幼馴染のアーモンドアイが勝負を仕掛けて来た!! 作:グリザイユの牢獄
1誕生日
お兄ちゃん「えーっと…カードになんて買いてあったっけ?あっ2006年8月8日。誕生日なんて覚えてねぇからな」
無頓着な男である。
2 出身地
生まれは千葉、育ちは東京。東京に来たのは最初の育て主から離れて2番目の…俺のおばあちゃんの家で育ってたから。
3 家族
父と母と祖母…祖父も含めて物心つかない、もしくは小学校を卒業する前に亡くなっている。
4 身長
身長は180超えてて、体重は内緒。
別に良いでしょ減るもんじゃねぇし
5 性格
一言で『ガキ』
今でも小学生が考えるような夢を必死で叶えようと足掻いてる。後は負けたくないから負けず嫌い。
だからやるからには一位が欲しい。その物事でどうしても1位になれないとしても必ず一度はその王座を破壊するために一位を取る。
基本的には他者には無頓着。だがしっかりと関わった上でこいつは信用できるとなったら身内認定。
6 趣味
なんでもしてる。歌も歌うし、麻雀もやるし、研究もカードゲームもやるし、アニメも漫画も見る。やってくれと言われたら公式の司会進行や解説も行う。仕事だとしてもやるからにはきちんとやる。
自分が自分の叶えたい表現をできればそれで良い。
俺と仲良いメンツは図らずも自分と同じ、似たような趣味が好きな人間がめちゃくちゃ多く、たまに行くカラオケが本当に楽しい。
7 特技
基本、器用大富豪なおかげでなんでもあり。企画の発案も得意で自分から率先して行う。
だからアイとの歌ってみたも出すし、ゲーム配信も出す、アニメや特撮の解説もする。ティーチング…思考の言語化も相手のレベルに合わせてやるのも容易くできる。
8 長所
多種多様な思考を持てる事。
適応して進化すること。
狂気的な継続も行えること。
ワンピのティーチみたいなめちゃくちゃな賭けも行えること
9 短所
基本人に心開くことがないこと。
他者に関心が湧かない。
ノンデリマジレスマシーン。
後、ブルロのカイザーみたいな死ぬような地獄から這い上がって自分の手で生きる力を手に入れた奴には共感するが、最初から全て持ってる金持ちが吐くほど嫌い。だからスネ夫みたいな存在は普通に死ぬほど嫌い。
10好きな食べ物
正直言って、大好きって食べ物はない。
割と劣悪な環境で一時期暮らしてたせいで味覚がおかしくなったから思ったより色々大差ないと思ってたが、アイが作った肉じゃがとおばあちゃんが作った山菜おこわ。後はアイの母さんが作ってくれたお粥がどんな食べ物よりも美味しかった。
山菜おこわの味はしっかりと覚えてるし自分でも同じ具材、同じやり方で作ってるがやはり昔の思い出には勝てない。
11 好きな作品
なんでも見てる。
アニメの沼に落ちるきっかけは深夜にあった『fate/Zero』がきっかけ。後はケロロ軍曹とかギルティクラウン、うさぎドロップ、まどマギ、シュタインズゲートだけじゃなくて特撮も地上波で見てた。暗殺教室も大好きだったし優勝賞金で漫画フルコンプしてた。E組の名前とあだ名も全部言える…好き。
これ幼少期の一桁の頃から好んで見てたのおかしいな俺。ガキは大人しくアンパンマンとか見てろよ…なんでだ??
