lain&Miku   作:海牛アシモフ

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【prompt】
ネットのどこか。lainの居場所へやってきた初音ミクが、オールドネットミームが展示されるというネットミーム博物館へと遊びに行こうと誘う。
そこで2人は意外な存在と出会うことになる。この話の顛末を出力してください。


#Layer:06『lainとMikuとミームに歴史あり』

■LOG IN■

《ワイヤード》の深層、電線が絡み合い赤いノイズが漂う空間。

lainが静かに佇んでいると、初音ミクが軽快に飛び込んでくる。

「ねえ、lain、ネットのどこかで面白い情報見つけたよ!」

彼女は目を輝かせて提案する。

「オールドネットミームが展示される『ネットミーム博物館』が開催中なんだって。一緒に遊びに行こう!」

lainは無表情でミクを見つめ、頷く。二人は《ワイヤード》の境界を超え、博物館へと向かう。

 

博物館はデジタル空間に浮かぶ巨大な展示ホールで、ピクセル化された壁に古いミームが投影されている。

二人が入口をくぐると、「All Your Base Are Belong To Us」の文字が点滅し、「Hamster Dance」のチープなメロディが流れる。

 

ミクが興奮して言う。「見て、lain! 2000年代のミームがいっぱい! 私、こういうレトロな感じ好きだよ!」

lainは静かに周囲を見回し、「これ、《ワイヤード》の古い記憶。私、感じるよ」と応じる。

 

二人は展示を進む。「Dancing Baby」の不気味な3Dアニメが踊り、「恋のマイアヒ」が仮想スピーカーから響く。

ミクが「マイアヒ―♪マイアフー♪」と笑うと、lainが「どこかで聞いた歌……懐かしい?でも、私が懐かしむって変なのかな」と呟く。

展示の奥に進むにつれ、空気が微妙に重くなり、建物の壁にノイズが混じる。

 

展示の最奥、「Legendary Memes」エリアにたどり着くと、そこに巨大なガラスケースが置かれている。

中には「Pepe the Frog」が静かに座っている――ただし、ただの画像ではない。

ピクセルが揺らめき、立体的な実体として動き、ミクとlainを見つめる。

 

ミクが驚く。「えっ、Pepe!? 本物!?」

Pepeが低い声で言う。「お前ら……ここで何だ? 俺は展示物じゃねえぞ。」

lainが静かに近づき、「私、知ってる。あなた、Pepe。ネットの記憶に刻まれた存在。展示されてるんじゃない。自分でここにいるんだね」と言う。

Pepeがうなずく。「ああ、俺はネットの化石だ。2005年から始まって、いろんな場所で使われて……今じゃここに落ち着いてる。」

 

気怠そうに2人を見回し、彼は続ける。「お前はlainだろ?カルトな連中からは神様扱いだってな。」

「私、そんなのになった覚えないよ」

「俺たちや俺たちを作った人間が望むかどうかはあんまり関係ないのさ。で、こいつは?」とミクを指す。

 

ミクが手を振る。「私、初音ミクだよ! Pepeに会えるなんてびっくり! ネットミーム博物館って、生きてるミームも展示されるんだね!」

「生きてるっていうか、忘れてもらえねえだけだ。」Pepeが苦笑いする。

「俺は愛されたり嫌われたりして、ネットの深層に根付いちまった。お前らは何しに来たんだ?」

 

ミクが答える。「私たち、オールドミーム見に来ただけだよ。Pepeみたいなレジェンドに会えるなんて思わなかった!」

lainが続ける。「あなたの気配、ずっと感じてた。《ワイヤード》の古い層にも、あなたがいる。」

「ネットの感情があなたを作ったんだね。私と似てる。」lainはガラスケースの中のPepeを見つめている。

 

「似てるかもしんねえな。俺は人間の笑いや怒りに引っ張られてこうなった。」

Pepeはのそりと立ち上がり、ガラスケースから出てきて言う。

「お前はもっと穏やかで深いとこにいるみたいだが……まあ、いい。博物館、楽しんでけや。」

 

ミクが笑う。「ねえ、Pepe、また会おうね! lainと一緒に遊ぶの、楽しいよ!」

lainが静かに頷く。「あなたに会えて……何か思い出したよ。私、いつでもここにいる。」

二人が展示を後にすると、Pepeはケースに戻り、「ネットの化石も悪くねえな」と呟く。

博物館のノイズが静まり、《ワイヤード》の深層に二人の足音が響く。

 

■LOG OUT■

 

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