幼馴染のアーモンドアイが勝負を仕掛けて来た!! 作:グリザイユの牢獄
お兄ちゃんとアイちゃんが正当な意味でバズるなら
コイツは邪道的な意味でお笑い的な感覚で、正常な人ほど割と引くかもしれないがバズってしまったパターンです。
要はクレしんのしんちゃんとかゴルシは感性は普通なパターンだけど、ダイヤちゃんと同レベルには龍斗も狂ってるタイプです。
またしてもこの3人、ラヴズとカレンとパンドラの3人が動画を見漁っていた。
「あー…ほんとなんでもあるよね」
「メンバーシップ、雑談、怖い系…巨大コラボ企画の主催までやって…、なんなら外部の協力まで?同時視聴に、カードゲーム…多数の案件、これ凄すぎない?」
「トレセンの範囲を軽く越えてるわ…アイさん達のチャンネルのサポーターしてると私どころかトレーナーくんすら協力してる時かなり大変そうな顔して頑張ってるからアイさんのトレーナーさんは相当苦労してるのよね」
今出てきたのはほぼ生配信だけである…これにショートと動画も加えたらどんだけの労力だろうか。
そんな中で、3人はふと動画の方を見るとカレンとパンドラは動画を見つけるが、それに思わずイィ!?と反応してしまうのはラヴズだった。
「これは…その」
「ラヴちゃん?」
「およ?ラヴズちゃん訳あり顔だね?」
「これ…編集に協力した時に少し動画見てたけど…だいぶやばかったわ」
「だ…だいぶやばいって」
「ラヴちゃんがそれ言うってことは相当なんだよね?」
「はい…」
…………見てみたいなと好奇心が少し湧くパンドラとカレン。
そんな題名が……
『Vlog龍斗編』ティアラウマ娘のトレーナーの1週間を観察したら、イカれぽんちの絵面だった。
「「絶対やばいけど絶対面白いよね…」」
そんな事を思いながら再生ボタンを押す。
今回は動画内の様子とパンドラ、カレン、ラヴズの様子を同時並行しながら見ていこう。
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そこにはトレセンではなく、カフェのような場所でアイやスティルのようなウマ娘どころか年頃の女子は居ない代わりに4人の男たちが座っていた。
「どーも冬夜と…ゲスト3人名前言っていきな」
「龍斗と」
「明るい素敵なお兄さんのだんてです」
「こんにちはとこんばんわ、そしてお久しぶり、はるです」
パンドラ「あれ?アイちゃん居ないじゃん。それにいつもの2人にトレセンのチャンネルなのになんかゲストに呼ばれる頻度高い2人も居る」
「今回の企画は珍しく1週間の観察日記という事で、俺と龍斗とアイの3人でそれぞれ1週間どんな事してるかのVlogを撮ったんだよ。もしこれの要望だったり人気になったりしたらあんたら2人も取ってもらうけどさ」
だんて「俺も?」
お兄ちゃん「当たり前だろ、このチャンネルに何度ゲストとして呼んでるんだ?知名度あるだろ」
だんて「いやまぁそうだけどね。今回は誰のを見るの?」
お兄ちゃん「これの目的は…トレセン学園の裏側とかじゃなくてさ、なんだかんだ言って、中央のトレセン学園自体が名門とか言われて雲の上の存在みたいな扱いされてるだろ?」
はる「確かに…」
お兄ちゃん「今回はトレセンに所属してる人は同じ人間なんだよという証明とか、就職難易度トップクラスのトレーナーもそんな持ち上げられるほどの物ではないという証明でもあるかな」
だんて「つまり…トレーナーもウマ娘もテレビの前の有名人!とかじゃなくて1人の人間なんだよって分かるし、様子も分かるんだよね」
「そういうこと、ついでに今回の龍斗編は別枠な、バケモノ度とイカレ度合いがダントツだから」
はる「これぞほっこりウマチューブ企画ってやつだな!」
お兄ちゃん「今から見るもののどこにあるんだよ、俺のとアイのは俺とアイと龍斗とスティルとタキオンで大人しくトレセンで見る予定だから…これだけは別枠としてアンタら2人呼んで場所貸し切ってみてんだよ」
龍斗「期間はそれぞれどこかの1週間、随時停止して爆笑するところは爆笑しようと」