X Yくらいまでのポケモンも好き、ディズニーとかはあんま見てないけどアイと一緒なら見るしツイステは死ぬほど大好き。だけどポリコレ脳となったディズニー作品の大半はクソだと思ってる。
最近はプリキュアとかアイプリも好んで見てる。
お兄ちゃん「来週キュア・アルカナシャドウが戦うの神でやばい」
12 好きな音楽
色んな人が好きだが1番最初に好きになったのは藍井エイル。FateとSAO…GGOの時に真面目に惚れた。
最新のも好きだけど古き良きニコニコ時代の音MAD、平成のアニソンとかボカロも好き。
ジジイすぎてやばい。
13 好きなタイプ
一緒に居て楽しい人、笑顔が綺麗な人。話を全て聞いた上でただ共感するだけでなく自分に対して理論を持って意見を出したり反論したり出来る人。
俺みたいなひねくれ者じゃない人。
14 最近のブーム
アイと出かけること。てか最近どころかずっと。
あらゆることより1番楽しい。
15 インドア or アウトドア
本質的にはインドア派。
基本的には1人でブラブラするのが好き。友達と遊ぶとか飲みに行くとか自ら誘わない。
16 ストレス発散
配信。
トレセン関係者が絶対やらないような配信を行って楽しむのがストレス発散になる。龍斗の1週間viogは腹抱えて笑ってた。
後にあのviogは地獄絵図すぎて大勢のウマ娘やトレーナーがガチでドン引きしたどころかトレセンのトレーナーの大半が「風評被害だ!」と嘆いてたらしい。
何せアドマイヤグルーヴやカレンチャンどころかメジロパーマやヴィクトワールピサが龍斗のカスの生活っぷりを見て真面目にドン引きしてたらしい。
17 今いちばん欲しいもの
自分が更なる領域に行けるヴィジョンや世界観。
後は…幸せ。
18.今までで1番嬉しかったこと
アイと共に一生を生きるのが決まった時。あの時は嬉しかったし、死にかけた後に手にした大きい幸せなのもあって2人でずっと抱き合って泣いてた。
19 将来の夢
日本一みたいなありふれた目標はあれど、現状の生活水準に一切不満はない。強いてならば自分もアイも成長するということ。
あらゆる分野で超えるものはないという最高傑作を死ぬまでに作り続ける。
20 生き方や信念
しぶとい…美しい綺麗な生き方ではなく、這いつくばってでも生き汚く足掻く。今を生きるのでも精一杯生きろ。貯金はしてるが使うべき時に使え。
自分の人生を賭けてでも最高の結晶をこの手で作る。世話になった人にはきちんと恩返しをする。
まずは俺が主導で企画してる仲間との旅行を成功させようか。
「仕事は終わったな」
「うぅ…ん!本当に疲れたわね」
「お疲れ様です。お二人さん疲れてるでしょ」
大阪のテレビ収録にまさかの冬夜とアイが抜擢されテレビ出演に行く事になった。こういった仕事はゴールドシチーのトレーナーとマネージャーが別々なのと違い、冬夜自らがアイのマネージャーとして動くのだが、その代わりに多くの冬夜の古縁の繋がりによるスポンサーが居る。
なんだかんだ悪友みたいな関係もあれば子供のようなはっちゃけた関係の繋がりもあり楽しくしてるが今回は少し違う。
「極夜…居てくれて助かる」
「いいって事さ。ほらお茶」
「…………ん」
今回は付き添いという形で息子…もとい極夜が付き添ってマネージャーの役割を担い手伝いをしてくれた事でテレビ収録が楽に回った。
インタビューもあれば普通に番組内でトークもあり、それどころかクイズ番組の収録も近々あるためしんどくて仕方ないがやるからにはやらなければならない。
トレーナーというのはそういうものだが………
「「「お腹空いた(減った)………」」」
仕事をすれば誰だって腹は空くのだ。
「親父……飯は?」
「弁当は作ってねぇ…朝から忙しすぎたんだよ」
