幼馴染のアーモンドアイが勝負を仕掛けて来た!!   作:グリザイユの牢獄

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仲間がGPに参加します。

明日明後日は予定空けてずっとGPみようと思います。


ラッキーライラックが見る2人

どうも。ラッキーライラックと申します。

 

最初に言っておきますが、ウチは2chの申し子などではありません。あの不思議なお兄さんのような事を言われるのはまた本気でキレかけてまいますさかい、流石に反応困りますわ。

 

そんな中でウチの目の前には…

 

 

体育館で軽めのシャツに白衣を肩に羽織るアイさんのトレーナーさんと体操服を着たアイさんが向かい合っていた。トレーナーさんの腕にはバスケットボールで使用されるボールが抱えられている。

 

「ルールは単純。範囲は俺が居る場所の内側からゴールエリア。ゴールに入れた回数なので点数計算はなし。スリーゴールでも変わらんぞ。場外にボールが出るか、持ったまま出ても攻守交代。制限時間は…数十分か。これでいいだろ」

 

「合ってるわ。さあ、やりましょうか」

 

もう待ちくたびれたと言わんばかりに即座に臨戦体制に入るアイさんと欠伸をしつつもギロッとした瞳で構えたトレーナーさん。

 

その瞬間…ドリブルしようとゼロスタートで飛び出そうとするトレーナーさんに対してアイさんが止めようと飛び出す。それに対してドリブルで押し切ろうとする……

 

 

「……ぬるい」

 

その態勢のまま一瞬でぐるんと回転しつつボールをアイさんが開いてる足の間に又抜きして急激な勢いで飛ばすと同時にハンドワークでアイさんを止めつつボールを回収してゴール付近まで加速する。

 

「スピードで負けるつもりはないわよ!!」

 

突然アイさんは一瞬で追いつく…けど

 

 

あの人を舐めへん方がいい、何故あの人がアイさんと並ぶレベルで驚異なのか…単純な話や。

 

 

本当に単純な話……トレーナーさんはアイさんを振り切り(なんで振り切れるん??)ゴールのほぼ近くまでにドリブルしジャンプしシュートを決めようとする、だがアイさんは強引に戻りゴール前でブロックする。

 

「これは…流石に入らんやろなぉ」

 

あの人の目の前でアイさんが大きくブロック……あ?なんやあれ?

 

 

『………チッ、めんどくせ』

「あれ?」

 

え……なんでブロックしたアイさんをスルーしてゴール裏の方にジャンプして行ったまま……

 

 

ゴールを見ずにひょいと後ろに投げたボールは吸い込まれるようにゴールの中に入っていった。

 

「嘘!?」

「な……なんやあれ!!」

 

な…なんやあれ。強引通り越してめちゃくちゃやで。青峰みたいな意味不明なゴール裏シュート…常人からしたら間違いなく神技を涼しい顔で難なく叩き込みトレーナーさんが先手を打つ。

 

 

「やられた!」

「まぁ…こんなもんか」

 

ウチが知る限りダンクシュートを決めるウマ娘や人はそれなりに居る、だからといってそんなポンポン決めれるわけではない上に、阻まれたり、その過程の技術がダメダメだったりする。ウチも正直バスケはあんま上手ないと思うとりますし、ドリブルなんてそこらの小学生と変わらへん初心者レベルやと思いますわ。

 

だけどゴール裏からシュートを簡単に決めれる存在なんてほぼ居ない…居るわけあらへん。目の前で普通に決めたあの人がどうかしてるだけや。

 

負けず嫌いが出て所々パワーよりになる全体ステータス特化のアイさんとウマ娘にパワーで勝てない事を理解して技術で翻弄して突破する不思議さん(てかなんやねんあれ!アンタ人やろ!?黒子のバスケかなんかかいなアンタは!)

