ハイスクールD×D×R~禁断の使徒が頑張るRe:ライフ~   作:ブラッキオ

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原作第9巻です。

進行形で誤字をしたりとんでもない間違いをしていたりしますが、お付き合いいただけると幸いです。



第9章 修学旅行はパンデモニウム
第83話 胃痛の響く毎日


 

どうも皆様。馬鹿です。最近眷属と御使いが合計4人増えました。3人じゃないです、4人です。

 

結局レナさん達とのことがあった2日後に天音さんから呼び出しをくらい、そのまま彼女のお父様にぶん殴られ、お父様の拳が真っ赤に腫れました。眷属周りのことは裏とつながっているのもあって、諸事情は知っているようで、お父様的には天音さんを嫁に出す感覚だったそう。その後、手加減しての殴り合いをし、分かり合うことに成功。そのまま眷属兼結婚相手にされました。

 

うん、はっきり言っていい?この世界の人達は何ですぐ結婚に結び付けるの?

 

しかも俺の両親にまで天音さんのことはマイルドに伝わったせいで、軽く説教されましたよ?悲しいよ。でも、最後は『英雄なら英雄らしく、女の子を泣かせるなよ』って結論に至ることになってしまった。言っておくが、親には駒とかカードのことを伝えてない。だというのに、的確にそんなことを言われたので、俺の全てを見透かされているようでちょっと心に来るものがあった。

 

ああ、もっと強くならないといかん。強くなりたい。Give me more power!!

 

「そう言えば、2年生の皆はもう修学旅行なのね」

 

部室にてリアスがそう言う。そういや、2年生はもうすぐ修学旅行だ。秋になり、紅葉も美しくなったこの時期、我らが駒王学園高等部2年生は修学旅行へと出かける。行先は京都だ。

 

「はい!明後日にはもう出発しますね!」

 

アーシアも初めての経験故に心躍らせていた。うれしい。この子が幸せなだけで俺は幸せになれる。

 

「修学旅行ですか。皆はもう班決めはしたのかしら?」

 

朱乃がそう言うと、ゼノヴィアさんが頷いた。

 

「私とイッセー、イリナとアーシアは一緒の班だ」

 

「どうしても僕だけは別クラスですから単独行動になってしまいますけどね」

 

木場も続いて言った。

 

「ダイチさんは去年どちらにいかれましたか?」

 

アーシアがそう言う。俺?俺は班の人と色々と回ったな。

 

実はぼっちちゃんじゃなかったんだよ。班組みの時にボッチになりかけていた所を鹿島さんとサバーニャさんが声をかけてくれてさ。それで二人と一緒に回ったんだ。

 

「確か……安井金毘羅宮に、下鴨神社、地主神社、八坂神社だったかな?」

 

「全部恋愛の縁結びじゃない……」

 

リアスが呆れる。うん、俺もあとで知った。だって班の二人がすごいプッシュしてきたんだもん。正直縁結びをすごい推されたせいで、今でも二人が俺のことを男性として好いているんじゃないかって思ってる。特に最近の黒歌の一件もあって、その考えは余計に強まっている。でも、彼女達は一般人だ。俺のような世界の裏の事情とは程遠い存在だ。彼女達まで巻き込むのは良くない。

 

今はそんなこと童貞ムーヴを考えるのはやめよう。後輩たちが旅行を楽しみにしているんだ、そこに水を差すわけにもいかんだろうよ。

 

「後輩たちよ。京都旅行の先達としていうことがある。『時間管理と場所と距離の把握はしっかりしておけ』」

 

俺がそう言うと頭の上に『?』を浮かべる2年生一同と思い当たる節があるのか頭を抱えるリアスとクスっと笑う朱乃。

 

「大地君の言う通りですわ。リアスもそれでひどい目に遭いまして」

 

「朱乃の言う通りよ。私ったら柄にもなくはしゃいじゃって。そのせいで予定していた場所を回れなくなったのよ」

 

そんなことがあったのね。実は俺もそうなりかけたのだ。

 

事の発端は一人の女の子。金髪で狐耳を付けた女の子。その子が迷子になっていて、見捨てるわけにもいかなかったので三人で可愛がっていたら、地元の子であることが判明し、彼女の案内で色々回れたのだ。途中で不審者による襲撃もあったから、そこそこやんごとなき身分の子だったのだろう。この襲撃が厄介で、結構な頻度であったもんだから『神社に逃げ込む→襲撃者をしばく→突っ走って逃げる→神社に逃げ込む』を繰り返したもんだ。そのおかげで色々回れたってのもあるか。

 

そんな彼女も迷子になった理由があり、それは『家出』。何でも、自分が家業を手伝えず、母親に抗議したら『お前には任せられない』と言われ、ムカッとして家出をしたんだと。

俺か言えたことは、『まぁそうだろう』だった。だってまだあの子は子供だ。出来ることも限られれば、責任を取れるような立場でもない。何より、子供故の無力だってある。そんな状態で仕事を任せられるか。

 

はっきりと言ってしまったせいで鹿島さんとサバーニャさんに怒られたが、ここから続けて言ったことがある。

あの子はやんごとなき家柄だろう。お家は相当大きいはず。だったら、旗印くらいにはなれる。旗印ってのは案外重要なもので、周囲の統治のためには必須な存在とも言える。今はそれを母親がやっているだろうが、いつか母親が病に倒れたり、どこかへ去ってしまった時に代理となれるのはあの子だけ。ならその時までに旗印として相応しいだけの強さと張れるだけの『意地』を得るべきだ。そんなことを説教してしまった。

