幼馴染のアーモンドアイが勝負を仕掛けて来た!!   作:グリザイユの牢獄

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お兄ちゃんだって無理なものはあります。


てかお兄ちゃんと相性良さそう悪そうなウマ娘ってどんな感じなんやろうなぁ…龍斗はくっそ分かりやすいというか。


『飯ウマ』お兄ちゃんが泣く!地獄のガチャ配信!

沙条冬夜のガチャ動画は恐ろしいほど冬夜の絶叫が響く

 

「やったわ!!アイの勝ちよ!」

「ウワァァァァァァァ!!!」

「アハハハハハハ!」

 

地獄絵図が視聴者の前で起こり笑いを与える。

 

アーモンドアイが喜び、冬夜が発狂して、ゲストが爆笑する。そんな光景は切り抜きでも膨大な視聴率が叩き出されるほどには人気である。

 

 

今回は…そんな様子の切り抜きをポンポン出していくだけである。

 

尚いっつも愉悦民にニヤニヤされて台パンする模様。

 

 

 

 

 

 

その1 『FGOのオルガマリーガチャ』

 

 

「ふぅ………沙条冬夜」

「アーモンドアイよ!今回は!?」

「サムネの通りfgo10周年おめでとう。オルガマリーピックアップで宝具5まで全力でガチャらせてください」

「ふふっ!なら勝負よ!」

「やめてください死んでしまいます。今回も…先に狙いのキャラが当たるかとついでに宝具カンストするまで…どちらが狙いであるオルガマリー所長を多く当てれるか…お前らチャットで予想してくれ」

 

・アーモンドアイ

・アイちゃん

・アイちゃん

・アイちゃん!

・アイさん一択!

・アイ

・アモアイ

・お兄ちゃんの嫁

・どうせアイちゃん

・いつものアイさん

・お兄ちゃんお前は勝てんよ

・アイちゃん

・アイちゃんが勝つで満場一致

・アイさん

・お前がアイさんに勝てん

・今日も負けるけど頑張れー!

 

 

「お前ら!さっきから聞いてりゃ、アイ…アイが勝つって!俺の事少しは応援しろお前ら!タヒねぇ!タヒねぇよ!!」

「ダメ!ダメダメダメ!!規制音入るから!」

「ふー…さてやるか。さて、このマッチアップ…どちらが今回は勝つと思いますか?僕はアイがまた勝つと思ってます」

「結局自分で言うの!?」

「そりゃそう。とりあえず俺が先で10連ずつな?」

「分かったわ」

 

 

『10連目』 

 

「さて…まずは俺から…当たれ当たれ当たれ!!」

 

 

丸ごとシンジ君「やぁ」

投影魔術「はぁい」

 

 

「」

「……爆死ねこれ」

 

 

 

・いつもの

・まだ10連だから!まだ10連!!

・1000連はガチャするってお兄ちゃんが言ったもんね!

・まぁ落ち着けよ。アンタのガチャ運の無さはお約束だろ

 

「うるせぇぇぇ!!!」

 

 

『20連目』 アイ

 

「アイ…引きます!」

 

 

その結果……

 

ロウヒ「ヒャッヒャッヒャッ!!」

 

「可愛い人が当たったわ!」

「は?」

 

・ロウヒ!?

・アイちゃん…ムッコだった?

・強くね?

・……………なんて

・なんて?

・……………なんて?

・ちゃんとロウヒは宝具5なんだよなぁ!?羨ましいなぁ…羨ましいなぁ!!取り立ててやるぜぇぇ!!

・当たってないんすか?

・当たってねぇよ!!

