ハイスクールD×D×R~禁断の使徒が頑張るRe:ライフ~   作:ブラッキオ

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『ラヴィニア出したいなー。いっそ原作より早く出すか?』なんて思いつつも出すタイミングがいまだ分からないでいます。




第59話 決められた戦い

 

紫藤さんを迎えて数日後のこと。俺はクラスメイト達と話し合いをしていた。

 

「そういうわけで、体育祭の目玉である総合レースの出場者を決めようと思います」

 

前で鹿島さんが指揮を執る。さて、俺はどの二人三脚に出るのかな?(すっとぼけ)

 

いやね、俺さ、1年2年の時にリレーで無双しすぎたんよ。そのせいで『つまらん』って声が上がって来たらしく、つい先日シトリーさんから直接『あなたは二人三脚で出てください』って言われたよ。

 

「まず最初に言いたいのですが、岸波君は三人四脚でしか出てはいけないというお達しが生徒会から出ています」

 

『『三人四脚?』』

 

クラスメイト達と俺の声が被る。

 

「本来二人三脚の枠なのですが、今までの岸波君の活躍を考えたのか、そのようなハンデを背負うことに我々はなりました。その上でグレモリーさんと姫島さんは三人四脚への参加は不可能とされました」

 

「なんでさ」

 

「ご、ごめんなさい!」

 

「あ、いやなんでもない。鹿島さん」

 

苦い顔をする俺を見てリアスはクスクスと笑う。

 

「それもそうよ。私達が手を組んだら勝ち目がなくなっちゃうでしょ?」

 

「それもそうだが、何も君達まで巻き込まなくとも……」

 

「多分だけど、ソーナもソーナで苦渋の決断だったと思うわ」

 

「余り目立ちすぎるのも悪いものですわ、大地君?」

 

「うっす」

 

二人に諫められる俺。年下に無情な正論ではなく、ただの真っ当な意見を言われて恥ずかしくないのか?

 

俺はボーっと外を眺めていた。折角の皆の青春なのだ、邪魔するわけにもいかんとは分かっているが、どうしても悔しい思いが残る。

 

「それでは最後の『二人三脚』もとい『三人四脚』のメンバーを決めたいと思います。誰か、岸波君と組んでくれる人はいますか?」

 

鹿島さん、その言い方はひどいよ。まるで俺がボッチみたいじゃないか。去年まで実際そうだったけどさ。

 

で、鹿島さんの言葉に皆閉口する。え、マジでボッチ?

 

「じょ、女子の皆さん!岸波君と走れるいい機会ですよ?!」

 

「いやぁ、そうだけどさぁ……」

 

「岸波君と走るってそれ相応にこっちに求められるものも多いわけでしょ……?」

 

「それに最後なるのは、ねぇ?」

 

「み、皆さん……だ、男性陣はどうですか?!」

 

鹿島さんが必死の抵抗を試みるも、何もなく。

 

「いや、岸波に着いて行ける気がしない」

 

「ことリレーであんなバグみたいなことしてた男に合わせるのって無理でしょ?」

 

「俺、最後は嫌だよ?」

 

なるほど、体育祭の目玉かつその最後のランナー。重荷だろうな。俺とて出るのが当然みたいなこの空気じゃなければ出たくない。でも、誰かがやらねばならない以上なぁ……

 

そんな時だった。手を上げた人物がいた。

 

「私が請け負いましょう」

 

「サバーニャさん……!」

 

サバーニャさんが手を上げた。そっか、彼女、腹くくったんだな。

 

「それでは、一人はサバーニャさんとして、あと一人なのですが……」

 

「鹿島さん、一緒にやりましょう」

 

「え……えぇ!?」

 

サバーニャさんが鹿島さんを指名する。

 

「わ、私じゃ……」

 

「それこそ、先ほど鹿島さんが言った『折角の機会』というものです。一緒に岸波君と走りませんか?」

 

サバーニャさんが鹿島さんを誘う。大丈夫?錯乱してない?

 

「わ、分かりました!私が責任を持って走ります!」

 

『『おぉ……!』』

 

クラスメイトの驚きの声を受け、三人四脚のメンバーは決まった。

 

 

―――

 

 

翌日、体育祭のために俺とサバーニャさん、鹿島さんの3人は三人四脚の練習をしていた。二人とも最初は戸惑っていたが呑み込みが思ったよりも早く、これなら本番までに仕上がりそうだと思った。

 

「さて、休憩にしよう」

 

「「はい!」」

 

俺達は校庭の隅に座った。この休憩には大きな意味がある。彼女達のコンディションとかはよく分からない。じゃあ、なんでそんなことをするかと言うと……

 

「疲れましたね(ブルン)」

 

「思ったよりも大変ですね(ボイン)」

 

そのデカパイが当たるのだ。そうでなくてもいい匂いが両サイドからする。リアス達のおかげで慣れたと勘違いしていたようだ。そもそもリアス達にすらも慣れていないんですけどね。これでは俺の股間が水晶武装してエターナル・Kしてしまう。だから休憩したのだ。

 

ま、そんな感じで俺達はのんびりとしていた。にしても、二人の距離が近い。あれ?これじゃ休憩の意味ない?

