ハイスクールD×D×R~禁断の使徒が頑張るRe:ライフ~ 作:ブラッキオ
5月から暑くなるそうです。もうなの?(困惑)
そんなこんなで皆の修行開始から2週間ほどかな?それくらい時間が経って、俺達オカ研メンバーは集まっていた。何でもない、修行の報告会だ。ついでに眷属の紹介もしろとアザゼル先生の提案があったので、黒歌と幽さんを連れてきた。
「そう言うわけです、お嬢様。抜け駆けして申し訳ないですが、このような理由で岸波大地様の眷属となります」
「……そうね、分かっていたわ。だってあなた昔からレッドゾーンが好「いくらお嬢様と言えども言って良いことと悪いことがありますぞ。大地様も何も聞かないでください」
リアスと朱乃は何やらお悩みの様子だ。アーシアは涙目だし、他の皆は苦笑い。助けて兵藤。
で、黒歌の件で絶賛迷い中の塔城さんだがどうやら黒歌とは話をしっかり付けた模様。ただ、そんな簡単に飲み込める案件じゃないので、ゆっくりと黒歌を受け入れていくことになったそうだ。これにはアザゼル先生もニッコリだった。
こうして俺らは再び顔を合わせることになった。随分長くも思えたが、彼女たちにとってはまだ短いだろうな。何せ、目指す所が高いそうだし。
そうしてその晩は皆でグレモリー邸に宿泊、リアスは帰宅か、そういうことになった。あと何故かは分からんが、アーシアと俺は同衾した。なんで?手、出してないからな?
翌日の夕方。俺はおしゃれをしていた。何でも、今日はパーティーがあり、それにセラフォルーさん達のお願いもあって参加することになったのだ。その会場への行き方はタンニーンさんとその御一行様に乗っていくんだとか。あと、シトリーさんとその眷属の皆、つまり生徒会メンバーと共に行くそうだ。
他の男性陣は制服だ。俺もそれでいいじゃないかと思ったが、俺は特別だそう。何で?
そんなわけで俺はメイドさんと幽さんに連れられておめかしすることとなった。黒歌も同席している。これが眷属ってものか。女性陣も同じようにおめかししているようで、今回眷属である二人とアーシアもパーティーに参加するから、3人もそれに合わせたらしい。全く、グレモリー家は良い人すぎるぜ。ただ、そのおめかしの中にヴラディ君もいるのはちょっとどうかと思った。あの子、そもそもが美形だからスーツも似合うと思うんだけど。
そういうわけで、おめかし。具体的にはオールバックに髪型を固める。服装は黒いスーツに金色のネクタイ。赤い上着を着る。髪色のせいでカイザーベリアル感がすげぇ。ベリアル様だよ。
そんなわけで俺は服装の準備が終わる。『写真を1枚お願いします』なんてメイドさん達に言われたからちょっとした撮影会も始まったが、幽さんが止めてくれた。ありがたい。実にありがたい。俺がこういう善意の押しに弱いせいで皆を待たせることになってしまうからな。
因みに幽さんも幽さんで緑色の綺麗なドレスを着用しているし、黒歌も黒色のドレスを着ている。見惚れた。というか惚れた。そんなことを冗談交じりに言ったら無言の笑顔で対応された。大人だ。
そういうこともありつつ、俺と幽さん,黒歌は一緒に皆の下へと駆けつけた。どうやら皆先に着いていた様子。10体ほどのドラゴンもタンニーンさんと一緒にいる。
「遅くなった。申し訳ない」
『……』
皆こっちを見るとダンマリ。え、なになに?もしかしておこ?
「み、皆?そんなに怒ってる?」
「ち、違うわ!ちょっと、ねぇ?」
リアスの言葉に皆頷く。どういうことだ?幽さんを見るが目を合わせてくれないし、黒歌を見ても呆れる様子。え、え?
「我々の主殿は少々女心というものを学んだ方が良さそうですな」
「ほんとよ……」
―――
「うお、すっげー!」
隣のタンニーンさんに乗っている兵藤が歓喜の声を上げている。ドラゴンの皆さんに乗って会場まで行くのだが、その道中は結界を張ることで髪型やら衣装やらを崩さないようにするのだとか。便利ねぇ。
で、現在俺達は空を飛んでいる。ドラゴンの背に乗って。兵藤が乗っているタンニーンさんの斜め後ろに俺と黒歌、幽さんがドラゴンに乗って空を飛んでいる。
――「ドラゴンの上からこの景色を見るとはな。神器になるのも悪くないかもな」
「俺は結構だ、ドライグ。やることがたんまりあるんでな。しかし、いまや強大なドラゴンで現役なのは、悪魔になった俺を除けばオーフィスとティアマットのみ。残りは封印か隠居か。玉龍もミドガルズオルムの奴らも二度と表には出てこないだろうし、ドライグ、アルビオン、ファーブニル、ヴリトラは神器に封印。ヴリトラに至っては分割されているそうじゃないか。惨めなものだが、強いドラゴンは退治される運命。そうとでも言うべきだな」
そう語るタンニーンさんは少し寂しげだった。何だか、こうして乗るのも複雑な感じだ。
「そういや、おっさん。一ついいか?」
「なんだ小僧?」
「おっさんってどうして悪魔になったんだ?」
兵藤の言葉を皮切りにタンニーンさんが語り出した。何でも、この世界には『ドラゴンアップル』なる龍の食べるリンゴがあるそうで、種族によってはそれしか口に出来ない奴もいるんだとか。ただ、そのリンゴが人間界から絶滅、いまや冥界にしか残っていない。でも、ドラゴンは冥界ではとんでもない嫌われ者で、タダでもらえるわけがない。だから自分が悪魔になって実の生っている地区を丸ごと領土にしたんだとか。今では人工栽培の研究も進めているんだとか。