 

この2人のそれぞれの突出しすぎた長所がぶつかり合う。

 

 

そんな中で……あの人はアイさんにボールをひょいと与えた。

 

 

「…うってみろよ。そこから」

「挑戦状?上等よ」

 

その言葉と共にワンバウンドさせてアイさんに渡す。するとその場でアイさんが飛び上がった。あまりにも美しく、さながらお手本のようなシュートの構え。そして弧を描くようにして放たれた弾丸は吸い込まれるようにゴール……3ポイントシュートから一気にゴールに入っていった。

 

「よし………」

「ふん。そのくらいはしてもらわないと困る」

 

 

とりあえず成功したと喜ぶアイさんに対して、予想通りと言わんばかりの顔をするトレーナーさん。そのままボールを手にとって位置につく。

 

 

そして再開、トレーナーさんがドリブルを始めると低い体勢のままアイさんがボールを弾こうと狙ってくる、あの人はボールを見ないで周りを一瞬で把握し、流れるような動きで移動していく。

 

「動くだけじゃ打てないわよ!」

「知ってる」

 

アイさんが挑発しても淡々とした様子をしてはりますが…まるでなんとも思うとらんな。容赦なく低い体勢のままアイさんがボールを弾こうと狙ってくるところを恐ろしいくらい冷静な瞳で見つめるトレーナーさん。

 

だがその駆け引きは驚くほどに一瞬。

 

トレーナーさんが恐ろしいほどのゼロスタートで右から飛び出そうとするもアイさんが反応、それをフェイクのように一瞬で切り替えて左に進もうと動き出してアイさんが一瞬で右後ろに進んだ…

 

「………残念」

 

 

狙っていたのかトレーナーさんはすぐさま後ろに下がると仕返しと言わんばかりにそのまま美しい弧を描く3ポイントシュートを決めてゴールする。

 

 

 

 

「くっ……」

「動きがバレバレだっつうの」

 

こうして時間が過ぎて…それぞれが7ー7で同点。時間の都合で最終戦の時間になる。

 

少し汗を掻いてるトレーナーさんに対して、ケロッとしているアイさん。冷静に考えてあんなに激しく動いてんのになんでアイさんは汗一つ流れてへんのや???

 

いや…そもそも7点の間にゴールに背を向けた背面シュートやら肘を利用した背面投げ、ゴール裏からのシュートやハーフコートどころかほぼオールレンジでポンポン決めるわ…意味分からへんシュートを全部決める相手に対して技術が通じないの理解して、基礎ステータス極振り一本で青峰と緑間のハイブリッドモンスターみたいなトレーナー相手に負けず嫌いでカウンター全部決めてるアイさんがおかしいやと気づいたわ。

 

 

「俺か…」

 

トレーナーさんが攻めの状況…すぐさまドリブルで動き出すとアイさんもすかさず対応する。

 

「お兄ちゃん、少し疲れてるんじゃない?」

「人間とウマ娘の体力比べんなよ」

 

周りに増えたギャラリーを気にせず、ひたすらその攻防を繰り返す2人。僅かながらに大きく息を吸い上げるとアイさんの動きに対して受動的に回避し………一気に息を吐く。

 

 

「あんまやりたくないけど………やるか」

 

トレーナーさんのドリブルが一瞬にしてかなりのハイペースになる。

 

 

その瞬間…まさかの事態が起きた。

 

「…………!!」

 

トレーナーさんが最大の全力で右側に押し通し、アイさんは全力で防ぎに手で弾こうとするが、トレーナーさんは一瞬でキュ!という音と共に一瞬で止まり、左に押し通ろうと動き出すとアイさんも反応しようとするが突如、アイさんが右足を強く踏み締めて切り替えようとした瞬間、崩れるように尻もちが付きかけるもなんとか右手を地面につけて立ちあがろうとする。

 

「えっ…!?」

「……2歩遅せぇよ」

 

 

何があったのか分かってないアイさんを見つつ、一瞬でトレーナーさんは切り替えて右側に押し進むとアイさんは立ちあがろうと足をブレたまま踏み込もうとするも上手く切り替えれず尻もちをつく。

 

「「「!?」」」

 

「やりますか…」

 

ギャラリーは思わず何があったと驚く中で、トレーナーさんはそのまま余裕を持って飛び上がり左膝を大きく上げて、ボールを空中でくぐらせてダンクシュートを叩き込む。

 

「う……うそやろ?レーンアップレッグスルーダンク???」

(な…なんやねんあの頭おかしいダンクシュート!?足を潜らせてから軽やかにダンク決めてんのなんなんや!?NBAでもやってんのかいあの人は!!!意味分からんてホンマ!!)

