幼馴染のアーモンドアイが勝負を仕掛けて来た!! 作:グリザイユの牢獄
お小遣い少なかったけど誘われて出たデュエマのアドのCSで4Cダーバンデ握って優勝したからゾージア売って1万つくったのは神でした。
これが本当の脳汁やね(まぁ3000円のモルトVS買ってしまったけど)
それでもシータモルト自体はモルトVSもう一枚買えば完成するしいいもん!!
質問箱
1. 最近のお兄ちゃんは何をしてるんですか?
A.お兄ちゃん「イナイレのヴィクロばっかしてる。生配信で速攻で最推しのSARUのBASARA作って調子に乗ったわ。今?瞬木とリュゲル使い倒してるが?調子に乗った龍斗を分からせた」
2. 最近買った物で1番高い買い物は??
A.お兄ちゃん「え?ウェルキ4枚とブルーインパルス4枚…両方金トレジャーで15000が4枚とついでに特化の18000が4枚だから…6万と72000だから13万だな…思ったよりそんなものか」
アイちゃん「そんな物じゃないと思うけど!?!?」
お兄ちゃん「この2枚がどうなったかだと?青白天門のハイレート用に捩じ込んだ。アイ使う?」
アイちゃん「値段凄そう……」
3. なんでお兄ちゃんは彼女が居なかったの?
理由は単純です。そもそも高校までろくに学校に行ってない上にそもそも研究所勤務を使って公欠休みを多用したり、なんなら女性と関わってないこともザラすぎてとんでも生物が生まれました。
4. お兄ちゃんの癖って何かありますか?
A.正念場の時や、頑張るときに薬指に嵌めてる結婚指輪にキスをしてる。
5.1番悲しかったことは?
お兄ちゃん「かなたそ卒業…ちゃんと配信見てて良かった。6年間ありがとう」
クリスマスデート。
世間ではやれ性の6時間だのやれイルミネーションだの、やれ告白やらデートやらそれ以前にイチャラブだの。
沙条冬夜にとっては全くというほど縁がなかったのは今は昔の話である。
この男、去年の有マ記念の後に未成年ではあるがアーモンドアイと結婚までして旦那になったどころか、彼女0なのに飛び越えて奥さんができるというなかなか無いケースを見せた。
だからこそだ。現在昼の時刻……
「……………マジでどうすべきなんだよ」
待ち合わせの道端で人生で初めてデートプランというのを考えていた。
この男はデートプランなどというご大層なものは考えたことなどない。そもそも彼女なし=年齢、それどころかアーモンドアイが居なければ魔法使いになるのは確定だったのだ。トレーナーという勝ち組の職でも結婚してない人なんて普通にいる。
この男の高校3年の頃のクリスマスは何をしてたのか?斉藤さんやだんてさん筆頭の男仲間6人と楽しく『某忍たまのドクタケ忍者隊最強の軍師』を見たあと気が狂ったように焼肉食べ放題で豪遊していた。
華がない……あまりにも女という華がなさすぎた!!
ちなみに数日前に冬夜は愉快な仲間達にウマインでデートプランの募集し出したら…………
「ガルパン見に行けよ」
「口説いてそのままホテルだな!?」
「壁ドンからのキス!」
「そんなことよりCS来いよ」
「テメェ俺との晩酌に付き合えや」
「教育現場の不届き、性と生徒で性を取る」
どれもこれもろくでもない…彼女がいた事がない勇士達による非現実的、もしくはなんとも言えないプランばかりだったので秒で切った(最後のセリフをほざいた龍斗は制裁を加えた)
「なんだ…難しいな」
この男は悩んでいた。いつものようにすれば良いなどと言われようが、認識が違うのだ。昔までならクリスマスの『デート』というのを気にせずに遊びに行けたのに意識してるとなると少し違う。
珍しく緊張していたのである。アイに選んでもらったロングコートを羽織る姿は素体の良さもあって多くの女性どころか男性すら振り向くが、それら全ての視線をガン無視して少しそわそわしていた。
昨日までのうちに今後必要な物は全て買い揃えて今日何も仕事を入れないようにした男…準備万端だ。
鏡で見えたのだが、冬らしい落ち着いたネイビーの色合いの、それでいて彼女のスタイルを際立たせる洗練された見たことあるワンピース姿のアイがさっきから驚かそうとしてるのが見えてるのだが「俺の後ろに立つな!」などと抜かすことはしないのは大人だ。