・色々当たってもお兄ちゃん廃課金勢すぎてほぼ驚いてねぇ々

 

 

『30連目』

 

「頼む!今年の水着サーヴァントも諦めたくないけど俺は所長だけ諦めたく

 

 

 

 

フェルグス「やらないか?」

フェルグス「やらないか?」

ローラン「やらないか!」

 

 

 

 

ごめんなさい…水着サーヴァント諦めるんで所長0とムチムチだらけのピックアップは勘弁してください」

「……だいぶ放送事故よね」

 

 

 

 

 

ただし……40連目で空気が変わった。

 

 

「とりあえず行くわね」

 

目が死にかけた冬夜の目の前でアイはなんとなくだがボタンを押したその瞬間。

 

 

スマホのガチャ画面の光が一瞬…消えた。

 

「え?」

「………これまさか」

 

 

特殊な演出…星空のような……これは…もうアンビーストのあのサーヴァントしか居ない。

 

 

 

ほう。ここがカルデアか…なるほどなるほど。記録で見た時ほどよい環境ではないようだが、まあいい。いまさら語るまでもないが期待に応えて名乗ってやろう!力と公正の化身!地球国家元首、プレジデントキャスター・U-オルガマリーである!これからよろしく頼むぞ、我が秘書官よ!

 

 

「あ…当たった、当たったわ!!!」

『お"ぉ"ぉ"お"アァァァァ』

 

 

 

・あ…

・あ…

・あーあ

・いつもの

・いつもの

・お約束すぎる

・哀れな……

・『悲報』沙条冬夜、また死ぬ

・コイツほんとガチャ運ねぇな

・兄が妹に負ける姿などあり得ない…

・負けてるやん

 

 

その後……本当に、本当に酷かった。

 

星5だけの合計で…250連と言う長い時間の中で本当に酷いことになった。

 

 

アーモンドアイ…Uオルガマリー4体、ロウヒ1体、カルナ1体、ニトクリスオルタ1体

 

 

沙条冬夜…………Uオルガマリー1体

 

 

「うん、何をしてる方なんだ俺??」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その2 『アロナ仕事しろやぁぁぁぁ!!』

 

 

画面に見えるのは、メガネをかけて白衣を着ている冬夜は一周回っていい顔をしている。

 

「沙条冬夜…今はトレセンのトレーナーではなくブルーアーカイブのシャーレの先生として挑戦します。こちらが俺の1番の生徒の」

「アーモンドアイよ!今回は冬夜先生が全力でガチャをするらしいわ!先生、今日引き当てる生徒は誰ですか?」

「今回はこれだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

『水着ナギサと水着ミカピックアップガチャ』

 

シャーレの先生…沙条冬夜、水着キャラのために5万をあらかじめ注ぎ込んでおり元々大量にガチャ石を持っていたため2、3天井くらいはどうって事はない。

 

そんな様子に思わずアイはむぅ…となってしまう。やっぱり1番好きな男がゲームとはいえ女の子に夢中なのは少し思うところあるのだろうか。

 

「また女の子…お兄ちゃん女好きなの??」

「二次元は別だ。二次元の嫁はたくさん作っても良い。現実はたった1人が当たり前なんだけどな。……はむっ」

「ひゃあ!?」

 

 

 

何の躊躇いもなく冬夜の膝にナチュラルに座っていたアイの耳をあむっと甘噛みする。やっぱり冬夜という男は甘えん坊である。

 

「もう!くすぐったいわよエッチ!」

「むぁ……とりあえず、ガチャしてる時は質問が多かったマシュマロやスパチャから選んで話していこうかな」

「結構質問多かったわね…1個目!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『龍斗トレーナーはどれくらいの資金をギャンブル代に使っていますか?』

「あの動画出してパチカススロカス野郎の質問多すぎんだろ……」

「アレはね…アイも本気で負けたって思ってるくらいえげつないvlogだったからね…」

「アレに勝つって相当バカな事してないとダメだからな」

 

 

・あぁ………はい

・パチンカス龍斗の費用か

・あの動画伝説だろ…

・…………あらゆる実力があるだけのパチカス来たな

 

 

 

 

『質問の答えとしては…気分屋だからバラバラ。あの野郎は中学高校時代からパチスロしてたんだぞ?』

「………………え?」

 