 

思わずギャラリーも魅せるプレイに大いに驚く中で何があったのか今でも分かってないアイさんはトレーナーさんに手を掴まれてサポートされつつ立ち上がる。ウチもなんでアイさんが崩れたのか分からへんけどな!?

 

 

「この土壇場で上手く成功するとは思わなかった」

「あれ…お兄ちゃん、私」

「落ち着け、これはバスケにおいてはたまにある事だ」

「え?」

 

 

 

「………アンクルブレイクですか?」

「!」

 

 

そう反応した人は確か…バスケをしている生徒の人やったな。確かさっきあの不思議さんのシュートを見て1番驚いてる人でもあったしかなり驚いた表情で見ている。

 

「高い技術を持ったバスケの選手が高速ドリブルで相手を転ばせる技術。まさかアイさんのトレーナーもそれを出来るとは思いませんでした」

「アイはバスケの選手じゃないし動きは練習しててもまだまだ粗野。バスケット選手としては程遠くて、どこか力でゴリ押しでしまうところがあるのは知ってた。だからこそ策としてアンクルブレイクを利用した」

 

「おそらく、アイさんはアンクルブレイクだけでなく、バスケでの肉体の使い方を上手く知らないから」

 

「あぁ…ウマ娘のパワーに基本的には人は勝てないが小技で崩すくらいは可能だ。アイが肉体が強かろうと軸足を崩せば関係ないんでな。お前…よく知ってたな」

「いえ…バスケ経験者で、黒子のバスケも見てました」

「奇遇だな。後者は同じだ」

 

短期決戦で賭けに出た俺の勝ち…そう続けると制限時間のアラームが鳴る。

 

8ー7…トレーナーさんの勝ちという結果だった。

 

 

「むぅ…負けたぁ!!悔しい悔しい!!」

「作戦勝ちだ。なんだろう。少し疲れた」

 

少し駄々を捏ねて悔しさを見せるアイさんに対して、トレーナーさんは首をぐりんと回して、体をタオルで拭くと地面に落ちた白衣を羽織る。

 

(やれやれ…俺の動きに少し無駄があったな。肉体の研究してるくせにミスをしてしまうとは…情けねえ)

 

勝負に夢中になってても頭のどこかでそういった考えは出てくる。そうなれば動きに無駄ができ疲労も溜まりやすくなるだけでなく、判断力の低下や考えてる事が吹っ飛んでしまう。そう考えると肉体のアイさんとは真逆に人として最高クラスのあらゆる技術を持ったとんでも不思議さんの方が長くなるたびにやりやすいのかもしれへんなぁ。

 

「お兄ちゃん、次は絶対負けないから!」

「ふん、次はビリヤードやデュエプレにしてくれよ」

「どっちもお兄ちゃん有利じゃない!ビリヤードこの前わたし完敗してるんだけど!?」

「ふーん?ビリヤードはともかく俺のドロマーネロ天門に勝てないって?」

「私のドギラゴン剣の方が強いけど!?」

「……俺が作ったデッキをいつも団長でマジレスすんじゃん。好きよね…メンゾブリキンチェンジバスター」

「お兄ちゃんがドギラゴン剣はカッコよくて強いってずっと言ってたじゃない!!」

 

………いやホンマ仲良いなアンタら。

 

 

…………………………………………

 

 

「いやぁ……色々あったなぁ。バスケってあんな事あるんやな」

 

 

ウチはそんな事を思いながら1人ゆったりとウチを除いて2人しかいない中庭の隅でゆっくりしているとと中庭の所のベンチでゆったりと座っていたのは先程言っていたその2人…アイさんとトレーナーさんやった。

 

(………練習休みにしてゆっくりしてるんか?)

 

そんな事を思いながらこっそり2人を見ているとアイさんはとんでもない事をした。

 

 

 

 

 

「お兄ちゃん、愛してる」

 

(ブゥぅゥゥゥゥゥ!?!?)

 

 

な…何言うとんねんアイさん!?アンタらそういう仲なんか……嘘やろ??アンタらが証明すんのかいな…トレセン学園は婚活会場なのを!