 

今思えば、その旗印に相応しい強さも意地も持っていないのは俺だったわけだが、そんなことを言うと、あの子もあの子で納得したようだった。

 

その後はお家に届けて事は大きなことにならずに済んだ。お母様もどうやら自分の発言に迷いがあったようで、あの子が吹っ切れた様子を見て、感謝された。

 

ついでで言うならあの子の母親がちょっとどころじゃない程に……こう……黒歌味を感じた。おっぱいとか。黒歌が普段着ている『銀河無敵の筋肉野郎』って書かれた黒地に白い文字のクソTシャツってわけじゃなくて着崩した和服っていうそこそこエッチな恰好をしている時の彼女の服装とよく似たものだったのは記憶に残っている。何せ、妙にボディタッチが多かったしな。

てか、黒歌は何で俺が脳死で呟いたセリフをシャツの文字にしてるんだよ。辱めか?

 

「そう言うわけだ。あのリアスですら失敗したんだ。皆も気をつけろよ。……京都は英雄の集まる地だ。もしかしたら、英雄派の襲撃も無きにしも非ずだろうしな」

 

そう言うと皆顔をこわばらせる。

 

「主から離れたお前らは英雄派にとっては格好の餌だ。間違いなく狙うだろうよ。だからこそ、何か起こるかもしれない。一応腹を括っておくといい」

 

俺の一番の懸念はそこだ。

今、英雄派は『神器にオーフィスの『蛇』を使う』っていう危険な行為を平然としている、とアザゼル先生が言っていた。

 

今までにない危険行為をしてまで数を増やそうっていうらしい。つまり、奴らも相当焦りが来ているんだろう。もしくは最上級に愚者か。そうなってくると、リアス達を狙う頻度も多くなって然るべき。そんな時に『王』と『女王』から分離した『兵士』と『騎士』。ねらい目とはよく言ったものだ。

 

そんな風に思っていると余程不安に駆られたのか兵藤が考え込む。

 

「大丈夫か、兵藤?」

 

「作戦会議いいっすか?」

 

「あ、ああ。いいよな、リアス?」

 

「え、ええ。何を考えるかは分からないけれど」

 

そう言うと兵藤は2年生たちを集め出し、何か話し合い出した。

 

数分後、皆はこちらを向いた。

 

「そのことなんすけど、思うことがあるんすよ……岸波先輩」

 

「ん?どうした?」

 

兵藤が質問をする。

 

「今回の旅行なんすけど、もし何かあっても最初から手を出さないでほしいです」

 

……はい?

 

「イッセー?急にどうしたの?」

 

「リアスの言う通りだ。どうした急に?」

 

俺達がそう言うと兵藤は2年生組の顔を見渡す。2年生組は真剣な表情になると、兵藤に向かって頷いた。

 

「これは勝手な予感というか、野性の勘というか……不確定な要素なんすけど、先輩の言う通り間違いなく今回の旅行でも何か嫌なことが起こると思うんす。それを何とかしたいってのはそうなんすけど、それの解決を先輩に任せるのは嫌なんです」

 

え、仲間外れ?俺、悲しいよ?

 

「でも、相手が強大な時って俺達じゃどうしようもないと思うんすよ。もしかしたら悪魔をがっつりメタってたらどうしようもないですし。だから、最後まで頑張ってそれでもダメだった時に先輩が助けてくれませんか?」

 

おっと、強い意志。俺の大好物。ウルトラマンガイアって感じの奴をいただきました。

 

そうかそうか。そう言うことなら俺も認めざるを得ない。何せ、こいつらが『俺に依存しないで、一人で飛ぼうとしている』のだからな。だが、こっちもこっちで言いたいことはある。

 

「分かった。但し、こっちもこっちで条件がある」

 

「はい」

 

「一つ。もしもこっちでお前らとは別で救援要請が来たら、迷わず突撃する。俺も京都に知り合いがいるしな。

二つ。土産はちりめん山椒だ。あれはいくらあってもいいからな。間違ってもお前らの遺品なんざ持って帰ってくるな。

三つ。人生に一回の修学旅行だ。後悔もするだろうが、それ以上に思いっきり楽しめ。

いいな?」

 

『はい!』

 

2年生組のいい返事が聞こえた。よし、ここまで釘を刺したんだ。大丈夫だろう。

 

ああ、それと。

 

「それに、英雄ってのはなろうとした瞬間失格だ。つまり、英雄派はいきなりアウトってわけ。そんな奴らの大義に負けるなよ」

 

「先輩……!」

 

兵藤が俺の言葉を噛み締める。

 

さ、真面目モードは終わりだ。ちょっと疲れたし、家に帰ったらスコルとハティを遊ぼう。

 

 

 

諸事情によりこの作品の全データが吹っ飛んで継続投稿のやる気も吹っ飛んだうp主です。HSD×Dから逃げるのも癪なせいか、リブートも本格的に視野に入って来た次第です。心機一転のリブートをするか、それともこの作品を意地でも続けるかアンケートと取りたいです。因みに、リブート後だと主人公の眷属は完全ハーレムでない方がやりやすそうなので、完全ハーレムでなくなります。とりあえず12章は意地でも書ききります。

  • 無理スンナ。リブートしたらしたで読むで
  • 逃げるな卑怯者(炭治郎並感)
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