スッ………と知らないフリをするとアイはすぐさま抜き足差し足忍足とニコニコしつつこっそり冬夜の後ろに立つとすぐさま目元を隠して、
「だーれだ♡」
「……………なるほど」
そういうことか…と脳内で考える。別に見えてたから驚きはしないが初めてされると内心テンパる。
これが身内の野郎どもだったら普通に殴ってるが、相手はアイだ…やっぱりどこか気を使う。
「何をしてるんだ。アイ」
「えへへ、やってみたかったの!ねぇねぇ!どう?」
くるっと可愛らしく回るとスカートがふわっと舞うように広がる姿にその姿もあって見惚れてしまう。
「……………」
「お兄ちゃん?」
「…………………」
「……見てくれるのは嬉しいわ…でも見すぎると恥ずかしいわよ」
「……マジすまん」
アイは恥ずかしそうに顔を赤くする様子にも思わず冬夜は口元を見せないように押さえてしまうがすぐさま立ち上がり行こうかと隣に立つ。
スッと繋いだ手は自然と恋人繋ぎになる。
「っ!……ふふっ」
(さりげなく俺たち手を繋いでるが、これ恋人繋ぎってやつか…俺たちこの関係になる前から距離感近すぎたんだな…いや変えるつもりはないが)
今まで何も感じてなかった行為に思わずドギマギしてしまう冬夜。まるで怪物がだんだんと人間になる物語のような移り変わりではあるが、ある意味で冬夜の本質的に近くあながち間違いではないのかもしれない。
……………………………
(凄い人混みね…)
「アイ、おいで」
「!」
アイが近場を見渡すととてつもない大きい人混みを見つけたが、すぐさま冬夜がスッと優しく抱き寄せて安心感を与えるように優しく頭を撫でて、人混みからアイを守る。
その様子にはどこか不器用さが見られるが……
(な、なんか完全にペース掴まれてるというか…わたしだってリードする気持ちで来てるのに上手く行ってない…もしかしてアイ、緊張してるの?)
お兄ちゃんはどんな様子なんだろう…一目見たら分かった。
側から見たら男性が女性をリードしてる様子だがアイは理解した。僅かな震えや流れる冬夜の冷や汗や難しそうな顔…これは。
「お兄ちゃん、緊張してる?」
「!…気づいてたのか?」
「もしかしてお兄ちゃんも?」
「…………今までと違った関係になった初めてのクリスマスだからさ。……緊張してんだよ俺。彼女とかいた事ないから分かんない事が多すぎるんだ」
むず痒そうな…どちらかというとこそばゆい状態の冬夜を見て思わずアイは優しい笑みと共に腕に抱きつく。
「──バカ♩」
「!?」
「似た物同士ね。変に力んでたみたい、今更互いの事が分からないわたし達なわけないじゃない?」
「……それもそうか」
「大丈夫よ。一緒ならどこまでだって行けるんだから!」
「なら、その手を離さないように…だな。互いに」
アイの笑みに思わず、冬夜も肩の重荷がゆっくりとなくなる心地を感じながら共に歩き出した。
『ゲームセンター』
「え?ちょっと助けて!そこのゾンビ倒して!!」
「……任せろ」
「なんでお兄ちゃんアーケードのマリオカートのデータすらガチなの!?」
「伊達に暇は過ごしてない」
「コートで音ゲーするの暑かったんだな」
「そもそもお兄ちゃんってアイが居ない時どんな格好で歩いてるの?」
「アイと出かける時くらいにしかコートなんて羽織らない。そもそも俺はファッションなんて興味なさすぎて惰性が極まってるからな。この前はほぼコスプレみたいな格好してた」
あらゆるジャンルのゲームで遊んで行き着いた先はクレーンゲーム。どうやらウマ娘の新しい人形が出たようで全種類の子を獲ろうとしていたが、このぬいぐるみの台が軒並みクソ設定しかなくアイがやけになってしまってる。
「お、おい、無茶するなよ…」
「あとちょっと!もうちょっとよ!後はララだけなんだから!次は取れそうなの!」
「………俺ならこれくらい100円で取れるけど」
「絶対だめよ!完璧に!全部取るんだから!」
「まぁ、そうだな。中途半端ほどムカつく程この上ないのは同意だ」
「ねっ、お願い♡」
「……しゃあなしだな(だが、アイには相当甘くなったな俺)」