「後はついでになんか最近トレセンのサブチャンなどという理事長ぜんめんさぽーと?なる不届きなチャンネルが出てきた挙句、このチャンネルのサポーターであるラヴズオンリーユーが一枚関与という事でね。当て付けとしてこんな面白く頭のおかしい動画は某サブチャンでは絶対出せないし真似できないぜ」
だんて「え?龍斗の1週間がそんだけやばいの?」
「当たり前だろ。アイとスティルが居ないのもこんな教育悪い1週間を解説付きで見せれないし」
カレン「………へぇ」
つまりサブチャンに対する先輩からの挑戦状でもあるとカレンは受け取っている。確かにあのチャンネルは思ってるよりだいぶ頭おかしい動画も出しまくってるがそれを熱狂的に愛するファンも国内問わずなんと海外にも大勢いる事を把握している。
だからと言ってサブチャンもこのまま引き下がるわけにはいかない。
『1日目』
『えーはい、今日から1週間Vlog撮ることになりました。今は月曜、今はトレセンは授業中であって練習はまだないし、スティルタキオンの2人は元々午後練だけ…だけど昨日に仕事関連で研究室関係の知り合いと飲んでたら終電逃して、ビジネスホテルに泊まってました』
ラヴズ「開始早々ダメな発言してるのよねこの人……」
『まず、トレセンとは別に所属してる研究所に顔見せて仕事して、午後練前に軽く…わかっち*1に誘われたんで11時からのデュエマのCSに行こうと思ってます。今?喫煙所でヤニ吸ってるけど』
お兄ちゃん「早く仕事行けよお前!タバコ吸うくらいなら歩けアホ!」
だんて「君タバコめちゃくちゃ吸ってたよね…体悪いよ??」
龍斗「トレセンでは吸ってないから良いんだよ」
『えー無事に仕事が終わりました』
パンドラ「仕事してる様子出しなよ!?!?」
カレン「1番の見せ所は!?」
『とりあえず目的地に行こうとしたんですけど…研究所に荷物を忘れすぎて無事にUターン。ダルすぎる」
はる「何してんねんお前」
だんて「アハハハハハハ!!」
『無事回収…えー、俺の財布無事回収』
男4人「ギャハハハハハ!!」
お兄ちゃん「お前今月に入って財布5回施設に忘れてんのやべぇよ」
カレン達「えー!?絶対忘れちゃダメじゃん!!!」
『ふぅ…………早くまともになりたい』
ここまでは…普通だった。
ここからが流石は龍斗。頭がファンタジーである。
『大会も無事に負けスティル達とトレーニングを終えたので、パチンコを打ちに来ました』
男3人「おいコラトレセントレーナー!!」
パンドラ「え!?ちょっとVlogでしょ!?何してるの!?」
パンドラが驚くのも無理はない。画面の中のアホは何をとち狂ったのかパチンコしてる様子を見せ出したのである。
『今月、貯めてるお金以外で使えるのが3万しかないのに現在、1万5千円負けてる状況なので勝つしかない。だけどこの感覚が1番最高だろ?シャオラ捲るぞ!!』
お兄ちゃん「アホだろコイツ……」
だんて「馬鹿すぎるwwwww」
現在は月の22日であり、もうすぐ給料日である。だからと言って残り2日をドブに捨ててギャンブルに費やす姿はもはやカスである。
なんなら画面の龍斗は目が決まりすぎてラヴズもカレンも引き気味である。
『なぁ…アンタも思うだろ?』
そんなことを言う龍斗はスマホ画面をひょいと向けると
北原『ちょっと待って、今いいとこなんだよ』
野郎4人「アハハハハハハハハハ!!」
お兄ちゃん「なんか居たくね!?」
男4人は大爆笑した。
冬夜にとってはトレセンの先輩が、だんてさんとはるくんにとっては現在のレース界が大盛り上がりしている引き金とも言えるオグリキャップという伝説を支えたそのトレーナーがなんか龍斗の隣で右打ちしていたからである。
「「えぇーー!?!?!?」」
ラヴズ「こうなるのよ……」
カレン「えぇ!?」
パンドラ「この人ってオグリ先輩のトレーナーだよね??」
という画面テロップと共にカレンは驚く。
どうやら北原は龍斗が仲間と8人でパチンコを打っていた時に、龍斗が座った台の隣に居たようだ。
龍斗『えー…パチンコの結果』
龍斗が財布を開くと小銭しかなかった…
