幼馴染のアーモンドアイが勝負を仕掛けて来た!! 作:グリザイユの牢獄
気楽にやってはいますが元気です。
ここでは一応年末です。
はい。
31日、アイの実家に帰省していた冬夜とアイ。
家族は全員死んでしまったか絶縁してしまった冬夜の実家は高校が遠くなるためか別の場所に住むためにあり売り払ってしまい今はもうないため、今の冬夜にとっての帰る場所は近くにあったアイの実家なのだ。
「お父さん、この子はまだ未成年なのよ。お酒を目の前で飲みすぎるのはやめなさいな」
「冬夜、ほらほらこちらでジュースを飲みなさい。こっちで話をしよう!」
「親父…酔ってるじゃねぇか。ほら、水だぞ…」
「何を言うか!息子同然の冬夜とまたこうやって一緒に過ごすのは俺にとって…ひっく!」
「酔いすぎ酔いすぎ、日本酒なのかこれ?めちゃくちゃ減ってるじゃねぇかよ…後で深夜に除夜の鐘を叩きに初詣に行くんだろ?少し休んだらどうだ」
「うーむにゃむにゃ…」
「お父さんすごい酔ってるわね」
「パパはアイや冬夜にものすごく会いたがってたからね。お父さん少し休みますよ」
「うぅ… 今日も温かいなぁ」
「ふふっ、もう貴方ったら。それは私を抱きしめてるからですよ? ほら、少し休みますよ。数時間したら初詣に行くんだから…というわけで後はお二人でイチャイチャしててね?お部屋で愛し合ってもいいのよ!」
「ママ!?」
「最後なんつうこと言ったんだよ」
アイの父と母に対して他者にはほぼ見せない年相応な反応と共に、2人が帰ってきて最高潮のテンションのアイの父と話しつつ、父親が酔いが冷めたあとに飲みすぎて頭痛で寝込むという悲しすぎる寝正月にならぬように勢いを抑えるように促す。
その後はうとうとし始めた父をアイの母が肩を持って、寝室に向かったようで2人になった冬夜とアイ。
「ふぅ…部屋に戻って初詣の前に休もうぜ」
「分かったわ。とりあえず残った物は片付けるわよ」
2人は食卓を片付け掃除後に、アイの部屋もといアイと冬夜の愛の(お前黙れby冬夜の)……に戻りすぐさま、冬夜が取り付けたゲーミングPCの起動を開始し一部メンバーに連絡をする。
今からは年末のカウントダウンを含めた雑談配信の時間だ。
「アイ、オープニング流して」
「ええ、任せて」
アイが生配信が流れる前のオープニングを流してる間にすぐさま通話状態の龍斗達を音声に綺麗に載せるために配信の道具をと準備を整える。
「………よし、これでいい」
すぐさま待機画面を外して、頃合いになったため年末のその年最後の配信が始まった。
…………………………………
「新年まで後数時間、沙条冬夜だ」
「アーモンドアイよ!」
「よぉ、年末に何見てんだよ。鬼龍龍斗」
「スティルインラブです」
「アグネスタキオンだ。今年は色々あって実家に帰れなくてこの始末さ」
・おぉ!5人全員大集合!!
・3人G1ウマ娘いるの芸術すぎんだろ!