その後無事に100円で獲れた喜びでアイは冬夜に抱きついていた。
その後は映画を見たり、昼食を取り、アクセサリーや服を探していたりとした後に2人が向かったのはとある大型ショッピングセンターの屋上。
大型の建物の屋上にある物の代表例…それが男女ならば思い浮かぶ場所がある。
「お兄ちゃん。アイね、お兄ちゃんと2人で綺麗な景色を見渡せる観覧車を見たかったの!」
観覧車である。夜景が見えるほどに高い位置にある観覧車というのはなんだかんだで言いつつデートスポットである。
「観覧車か…俺初めてなんだよ。遊園地はともかくこういう場所では初めてだからな」
「ならアイがエスコートしてみせるわ!」
「別にそこまでじゃないだろ…」
「お兄ちゃん!手をつなご?」
「っておい!?」
ニコニコとアイは冬夜の手を引き2人で観覧車の中へ入り、向かい合うことはなく、隣同士で手を繋いで座る。
「……………」
「……………」
今は沈黙。頬を赤らめ手を繋いだまま冬夜の顔を見続けるアイ、一方で冬夜は少しだけ恥ずかしい顔をしつつ、少し別方向を見ている冬夜。
冬夜はこの感覚に慣れてないのか夜景を見て落ち着かせてるのだろうが、それとも会話の種を探しているのか、だが観覧車が上に上がっていくほど綺麗な街の光景が広く見えてくる様子に、アイを真正面に座らせるとその光景を共に楽しみ思い出に残そうと考えた。
「なぁ、一緒に写真…取らないか?」
「もしかして、この夜景を背景に?」
「……………そうだ」
「いいわね!一緒に撮るわよ!」
すぐさま俺の隣に位置ついたアイは、俺のスマホの画面を見て満面の笑顔でピースをする。
「……………………」
「お兄ちゃん!シャッターチャンスよ!」
スマホ画面を指差して笑顔のアイであるが、冬夜はシャッターボタンを押し残り数秒の猶予の中で、彼はアイの笑顔に思わず見惚れていた。
「……………………」
思わず体が動いていた…体が勝手に動いた、とあるヒーロー漫画のセリフで有名な物があるがそれは本当だったのかもしれない。
「ん!?」
冬夜が初めて自分からアイにキスをした。この男はたった1人の乙女にしかキスをしないだろうがそれでもこの男を魅了できる女性は1人を除いて現れないだろう。彼女の唇ではなく頬ではあるが
そしてシャッターの音なり、冷静になり珍しく口を押さえて顔を赤くする冬夜とスマホ画面と今でも残る頬の感覚と共に嬉しそうにアイは冬夜を抱きしめた。
「やっとしてくれたわね!嬉しすぎるけど…不意打ちなんてずるいわ!」
「体が勝手に動いたんだよ…俺だってこういうの初めてなんだ」
「じゃあ、もう一回…する?」
「っ!!!」
「もう一回くらいはいいじゃない。
アイはじっとこちらを見ると、上目遣いのまま瞳を閉じる。
もし、近くに仲間や知り合いが居たなら茶化すのと同時に背中を押して言うだろう。
「今後の人生を含めたあらゆる覚悟を決めろ」
これに対して間違いなくこうやって返すだろう。
とっくの昔に覚悟は決めている。
クリスマスの夜に改めて唇を奪った。
夜の街を抜けて道路を歩いている2人は語り合いながら帰路を歩いていた。
「ふふっ、最高の1日だったわ」
「そっか…良かった」
「ねぇお兄ちゃん、これからもずっと一緒、この時間が…ずっと続くんだよね」
「あぁ、この手はもう離さねぇ」
だが…そう言って冬夜は不適な笑みで続けた。
「俺は多くの世界での面白い新境地を探し続ける。ガキみたいな考えかもしれないが、見果てぬ夢ってのをずっと追いかける。ぼーっとしたらアイを置いて行ってしまうかもしれないぜ」
「へぇ〜」
冬夜のみたい世界はまだ満足というのを知らない。自分の限界を知ろうとその壁を越え続ける。
「何言ってるのお兄ちゃん、頑張るのはアイ以上にそっちよ!じゃないと世界一遠いとこに行っちゃうから!」
「アイが俺を追いかけてくれる事を望むなら…
「安心しろ。逃すつもりはない」
「っ!!……ふふっ、楽しみね」
(バカ…そんなに強く言われたら逃げられないわよ…)
アイが繋いだ手は一層強くなる。思わず冬夜も握る手を強くする。
「だからね、これからもずっといっしょに頑張ろうね。大好き!」