『あいつのプライバシーだから言わないが、アイツも大概生まれと環境が酷いからな。その縁もあって幼い頃からパチ屋の匂いも知ってたし適応も早かった。龍斗って頭良かったからそこら辺バレる事なかったしな…補導された事ないって言われて1番驚いたの俺だし』

 

『それはそれとして龍斗は学生時代にパチスロを知ってから高校3年間で3.から4000万稼いでただけじゃなくて他にも合法的に色んな形で金を稼いでたから大半の学生や社会人よりは圧倒的に金はあるぞ』

『…思い出した。ラヴズオンリーユーと架け橋が編集中に色々聞いてたから与太話な?龍斗って普通にパチンコだけで20万負けて帰ってくる事あるから』 

 

「20万!?凄いわね……1週間で?」

「何言ってるんだ?1日でだぞ?」

「ふーん………え?1日で20万も使ってるの!?!?」

 

「20万負けても普通にケロッとしてるからな。パチスロの軍資金とは別に生活費の貯金は数千万は別で口座持ってるやつだしそこら辺ちゃんとしてんだよ。まぁ…研究所からの給料ってかなり良いから平気な顔で給料の半分くらい消し飛ばすとかザラすぎてな」

「頭が良いギャンブラーって怖いわね……」

 

・やばい…アイツやばいよ…

・思ったより酷いけどただのパチンカスじゃないの怖すぎる

・よく生きてるね……

・1日で20万負けたら絶望するんだぞ普通

・あの人頭おかしいわ。

・なんで中学生時代から???

・やっぱりティアラウマ娘のトレーナーってやばいんだな!

・いい人生歩んでんな

・補導されてくれよそこは…

 

 

「大丈夫、補導されろって何度も言ってるから俺も。次の質問」

 

 

『冬夜さんが、もしアイちゃん以外の他のティアラウマ娘の担当になるとしたらどういった感じになると思いますか?』

 

 

 

 

 

 

「??…………あーはいはいそういう感じか。なるほど、つまりメジロラモーヌ、スティル、ジェンティルドンナに…デアリングタクトの担当になったらどうなるか…」

 

・正直想像出来ないよね…

・スティルはともかく他3人は…なぁ?

・変人度合い高いよなトリプルティアラウマ娘

・尚ティアラウマ娘達をかき消す冬夜と龍斗の異常者ぷり

・レース愛とか負けず嫌いとか山籠りとかでも打ち消される大人ゆえに出来てしまった異常者だからな。

 

 

「スティルはやれると思う…てかそもそも多重人格者のスティルを持ってしても制御出来ない龍斗が頭おかしいだけでさ。アイツマジで頭おかしいんだよな…両方の人格のスティルでも制御出来てねぇんだぞ」

 

「デアリングタクトは俺は知らん。正直ほぼ話した事ない、それで…ジェンティルドンナは利害が一致すればなんとかギリギリやれそうだな」

 

「メジロラモーヌねぇ…あの見た目詐欺か、メジロラモーヌは正直無理だろうな。アイツ分かりやすいくらいレースジャンキーだが俺はどっちかというとレースよりウマ娘の肉体というのを実験して求める人間だからどこか方向性で必ず破綻するだろう」

 

「いや、それ以前にメジロラモーヌとジェンティルドンナはカードゲームとか格ゲーとか俺が色々やってる事に死ぬほど興味湧かないだろうしあの2人の性質的に自由時間は厳しくされそうだな。やっぱ性格的に合わん」

 

 

 

『そう考えると俺ってアイじゃないとダメなんだな。俺がいないとアイはやらかすだろうし、アイじゃないと俺がやらかすからな』

 

簡潔に纏められる中でちゃっかしアーモンドアイに対して俺が居ないとダメだなとうなずくがこの男もこの男である。

 

 

だが頭を抱えるように話す冬夜は本気で何とも言えない表情をして、研究所の仲間から冬夜が聞いた龍斗のとあることを話し始めた。

 

『龍斗は少し前のジャパンカップを調べてた中で、たった1人出走者の中でやけに情報が少なかった『オベイユアマスター』が気になって一目見るために僅かな情報を頼りにジャパンカップ前に空港で会いに行きやがった。見つけてきたからな…ここからが龍斗のやばいとこなんだけど、オベイユアマスターの仕草や挙動を一目見た瞬間…こう言ったらしくて』 