・タマモクロスのチャンネルもクリークやオグリやイナリやらフッと出てくるけどこっちは現役だからね。
・年末かぁ…今年の有マは去年とは別ベクトルで凄かったし。
・絶望の女王VS神をも喰らう悪魔とかいう今までに1番物騒なポスターの題目
「あぁ有マな。今年も覚えてるよ、なんてたってアイとスティルが初めてガチンコでぶつかり合ったからな」
「俺もスティルの担当してて改めて有マ見てたけどよぉ…マジレス性能高すぎんだろ」
「え?自分で言う?」
有マ記念…去年は冬夜の瀕死とは打って変わり、スティルインラブVSアーモンドアイという最初の頂上決戦が始まった。
その結果…ほんの少しの差…ハナ差程度の差でアーモンドアイの勝ち。アーモンドアイは無敗のままスティルインラブに人生初の敗北を与えた。
この戦いを見た観客や走っていたウマ娘は、その2人に猛る暴神と混ざり合う異形の悪魔が見えたという
「何秒だっけ?」
「2分25秒24」
「スティルは2分25秒29」
「あぁそんな感じね。普通に悔しいんだが?」
「はっ、テメェの担当ウマ娘に傷をつけたのは俺の担当なんだよ。悪いがこっちは終わるまで一生勝ち続けるさ」
「はー!?なら次にテメェのアーモンドアイに傷をつけてやんよ!」
・??????
・何これ?
・えぇ?
・ワッツ!?
・タイム馬鹿すぎて草生えた
・ゼンノロブロイを上回って何秒いった?
・いやもう去年のアイちゃんが今のベストだけど、なんかもうグロイな。
・自分のベスト更新すんなよ!!
「24の壁は遠いなぁ…流石に」
「難しいなぁおい。おい、お前のとこの担当何勝ったんだよ?」
「日程的に腕試しに出たドバイターフで3冠、あとは…海外のG1を暴れるだけ暴れてとりあえず全勝。こっちとしても研究としてはかなりやりやすくはなった。己の強い意志に肉体が追いついたどころか、進行形でぶつかり合ってるせいかまだまだ本格化が続いてるとは思わなかった。十何冠だっけな?」
「まぁ…似たようなもんだろ。こちとらスティルは俺と世界を旅して日本のレース1年くらい休止しててもまだまだ最前線ぞ?」
「お前…やっぱり世界の旅のついでにG1レースを荒らしに行くとか頭イカれすぎだろ」
「テメェもな?」
「チッ、数世代下でタキオンがアホみたいに暴れてんのにまだ不満足か?」
「じゃあタキオンかスティルのどちらかがテメェの愛する担当ウマ娘の戦績に傷をつけてやろうかぁ?レースでぶつかり合いをやるなら潰すぞテメェら」
「やってみろ。これは挑戦状なんかじゃねぇ。一報入れたのと同じだろ」
「……へぇ?」
現役や次世代のウマ娘どもだけじゃねぇ、タキオンとスティルの首は俺たちが狩る。仲良くやろうぜ?
互いに見合ってゲタゲタ笑うも目は笑ってない。次もテメェをぶっ潰すと言わんばかりに睨んでいる。
アイとスティルは目の前の男2人のバチバチっぷりに思わずあたふたするも、ウマ娘の本能は刺激されたまま…内なる紅が顔半分にぐにゃりと笑みを浮かべて深層から出てくるだけでなくタキオンやアイも闘争心を浮かべる。
尚1番えげつないのは生配信中で平然と中指を立てまくると冬夜と龍斗である。
………………………………………
とりあえず、バチバチの空気を捨てて冬夜は本題に戻る。
「とりあえず本題だ。配信、レース、本職、カードやゲームやら頑張って、おそらくもうすぐダイヤの盾も貰えるだろうと思いつつ頑張ってる中で、当然だがマシュマロにも質問箱が増えるわけだが年末だし全部これを新年になるまで答えようと思う。とりあえずアイ、質問の文を読んで」
「うん、まず記念すべき一個目!」
『皆様に質問です。アイちゃんや冬夜さん、サブメンバーに龍斗トレーナースティルさんタキオンさんが頑張った中で今年このチャンネルで出した動画の中でこれトレセンのチャンネルで出すのやばくね?となった動画は何?題名で答えてください』
「「…………………」」
「「「…………………」」」
「「やばい、心当たりしかねぇ」」
・そりゃそう!
・AZKi様の罵倒配信同時視聴!初めての動画配信かつ生配信でまさかのデュエマ!地獄のviog集!
