幼馴染のアーモンドアイが勝負を仕掛けて来た!!   作:グリザイユの牢獄

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デイガファイアーバードはクソです。

というわけで8月1日の命です。1日に殿堂発表があります。

当日は笑顔で鳥の最期を見送りましょう。


お兄ちゃん「好きなことでもやりたくないことはあるんやぞ!?」

日常に戻った…

 

 

「エヘヘ…」

 

 

とあるトレーナー室に少女と青年がいた。珍しく今日は全くというほど予定を入れてないため、ゆったりとしている。少女は青年の隣に座り、腕にしがみついてスリスリと頬擦りする。

 

少女の名前はアーモンドアイ。有マの時点で10冠ウマ娘だったにも関わらず、もうひと暴れするかというノリで、高松宮記念(何故?)、ヴィクトリアマイル、またしてもドバイ(またか)、安田記念などで数多のウマ娘を粉砕しつくし優勝しては満足せず、今度は話し合って日本のG1の期間がない間はアメリカやフランスのG1レースで大暴れしようとしてる現在14冠のウマ娘である。

 

中距離やマイルを主とするウマ娘が短距離で勝つなよだと?どんな環境でも適応するのがアーモンドアイの強みなのだ。しかも年が過ぎていくごとに足が衰えるどころかまるでゴリラのように足がムッキムキに強くなっていく姿は毎日が全盛期のようだ。

 

 

 

 

一方青年は、慣れた手つきで彼女をよしよしと撫で優しく抱き寄せながらも、その傍でカードをスリーブに入れている。

 

「……………」(じー)

「ん?どうした?」

「むぅ……」(ジー)

(なんだ?構ってほしそうな顔をしてるが…どんな反応すればいいんだ俺は?いや作業するからもう少し待ってと言って了承してくれたはず)

 

ジーっとアーモンドアイが青年を見ているが、構って欲しいのだろうと予想してるも作業中なのでまだ無理。作業を終えたら盛大に構い倒そうと考えているこの男。

 

アーモンドアイの担当であるこの男、改めて名を沙条冬夜。

 

僅か18…いや誕生日の関係で17という脅威的年齢でT大に合格するレベルの難易度の中央トレーナー試験に最年少で全教科満点の主席合格という中々の偉業を達成し、現在アーモンドアイと共にレース環境を暴れに暴れてるこの男。

アイちゃんと人生の墓場まで一生を共に過ごすことは確定したのかアイちゃんに対して元々少しだけあった弟のような甘えん坊気質なところが少し強くなったのである!

 

つまり相思相愛ってことやね!

 

 

 

そんな彼は、大事な作業をしているためアーモンドアイに構ってとツンツンされても軽めの反応しか出来ず、作業の虫になるしかないのである。だがその様子にアイは…

 

 

(むぅ……絶対負けないわ!)

 

冬夜が真面目に仕事し終えるか、負けてアイといちゃつくのかという沈黙の勝負が始まった。

 

 

アーモンドアイといえば負けず嫌い!

 

この乙女…テストはしっかり勉強して全教科満点、スポーツはもはやお察し、家事も出来るし、冬夜の尋常ではない多趣味ぷりにも順応可能なほどなんでもこなせるとんでもない乙女。

 

しかもそれが『負けるのが嫌』というだけで極めた生粋のちょーーーーーーーーーう負けず嫌い。負けず嫌いっぷりは冬夜と2人で配信してる中で無尽蔵の登録者の皆が知ってるほど。

 

 

 

だがそんな乙女に大量の黒星を与えた男……

 

それがこの沙条冬夜もといお兄ちゃんだ。

 

アーモンドアイが秀才や天才…天才肌とするなら沙条冬夜は鬼才…俊才だろうか。

 

幼い頃から数多の分野の大会で幼いながら上位入賞や優勝経験が大量にあるのはもちろん、国際大会に多数出場し好成績を手に大量の賞金を獲得するなど、特に自らどハマりし趣味とした格ゲーやカードゲーム大会での暴れっぷりは異常だ。

 

数多の大会で優勝どころかプロツアーで優勝し世界大会に出た事やGPで脅威的偉業を達成するなど狂った戦績の影響で大量のファンを生み出し、その数カレンチャンのSNSを超えてるほどにめちゃくちゃな男である。