何というか、聖人……というより聖龍すぎない、タンニーンさん?まさしく『大義の為の犠牲となる』じゃん。未来を繋ぐために、己を犠牲にする。とても高潔だ。
「おっさん、いいドラゴンなんだな」
「いいドラゴン?随分面白いことをいう!しかも赤龍帝からとはな!だがな小僧、良いことを教えてやる。『種の存続のために体を張る』ってのはどこも同じだ。それが偶然ドラゴンだっただけだ」
タンニーンさんの言葉が俺に響く。俺、なんて小さい人間なんだろう。こんなに大きな人、というかドラゴンは初めて……ではない。俺の両親がそうだ。でも、彼らに並ぶってことはこの世界でも相当な上澄み他ならない。
「レッドゾーン、随分しけた顔をしているな。ドラゴンに乗っていることに気が乗らないのか?」
俺が物思いに耽っているとタンニーンさんに声をかけられた。別に気が乗らないわけじゃない。寧ろ、こんな夢のようなことをしている今がありがたく思える。
「まさか二天龍を倒した貴様が今更ドラゴンを恐れることもあるまいよ」
「いや、恐れている」
反射的にそう答えてしまった。そりゃこんなにでっかいのが目の前にいたら怖いよ。
よく考えれば、俺もディスペクターという形でドラゴンを散々使い倒していた。何ならニコル・ボーラスも使っていた。そんな俺に今更モルネク達を憎み恐れる資格があるのか?散々サバキとか赤緑ボルシャックとかのドラゴンデッキを5Cのカードパワーで轢き殺していたくせによくそんなこと言えたな、俺。
そういや、ジャガイストとカクメイジンもドラゴンだったな……
「……そうか」
「……やめよう、これからパーティーに行くというのにこうも辛気臭い話は無用だ」
そうして話を切り上げた。全く、俺の馬鹿。
その後は頑張って談笑した。特に盛り上がったのは眷属周りの話。『眷属の女達はお前の趣味か?』から始まり、『レッドゾーンは乳のデカい女が好み』ということを知られることになった。うるせぇ!黒歌も幽さんも偶然デカパイだっただけだ!
性癖暴露をしつつ俺達は空の旅を楽しみ、気が付けば眼下にホテルが見えた。
タンニーンさん達が着陸すると、下からライトが照らされる。タンニーンさん達から降りると、彼らは大型悪魔なるもの専用の場所に行くんだとか。まぁ、確かにそのデッカイ図体で正面突破は些かキツイものがありそうだしな。
そうして、俺とアーシア、黒歌、幽さん及びリアス一行と支取さん一行はそれぞれリムジンに乗って会場まで行く……と思ったのだがどうやら違うらしく、アーシアはリアス達と合流、俺達3人は別ルートから入ることになった。
「こんにちは、大地君!」
そんな中でセラフォルーさんが出迎えてくれた。きれいなドレスを身にまとっている。
「そっちの二人はサーゼクスちゃんから聞いてるよ」
「この度は我々もお誘いいただきありがとうございます、レヴィアタン様」
「大丈夫だよ☆でも、負けないからね☆」
負けない?バトルでもするの?
「……朴念仁」
黒歌のボソッと一言を聞き流しつつ、俺達はリムジンに乗り込む。
今回俺だけ別行動なのは訳がある。元々このパーティーは若手悪魔のためにサーゼクスさんやセラフォルーさんたち魔王様が用意されたものだそう。だが、それは建前。各家の方々の交流会ってのが正しいとも言えるそう。リアスたち若手ではなく、リアスのお父様方世代のお楽しみパーティーとしての面が強いんだとか。要するに子供を出しにして酒が飲みたいってわけだ。4次会まで予約されている人達もいるそうで、そもそもリアス達と会場入りしないどころか先に会場入りしておっぱじめている時点でもう察し。ってセラフォルーさんが言った。
そこで俺の出番。折角のパーティーなのだから若手にもご褒美を上げたい。そんな訳で俺がパーティー会場で一言挨拶した後、俺との交流の機会を与えるってわけ。大学の文化祭における有名芸能人を呼ぶことのそれかな?そういう訳だ。
しかし、俺との交流なんか楽しめるんだろうか。心配になってセラフォルーさんに訊ねるといい笑顔で『大丈夫!』なんて言われた。そうか、セラフォルーさんが言うならそうなんだろう。
気が付けば会場のホテルに到着、俺達3人は待合室にてセラフォルーさんから段取りを聞き、彼女は彼女でお仕事に行った。その後は他愛ない談笑をして時間を潰していた。
「大地君、そろそろいいかな?」
のんびり眷属との交流をしていた所、セラフォルーさんに呼び出しを受けた。さて、いざ尋常に勝負と相成らん。
1枚1000円でも物によっては安いと思ってしまう自分が嫌になります。
諸事情によりこの作品の全データが吹っ飛んで継続投稿のやる気も吹っ飛んだうp主です。HSD×Dから逃げるのも癪なせいか、リブートも本格的に視野に入って来た次第です。心機一転のリブートをするか、それともこの作品を意地でも続けるかアンケートと取りたいです。因みに、リブート後だと主人公の眷属は完全ハーレムでない方がやりやすそうなので、完全ハーレムでなくなります。とりあえず12章は意地でも書ききります。
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無理スンナ。リブートしたらしたで読むで
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逃げるな卑怯者(炭治郎並感)