 

 

 

 

 

『その格好…お前、サンシャインフォーエヴァーみたいだな。本質的にウチの冬夜に似てるだろうし無理するなよ』

 

 

「俺が言うのもなんだがアイツ頭いかれてるんじゃねぇのか?なんでそこでノンデリかましてんだよ。後何食わぬ顔で俺の名前出すな」

「初対面でその発言は不味いわ……」

 

その後色々と話が出たようだが…

 

どうやら龍斗は調べてた中でアメリカでのオベイの動きが挙動不審とまでは行かずとも変だったり、レース映像と写真を探した中で見た目が180度変わっていた事、あらゆる面でサンシャインフォーエヴァーに似ている感覚を感じたようだが話すとまるでエミュしてるような仕草で、これには確信に変わったこともあり、

 

龍斗は結論として、オベイはあらゆる全ての情報をわざとひた隠しにしているてあらゆる面でノーマークの状態で走れる状況を作っていたのでは?と考えたようだ。それだけでなくオベイの走りがアメリカ以上にイキイキして軽く力強い走りが日本のターフのほうが適性があるのではという理論も拍車をかけて死角からの一撃で稲妻と怪物を破ったのだと。

 

 

これには冬夜も龍斗の考察に腑に落ち、オベイが情報戦で日本勢の大半や海外の挑戦者達を遥かに上回ってたようだが、逆に不自然さや矛盾に目をつけた龍斗に見破られ、逆にオベイは陰で龍斗に情報戦で負けたと言う事実に冬夜はなんとも言えなくなった。

 

 

・えー……

・なんで僅かな情報だけでオベイユアマスターの素性把握してんねん。

・パチンカスだけどアイツ研究者だったな…

・龍斗くんちょっと怖い…

・このエピソードだけでスティルちゃんが可愛く見えるレベルで龍斗トレーナーがなんかおかしい。

・だけど一つの勝利のためにそこまでやった姿勢に龍斗さん敬意を持ったみたいだから…

・なんで逆にオベイに情報戦で勝ったの??龍斗ちゃんやっぱり頭おかしいよ…

 

「次の質問よ!」

 

『沙条さんはデュエマの殿堂発表の同時生配信で毎回発狂してる印象がありますが何でですか?」

 

「これ嫌味か?嫌味だな??」

「まぁ…落ち着いて落ち着いて?」

 

 

『結論としては相棒が死んでるから。配信を始める前にはガルラガンザークとザロスト、次に絶望神サガ、その次にはゼニスザークと神の試練とラッキーナンバー』

「この次からアイとお兄ちゃんで同時視聴始めたよね?」

 

『アイと同時視聴始めた時は、まずジャガイストが死んだな、なんならたまに遊びで使ってた緊急再誕まで死んだ。アイもファイアが死んだよな』

「うん、遊戯王はともかくデュエマで使った初めてのデッキって赤青マジックだからやっぱり落ち込んだし」

 

「次、アルケミストとマーシャルクイーン、そしてみんなお馴染みCOMPLEXも死にました。俺の使ってたデッキ3つくらい死んだんだけど??まぁアイもバルピア規制されたもんな」

「うん、お兄ちゃんあの時悲しむより怒ってたよね?」

 

 

「だから言っただろバルピアかけても意味ないって!俺が戯れで作ったバルピア2枚の構築とマーチ4枚に多投したですらベスト8位だったんだぞ!?なんかおかしいんだよあのデッキ!なんならバルピア3とマーチ3の構築でも普通に勝ちまくったからな!?しかも何が1番アホかって、バルピア1枚構築のバードも強いって分かってたのにCOMPLEXも殺しやがってこの野郎!必要悪だろCOMPLEXは!殺すならこの前だろうて!!」

 