「ねぇ…ここって梅田よね。今はお昼正午少し過ぎたばかりなんだけど…明らかに人多いわね」
辺り一面を見ると日曜にも関わらず働くサラリーマンや多くの学生、それどころか家族連れも大量に居る中で食事所を探すのは至難の技だ。
「テレビの連中から弁当を貰ったが……」
「一瞬にして」
「食べちゃったわね…わたし達」
この3人大食いなので一瞬にして支給された弁当を食べ終わった。冬夜は元々食べるし、アイは幼い頃から負けず嫌いから食トレをしてたらかなりの大食感に、そして極夜は…この二人の血を引くためもちろん大食いだ。
この3人…めちゃくちゃ食う。
「正直言ってまだ食べたいわ…あなたもそうでしょ?」
「………母さん、俺も腹は減った」
「ふふっ、お兄ちゃんそっくりで可愛いわ!」
「ハッ、笑顔は母さん似だぜ?まあ…あんなに他者にツンツンしてる親父も数年経ったら俺どころか…二人の妹から「将来パパのお嫁さんになる!」って取り合いされて満更でもないし「なら…あと数十年待っててくれないか」って言い出すんだぜ」
「……ふーん。お兄ちゃんの目の前にお嫁さんが居るのに浮気するんだ〜」
「いやそんな記憶知らない……」
「……絶対負けないから。世界一大好きなお嫁さんになるもん」
「アイはとっくに世界一かわいいお嫁さんだぞ」
世界一……!? も、もう~~~~っ♡♡♡♡と抱きつくアイを見る極夜は過去に行っても両親のイチャイチャを見るのかと言いながら食事所を探す。
「さて……一仕事頼むか」
冬夜はアイを撫でながら電話をする…電話に出たのは?
『おっ、どうした冬夜?』
「うん、今テレビ収録終わった。元気にしてるのか?かいくん」
かい…このSSにちょくちょく出てくるが冬夜が昔から仲良くしてる大阪出身の青年である。
『いつ以来だっけな!アイさんや斉藤さん達も元気にしてる!?』
「元気だよ。この前俺とだんてさんとお前でチームを組んで大会出た時以来、あとは俺が出した配信のゲスト出演も含めて1ヶ月以来だな。今何してんの?」
『仕事だよ!俺もウマチューバーだけどスポンサーの元で一応社会人やらせてもらってるしかなり忙しいな!』
「まぁ、会えそうにはないか…大阪でたくさん食べれる食事所ない?」
『え?…あーそういう事?…今どこら?』
「梅田だな…近場は」
『梅田のビルは…あーうん居酒屋だらけだな。お前の様子的にダメだろうし…てかここらは絶対人多いし、あっ!』
かいくんが紹介して貰った場所は、梅田から少し離れた場所のとある弁当屋。元いた現在地から数十分は離れているが目的地に進むたびに人は少しずつ減っているが、まだそれなりには多い。
「ここだな」
「「ここ??」」
目の先には明らかに分かりやすいレベルのザ・弁当屋みたいな店。どうやら前に社会人が弁当を手にして歩いてるのを見て、列がないのを確認。
「ちょうど良いな」
「すごく美味しそうな店ね!」
「へぇ…」
3人の中で代表として冬夜がメニューを見ると…思わず「え?」と言った。
『ご飯と麺はドガ盛りまで無料!ドガ盛り→800g』
「800gまで無料???」
「嘘でしょ?」
「やばっ!」
「で…ごっつ盛りが1200gで+500円、最大の大阪盛りが2000gで1000円増える……ウマ娘の場合はドガ盛り=1500なので1500まで無料!?…………ん???」
「量がえぐいな」
「知らん世界線だなこれ」
写真を見て見たが量が何もかもおかしかった。おかずも凄いしご飯も凄い、おかずの下に敷かれてる麺も凄い。
何もかもめちゃくちゃである。
「これは……うん」
…………………………………
メニューを決めて冬夜が店主に話しかける。
「………注文いいか?」
「はい!ご注文お願いいたし……っ!?店長見てください!!店長店長!!」
「ん?いきなりどうしたんだい…ってえぇ!?沙条冬夜!?!?」
