「迎賓用の部屋も出来たし…」
俺はアキラさん達の宿泊部屋を4部屋増築した…勿論防音対策はしっかりとした。
「で…何故アマラ義姉さんが?」
俺の部屋にアマラ義姉さんが居座っていた。
「そなたの部屋に来れば良いワインが呑めるからなぁ」
本音が出ていた。そう⋯俺の部屋にはワインセラーが設置されていて高級ドイツワインが大量にストックしてあったからだ。
「そなたの部屋は王家の宝物庫並みのワイン収蔵だな…」
そう言いながらアマラ義姉さんがワインセラーからワインを出すと呑んでいた。
「今迄呑んでいた高級ワインなぞ足元にも及ばん」
つまみにゴルゴンゾーラを食べながら…因みにチーズもそれなりに専用魔法冷蔵庫に保存されている。
「このスティルトンも旨いのぅ…」
最初はカビの生えたチーズなんてと嫌がっていたが、アネモネが美味しそうに食べたのをみて食べ出したのが最初だ。
「そなたの部屋にはチーズも沢山有るのぅ…これだけで一財産だぞぇ」
アマラ義姉さんも呆れるくらいらしい…そんなに高級なのか?
「健吾、アマラ来てないか?」
ケンイチ兄さんが部屋にやって来た。
「アマラ…まったく…」
ケンイチ兄さんが呆れていた。
蟒蛇…本当に底無しで呑んだくれていた、一向に酔っ払った気配が無い様子で。
「ケンゴ殿、私も…」
カナン義姉さんもやってくると、アマラ義姉さんと一緒に呑みだした。
「私はこれが一番かしら」
カナン義姉さんが某メーカーのベビーチーズをポイポイと呑みながら食べていた。
「カナン義姉さん、プレーン モッツァレラ プレミアム クリーム ブラックペッパー カマンベールも有るけど?」
俺が魔法冷蔵庫から14種類の味のベビーチーズを出した。
「こんなに色々な味が有るの!」
カナン義姉さんが驚きながら次々と食べていた。
「ブラックペッパーが一番かしら」
カナン義姉さんがワインを呑みながらブラックペッパー味のベビーチーズばかりを食べていた。
「確かにつまみにはブラックペッパーが一番だね」
俺はアーモンド入りを食べながら答えた。
「妾にも」
アマラ義姉さんがベビーチーズに手を出してきた。
「この炙り明太子もいけるぞぇ」
そして…、
「スモークチーズ美味しい!」
いつの間にかやって来たアネモネはスモークチーズ味が気に入ったようだ。
「私はこれかしら」
プリムラ義姉さんは濃厚ピスタチオが気に入ったようだ。
「俺はこれかな」
ケンイチ兄さんは、柚子胡椒入りを手にした。
いつの間にらやチーズの食べ比べが始まっていた。