 

危機感を持っていたらこちらに二つの人影がやって来た。あれは……

 

「支取さんと真羅さんか」

 

「どうも、岸波殿」

 

「こんにちは、岸波君」

 

生徒会トップのお二人がやってきた。

 

「練習か?」

 

「そうです。私は総合レースの短距離に出るので、バトン渡しの練習も兼ねて走っていたのです」

 

シトリーさんがそう答える。いやぁ、熱心で真面目なこと。ちょっとお堅い感じもするけど、それもまた彼女の魅力だろう。

 

「聞きましたよ、岸波君。女子二人を侍らせて三人四脚するんですってね?」

 

「真羅さん、言い方がひどい。まぁ、間違ってはない」

 

真羅さんの言葉を俺は言い返せなかった。だって、傍から見たら完全にデカパイ美少女侍らせていちゃついてるヤベー奴だもん。何なら真羅さんも合わせてデカパイパラダイスだ。助けてリアスと朱乃!いや、リアスも朱乃もデカパイ美少女じゃねーか!助けてシトリーさん!

 

「き、岸波君は渡しませんよ!」

 

「同じく!」

 

アッハッハッハ!何でこうなったの?

 

「え、わ、私は……」

 

こら、真羅さんも困っているじゃないか。

 

「無理しなくてもいいんだぞ、真羅さん」

 

「椿姫も、もう少し頑張ったらどうですか?」

 

「岸波君の女たらし!」

 

「なんでぇ!?」

 

 

―――

 

 

練習も終わって、放課後。リアスから俺に会いたい人がいると言われてオカ研に出向いた。

 

今日の夕飯はカツオだそうだ。俺もカツオは好きだからちょっとルンルンになっている。惜しむらくはうちに帰ればゲロ以下野郎のことが待っているというのと酒が飲めないってこと。あー、カツオと焼酎で盛り上がりたかったなー!ま、それもあと2年の辛抱か。

 

「おっす、おらレッドゾーン。ってなわけで来たぞ」

 

俺が小粋なジョークを挿みながらオカ研のドアを開く。そこにはサーゼクスさんとセラフォルーさんがいた。あらら、来客ってお二人なのね。

 

「お久しぶりです。サーゼクスさん、セラフォルーさん」

 

「ああ……本当にその通りだね、岸波君……」

 

「大地君……」

 

およ?なんか二人の表情が暗い。先に集まっていたオカ研メンバーも顔をしかめているし、何ならアザゼル先生は今までにないようなめんどくさそうな顔をしている。

 

「皆さん?一体どうしたというので?」

 

そう言うとサーゼクスさんとセラフォルーさんの魔王二人が頭を下げてきた。

 

「すまない、岸波君……!」

 

「ごめんなさい!」

 

「え、え?一体どういう?」

 

俺が混乱していると、アザゼル先生が助け舟を出してくれた。こちらに雑誌を投げてきた。それを受け取る。てか、この部室にしては珍しく机の上に新聞もある。

 

「おい、岸波。その付箋が張ってある所を見ろ」

 

「はぁ……」

 

俺は雑誌をパラパラっと開く。付箋の所まで開くと、そこには衝撃の文字が書かれていた。

 

「……は?」

 

いや、これどういうこと?

 

「だろうよ。こんなやり方でってのは前代未聞だ。だろ、サーゼクス?」

 

「ああ、その通りだ。アザゼル」

 

皆が顔をしかめていた理由が分かった。いや、どうして……

 

そのページに書いてあったこと、それは……

 

『世界の英雄レッドゾーンVS若き悪魔ディオドラ・アスタロト 世紀の一戦、決定!!』

 

俺、そんなこと聞いてない……

 

 

 





マス〇ミ、顕現。

諸事情によりこの作品の全データが吹っ飛んで継続投稿のやる気も吹っ飛んだうp主です。HSD×Dから逃げるのも癪なせいか、リブートも本格的に視野に入って来た次第です。心機一転のリブートをするか、それともこの作品を意地でも続けるかアンケートと取りたいです。因みに、リブート後だと主人公の眷属は完全ハーレムでない方がやりやすそうなので、完全ハーレムでなくなります。とりあえず12章は意地でも書ききります。

  • 無理スンナ。リブートしたらしたで読むで
  • 逃げるな卑怯者(炭治郎並感)
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