「……あっはい」
「マジで!?本物!?嘘やろホンマかな!!」
「ホンマだが?」
「ホンマかいな!?握手してくれへん!後サインと写真もお願いしますわ!」
「店長抜け駆けは許しません!私もサインください!」
「おい…注文…」
「おいマジか!アーモンドアイも居るで!?とりあえず写真撮ろうや!!」
「え…ちょ…待って…え」
哀れお兄ちゃん…店長とアルバイトさんの剣幕に勝てない冬夜。コミュ障という名の対人関係の弱さが災いしあたふたしてガッタガタになってしまう。
流石は大阪人のコミュニケーション能力というべきなのか…流石である。
注文前にとりあえず写真やサイン、握手などのファンサービスを行って注文が始まった。
「はい!改めましてご注文お願いします!」
「とりあえず…俺のからだな。この…1100円の唐揚げ弁当を1つ」
「ご飯のサイズはどうしますか!」
「……………ドガ盛り」
「量は大丈夫ですか??」
「問題ない」
……次はアイのだ。
「次は、ナポリタンのドガ盛りと…後これか、この『中国4000年弁当』の…いや量がやばすぎだけど行けるのか……ドガ盛りで」
「………あの、冬夜さん正気ですか??この弁当、他のよりめちゃくちゃ多いですよ??」
「いや…この二つはアイが食べるんだよ」
「っ!!なるほど、アイさんが食べるのですね!了解です!愛情込めて作ります!」
「あー…うん」
最後には……
「この『メガ盛り二郎系まぜそば』と『メガ盛り二郎弁当』のご飯と麺をそれぞれドガ盛りを1つずつ。野菜やにんにくのマシ系統はなしで全て普通で」
「………なんか凄い不健康ですね」
「弁当屋がそれ言っちゃおしまいだろ。これも俺の連れが食うんだ。俺より食べるから完食はするぞ」
「なるほど、ご注文ありがとうございます!」
なんやかんやで…
「大変お待たせしました!お弁当が出来上がりました!」
「………あぁ、あれ?中身が見えねぇ」
「ふふっ、お弁当の蓋を開けてからのお楽しみです!近くに屋外のテラスがありますのでそこで食べるのをオススメします!」
「………ありがとう」
アイと極夜を連れて教えられたテラスに行き食事をとる事に決めた。
「あそこね!お昼だけど少し多いわね…」
「お?1カ所空いてんぞ」
「そこにしよう」
そのまま3人は席につき、食べる弁当を渡して中身を確認していく事にした。
「これで揃ったな」
「腹減った…」
「お腹空いたわね…」
「「「よし、せーの!」」」
「「は??」」
「あら!凄く美味しそうね!」
冬夜と極夜は唖然とし、アイは中身を見て喜んだ。
「デッ……デカ……デ、でっけ」
「なんだこのデカさ!お弁当の蓋が閉まってねぇじゃねぇか!」
デカすぎる…あまりにもデカ過ぎた。
(おい…これ待てよ?セブンが見た目詐欺とか言われて散々客から文句言われてるのにこれは凄すぎんか…逆詐欺だぞ。量が良い意味で多すぎる!)
ご飯800g無料と言われて言葉通りにしたが、明らかに1000どころかそれ以上は多く盛られてるし、写真には唐揚げが5個入ってるように見えたが、実物見ると一目見ただけで8個は入ってるのが丸わかりだ。
何故なら…
「こ…こいつ!ご飯の山をぶち抜くような分かりやすい唐揚げの…絶対…中にある!!」
ご飯の中にちゃっかし唐揚げ入れてるの丸見えすぎて神でやばい。なんていうお客様に対しての愛のサプライズなのだろう。
なんか色々とデカすぎるが……
「二人の弁当の方が遥かにやばい」
極夜が頼んだ二郎系みたいな弁当…
(想像してる量の倍くらいは野菜と肉がめちゃくちゃあるし…二郎だしもやしが多いと思ったが…これはもうただの野菜炒め!?なんなら野菜の中に両方とも唐揚げ紛れてるじゃねぇか!?この店どんだけ唐揚げが好きなんだよ!)