 

 

「………………………何言ってんだアイ」

「……え?無表情!?大事な担当で昔から一緒に居る女の子からの愛の言葉よ!?」

「いや、いきなりすぎてこっちもなんも言えねぇ」

「むぅ……馬鹿」

「馬鹿と言われてもなんだよ。で?どういう風の吹き回しだ?」

「クラスで流行ってるのよ。愛してるゲーム…お兄ちゃん知らないの?」

「俺が知ってると思うか?そもそも論だが」

 

 

つまり愛してるゲームを知らないって事かいな…あの人どんな生き方してるのかホンマ気になるわ。ウチはあの人をそれなりに見てはいると思いますが…やはりどこか世間とズレてはります。

 

確かに今トレセンで愛してるゲームはかなり流行ってあちこちで愛してるをトレーナーに言わせてニコニコしてるウマ娘の皆様の様子が目撃されとります。うちのトレーナーさんは女性なのでそういうとこはない代わりにアイさんのトレーナーさんとタキオン先輩のトレーナーさんのめちゃくちゃぶりに戸惑う様子が目撃されてます。

 

 

思わずそこからかぁ〜と言わんばかりの顔をしてるアイさんなんやが、思いついたようにニヤニヤ笑っとる…アイさん、アンタ傍から見るとだいぶ怪しい顔してはるんやが。

 

「ねぇお兄ちゃん、わたしばっかじゃなくてお兄ちゃんも言ってよ」

「俺が?」

「そりゃそうよ!愛してるゲームなんだから耐えてるだけじゃ勝てないわ!」

「なんか俺…いつの間にか参加してたのかよ……しょうがねぇな」

 

おぉ…オモロイ光景見れそうや!堅物どころか痛烈と無表情のあのトレーナーの愛してる攻撃って…こういうのじゃないと滅多に聞けへんからなぁ。それはそれとしてアイさんワクワクしすぎやろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺はお前を愛してる」

「っ!?!?!?」

「おい…逃げんなよ」

 

うぉ!?なんやあれ……いつもの雰囲気と全然ちゃうわ!

 

 

いつもの無機質な目つきが一変して、緑に煌めく美しい目は獲物を逃さないような瞳に変貌する。逃さないようにギュッとハグし、耳元で呟く。しかもその声は無機質でもなく声優みたいに作った声でもあらへん…ありゃもはやマジもんやろ!?

 

こりゃアイさんも落ちる…あぁすまんわとっくの前に落ちてたわあの人。

 

 

そうやわ…あの2人似たもの同士やったわ。

 

 

あんなスカシ顔に見えるあのお兄さんも…本質的にアイさんに負けず劣らずの負けず嫌いやからスイッチ入ったんやろうな。

 

 

「だっ……やぁ……みないでっ……」

「………おい、自分でやってって言っただろ」

「負けてない…負けてない…負けてないから!」

「真っ赤な顔して言われても説得力ねぇよ」

 

思わず呆れ顔のトレーナーさんに対して真っ赤になりながら見てるアイさん、そんなアイさんに対して「ダメ押し…オーバーキルするか」と呟いてアイさんの敏感で弱い耳を、まるで嬲るように息で弄びながら息をスゥ〜と優しく吐きつつ。

 

 

「アイ……ありがとう。だいす━」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「って言いたいだが…さっきから見過ぎなんだよネズミが」

 

 

さっきまでの様子とは完全に変貌し、こちらを…草裏の影から見ていたウチにギロッと瞳を向ける。

 

「え、ララ!?」

「さっさと消えておけば水に流してやったのに…チラチラ見てやがって。逃すと思うなよ?」

 

少しキレ気味に言うトレーナーさんは指を鳴らすと後ろから2人のマスクとサングラスをつけて麻袋を手にしたウマ娘2人が後ろに立っていた。

 

……てかアンタらナカヤマ先輩とゴールドシップ先輩やないか!

 

 

「某シップ…某フェスタ……やれ」

「「…ダー」」

「ちょ!?なんでロシア語やねんアンタらちょわ!?」

 

「おいトレーナー、ラッキーライラックをどんすんだよ?」

「俺のトレーナー室に連行しろ。いい配信企画思いついた」

 

 

ウチはスピカの勧誘方法と同じ形でゴルシ先輩とナカヤマ先輩に袋に入れられるだけでなく、あのトレーナーさんに目元にアイマスクをつけられて連行されてしまう。

 

 

 

 

………………………………

 

少し時間が経つ…

 

「……ゴホッゴホッ!なんやねんこれマジ!!」

 

ウチはアイマスクを取られてロープで縛られてたのをなんとかほどかれた。

 

 

「どうなってんや……いったいウチはどうなって」

 

 

正直状況が意味分からへん、何故か椅子に座られてるし…チラッと周りを見たら何かがセッティングされてて、アイさんが少し申し訳なさそうに頑張ってと小さく言ってるし、カメラがこっちに向いてて…カメラ?