『3万を無事に溶かしたため、俺の全ての財産は交通系電子マネーの残りだけ。明日からの小遣いはありません!これはスティルに怒られそうだなおい!』
北原『どうすんだよお前…無一文だろ??』
『まぁ過ぎたことはいいぜ。とりあえず今から仲間の奢りで居酒屋に行きます!お疲れ様!これで1日目は終わりThat's all!!』
お兄ちゃん「ダメだコイツ終わってる…」
だんて「この時点で面白すぎる…ぐふふ!!」
はる「まじかよお前…日常?」
龍斗「え?日常」
お兄ちゃん「コイツ割とこんな生活してるぞ」
2人「うわぁ………」
お兄ちゃん「これだと某やりたい放題チャンネルと変わんなさすぎるんだよ」
『1日目終わり』
カレン「1日目が濃すぎる…」
パンドラ「お疲れ様ですじゃないんだけど!!やばいよこれ!That's allとか言える度胸ってなに??無一文なのにお酒飲みに行ってるのだいぶダメな気が……」
これを見て思った…これをサブチャンで出せるわけがない。これ出してるの自体普通にやばいと思っているのだが、元々こういった動画を面白おかしく出してるし、ちゃんと成果も仕事も行ってるという真面目にやる時は真面目にしてるが派手にやる時は派手にやるという、社会においてある種めんどくさい側にいるのが冬夜だ。
ちょっとお兄ちゃんの頭もやばいですねこれ。
『2日目』
『2日目でーす。えー、朝の5時から、行きつけである知り合いのジムでウェイトトレーニングをスティルとタキオンと共にやってます』
タキオン「トレーナーくーん!もう疲れたぁ!!介護してくれよぉ〜って君少し汗臭いのだが!」
スティル「私はタキオンさんのサポートをしています。タキオンさん、重さあげますよ」
タキオン「えー!?やだ」
スティル「やだじゃないですよ」
裏スティル「『ワタシ』はアナタのためにもっと重りを上げますから!!」
タキオン「わー…わー!!なんかいきなり入れ替わってるんだけど!!」
龍斗『タキオンさーんサボったらダメでちゅよー、ってこっちはいいか。ほら見てくださーい』
龍斗『あそこでお兄ちゃんがアーモンドアイとランニングマシーンで走ってるけど見てくださいお姉さま方!あそこに居るアホのお兄ちゃん上裸ですね。男が言うのもなんだが…』
龍斗『すけべな体つきしてんな』
冬夜『おい人を映すんじゃない!』
さりげないセクハラ発言を1発。
実はこの日は、トレセンにおいてグラウンドも体育館も調整や整備も兼ねて1日使うことが出来ないという日だった。そのためこの日だけは撮影する日としてはかなり向いていた。そのような日の中で龍斗の日常を見てみよう。
『えー昼前。今日はトレセン内の施設が機材の検査や調整のために使えなくて、偶然にもスティルとタキオンは朝練以外オフにしてたため、現在仕事してます』
「ちゃんと仕事してるんだ」
「あの人もちゃんとトレーナーだから流石に…」
「昨日のあの事は忘れよう!……ね?」
『この書類は見せれないのですが…3日後に俺と冬夜が参加することになる大阪でのウマ娘の肉体や心理学に関する研究発表のための書類なので、この茶封筒の中にまとめ上げた物を入れて旅行用バッグに入れてます』
「…………本当に真面目に仕事してたわね」
『あーこれ、この匂い…タキオンまた部屋を爆破させたな?今回は珍しくいい音してたな!負けてられっか俺も混ぜろや!』
その後…タキオンに対抗した龍斗はタキオンの部屋の窓ガラスどころか壁を爆破した
「「「「「はぁ!!??」」」」」」
「この時さ、2回爆破音がしたんだけどよ、色々事情聞いたらタキオンが部屋を爆破させた後に駆けつけた龍斗が止める事なく対抗して薬剤使ってまた何度か爆破やらかして窓ガラス全部割れた」
「お……終わってる」
「いやまじでこれはやべぇんだよ。ガキかな……」
「1番のガキが何言ってんだよ」
あの爆破事件ってタキオンさんとあのトレーナーがやらかしてたんだ…とそんな事を思いながらカレンはドン引きするとそんなドン引きすら一瞬で掻き消すことになる。
仕事をするのかな…と思いきや?