「それ以前に米と麺の盛られっぷりはおかしい……まぁ1番おかしいのはアイの弁当」
『中国4000年弁当』というわけがわからない名前の弁当…訳わかんないが中身は色々と凄い、弁当ケースが半分ご飯と半分のケースにふんだんに盛られた麻婆豆腐の海。
バカみたいな量のご飯と麻婆豆腐の上にアホみたいに盛られた餃子、シュウマイ、春巻き、唐揚げ、白身フライ(それ中華なのか?)がドンと配置されている。
「しかもご飯…白飯じゃなくて律儀にチャーハンじゃあねぇか」
「凄く美味しそうじゃない!いただきます!」
「……とんでもない勢いで食べ始めたな」
そしてそんな中華な弁当の隣に負けず劣らずの存在感を放つアイが食べるもう一個の弁当はナポリタン。ナポリタンの見た目は美味しそうなナポリタンの上に盛られたのは、肉肉しくもベジタリアンもグッジョブなほどにみずみずしい野菜炒め……すらも押しのける月状を通り越して『つ』に等しい形をした巨大ベーコンと何故か配置されてる唐揚げ。
これはもうベジタリアンもガチギレ案件である。
「めちゃくちゃ美味しそうだし、普通にこのくらいは食べるけどな」
冬夜はこのくらいの唐揚げ弁当なら食べられると言いながら唐揚げを一口。
『カリッ』
「………え?」
『カリッ!カリッ!!』
「っ!」
『カリッ!!』
「め…めっちゃいい音しやがる」
出来立ての唐揚げ特有の一口噛んだ時の音があまりにも美しすぎる。肉汁がどっぷりと流れ、ご飯に落ちていく。
「なんだこれ…うっま。調理法見てたが普通だったろ…なんでこんなくそ美味いんだ…ここまで味が深いのなんなんだいったい…」
思わず唸る唐揚げの旨さ。ソースも付属してたためそのままかけて食べるがやはり美味い。
「うっま……」
そう思いながら唐揚げを食べ続けたら…なんか見えた。
「は?」
何故か唐揚げの下に敷かれているそれなりの量の焼きそばが見えた
「………マジか」
この弁当…かいくんに対して心の中で思わず反応してしまう。
「お前……いいもん食ってんじゃねぇか!!」
そう言って巨大な弁当を食い尽くすようにかき込んだ。
数十分後…………………
「…………ごちそうさん。唐揚げ下手すると米の中に埋まってたの含めて10個は普通にあったろ」
何とか食べた。腹はいっぱいだし、もう限界に近いが満足だ。とりあえず食事は終えた。
「とりあえずごちそーさん。あー美味かった」
極夜も無事に食べたようだ。だが…俺より余裕そうなのなんなんだ。少し癪に触ると思っていたが…それ以上にすごかったのは。
「ふふっ!まだまだ食べれるわ!ごちそうさまでした!!」
アイが1番早く食べ終わったどころかまだまだ食べたそうな顔をしているのだ。食事トレーニングを幼い頃からきっちりやってた上で、基礎代謝などを向上するように勤めた結果元々弱かったはずの体質が何事もなかったように常人よりも遥かに勝る肉体質を手に入れた。
これぞ努力の賜物であろうか。
「……とりあえず食べ終わったならこいつらを片付けよう」
3人は弁当を片付けて軽く駅近くの店に寄って帰ろうとした時、先ほどの店の前で思わぬ看板を見つけた。
『チャレンジメニュー…挑戦者募集、30分以内に対オグリキャップ殺しの特性サービスセット弁当を食べれた皆様は賞金1万円と無料チケット複数枚プレゼント!』
・お米の量は2升→つまり7キロ
・若鶏の唐揚げ、厚切り卵焼き、巨大コロッケ、巨大メンチカツ、イカ天、カレーライス、ハンバーグ、ステーキets…
・ついでに美味しい野菜サラダ付き!
