ハイスクールD×D×R~禁断の使徒が頑張るRe:ライフ~ 作:ブラッキオ
何だか急に暑くなってきましたね。皆様も体調には充分お気を付けてください。
最近、以前眷属周りのアンケートをとった時の拮抗のし方が結構僅差であれだったのが気になって来た所。まぁ、仮にIFなり別世界なりなんなりで書くとしてもまずこちらを終わらせる覚悟で進めるつもりです。
うわぁああああああああ!!(花京院典明)
はい、少し荒ぶることで正気を保つことが出来たので普通に話します。
俺の大嘘の集大成こと『轟熱伝』だが、世界中でとんでもない大ヒットをかっ飛ばしているらしい。そう、『世界中』でだ。冥界だけじゃない、天界も。聖書勢力以外にも書籍はその手に渡ってるそうだ。おぉう……
そんな特級呪物が解き放たれた今、俺はと言うとすごい頭を抱えていた。
一応内容としては今の所出ている時点でこうだ。
サイバーロードとリキッドピープルとの戦争である『序編』。
スターマンでおなじみの五大王との戦いで、一人で背負わないことを学んだ『五大王編』。
部下たちを失うも絶望に負けない主人公の姿と力から、託すことを知ったマーキュリー・ギガブリザードとヴィーナス・ラ・セイントマザーの力を受け取り、アポロヌス・ドラゲリオンの力を手にした『不死鳥編』。
仙界での修行でアポロの力を完全に扱えるようにした『修行編』。
ゴッドたちとの戦いで、裏で糸を引いていたデスフェニことゼロフェニをぶっ潰した『極神編』。
世界を守るためのナイト側の傭兵として戦国武闘会への参加。HELLがロマノフ一世によって暴走し、シデンとシーザーが命をかけて破壊した『戦国編』。
煉獄にて死んだシーザー筆頭のナイトたちとの修行し、ディスペクターの因子を取り込み、ついでにシーザーさんと共にMRCとなったロマノフを討ち果たした『修行編その2』。
アクエリオンと敵として初めて出会い、家に持ち帰りした『嫁とり編』。
さぁ、皆さんは思うことがあるでしょう。
なぁにこれ?
そうでしょうよ。でもね、どうせ嘘つくなら好きなカードには活躍してもらいたいじゃん。俺とて、デュエプレでの青白グレートメカオーとかクローシスシーザーさんとかにはお世話になった覚えしかないからね。ただまぁ、そうなるとキリコとかいうヘイトを超えた何かの塊っていうか『反則の王道』をどうするかって問題なんだけど……
そんなことはどうだっていい。その汚物こと『轟熱伝』だが、あれが発表されてから言われたことがあって、それは『誰よりも努力してきた男』『俺は王子というのは似合ってない。どこまでも最前線にしか身を置けず、誰よりもただ走ることしか示せない戦士』ってこと。
前者に関しては正直サイラオーグさんに影響された所はある。が、そんな大きな影響ではない。『初めから天才だった』なんてことを知った人達が『才能だから』と諦めるのが嫌だったから、俺も『最初は無能だった』『親の力を引き継げず、悲しい思いをしていた。だから努力した』っていうのをお出しすると最初から決めていた。結果、サーゼクスさんの受けが余りに良かったです。兵藤やリアス達もどうやら俺が初めからスーパーヒーローじゃないことを知って、思うことがあった様子。
後者に関してだが……すいません、ゼクス・マーキスに思いっきり影響を受けました。いや、言い訳させて。あの人、かっこよすぎじゃん。誰だって憧れるでしょ?それにさ、俺みたいな本当は王子じゃない人間がそれっぽい嘘で騙すにはこう言う方法しかないんだよ。『生まれた時から王子気質』なんてやっていたらいつしかボロが出る。だったら、最初から『王子なんて似合わない』ってやっていた方がマシでしょ?