 

下手すら人類の中でもぶっ飛んだ才能を持つ男に果敢にいろんな勝負をするアーモンドアイではあるが黒星の方が多い。だが冬夜は相手して相手に妬まれたり、相手の心が折れて屈してたのを何度も見た経験がある中で、折れることなく、全力ぶつけようが何度も何度も向かって来るアイに内心かなり喜んでいる。

 

本人的には無自覚かもしれないが冬夜もかなり負けず嫌いである!(いや本当お似合いだよお前らは)

 

 

 

こうしてどちらが折れるかの勝負が始まった。

 

 

「お兄ちゃん…」

 

アイはむぎゅーと横から抱きつくも、冬夜から無表情のままはちょっと待てとジェスチャーをする。

 

「…お兄ちゃん何してるの?」

「ん?青単サイバーのカード調達したから入れてんだよ。次環境は絶対強いし入れてんの」

「むぅ……お兄ちゃんの使うスリーブ女の子ばっかり!そんなに女の子好きなの?アイがいるのに」

 

どうやらカードゲーマーとして調整していたらしいがカードを守るスリーブを使用する際に、冬夜が使っていたのは某ホロライブの星街すいせ○ちゃんのキャラスリーブ。

 

しかも公式のではなく、コミケなどで発売される同人スリーブであるためそれなりに見た目が過激なのも多く、アイちゃん視点では思うところがあったのだろう。

 

だがこの男、沙条冬夜は生粋のオタクである故にしっかりと弁明する。

 

「いや待て待て誤解だ。二次元と三次元は別だし、俺は基本的にアイを除けば三次元女子なんてマジで興味ねぇ。しかもこのスリーブは俺が推してる小林氏のアレマテオレ○というサークルが出してるやつなんでめっちゃ大事にしてるのよ俺」

 

「見てくれアイ、今や卒業してしまったこの沙花叉クロエ氏のスリーブ!やめてしまって俺はめちゃくちゃ辛かったが今でもここで生きてる!この常闇トワ氏のスリーブも、このバニーの空崎ヒナちゃんのスリーブの絵も、歳相応の彼女の可愛らしさがしっかりと現れてて俺の心にズキュンときてしまったんだなこれが!」

 

どこぞのイグニハイド寮長レベルにくっそ流暢に語りだす冬夜という男。

 

哀れな話だが、アーモンドアイが居なかったら三次元ガン無視して二次元の女子ばかりに没頭していただろう。何せ沙条冬夜…はっきり言うが冬夜と仲が良い仲間でさえ満場一致で「アイちゃん以外と結婚するビジョンが見えない」「アーモンドアイちゃんが居ないなら一生独身」とガチで言われる男である。

 

見た目は確かにイケメンだがあらゆる欠点でゴルシ以上にそこら辺を台無しにしてしまってる男…沙条冬夜。そんな男が自分の未来を捧げるほどにアーモンドアイを心から愛し、引退後に結婚すると誓い合ったのだからとんでもない話だ。しかもファン達からは批判ゼロでお幸せにと言われてるだからどんだけお似合いなのだろう。

 

 

 

「むぅ…エッチなのばっかり。負けたくないわアイも」

 

ウオッカが見れば鼻血の嵐なグッズやプレイマットなどを見て、オタク趣味に理解あるアイちゃんも思うところはあったのだろう。プクーとふくれっ面をしながら正面からゲーミングチェアに座る冬夜の太ももの上に乗り抱きつく。

 

「お兄ちゃんの馬鹿、すけべ、エッチ。別にお兄ちゃんの趣味もアイはよく知ってるし別にやめろとは言わないの……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だけど、お兄ちゃんを…冬夜さんを世界一愛してるお嫁さんが目の前に居るのよ。推しのグッズも好きなだけ買っていいけど…わたしも見て。見てくれないと拗ねるわよ」

 

アイは上目遣いで見つめていると、冬夜も作業を中止してヨシヨシと愛おしく抱きしめる。

 

「甘えん坊だな…アイ。嫉妬しちまったのか?」

「……全然」

「…………アイ」

「ふーんだ」

 