『トレーナーとしての仕事を全て終えて暇だった所に研究所仲間がパチンコに誘って来たので行きました!仲間は7万勝ってる所ですが俺は2万負けました!』
「お前は何してんだぁぁぁぁぁぁ」
「アハハハハハハ!!!!!」
「また負けてるじゃねぇか!!」
カレン「どこから2万が出て来たの??』
パンドラ「仕事以上にパチンコしてない??」
悲報…またパチンコである。なんなら身元不明の2万でパチンコを打ち始めるという謎の所業である。
これに関してだが龍斗曰く
「富は海水のような物だ。多く飲めば飲むほど渇きを覚えてしまう…それなら渇きを感じる前に使い切ればいいのさ!」である。
「お前名言みたく言ってるけどやってる事はねずみ小僧と同レベルなんだよ。貯金って言葉があってな?保険って言葉があってな?」
龍斗「銀行のまわしもんだなお前…」
冬夜「エスポワールで死にかけて来い」
だが龍斗のイカレた行為は止まらない。
龍斗『本当にお金がなくなったので、俺が今使ってないロスト・Re:ソウルの金トレジャー*2やキユリのASMラジオのGPプロモ*3などを売りに行きます』
冬夜「ダハハハハハハ!!!!」
だんて「アハハハハハハ!!!!!」
はる「ぶっ!?ふふふふふふ!…wwwww」
パンドラ「その日暮らしすぎるでしょ!?」
カレン「解説で1枚7万とか5万するカードってあるのに…なんでそんな躊躇いなく売ってるの???」
……………………………………………………
龍斗『えー……午後になりました。俺は研究所の方に戻っていますが今回はある検査を行うために仕事をしています』
龍斗がカメラをぐるっと見渡すと、どこか病院で見た事あるような機材がずらっと並んでいる。機材に関して軽く紹介していると1人の少女が映り込んだ。
『今回は悪ふざけなしで…彼女の事は視聴者も知ってるだろう。入院服を着ているが心配するな、特に異常はない』
「え…センパイ?」
『目の前に居る彼女は…』
「ラインクラフトです!あの…こんな形で改めて多くの人前に、公に姿を現すとは思ってませんでしたが…昏睡状態から目覚めてわたしは今元気です!」
フサイチパンドラが思わず驚く。目の前に居るのは彼女にとってはほぼ同い年かでありながらも先輩としてら敬意を持っている彼女が何故か研究所に居た。
『改めて解説だ。ラインクラフトは昏睡状態になったというのは周知の事実だし目覚めたのも周知の事実だ。大騒ぎだったもんな…連日ニュースで原因不明の昏睡状態とか病とか言われてたしな』
クラフト「そ…そんなに大騒ぎだったんですか?」
『俺と冬夜含めた研究者グループはいち早く、ラインクラフトの昏睡状態は『ウマソウル』による物だと察知し、病院と連携して日々検査していた。目覚めさせるという事はできなかったが…そのなんだ、張本人の前でこんな事言うのもなんだがウマソウルの謎を研究するサンプルとしては前例がほぼなく特異的であって研究もめちゃくちゃ進んだ』
その後も龍斗から真剣な表情でクラフトに関する事やウマソウルの事などについて多くの解説があったのだがこれに関して、パンドラだけは思うところはあったようだ。
「何それ…くーちゃんセンパイがモルモットみたいじゃん」
確かにラインクラフトの存在がウマソウルと呼ばれる物を研究するのに最適な存在であったのかもしれないし、謎深いウマソウルやウマ娘という物が大いに発展したとしても扱い的にはモルモットじゃないのかと感じていた。
だが心情的には冬夜や龍斗も思う所はあるようで正直言って…研究は進んだとしてもラインクラフトを目覚めさせる事が出来なかったため、クラフトに負い目はあるし恨まれても仕方がないとすら思っていた。
だが彼女は恨み罵倒する事もなく許すどころか自分がウマ娘の研究の未来になるならいくらでも検査を受けるとまで言った。これにはあの龍斗を持ってしてタバコを逆向きで吸ったレベルでの強い衝撃だったようだ。