え、じゃあその『ディスペクター』って文字は何だよって?いいだろ別に、多少盛ったって。
ま、そんな感じだ。俺は今日も今日とていつもの日常を何事もないように生きていくことで必死だ。頼む、これ以上俺を苦しめないでくれ。
よし、何でもない日常の話に戻そう。今日の夕飯はカツオだそう。そういやもう秋か。早いもんだ。初夏のカツオを最近食べたばかりに思えるというのに、もう秋のカツオか。
「大地様、どうかされましたか?」
隣にいる幽さんの声によって現へと戻される。ああ、いやだ。現実を直視したくない。でも、その目で見なきゃ。それが俺に与えられた……いや、自分自身で科した罰だ。
今俺達は天音さんのご実家の料亭、その奥の一室にいる。俺の両隣にはセリスさんと幽さんがいる。黒歌は今回お休み。紅轟教団の方で仕事があるそうだ。で、向かいにいるのはティファニアさんとレナさん、ルイーザさんの3人。そう、眷属と御使いのことで揉めている3人だ。
揉めている。この表現は果たして正しいのだろうか。黒歌に言われた言葉を今になって反芻する。
―『皆あなたが一人の男として好きなんだよ……?』
分かっているさ。俺だって馬鹿じゃない。目の前の3人の俺を見る目。それの意味を知らない無知な子供じゃない。
――『だったら分かってんだろ?どうすればいいかってことをよ?』
ああ、分かっているさ、ドキンダム。俺だって男だ。そして、英雄っていう『普通』とかけ離れた男だ。応えたいもんは出来る限り全部応えていくさ。
さぁ、話し合いを始めよう。
「さて、今回の集まりですが……駒とカードの返却、ではなさそうですね」
そう言うと彼女達から駒とカードが出てくる。それらからは強い意志を感じる。ああ、そうだよな。お前らが望んだんだもんな。だったら背負ってやるよ。その欲望って奴をよ。
「手短にいきましょう。遅いとあれなので。……3人とも、俺の眷属と御使いになってくれませんか?」
そう言うと皆驚いた様子をする。どうやら、ヘタレていた俺を想像していたらしい。
「大地様。いくら黒歌殿に発破をかけられたと言えども、何もそこまで大きな変化をしろとは……」
幽さんは俺を気遣ってくれてそう言うが、俺は彼女を制止する。
「いいんだ、幽さん。これは俺がいけなかったんだからな。いつまで経ってもヘタレていて、無責任に逃げていた。覚悟だって今も決まってないけど、それでも背負わなきゃいけないもんがある。その責任はしっかり果たすさ」
「そうですか。でしたら、それ以上はそれがしからは言うことはございません(……まったく、この人は乙女の敵ですね)」
彼女にそう言い、俺は3人の方を向く。
「言っておく。別に俺の眷属と御使いになろうとも、俺の女にならなくていい。そう言ったことを縛るものじゃない。それだけは理解してくれ。その上でもう一度問う。俺の眷属と御使いになってくれませんか?」
そう言うと、彼女達も腹を括るかのように表情を真剣なものとする。
「私でよければ、ぜひとも私をあなたの力とさせてください」
レナさんが
「私もです。まだまだ未熟ですが、よろしくお願いいたします」
ルイーザさんが
「わ、私もです。大きなプレッシャーは、これでもグリゴリにいた頃から受けていましたので慣れっこです!」
ティファニアさんが
3人がそう口々にする。
「そうか。そうかそうか……。ありがとう」
俺は彼女達の覚悟に涙するしかなかった。ええ子たちや。本当に俺にはもったいないくらいの。そんな子が俺を慕ってくれている。こんなにもうれしいか。俺は幸せすぎる。全てに恵まれている。
「それじゃあ、駒とカードを使う。っとその前に……」
俺はいつもの文句を言う。彼女達の自由を縛らないために。少しでも彼女達に逃げ道を作るために。
それを言い終えると、彼女達は笑った。何で皆して笑うの?俺は不思議に思い、幽さんとセリスさんに聞くが、『もっと女心を学べ』と一蹴された。なるほど、分からん!
俺は、ティファニアさんに『兵士』の駒を、レナさんにAのカードを、ルイーザさんに7のカードを授けた。
さて、ひと段落終わった。ちょっとトイレに行こう。最初の沈黙の時にお茶を飲みすぎた。
「ちょっと席を外す」
「承知しました」
俺は立り上がり、扉を開ける。
「あ」
そこには天音さんがいた。状況からして聞き耳を立てていた様子だ。
「あのー、天音さん?どうしたのですか?」
「えーっとその……私もあなたのものになりたいって言ったら……ダメかな?」
……なるほどね、そう来ましたか。彼女までとは少し予想外だった。親のこともあるし、今すぐ答えを出すわけにもいかん。うーん、先送りにしよう!
「……後日」
「え?」
「後日また来るんで、その時にお話しを」
「っ!うん!」
そう言うとルンルンとしながら戻っていく天音さん。上機嫌なことはいい。いいんだが……
「ご覧になりましたか?あれがあなた方の主の女たらしっぷりです」
「ずるいわよね、あれ」
女性陣が怖いです。
次回、原作9巻。
一応の宣誓ですが、当二次SSでは英雄派ないし曹操へのテコ入れや救済、変化は許さないつもりです。彼らには堕ちるところまで堕ちてもらいます。
諸事情によりこの作品の全データが吹っ飛んで継続投稿のやる気も吹っ飛んだうp主です。HSD×Dから逃げるのも癪なせいか、リブートも本格的に視野に入って来た次第です。心機一転のリブートをするか、それともこの作品を意地でも続けるかアンケートと取りたいです。因みに、リブート後だと主人公の眷属は完全ハーレムでない方がやりやすそうなので、完全ハーレムでなくなります。とりあえず12章は意地でも書ききります。
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無理スンナ。リブートしたらしたで読むで
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逃げるな卑怯者(炭治郎並感)