ツンツンした子供のような反応を取るアイ。さっきまで相手してくれなかったのをちょびっと根に持っている。それを理解していた冬夜は優しく謝りながらも優しくアイの瞳をこちらに向ける。

 

「アイ…おいで」

「むっ!?…う〜!!」

「俺はアイのこと大好きだけどな」

「普段そんなこと言ってくれない癖に今に限って言うのずるいわよ!」

 

アイは顔を赤くしながらギューと抱きついて冬夜の耳を甘噛みする。痛くはなく心地よい耳の感覚に冬夜はどうすればいいか考えて首元にキスすると真っ赤になったアイにポコポコと胸元を叩かれる。

 

 

尚アーモンドアイに優しく対応していたお兄ちゃんだが…

 

この前話しかけて来たシュヴァルグランやオルフェーヴル、そして酔っ払いながらセクハラでケツを触ってくる年寄り相手の時のように「あ"?誰だテメェ、用があるならちゃんと喋ろ」や「デケェ面して話しかけんな、舐めてんのかロンリー下まつげ」「酔ってゲロ見てぇな匂い撒き散らして絡むんじゃねぇよクソ老害」などと言ったように男女関係なく面識ない…信頼度がない他人に対しては、警戒もあってだいぶ辛辣でかなりライン超えな発言もする事がある。

 

 

余談だが樫本理子ちゃんが沖野トレーナーやアーモンドアイ…龍斗を介さずにお兄ちゃんとマンツーマンで話をしたせいで、本来のお兄ちゃんの社不っぷりやばさで疲れる思いを味わう事は少し遠めの話だ。

 

 

今の勝負?

 

アーモンドアイの圧勝である。

 

 

 

…………………………………………………

 

『配信中』

 

 

 

 

「全国のボッさんども、俺たちがお前らに土曜の夜を知らせてやる。というわけで最近暇つぶしで出たCSで2連続優勝して沙条冬夜だ」

「こんにちは、アーモンドアイよ!」

 

・おー来た!!

・こんにちはー!!

・暇つぶしで優勝するなぁ!?

・夫婦だぁ!!

 

「というわけで今から何をするんだアイ?」

「今日わたしがお兄ちゃんとやりたかった事があるの!ほらこれ!」

「デッキが2つ?」

「アイが一気に捲るわ!せーの!!」

 

 

 

 

 

 

クイーンルピア2枚が捲られる

 

 

 

・ん?

・クイーンルピア??

・シクと通常版だけど…

・え?もしかしてマジでやるの?

・コイツら…キングジョージの季節なのに…マジスカ!?

 

 

 

 

「今からお兄ちゃんとファイアーバードミラーをするわよ!」

「オークスの日にノリノリでGP行き、有マの後に結婚宣言、挙げ句の果てに海外の大型G1レースがある時期に僕らは鳥ミラーです。こんな事して許されるのはウチだけですよ」

「実力を示してくれるなら寛容なトレセン学園が公認してくれて良かったと思うわ…」

 

・鳥ミラーwwwwww

・あれぇ????

・コイツらこんな時期ファイアーバードミラーしてんぞ!!

・ヒロベが出たから宣伝やね!?

・ラッキーライラック調教してゼナ使いにしたんだし誰か拉致ってまたやろうぜ!

・どうせならタマモクロス拉致って弔いのためにアマテラスループ使わせるか

 

 

「むしろトレセン公認でやってる事めちゃくちゃおかしいぞ?サガループ攻略チャンネル?シャドバビヨンドチャンネル?気狂いデュエプレチャンネル?ガチゲーマーチャンネル?歌ってみたチャンネル?俺もアイもマルチでなんでも出来る故にとんでもねえ事なってるぞ。」

「でもお兄ちゃん、ファイアーバードミラーはファンがやってほしいって言ってたわよ」

 

 

 

「お前ら…真面目に気狂ってるぞこれ。まぁやるだけやるか。今回は知り合いによって構築を頼まれ、一緒に共有したリストのファイアーバードでまさかの俺がCS2連続優勝したということで…目の前の鳥使いのアイに負けるわけにはいかないので…勝ち越します」