「お兄ちゃんのCOMPLEXは天門使ってる時以外負けてたから嫌いよ!でも…ファイアーバードはアイも渡されて回してみたけど…だいぶ強かったし楽しかったのよね。だからバルピアレスク1枚になったやったー!!とか言われても」

 

「「もっとやばくないか?ってなったな(わね)」」

 

 

 

「その後パルピアがプレ殿行って祭りだぁ!と思ったら突然ゼナークとガレックが処刑された事だけは許せねぇなオイ!」

 

・ガチャ配信と同じレベルでお兄ちゃんの哀れな姿を見れるデュエマの殿堂発表は流石です。

・毎回お兄ちゃんの相棒死んでるな??

・「オォォォォォォォォォォォ!!!!」

・何故かカードゲームの才がありすぎるトレーナーいいよな

・ただのカードゲーマーではない!超ド級の全国定連プレイヤーだ!

・尚同じく全国プレイヤーである龍斗氏はこの前バクオンソーが死んで叫んだ所を、隣でお兄ちゃんにクソ煽られる模様。

・尚その後ゼナーク殿堂を聞いて立場が逆転し今度は龍斗氏に煽られる模様。

・「俺のジャガイストダイヤレア12枚か…残骸に!!」*1とかいう意味が分かれば怖すぎる嘆き

 

 

冬夜とアイがリスナーとガチャしながら話してる中でまさかの人物がスパチャを送ってきたようだ。

 

 

 

 

・ 龍斗【5000円】『アレはオベイユアマスターがあまりにも情報を徹底的にしすぎてたから分かったんよな。後本質的に雰囲気はお前に近いだろうし。それはそれとして100連ガチャしてもお前はキャラ当たらないから才能ない。PS.もし今回もアーモンドアイにピックアップ当てられたらそれをおかずに飯食べるわ、いつも担当に推しキャラ当てられるお前を見ると爆笑が止まらないぜ…後ついでにまた当てられたら5000VTのダイヤシクも買えよ』

 

 

 

 

「死ねぇぇぇぇぇ!!」

「お兄ちゃんダメダメダメ!見せられない配信になっちゃうから!!」

 

 

・龍斗『シャーレの先生なのに、リオ、制服ネルとアスナ、水着セイアにセイア、水着キキョウに水着レンゲ、シュポガキ、ドレスサオリをアーモンドアイに当てられてしまう先生を先生と言えないのですがどう思いますか冬夜先生?』

 

「おいっ黙れよお前っ!!何だよあのヤニカスパチンカス野郎!!仕事中なのに俺を煽ってくるしさぁ!!お前空気読めよ!!空気!!今回は推しの水着キャラを絶対当てようと誓った男に!そんな時に送るスパチャじゃねぇだろ!!ぶっころ…お礼参りしてやるからなぁ!!!見てろよお前ら!今度こそ目当てを当ててやるからな!!」

 

 

 

そう決意して150連目に突入した………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「コロして………当たらない、殺してくれ…なんで水着ナギちゃんもミカも来ないんだ…」

「人の絶望をお兄ちゃんだけでこんな風に何度も見るなんて」

 

アイを持ってしても何とも言えない顔をしている。何故この男はこんなにもガチャ運が終わっているのだろうか。

 

地面に苦しげに涎をパツリと流しながらアーモンドアイはそれを見かねて冬夜のスマホ片手に立ち上がる。

 

「ならアイが引くわ!今からアイがお兄ちゃんが欲しがってる生徒を当てるわよ!」

 

・おっし!勝てるぞ!

・キタァァァァァァァァ!!