・頭がおかしい動画の数々!
・ぶっちゃけ理事長に怒られてそう
・教育者なのに教育に悪すぎる動画多いな!?
「お前ら…行けるな?」
冬夜の指示に対して全員はOKとフリップ片手に合図を送る。
「せーの」
お兄ちゃん『AZKi様の罵倒ASMR配信、開拓者としてトレーナー室で真面目に聞く男の話』
アイ『アーモンドアイ&沙条冬夜、罰ゲームで24時間ほぼフルの休みなし歌枠をやる時間!』
スティルタキオン『【鬼龍龍斗編】ティアラウマ娘のトレーナーの1週間を観察したら、映っていたのはパチンカスヤニカスアル中の馬鹿野郎の絵面だった』
龍斗『俺たちの笑えない話』
「……不味いな。全部何かしらやってるな」
「とりあえず、お兄ちゃんから説明して?」
「俺からかよ。まぁいいか」
「俺はかなりの人数のライバーのファンやってんのは知ってんだろ?加賀美社長に社築、アンジュとかチャイちゃんとか…俺自身がメンシプに入ってるのは35Pにルーナイト、開拓者、スバ友にちょこめいと、一味に眷属、ルイ友やぷらすめいと…あとは響咲連合」*1
「多いんだよボケ!浮気性がよぉ!ちゃっかしリオナもかよ」
「ある日なAZKiさんが罵倒ASMRをするって聞いて聞く気満々だったんだが…」
「お兄ちゃんこれ浮気?浮気だよね???」
「浮気じゃない。オタクとしての奉仕活動だ」
「ぶれないねぇ…君、助手として参加したデジタルくんも本気で困惑したと聞いたんだが?」
「もちろん視聴しようと思った時にラプ様が同時視聴するって聞いたから、俺は推しを手本として最低限の礼儀として俺も同時視聴した」
「………アホすぎる。お前上裸でくじ引きに参加してる人いたから俺は全裸で参加しますって言ってるようなもんだぜ??」
「ピーク時には8万、あっちの同時視聴も6万5千人、俺の同時視聴もピーク時には同じくらい居たからな」
「変態がよ!視聴者が軒並み変態しかいねぇな!!まぁ1番の変態は豚としてチャンネルで生配信を聞いてたお前だろうけどな」
「理事長。俺はあんたに怒られても、俺は俺の道を進んでいく。だから邪魔をしないでくれ」
「安心しろ。お前は邪魔したら殴ってでも突き進むだろ豚柱」
………………………………
「次はアイ、なんでこれ選んだんだ?」
アイは選んだ動画。簡潔に言うならばアイと冬夜がほぼ24時間歌を歌っていた生配信なのだが…歌ってる人が人であったために多くの視聴者が現れたという冬夜も想定外なほどにバズった物。
ある意味で思い出のようにアイが語り出した。
「お兄ちゃんの何かの罰ゲームだったわよねこの企画。24時間全力で歌い続ける配信。お兄ちゃんも後半かなり必死な顔を隠してなかったけど今も思うとアイ達なかなかえげつないことしてたなぁって」
「それはそう」
「24時間よ?しかもほぼ休みなし、アイだって最後辺りは感覚おかしくなってたわ」
24時間の歌配信…ひょんなことがきっかけでやる事になったが、やってる事としては普通にイカれていた。生配信中に『某フィルムなレッドのウタカタララバイ』だの『某FAKE TYPEのFAKE LANDやら魔崇華麗奴』をリスナーに絶妙な時間でリクエストされ本気で嫌そうな顔をした冬夜の姿は爆笑物だった。
「コイツ…腐っても元日本一*2だからな。なんでほぼ休みなしで12時間経ったくらいでいきなり完璧にFAKE LANDをラップごと歌い切るやつとか普通にキモすぎるんだわ。声が死ぬだろ….しかもちゃんと馬鹿上手い」
「この状況でだからはっきり言ってやるが、アレのリクエストを送った奴にあの時本気で殺意沸いてた」
「ギャハハハハハ!」
・王道を行くアイちゃんと基本的にアニメやら特撮やらオタクを行くお兄ちゃんでレパートリー凄かった。
・突然Catch You Catch Me歌い出しておじさんの心が壊れかけた(笑)
・でも俺はあんたが好きよ?嫌そうな顔をしながらリクエスト見ててもきっちり仕事果たしてくれる所が。
・シンフォギアシリーズのリクエストをした人です!声がエロすぎですよお兄さん!!
