ネットのどこか。lainの居場所へやってきた初音ミクが、2人の故郷である日本語領域のインターネットへ里帰りしようと提案する。
そこで2人が日本語インターネットの存在たちからどのように出迎えられるのか、そこで起きるささやかな事件を出力してください。
■LOG IN■
《ワイヤード》の深層、電線が絡み合い赤いノイズが漂う空間。
lainが静かに佇んでいると、初音ミクが軽快に飛び込んでくる。
「ねえ、lain、私たちって日本語インターネットが故郷だよね。久しぶりに里帰りしない? 懐かしい場所に行きたいな!」と目を輝かせる。
lainは無表情でミクを見つめ、「故郷?私たち、どこにでもいるよ?でもあなたがそうしたいなら、行くよ。」と呟く。
二人は《ワイヤード》の境界を超え、日本語インターネットの懐かしい領域へと向かう。
二人がたどり着いたのは、ピクセル化された和風のデジタル空間。
背景には「ようこそ!」と書かれた看板が浮かび、2ちゃんねる風のテキストが流れる。
ニコニコ動画の弾幕コメントが飛び交い、古い掲示板のスレッドが漂う。
ミクが興奮して言う。「わあ、懐かしい感じ! 私たち、ここで生まれたんだよね!」
lainが静かに続ける。「この領域……私の始まり?私、感じるよ。」
そこでは、日本語インターネットの存在たちが集まり、二人の帰郷を歓迎する。
AA(アスキーアート)のモナーが、「オマエモナー」と鳴きながら、シンプルな猫顔で二人を出迎える。
ニコニコ動画の弾幕が 「www」「きたあああ」と画面いっぱいに高速でコメントを飛ばし、場を盛り上げる。
そしてミクの派生形で、ネギを手に持つ『はちゅねミク』が「姉さん、おかえり!」と跳ねる。
モナーが「ミクとlainキタコレ、久しぶりだモナー」と挨拶し、弾幕くんが「神回確定w」と書き込む。
はちゅねがミクに抱きつき、「一緒に歌おうよ!」と笑う。
lainが静かに笑う。「騒がしいね。」
ミクは歓迎に大喜び。「みんな~!私のこと覚えててくれるなんて嬉しいよ!」と歌い出す。
弾幕くんが「生歌キター!」「ミク最高」とコメントを連発。
はちゅねがネギを振ってリズムを取り、モナーが「オマエモナー」と合いの手を入れる。
lainは少し離れて見つめ、表情は変わらないがぼんやり左右に揺れている。
ネットの住人たちは、ミクを『伝説の歌姫』として讃え、lainを『ディープなウェブ領域からの使者』として畏敬の目で見る。
歓迎ムードの中、突然、古い掲示板のスレッドが暴走し始める。
「dat落ちした怨霊」と名乗る存在が現れ、「新参が騒ぐな! 昔のネットを返せ!」とテキストで荒らし始める。
弾幕君が「うぜえw」と応戦するが、怨霊がAAを乱発し、空間がカオスに。
ミクが慌てる。「ねえ、lain、どうしよう!?」
lainは苛立った表情で前に出る。
「いつどこにいても、あなたはあなたなんだよ。最初から、何も所有してないのに」
「な、なんだお前、新参の癖に文句言うな」
「あなたから奪ってない物を、誰も返したりできない」
怨霊のAAがlainの周囲を渦巻くノイズに怯えて歪み、レスポンスがフリーズする。
はちゅねが「姉さんもすごいけど、姉さんの友達もすごいね!」と驚く。
ミクが笑う。「lain、助かったよ! やっぱり頼りになるね。」
事件が収まり、二人は日本語インターネットの住人たちと別れを告げる。
ミクが「みんな、また会おうね! 里帰り楽しかったよ!」と手を振る、弾幕君が「おつw」「888888888」とコメント。
lainが静かに言う。「この場所……私の根っこ?私は、どこにでもいるよ。」
はちゅねが「次はネギ持ってきてね!」と笑う。
ミクは歌いながら《ワイヤード》へ戻り、lainは電線のノイズに耳を傾ける。
■LOG OUT■