・アイちゃんが来たな。これは寝る

・当たったら教えてくれ。すぐ当たるだろうがな

・よし!これは勝つる。

・黄金の右手来たな

 

 

160連目

 

アーモンドアイが動いた。

 

 

その瞬間……アロナが笑った瞬間背景が虹色になる。

 

つまり最高レアが来るのは確定している。

 

「来るかしら…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水着ナギサ『ごきげんよう先生。このたびの休日が、心穏やかなものとなりますよう祈っています』

 

「…………あ」

 

このセリフは…このセリフは…まさか、ナギちゃん。やっと来てくれた冬夜の推しキャラの1人。

 

だが……冬夜は少し泣きそうになって……

 

 

 

『アロナ仕事しろやぁぁぁぁ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その3 初手!?『ツイステ編』

 

「今日のお兄ちゃんは『ナイトレイブンカレッジ』の監督生よ!」

「オバブロヴィル…今日こそ俺が引き当てます」

 

 

「まずアイからよ!アイ…引きます!」

 

1連目

 

 

『いざ導かん!闇の力を示し者を!』

 

 

「は?」

「え?お兄ちゃんこれ確定演出??」

「大丈夫だ…まぐれだ、ヴィル信じてるぞ。お前は女の子じゃなくて野郎を選ぶって!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『目を逸らさず見ていなさい、アタシの美しい毒で、吐息すらも凍らせてあげる』

 

・あ

・あ

・あ

・あー

・GG

・お兄ちゃんはやっぱりアイちゃんに勝てないんだね

・初手!?

・おつかれ

・アイちゃん右手光ってない??

・いやーこれは強すぎる

 

 

 

その瞬間、妖艶の光と共にピックアップキャラのヴィルが現れる。

 

 

 

「お前も学生だもんな!変な野郎より女の子に呼ばれたいもんな!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その4 発狂祭り

 

 

『ペルソナ5Xのジョーカー』

 

「こんにちは怪盗団の主人公です。今回はジョーカーを当てます」

「ねぇお兄ちゃん、最初にアイがガチャしてみていい?」

「やりたいのか?いいぞ」

 

 

『コードネーム…ジョーカー、よろしく』

 

 

 

 

 

 

「おい屋根ゴミ!!結局女大好きなんだな!お前のベストカップル明智なのによぉ!!」

 

 

「ことね!プロデューサーである俺がガチャしても来なかったのに!なんでサポーターであるアイの元には何度も来るんだよ!?」

 

「おい!?おいおい!!ふざけるなよ!俺指揮官だろうが!?なんで水着ドロシーが俺が引くと来ないんだよ!?なんでアイが引いたらポンポン来るんだゲームどうなってんだ!」

 

 

「邪道レッドゾーン出た!これは勝ったぞ!!……は?待てよアイ、マジで言ってる?ペルフェクトの金トレジャーと邪道レッドゾーンのシクが両手に居るように見えるが??何その右手?」

 

 

 

 

 

このように…沙条冬夜という男はガチャ系統に対して土下座してもアイに勝てないのだ。

 

 

 

果たしていつか、勝てる日は来るのだろうか?

 

 

いや……多分ないだろう。

*1
ジャガイストというカードは最強デッキの主軸パーツだけでなく人気カードでもありかなり高かった。その中でもダイヤモンドレアと呼ばれる希少レアがあったが、買取金額が高い所では6万や8万もしてたレベルもあった。売って5万から6万って事は買うともっと高くなるわけで、それを12枚買ってるという事はその費用は??




余談ですがアイちゃんが勝った時、基本はアイちゃんに御褒美をあげるか、スパチャ民によって要望で何かをしたり何かを自腹で買ったりしてます。

スパチャ民に要望されたもの
・5000VTのダイヤレア
・ホルアクティ
・アーテルゴルギーニの金トレジャー
・ボルメテウスドリームのシク
・カイドウの龍形態のフィギュア 
・コダックのTシャツ
・シロコテラーのフィギュア
・アルちゃんのフィギュア
・篠澤広の15万のドール
・ペルソナの『アルセーヌ』のプレミアムマスターラインなど

なんだかんだ言いつつお兄ちゃんが欲しいと思ってる物が多いため普通に買ってますし、なんなら要望されてた頃にはとっくに予約してるなんてあります。


何が怖いってお兄ちゃんって自分の服とか興味なくて買わないくせに、アイちゃんが欲しい物とかこういう推しのグッズとかは高くても普通に買ったりするんすよね(懐はえげつないくらいあるんで)
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