・ウマ娘のライブ曲をノリノリで歌うアイちゃんは癒しだった。何せ王道アニメ曲歌ったと思ったら突然スッと…特撮やら洋歌歌い出したお兄ちゃんが頭おかしくて。
・アイちゃんはともかくお兄ちゃん頑なにウマ娘ライブ曲は歌ってないからな。「そっちの分野はアイに頼んでおけ」って。
全くもってその通りである。少し青筋が見える冬夜をゲラゲラと笑う龍斗を見つつ隣で、「アイとのデュエット、楽しかったでしょ?」と語りかけた反応は、少し図星なのかバレないように横を向いた。
……………………………………………
「次…スティルインラブとタキオンの回答だが。あぁ、うん」
スティルとタキオンの動画の中身は…このSSの数話前に明らかに分かりやすい題名のものがあるからそちらで少し内容が分かるため見て欲しい。
なにせスティルのライバルであるアドマイヤグルーヴがアレを見たあと、スティルと一緒に居た龍斗に対して「貴方…よく生きてるわね」と真顔になって話したほどだ。
「龍斗さんは…私の担当トレーナーなのですが。これは間違いなく仕事以外の面は擁護できないほどに酷い生活ですね」
「トレーナーくんは本当に社不のような生活をしてると思ったよ。君は私に対して私生活が終わってるだの…君も大概じゃないか!?」
「大概だから言えるんだろぉ!?」
「平気で20万を1週間でパチンコだけで溶かした人間が人のことを言わない方がいいはずだけどねぇ!!」
目の前でタキオンと龍斗の醜い言い争いが始まるも冬夜と不機嫌気味の内なる紅が龍斗のカスみたいな話を始めた。
「アナタ、聞いてくださる?先日の話」
「…なんだよお前」
「この前の満月の夜…深夜に近い時刻に走っていた時よ」
「ちょっと待ってスティルさん聞き捨てならない事聞いた気がしましたけど…」
「なぁに?どうでもいいわ。その程度の事、それでワタシが好む公園の近くになった時、不思議な匂いがしたのよ。ワタシが好きな獰猛なニオイが」
冬夜とアイは察した。作り笑いのようにニコニコとしていた目の前の内なる紅の顔が悪くなっていくのを。
「深夜真っ只中、公園でワタシが見たのは、ビール片手に4人の仲間と飲んでたリュートのバカよ」
「この人何してるの!?」
「悪い、龍斗はこういう奴だ」
「あの会話は今でも思い出すわ」
・馬鹿すぎて草!!!
・おいランカー!おいティアラウマ娘担当トレーナー!
・これパチンカスの夜じゃない?
・相変わらずのカスの生活で草
・大多数のトレーナーとは天と地の差があって笑えない
・流石は社不でもトレーナーはできると見せつけた男だ。仕事は出来るのに!!