 

しかもこの部屋アイさん達のトレーナー室…それにあのパソコンのマルチタスクの画面には動画配信中の画面…画面に映ってるのは慌ててるウチ……

 

 

「まさか生配信中かいな!?」

「気づいたな?」

 

そこに居たのはアイさんのトレーナーさん。あの人は何食わぬ顔でうちの目の前にある机にマットらしき物と、配信で見たカードやデッキ…なんかもう分からへんわ。

 

そして目の前には……

 

 

「おいクソガキ、さっさと進めろよ。いきなり呼び寄せやがって…こっちも調整してぇのに」

「あ…アンタ、龍斗トレーナー!?なんでここに!?」

「おーようやく気づいたな、ラララのねーちゃん」

 

ちゃっかしうちのペンネームで呼ぶなやこの人!なんで知ってるねん意味分からんわ!しかもあの人デッキを横入れシャッフルしてるしどうなってんねん!?

 

 

するとうちの方にカメラを向けてアイさんのトレーナーさんはとんでもない事を言ってもうた。

 

 

「もうすぐデュエマのGP…カリヤドネとガイアッシュ覇道…そしてサガ環境のモルネクで俺はGPベスト8位入りしてになってベートーベンとクラッシュ覇道とガイアッシュカイザーのGPプロモを持ってる俺だが…」

「いきなり自慢してんじゃねぇよボケ!」

「モルネクのGPプロモ持ってる奴が言うな紫触覚…まぁさておき」

 

 

 

 

 

「1日目のアドバンスのGP…俺はゼナークマスターを応援してるんだよ。俺がゼナーク使いとしてかなりの数のアドバンスのCSを勝ちまくってそれなりに知名度はあると自負してるんでな」

「俺のマーシャルデリートにタコられてた癖に言うわ」

「カードゲームでパチンコすんなパツキン頭。というわけで『闇単ゼナーク』は難しい…使用者は少ない。そんな偏見もあって去年のGPの予選通過者が少なかったのは俺は凄く悲しかった」

 

「俺ら忙しくて去年GP出てなかったんだろうが」

「やかましいんだよ。というわけで…考えた。俺は研究者が本職だ…言語化は誰よりも上手い。なら実験も兼ねて企画を作った」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『【GP開催記念】今回の企画…カードも触った事がない初心者にGPベスト8位入りかつ全国プレイヤーの2人がみっちり『闇単ゼナーク』を被験者に使わせて調教─いやしっかり教えたら被験者はどんな奴でもゼナークを回せるようになる説』

「っ!?」

「というわけで実験体第一号はラッキーライラック氏、エリザベス女王杯でこの小娘が見事一位を取った時は、俺は知り合いと共にオタロードに行ってました。やっぱりオタクとしてはエリ女以上の誘惑だったわ。今回責任持って無事にみっちり改造したいと思います」

「そこはちゃんと京都に行けやぁ!?」

 

 

やばい逃げなきゃアカン……これ完全に調教や!うちの脳みそがおかしくなる…「逃げてもいいが目の前にアイが居るから逃げれないぞ?」…………これ詰んだわ。

 

「あ……アイさん」

「ララ…………大丈夫よ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この前、その辺の酔ってた人に沖野トレーナーといっしょにインボイス制度の解説してた時より簡単ってお兄ちゃん言ってたから。万が一があってもわたしが相手になるから」

 

「それただ頭おかしいだけやぁ!!」

 

悪いトレーナーさん…ウチ死ぬわ。

 




冬夜「面白さが勝った。反省は当然してない」(エリ女より大阪に行ってた男)


あの後ゴルシとナカヤマには子供のビールを渡した模様。

ラララ「めちゃくちゃなことしててもトレセン的にはめちゃくちゃ結果残してるから何も言わへんの世の中不思議やなぁ」(無事調教された人)
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