれは枷にはなっていないようだ。こんなガキに大の大人が負けて恥ずかしくないの?そこでピクピクと痙攣している皆?

 

気が付けば、辺りは静まり返り、女の子と俺だけがそこにいた。風は冷たい。外も暗く、どうやら夜のようだ。

 

俺は近くの机に置いてあったナイフを手に取り、女の子に近づいた。別に傷つけるつもりはないよ?

 

「!?」

 

「ちょっとだけ我慢してくれ」

 

俺は優しく言葉をかけながら頭を撫でて、落ち着かせる。俺は急いで彼女を縛るロープを切り、口の轡を外した。

 

外した瞬間、少女は俺に抱き着いて泣き出した。大声でなく、静かにすすり泣くように。そうだよな、怖かったよな。こんな目に遭うなんて、辛かったろうに。

 

俺は黙って彼女を抱きしめ返し、そっと頭を撫でた。

 

しばらくして泣き止んだので、外へ出ると人気のない森の中に出た。遠くには街の明かりも見える。

 

「君の街はあっちかい?」

 

「多分……」

 

よしやること決まった。あそこまで彼女を届けよう。

 

「行こうか」

 

そっと手を取って、俺達は暗い森を歩いた。

 

途中で名前も聞いた。名前は『ラヴィニア』というそうだ。なんでこんなところに彼女はいたのか聞いてみたところ、なんでも『神器』なるものが関わっているらしい。彼女自身もそれで怖がられて親戚を転々とし、ようやく自分のような『神器』で困っている人たちを引き取る団体が彼女を引き取ることになったのだとか。

 

「……っ!?」

 

こんな夜の森なので空もまともに見えない。しいて言うなら月明りが照らしている。烏の鳴き声が不気味さを引き立たせる。そんなこともあり、ラヴィニアはかなり怖がっている。現に俺とつないでいる手も力がすごい籠っている。

 

どうしたものか、と考えてながら歩いているとあることを思いついた。それは『歌』だ。昔、子供相手に歌ったことがある。その時もちょっと怖がっていた様子が解けたのでかなりいい作戦だと我ながら思う。

 

問題は何を歌うかだ。彼女、見たところ外国人だし、海外に通用するもんなんかアニソン以外知らんぞ?ボンジョヴィとかは少しなら分かるけど……

 

「えぇい、ままよ」

 

「ダイチ?」

 

やけっぱちになり、俺はアニソンを歌い出した。創聖のアクエリオンのOPだ。曲だけ一人歩きしているあれだ。

 

森に俺の声がこだまする。鳥が飛ぶがお構いなしだ。今はラヴィニアの恐怖を少しでも和らげることが最優先。

 

「ふふっ。ダイチって面白い」

 

ちょっと振り向けばラヴィニアも表情が柔らかくなっている。よしよし、このままいくぞ。

 

「一万年と二千年前から愛してる」

 

しかしながらド直球な歌詞だなぁ。それがいいのだが。ひとしきり歌い終わったので、ラヴィニアの方を振り向く。

 

「一緒に歌おう!そうすれば怖くないさ!」

 

「え?」

 

「大丈夫、歌は心だよ」

 

「……うん!」

 

一緒になって歌った。子供を洗脳しているようで何だか気が引けるが、まぁいいだろう。この曲自体はそんなに電波ソングじゃないし。一般層にも人権はあるだろ。

 

「「一万年と二千年前から愛してる!」」

 

ラヴィニアもノリノリで歌い出した。気が付けば怖がっていた顔は楽しそうなものになっている。こんな子供の体で言うのもあれだが、少しくらい大人らしいことは出来たと思う。

 

そんなこんなで歌いながら歩いていたら街が見えてきた。もうここまで案内すれば大丈夫でしょ。

 

俺が手を離し、足を止めるとラヴィニアが振り向いた。

 

「どうしたの?」

 

「僕はここまで。さ、行った行った」

 

「なんで?一緒に行こうよ?」

 

ラヴィニアが悲しそうな顔をする。ダメ。ここは俺の場所じゃない。ただ事故で流されてきただけ。だから釣られちゃいけない。

 

「ダメだよ。ラヴィニアは帰らないと」

 

「やだ!一緒にいようよ!」

 

涙目になり出すラヴィニア。うーん、マジでつらい。幼女とは言え、女の子を泣かせるのは心が痛いなんてもんじゃない。

 

ラヴィニアも強く俺を抱きしめる。ああ、カリオストロの城でのルパンってこんな気持ちだったのかなぁ?

 

俺はそっと彼女を離す。

 

「それじゃあ、こうしよう」

 

俺はとっさに禁断の力と彼女を守護する願いを手に込め、結晶をあしらったネックレスを作って、彼女に渡した。結晶はルビーにも似た、透き通った赤い宝石だ。鎖の部分はプラチナ調にしてある。

 

「これは?」

 

「君が大きくなったら必ず僕と会えるお守りさ。それが似合う大人の女の子になるんだよ」

 

「……」

 

「それと」

 

俺はそっと頬に口づけをした。これくらいお兄さん許して。

 

「じゃあね!」

 

「待って、ダイチ!」

 

俺は颯爽と森へと戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ、つらい」

 

――『別にここにいればよかったじゃない』

 

「そもそもはあんたのくしゃみのせいなんだぞ」とぶちぎれたいけど、我慢した俺を誰か褒めてくれ。

 

――『それじゃあ、予定していた未来へ行く?』

 

「おなしゃす」

 

俺はまた光に包まれた。ラヴィニア、嘘ついてごめん。もう会えるか分からない。それでも元気でな。

 

――『(どうせ会えるわよ、特級フラグ建築士)』

 

 

 

―――

 

 

 

さて、未来についた俺だが、起こったことをまとめると『家もない。金もない。何もない』というものだ。

 

ファーw

 

何わろてんねん。ユノハ様も準備していなかったそうで、これには僕ちんも激怒。レッドゾーンで世界を滅ぼしてやろうかと思った。

 

だが、そんな癇癪をしても世界は変わらず回り続けているわけであって。こんな塵芥、何の意味があるのでしょうか。

 

――『ねぇ、私が悪かったからいつまでも公園の遊具の中で体育座りしてないでよ』

 

「うるさい……」

 

かれこれ数日、雑草と樹皮しか食べてない。警察も来ない。そんな絶望の状況下だった。

 

「大丈夫?」

 

「良かったら、うちに来る?」

 

救いの手が差し伸べられたのは。

 

 

 

 

 





なんやかんやこの駄作も見てもらえて、ありがたい限りです。

これで0章は終わりです。次から本編に入ります。入りたいです。



諸事情によりこの作品の全データが吹っ飛んで継続投稿のやる気も吹っ飛んだうp主です。HSD×Dから逃げるのも癪なせいか、リブートも本格的に視野に入って来た次第です。心機一転のリブートをするか、それともこの作品を意地でも続けるかアンケートと取りたいです。因みに、リブート後だと主人公の眷属は完全ハーレムでない方がやりやすそうなので、完全ハーレムでなくなります。とりあえず12章は意地でも書ききります。

  • 無理スンナ。リブートしたらしたで読むで
  • 逃げるな卑怯者(炭治郎並感)
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