「負けないわよ!」

 

「というわけで互いにリスト見せてからやりますか」

「ええ!」

 

 

マジシャンルピア 4

 

ルピア&ガナテハ 4

 

ハッタールピア 4

 

ハンプティルピア 4

 

アリスの突撃インタビュー 4

 

クイーンルピア 4

 

マーチルピア 3

 

ポッピ冠ラッキー 3

 

アシステストインコッピ 1

 

アリスルピア 3

 

マーズシンギュラリティ 3

 

コッコ武ルピア1

 

パーフェクト・ファイア 1

 

バルピアレスク 1

 

 

「というわけで俺が2連続優勝した時の構築を、俺もアイも40枚完全一致リストでいきます。アイのファイアーバードは全部高レートなんでイラストも楽しんでくれ。アイのはクイーンルピアのランキングスリーブ、俺のは推しのさくらみこちゃんのスリーブのバードでいきます」

 

「じゃんけんの結果でアイが先攻よ!アリスの突撃インタビューをマナに埋めて終わり!」

「俺のターン…ファイアーバードあるある、初手でインタビューかクイーンを埋めがちということで俺もインタビュー埋めて終わり」

 

ターン2

 

「アイのターン!……これどうしよ。クラウンラッキー埋めて、2コストでマジシャンルピア。効果でクイーン落として2枚ドローして終わりよ」

「俺のターン…うわっ、俺もだ。シンギュラリティ埋めて俺もマジシャンルピアを召喚。効果でハンプティを切って2ドロー。ターンどうぞ」

 

「あら?お兄ちゃんルピガナ出さないの?」

「わざわざ出すわけあるか。なんで後攻でシールド焼却してまで手札確保しないといけないんだよ」

「アイは別にいいわよ。次のターンに動くから」

「遠回りに殺害予告するな」

 

 

・これ冷静に見ても手札ほぼ減ってないのよね

・次のターンでアイちゃんの手札は5枚、お兄ちゃんは6枚だからな。

・なんであんな柔軟性あるデッキの初動が永久リソースか勇愛の天秤かの択が取れるんだよおかしいよぉ

・え…アイちゃんの手札ファイアとハッター見えたんだけど

 

 

3ターン目

 

「じゃあこのまま行くわ!負ける気しないから!このままアリスルピアをチャージして3マナ!」

 

 

瞬閃と疾駆と双撃の決断(パーフェクト・ファイア)

 

 

「………………え?」

 

 

「効果は単純、3コスト以下のクリーチャーを出す効果、スピードアタッカー付与効果!そして攻撃した後にアンタップする効果があるけど…アイが使うのはクリーチャーを出す効果とアンタップする効果!」

 

 

「え?…待て待て、それ犯罪だぞ?お前!お前ちょっと待て!!」

 

 

アイは手札からハッタールピアを召喚して2回攻撃付与をするわ!!

「ちょ!?待てお前、これは社会問題だ!そんな事するな!放送事故だぞ!」

 

 

・え?

・上振れすぎないすか!?

・脳筋最狂コンボ……

・はい、お兄ちゃんの負けです

・やっぱりハッタールピアキモすぎだろ!

・ZweiLance「なんだ?このフグみたいな鳥は」

・流石はG1ウマ娘だわ。これは怖い

・尚アイさんはGPで3回初動にファイアが来たみたい。天運がアイさんを味方しすぎなんだよなぁ

 

 

「これが現代最強よ!マジシャンルピアを捻ってハッタールピアをマジシャンルピアをタップしハイパー化!スピードアタッカーに!」

「怖すぎだろマジで…めっちゃイキイキしてるじゃねぇか」

 

「ハッタールピアで攻撃する時にメクレイド!……あ、お兄ちゃん見て!」

 

 

アイは一瞬沈黙した後、ニコニコとした顔で何の躊躇いなく、メクレイドという踏み倒し効果で出てくる3択を見せた。

 

 

 

 

・愛銀河 マーズシンギュラリティ

・ルピア&ガナテハ

・ルピア&ガナテハ

 

 

 

「は?一択じゃねぇか」

「そうね。お兄ちゃんのためにマーズシンギュラリティを進化GVで出すわ。効果で山札3枚を裏向きで下に置くわよ」

 

 

・ひでぇ!!!