後日の話。
「……………」
エアグルーヴはわかりやすくキレていた。
「全くあの男は……」
原因は以前、トレーナー…ではなく頭の狂った問題児である龍斗が原因だった。
ある日エアグルーヴは数名の生徒の苦情というべきか、少し怖がってる様子の生徒達の話を聞き、その内容を聞いて思わず半信半疑になりながら龍斗のトレーナー室に向かうと、とんでもない怒号が聞こえる。
どうやら噂を聞きつけて様子を見ていたメジロマックイーン、ヴィブロス、シュヴァル、ヴィルシーナの3姉妹がトレーナー室の前で少しドアを開けて見ていたようでかなり怖がっていた。
エアグルーヴもこれには驚いたようで…シュヴァルグランはともかくあのヴィブロスとヴィルシーナでさえ怖がってるのだからどうなってるんだと思い龍斗のトレーナー室のドアを開く。
「おい貴様…声が少し」
「岡本の前でバントしたら歩かされるだろバカが!!」
「…………そういう事か」
予想的中どころか現在進行形なのを見せられてなんとも言えなくなる。
龍斗という男…仕事はきっちりしてるのだが、この男はガッチガチの野球ファン。同時に紛れもない巨人ファン*1であった。
龍斗の隣で見ているタキオンとスティルも知識はそんなになく難しそうな顔をしてるが龍斗の様子を見て、いい状況ではないだろう。
「一死二塁で4番敬遠……坂本が出ていれば敬遠される事なかったはずだから監督の采配が良かったとは確かに言えないですけど……あの人少し怖いです」
あの状況が詳しく分かってるシュヴァルは龍斗が怒る理由もなんとなく察してるのだが、怒り狂った龍斗の剣幕は凄まじくシュヴァルは思わずびびってしまうのも分かる。
「サインはバレないように出せやぁ!!」
「何テメェが台パンしてんだ俺が台パンしてぇわ!!」
最終的にはとんでもないことになった。あの後に阿部采配に怒り狂った龍斗はなんと、ウマ娘でも破壊出来ない特製テレビをグーパン1発で粉々に破壊。
見ていた一同にとてつもないインパクトを見せながらもテレビに対してブチギレ状態の龍斗は内なる紅に全部なすりつけたスティルとタキオン、そして加勢したエアグルーヴとシュヴァルグランに全力で止められる大騒動に発生する結果に。
これの原因もあってかエアグルーヴは野球が少し嫌いになってしまうが野球ファンのウマ娘達も龍斗に少し同情していたのか落ち着かせる事で終わった。
…………………………………
「全く。あの後は色々あった。だが同時にあの男の身内とも言えるアーモンドアイのトレーナーもそれなりの問題児だ。考えものだな」
そんな事を思いながら歩いてると…とんでもない声が聞こえた。
「お兄ちゃん!そこ!そこだからぁ!」
「ちょ…右か?右だろ!」
「やぁ!足が!指せないわ!」
「いや…ここだろ?」
「そこ!!そこよ!!」
思わずエアグルーヴも尻尾がピンとなってしまう。
あのいかがわしいと思われる声の本人はアイと冬夜。まさかの噂をしていればのコンビが突如自分の前で…ナニかをやらかしてる声が聞こえたんだから驚きである。
「……おい、これはまさか」
アーモンドアイと冬夜の関係は把握ずみ、むしろあのトレーナーの用意周到さに驚くばかりだった。だからと言ってトレセン学園で盛るな?当たり前である。
「ちょ…お兄ちゃん!そこは…やぁ…違うわ!」
(聞こえすぎだたわけ!!)
耐えきれなくなったエアグルーヴはすぐさま自分が想像してることをやめろと顔を赤くしながらドアをこじ開けた!
「貴様ら何をしてるんだいったい!ここはトレセン学園だぞ!?ふしだらなことはやめろ!」
「おまえは…何を言ってるんだ?」
目の先ではアーモンドアイが天井の電光灯と電球を差し込んでる様子と脚立とアイを支えている冬夜の姿があった
「は……え?」
自分が思ってた光景と全く違う様子に思わず冷静になってしまうエアグルーヴ。
「「…………………………」」
「見せもんじゃねぇよクソガキ!」
「誤解させるような事をするなたわけ!」
これから忙しくなるけど頑張らないとな……あぁ大変。
感想あればどしどしお願いします!
とりあえず私はfgoを終わらせた余韻に浸りながらSARUの育成に戻ります…