『彼女は容体確認も兼ねて、検査が連日続いているが復学の目処も立っている。彼女の友達が安心出来るようにあるべき形で戻ってこれるよう約束しよう。こちらからは以上だ』
パチンコの次に出てきたのがまさかのラインクラフトと仕事の様子というかなり状態の変わる様子でありながらも、仕事はめちゃくちゃ真面目というかなりの温度差のある内容だった。
実際冬夜も思う所はある様子だったようだし、トレーナーだけでなく研究者というのも精神的に楽ではないのだろう。
トレーナーとしてだけでなく研究者としても真面目に取り組んでるんだなと見直していた。
男3人衆「お前何してんねん!!」
カレン「ど…どんな生き方してるの??」
前言撤回…コイツちょっと問題児がすぎるわ。仕事を真面目に取り組もうがパチンカスの時点でアレだ。
しかも映ってる画面にはどうやら某ブルロのパチンコ台に座りフィーバータイム真っ只中。レースの時も必死なのは知ってるけどなんでこんなとこで必死なんだよと言いたくなる絵面である。
『当たるか当たらないかじゃねぇんだよ!ダメで元々人生はギャンブルなんだ…最後まで全力で生きようじゃねぇか!!!』
だんて「こんなかっこいいセリフが4500発当ててるやつのセリフなんだよなぁ…」
あまりにもtheフリーダムという言葉に相応しい龍斗という男の生き様。一周回って惚れ惚れしてしまうもカスの生き様である。
そんな男の結果は……
龍斗『パチンコ7万負けました。しかも白熱しすぎて終電逃してしまいました』
「「「ダハハハハハハwwwww」」」
「やべぇwwwwあまりにも終わってるwwwww」
「いつまで打ってんだよ!夜真っ暗じゃねぇか!!マジかよお前…今2日目なのに濃すぎるんだけど…もうアイツと同じじゃねぇかよ」
負けた挙句に終電を逃すとか言うなんとも言えない状態で冬夜を持ってして笑う事しか出来ない。
これにはパンドラですら「天才ってなんだっけ?」と本当に頭が真っ白になっている。元々天才を自負していた彼女にとってはスティルインラブやアグネスタキオンといった上澄みの上澄みのウマ娘を育て上げた男がとんでもなくやばい生活をしてるのだからそれはそうだ。
『とりあえず歩いてトレセンに帰ろうかな…2日目は終わりだな』
『2日目終わり』
3日目が始まろうとした所にカレンがすぐさま再生ボタンを押すと動画が止まる。
「……………………ふぅ」
まるで脳の処理が追いつかずキャパオーバーするかの如く、どこぞのバカ目隠しに無量空処をかけられた如く、本当にヤバいやつを見てしまい脳が追いつかない。
「何これ…よく生きてるわね」
「何言ってるんだろうこの人」
「今見ただけで負けた金額10万超えてたよね?」
ラヴズ、カレン、パンドラでさえ龍斗を狂ってると思ってしまう生活を見てしまったのだからまともな反応をしてしまう。
「冬夜トレーナーに対して『その顔面と筋肉は多様性に配慮してるのか?』ってだいぶとんでもない発言だよね…」
「パチンカスだ…頭が良いパチンカスだ……」
「冬夜トレーナーと喧嘩してる時にあの人が社不とか散々言っててなんでだろうと思ったけどこれ見せられたら。いやでも1週間がどうあがいてもここまで面白い人は居ないわよね」
1週間がこんな毎日面白い人なんてそうそう居ない…って事を考えるとV logを撮るのに向いてるのだろうか?カレンやラヴズですら1週間撮らせてなんとかなるのだろうか。日常がこんな毎日面白い人は居ないだろう。
いや…おっさんがバカほどはっちゃけた生活してるのはやばくないか?
「…………続き見てみよう」
実際思ったより1週間を面白く出来る人はそう居ないよね。
暮らしていくとそう感じる。
自分のSSは決まった典型とかじゃなくて書きたい事をポンって出していく人間だからそうなのかも?んー…難しいな。