・当たりがあれ一択なの悪意あるだろ!

・ある意味雑魚が2枚ボトム行きだからアリスの当たり増えたんだよなぁ…

・何が酷いってハッターが2回攻撃出来るのに隣に化け物居るからな

・どちらがCS二連覇した人なのかもう分かんねえな

・俺はもう冷や汗しか掻いてなくてアリ凸祈り中のお兄ちゃんが面白い絵面にしか見えない

 

 

「アリ凸が来れば巻き返せるんだ!だから頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む!!」

「お兄ちゃんの盾に一点!」

「インタビューするだけで返せる!俺手札にアリス居る!アリス出せれば俺は返せる!1枚埋まってれば勝てる!」

 

 

 

シールドチェック…

 

お兄ちゃん「俺1枚埋まってれば勝ってる!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッタールピア「盾から来たよ」

シールドチェック ❌

 

 

「馬鹿!!もーーーーんぬ!!!」

 

「何でここでハッターなんだよ!!マジで!!マジでさぁ!!」

「命かけてるみたいね…ならマーズシンギュラリティで攻撃する時メテオバーン!さぁお兄ちゃん!シンギュラリティの下に置かれた裏向きのカード1枚選んで!!」

 

「うぅ…くっそ、もう真ん中のカードでいい」

「これね…はい!」

 

 

 

 

アリスルピア「アイちゃん来たよ」

 

 

 

お兄ちゃん「ァァァァァァァァァァァ!!!!」

「なんでぇぇぇ……げぇぇぇぇぇぇ!!!!」

 

 

「凄い凄い凄い!火のクリーチャーなら出せるからこのままアリスルピアをバトルゾーンに出して効果!山札から3枚めくってファイアーバードなら好きな数出せるわ!行くわよ!」

 

 

凰翔竜機マーチ・ルピア

(効果…相手は死ぬ)

 

「…………え?」

 

 

龍后凰翔クイーンルピア

(効果…相手は死ぬ)

 

「あぁ強すぎる!!」

 

 

 

 

 

雷炎翔鎧バルピアレスク

(効果…相手は無限に死ぬ)

 

「あああ!!」

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」

「ガァァァァァァ!!!!!!」

 

「どうなってんだこのゲーム!!馬鹿がマジで!!」

 

アイがこのパチンコに大喜びする中で、お兄ちゃんはアリスルピアから出た地獄の光景に絶叫して立ち上がり、頭をわしゃわしゃと掻きむしり、この場所がトレセンである事すら忘れて本気で絶叫する。

 

これが天国と地獄なんだぞと視聴者と偶然2人が居る部屋を開けてしまったヴィブロスとヴィルシーナに見せつける。

 

 

・『悲報』沙条冬夜…どうあがいても死ぬ。

・あ

・あ

・あ

・あ

・草

・最高だ!!!

・きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

・¥10000 神のゲーム

・¥10000 アイちゃん神です

・耳割れる笑

・クソワロタ

・またしても神回が生まれてしまった

・¥50000 あり得ないを否定してくる女アーモンドアイ

・¥10000 フラグ回収おつです!!

・来てみたら神配信がありました(笑)

・エンタメすぎんだろwwwwww

・やっぱりデュエマは見てるとクソ面白いね

・お兄ちゃんを注意しようとしたヴィルシーナをお兄ちゃんがまじ顔で睨んだらビビって2人とも退散するとかいう放送事故起きててワロタ

 

 

 

「どうなってんだよアイ!うますぎだろ!!運王創来!!」

「今日すごく調子よさそうね!じゃあ3点!!」

「頼む…何とかなれ!」

 

 

シールドチェック ❌

シールドチェック ❌

シールドチェック ❌

 

「待て!!どうなってんだこの盾!なんでインコッピマーチバルピアなんだよ!!」

「バルピアレスクで同じの最後のシールドを攻撃する時!手札からクラウンラッキーを出すわ!!」

「負け負け負け!待てアイ!そんな事しちゃいけない!なんで死体蹴りすんだよおかしいだろ!なんでアリ凸すら実質封じてくるんだ!てかもう負けてる!負けてるから!」

「最後の一点よ!」

 

 

 

シールドチェック ⭕️

 

ハンプティルピア「哀れよのぉ………」

 

 

現在のアイちゃんの場

マジシャン「ピィ!」

ハッター「ピピピ笑笑」(もう一回殴れるドン!)