「いやごめん…観るだけで具合悪くなる。つーかこれ弁当じゃねぇだろ」
「容器が皿だよ。もはや」
「ついでのサラダも馬鹿多いじゃねぇか…これで1日分の栄養分ってやかましいわ」
……………………………
その日の夜。
アイがラッキーライラックやブラストワンピース達との食事をするという事で冬夜と極夜という夜コンビ。
「さて…行きたいとこは二郎系ラーメン食べたいとか言ったなお前」
「言ったよ」
「ちゃんと頭が沸いてるとこは俺の血を受け継いでるな」
二郎系あるあるの行列を終えて、席に座り待機する。
「この店は俺の時代でも続いてんだよ。人気すぎてな」
「そっか…良かったよそれは」
「オリジナルコール自由で良いんでしょ」
「ん」
そう待ってる内に2人のコールが始まった。特に冬夜は常連であり、高校時代からの顔馴染みなので店主の若い兄ちゃんやバイトのメンバーすらも笑顔で話しかける。
「よし冬夜!麺500でにんにくどうする!?」
「今日はアブラ致死量でお願い」
「おっしゃあ!!!1000キロカロリーくらいアブラ出してやる!健康診断で大泣かせを見せてやるよ!!」
その後…判断に盛られたニンニクと野菜とからめにどっぷりと注がれたアブラと別容器に盛られたアブラ…合計約1000kcal以上のギルティぷりを見せ、別容器に注がれたアブラを挨拶代わりと水代わりに半分飲むという神すら笑う所業を行う中で極夜に問われた。
「お隣のお兄さん…麺500ですがどうしますか?」
「全部天国盛りで」
「ほう………」
店主は極夜のコールを聞いて腕が鳴ると言わんばかりに笑う。天国盛りは全てマシマシ以上…ならば!
「天国ってさぁ…飛ばしてるって事やろ?昇天させなあかんからな!!お待たせ!はいどーぞ!」
そうして渡されたのはアブラヤサイニンニク一味カラメも全て天に昇るように盛られた一種の狂気。
二郎系ラーメンというのは芸術なのだ。
「お二人さん逝ってらっしゃい!」
「「「「逝ってらっしゃい!」」」
「「いただきます」」
こうして男は食事の沼に堕ちていくのである。
…………………………………………
そしてトレセンに着いた時、極夜と冬夜はトレセンが所有するターフに立っていた。
「1週間…だろ?」
「……あぁ、俺も役目を終えたし帰らないとだな母さんにも先に別れは告げた」
極夜は言っていた。1週間の間だと…1週間過去で過ごして元の時代に帰還すると。そしてそれが7日目になっただけだ。
「1週間、楽しかったか?ほとんどがトレセンの中で窮屈だっただろ?」
「アハッ!なんだかんだで色々あったけど楽しかったさ!なんだかんだ言いつつ母さんとの辻斬りレースが1番楽しかったさ。いやぁ世界は広いねぇ」
「なんだ?未来にアイより強いウマ娘は居ないのか?」
「ハッ、その父と母の愛から産まれたのが俺だぜ?」
「……なるほどな」
そう言いながら極夜はケラケラと笑うと満月の夜を背に笑みを浮かべる。
「別れはいいだろう。後少し経てば俺に会える」
「あぁ…短い間だった」
「ふっ、じゃあね」
そう言った極夜の覆うように暴風が吹き荒れる。だが…極夜は忘れてたと言わんばかりに思い出して不適な笑みを浮かべた。
「親父の名誉のためにいうけど…母さんの方から親父に迫ってちょめちょめして俺が生まれたからな!」
「俺の別の意味での名誉が終わってんだよ!」
暴風と共に爆弾発言をした極夜はこの時代から消え去る。極夜が消えた場所を月夜の光は一本の道の如く照らし続けた。
締まった終わり方…ではないが名誉は回復されたのである(何が?)
大学4年生…忙しいけど頑張ろう