……………………………
「アナタ…そこで何をしてるの?」
「え?終電を逃したから公園に居るの」
「(……酔ってるわね)アナタはさっきまで何をしてたの?」
「パチンコ!56500円負けたじぇ!!」
「アナタ…今は何をしてるの?」
「さっきまで16歳に絡まれてた!」
「明日トレーナーによる総会議は?」
「………………いったん落ち着いてここで寝ようぜ」
「ネルナ!!改めろ!社不の思考!隙ができれば先延ばし!!忘レンジャナイ!!」
その後、酔いに酔いまくった龍斗を内なる紅が介抱しながら無理矢理お持ち帰った。
………………………………
「何してんのお前」
「うっせえよクソガキ!こっちはちゃんと会議に出てんだよ!そもそも会議の存在を忘れてたやつが偉そうに言うな!」
「……来たからいいだろ」
「お兄ちゃん何やってるの???」
「2度も3度も似たような内容ばかりで生産性も変わりようがない。それなら別に参加しなくても良いのではと思う事が増えてるだけだ」
「俺と大差ねぇなお前」
「はぁ………あぁ思い出した。これ誰にも言ってなかったな」
すると冬夜は思い出した顔で話し始めた。
「龍斗がチャンネルのメンバーシップの仕事代で…額は詳しく教えないが今月はみんなが思ってる以上以上はもらってる話だけどさ」
「………どのくらい?」
「まぁこのくらい?
「………ん??」
一部の動画の収益らしき物を計算したメモ紙を見てたこの瞬間、アイもスティルもタキオンも龍斗を見て一瞬でギョッとした。
・え?
・…………は?
・ん?ケタが多くない?
・最低でうん万?
・普通に働かんでよくない??
・高すぎィ!!
「俺が忙しくて最近は龍斗が中心でメンバーシップの企画考えたり動画をつくったり、後はメンシの動画に出演したりしてるから仕事をしてるんだけどさ。俺からの契約で龍斗が企画して作って出した動画の金は龍斗に渡してるんだよ。だがそれは…」
「色々跳ねたりして今月だいぶ貰ったってわけ」
「だいぶっつうか…ほぼ毎日かなり頑張ってたからだろ」
「だから君はパチンコに打てる軍資金が途絶えなかったというわけかい…」
「この野郎、俺からガチのベーシックインカム貰ってるからな…今思うと色々ミスったわって思ってるけどな。紙の契約書とか渡してないしいつでも契約書とか切れるけど別にいいって感じ。だって俺別に、金めっちゃ欲しいわけでもないし。あぁこれトレセン関係者にも言ってないよ?」
「いや……でもこれキャバクラだよな」
本気でなんとも言えない顔で冬夜は話した。
「仲良く誰かと話して万はするのはほぼキャバクラだろ。なんで俺は野郎にパパ活しなきゃいけねぇんだよふざけやがって。並のパパより太いぞ俺。なんか某工房の社長と似たような事してるの笑ったわ」
「男の人が男の人にするパパ活って聞いたことないわよ」
「今更だけど龍斗の野郎依頼断ったことないんだよな。まぁ内容は大変だけどその分頑張ればリターン来るからそりゃそうか」
・そりゃ酒飲みまくってパチンコぶんまわすわ!
・あの時「こいつどうやって生きてんだ?」っていう大量のマシュマロや配信のコメントがこんな形で解決するのか
・トレセンの給料+研究所としての給料+お兄ちゃんからのお賃金+子供の頃からの大会優勝での賞金やライターやら特許や案件での活動での報酬→そらゃ金は尽きないよ。
・この分正月からのメンシの動画でこき使うんですね
・まぁそこらの金事情は龍斗さんと冬夜さんニコイチだから上手くやってんだろうな。なんだかんだで高収入の研究所とトレセンの両方2つに所属してるし
・この前龍斗さん7万負けたってウマッターでツイートしてて笑った
「金の問題は必要ねぇよ。ここらは上手いようにしてるし、元々龍斗もパチンカスだけど金の貯蔵はこんなのでもアホほどあるから別に破滅するまでやる奴でもねぇからか」
・お二人って仲良しですね!