クイーンルピア「ピィ(笑)」

バルピア「除去してくださーい。さもないとお前死ぬぞ」

マーチ「んぴー」

クラウン「サイコパス鳥だピィ!」

シンギュラリティ「シンギュライズ!」

アリス「ぺぺぺぺ!!」

 

「馬鹿!馬鹿野郎!今はもう遅いってぇぇ!!こちとらもう盾がねぇんだよ!」

 

 

 

「バルピアの効果!バルピアレスク、マジシャンルピア、クイーンルピア、アリスルピア、クラウンラッキーを選択!クイーンルピアの効果でマジシャンルピアを置換で破壊!クラウンはエスケープでシールドを手札に加えて置換!そのまま3体を破壊!」

 

 

 

「これでこのターン追加ターンを取ります!」

 

 

「次にマーチルピアの効果!ファイアーバードが破壊された時、そのコスト以下のファイアーバードを蘇生します!8が破壊されたので、さっき破壊したバルピアレスクを墓地から出します!そのまま5が破壊されたので2コストのマジシャンルピアを出します!」

 

・え?

・なんか…軽ない?

・全盛期バードより極悪な動き見せてるな………

・追加ターン簡単すぎだろ!

・なんか数戻ってないか?

・忘れてますがシンギュラリティの効果で復活しても全員殴れます

・しかも追加ターン確定してるのでお兄ちゃんは無限に死にます。

・しかも武をマジシャンで捨ててるから無限ループ確定してるのキモすぎない?

・伊達に初めてのGPで予選落ちとはいえ勝ち越してる実力と運を握ってる力あるの強いよアイさん

・運王って言われてるけどマジだな……

 

 

 

「このまま全員でお兄ちゃんにダイレクトアターック!!」

「負け負け負け!!」

 

 

アーモンドアイ WIN!!

 

その後……5戦したがアイちゃんのディスティニードローが凄過ぎてなんと負け越し。プレイングミスもなくちゃんと上手かったのにそれを乗り越えるアーモンドアイのクソ度胸と賭けに打ち勝つ勝負強さに無事に突破され哀れにも『1ー5』で哀れな敗北したのである。

 

つまり…花嫁であるアーモンドアイに天が味方をした、旦那(お兄ちゃん)はご愁傷様です。

 

・酷いゲームだった……

・こりゃ鳥は規制待ったなしですね。

・これが本当の運王

・カードゲームした事ない人でもこの動きダメすぎるって分かるわ。

・何これ………

・生配信として完璧な開幕じゃん

 

 

「うぅ…なんだよこの負け方」

「やったわ!わたしの勝ちよ勝ち!久しぶりにちゃんとお兄ちゃんに勝ち越したわ!」

「ここまでボロボロになってしまう酷い負け方初めて」

「一応だけどマーズシンギュラリティの下に敷かれたカード、アリスルピア以外だと突撃インタビュー2枚よ」

「これ………選んだ俺が悪いじゃねぇか……笑えよ…笑えよ……今笑ってるだろ神様ァ!俺もお前が大嫌いだ馬鹿!!」

「お兄ちゃん……やけになっちゃった」

 

 

 

・これが鳥でCS二連覇した男の姿か??

・哀れだ…もう殺してやれ

・酷すぎる絵面やね

・なんだここは…地獄かぁ?

・もう誰か慰めたれよ。

・ここまで目が死んでるお兄ちゃん久しぶりじゃねぇか??

・忘れがちだけどお兄ちゃん焼き鳥アンチだからな。

 

 

「だから俺ファイアーバード嫌いって言ってんだよ!誰だよマーズシンギュラリティとかいう馬鹿たれ擦ったやつ!これ作った元凶誰だ!?俺の大好き水闇コンプもシンギュラリティ登場して有利主張怪しくなってんのに…これ作ったの頭フェアリーさんかよ!!」

 

・頭フェアリーwwwwww

・バードアンチの嘆き草

・まぁシェア率33%とかいうバグになってるからな…

・ファイアーバード嫌いすぎて発狂してるもうすぐ成人になる男の放送事故

・お兄ちゃん拗ねちゃった

 

 

「お兄ちゃん壊れちゃった…でもまだお兄ちゃんのCOMPLEXやれるんでしょ?」

「…マーズシンギュラリティの3点が強すぎて流石にやばいんだよ。それにアマテラスループとアルファディオス不利過ぎてきついんだよ!プレイングでどうにかしてんのに相手軒並み強豪すぎて大変なんだよ!5000VT出してもシンギュラリティのパワー高過ぎて帰らないんだよ!!」

 

「お兄ちゃん完璧に壊れたわね…ほら…お兄ちゃん落ち着こう、ね?改めてデッキ紹介する?」

 

 

 

 

 

「……いやもういいです」

「完全に拗ねちゃった…」

 

 

「俺がCS二連覇したファイアーバードを紹介します。しかも相手は担当のアイなのでちゃんと兄として…トレーナーとして勝ち越します」

「1ー5で負け越し」

「しかも相手ぶん回り!3ターン目にバルピア出しても!シンギュラリティ2連打しても!先3ハッターしても!全部アイの右手に捲られた!流石にもう…泣くぞ」

 

「お前ら!これは社会問題だ!ファイアーバードは…だめ!僕もう許せねぇよ対話を拒否するデッキ!こう…他人を不快するような!」

「お兄ちゃん被害者面してるけど、この前アイをサガループでボコボコにしてたよね」

「はい…申し訳ないです。僕はもう2度とサガループしません。次にこういうデッキを使う時は…反政府活動します。ですが僕らはレースでサガループするんで」

 

「レースでサガループって…なんかこうすごいわね。先に聞くけどお兄ちゃんは次の環境は何を使うの?」

「青単サイバーだが?」

「対話拒否じゃない!」

 

・お兄ちゃん壊れちゃった……

・青単サイバーでループする気満々でマジループ好きだろコイツ

・初回GPで青黒カリヤドネで出ていた小学生が沙条冬夜だぞ??

・現在アマテラスループで勝ちまくってるし、元々のお兄ちゃんの性癖がな…

・相手にループ証明をしてる時が1番絶頂とかほざく男だ…面構えが違う。

・もしかしてお兄ちゃん…変態?

 

 

 

「はい….というわけでな。鳥環境の終焉までは大人しくシャドバして冬眠しよう。俺は大阪の超CSのチーム戦でアイと龍斗を引っ張り出して調整する時に復活しようか。サイバーで頑張りましょう」

「アイはそんなお兄ちゃんをアポロで轢くつもりだけど?」

「やめて俺が死んでしまいます、次の企画に移りましょう……ふぅ」

(サイバーはアポロ対面無理です)

 




お兄ちゃん→ファイアーバード嫌いなのに色々あったファイアーバード握る羽目になりぶん回したら優勝してしまった哀れな男。

お兄ちゃん「パルテノンとハンデス!?青黒コンプにそれしたら何のデッキになるんだよ!そんな事するなら嫌でも鳥握るぞ!?アマテラスか、せめてアポロか」
アイ「でもループデッキに勝つならそうじゃない?パルテノン入れたり受けを削ってシャッフとか多投すればいいし…」

お兄ちゃん「でも鳥にもっと負けるじゃねえか」
アイ「そうね…」
お兄ちゃん「もう使う意味ねぇじゃねぇか!返してくれよ俺の愛するCOMPLEXを!!殿堂解除でコンプもジャガイストもサガも返してくれよ!!」
アイ「お兄ちゃんがまた壊れた!!」



アーモンドアイ
→焼き鳥に全てを愛された女。お兄ちゃんの失敗しないプレイングを己の引きとクソ度胸で全てを破壊した。めちゃくちゃすぎてお兄ちゃんが壊れてしまったほど。

そんな彼女はサイバーなる不届きなデッキを使う気なお兄ちゃんにアポロといういきなり強いデッキでマジレスする気満々である
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