「「ざけんな誰がこれと仲良くだと!!!」」
「「本気で嫌そうな顔してる」」
「次の質問!」
『3人に質問です。今期の環境で1番使ってたデッキは何ですか?』
「前期と後期でそれぞれ行くか…せーの」
冬夜『前期はアマテラスループ、後期はサイバー、アドはバンデ』
龍斗『前期はバード、後期はゼーロ、アドは安直にモルト』
アイ『前期はファイアーバード、後期はデアリバイクとダーバンデね!』
「は?嘘つけ。冬夜はテメェ今ゼーロ使ってんだろ」
「仕方ねえだろ、誘われること多いのに場所がどこもかしこもバイクばっかなせいだろうが」
「あ?俺のドロマー天門は下手狩りとか抜かしてデアリバイクでボコボコにされた人は誰だっけ?」
「テメェこそゼナークの時に餌とかほざいてただろうが!」」
「そのCSで優勝したけど??なんなら俺前期VT10枚手に入れたんだが?」
「喧嘩売ったんだな?……へえ?」
「私人死刑執行だな」
一瞬にして冬夜と龍斗はギロっと睨みあってそれぞれコートを脱ぎ捨て、カメラすら覇気で叩き壊すような尋常ではない雰囲気を出すもため息吐くように座って欠伸する。
「ふぅ……………テメェが目の前に居たら乱闘してた」
「俺たちにとっては殴り合いとか俺が高校時代からの会話だろ」
はぁとため息を吐きながらもすぐさま多くの質問に答えていく。
『お兄ちゃん、今年20ですが、成人式どうしますか?」
「……世話になった人、斉藤さんとかだんてさんとかアイの家族とかにお礼の祝い品あげるついでに式に行く。行く気なかったけどアイの親父さんに色々と頼まれてな。多分車で会場送られると思う」
『冬夜さんとアイさんの2人の写真集が出ると聞いたんですが内容は?』
「いや言えるわけないだろ」
その後も多くの質問は続いた。
「おい誰だテメェ!結婚式を呼べとかスパチャで出す奴は!」
「アッハッハッハッハッ!私自身はあまり多くは言わないが、彼は私から見ても異常なほどには癖ものだからね」
「あ?研究所に所属するためのことついて?いいと思うぜ?俺に関しては言えないがウマ娘の研究者が所属するまで長いけどそこを超えたら、なんとかなるだろうぜ」
「龍斗さんとの関係ですか?………ふふっ!内緒ですよ?」
こうして年末の時間を過ごして…1月1日になりあけましておめでとうと挨拶を終えた後にすぐさまエンディングを流して配信を終えた。
「さて…終わりだな」
「そうね。初詣は行くわ!お父さん達を呼びに行くわよ!」
「そうだな、親父さん達呼ばないとだな」
そう言ってアイは冬夜の手を笑顔で引いて、両親達を呼びに行く。階段を降りると冬夜はふと思い出したかのような顔をしてアイに先に行くように頼むとすぐさまとある部屋の一室に向かう。
そこはかなり新品の部屋とも言える….むしろ綺麗すぎるほど掃除されていた。なぜなら冬夜が基本掃除を行っているから。
冬夜の目の前に居るのは、赤子の冬夜を抱きしめる父母と幼い冬夜と一緒に居るおばあちゃんの写真と共に仏壇の近くに綺麗に保管されている若かりし父と母の遺影とおばあちゃんの遺影。
もう言わないでも分かるだろう。
「……あけましておめでとう。父さん母さん、おばあちゃん…俺は元気にしてる。大丈夫だ、俺は1人じゃない。だから笑って見守ってくれ…俺はここで長く生きる、アイを幸せにする…頑張るとも」
優しくも少しだけ寂しそうな顔を浮かべながらも手を合わせる。それを終えると部屋を出る前に名残惜しそうに立ち止まるも、優しい笑みで手を振ってアイの元に向かった。
えーあけおめです。
とりあえず今言わせてほしい。
大学の論文めんどくさいな