俺はケンイチ兄さんに連れられてギルドに来ていた。
「登録料は俺が立て替えておくから」
ケンイチ兄さんが登録料を出してくれ、俺は無事にギルドに登録する事が出来た。
「このギルド証は常に…」
受付の巨乳のお姉さんが説明してくれたが…俺とケンイチ兄さんの視線はたゆんたゆんと揺れるそれに全神経が集中していた…悲しいかな男の性だ。
「聞いてます?」
受付の巨乳受付嬢が顔を近づけて聞いてきた。
「はい聞いてます」
事前にケンイチ兄さんから聞いていたから何とかなった。
「それじゃマロウ商会に行くぞ」
ケンイチ兄さんと歩いてマロウ商会社長宅へと向かうことにした。
「マロウさん紹介します、俺の弟の健吾。俺と同じ商人なんです」
俺はケンイチ兄さんから紹介されると、
「初めてお目にかかります、弟で健吾と云います兄がお世話になっています」
「そうですか、弟さんですか…え~とケンゴさんも商人だとか」
「はい、私はこの様な物を売っています」
俺はテーブルの上に兄と被らないアクセサリー類を出した。
「成る程…これは良いものです」
マロウさんが一つ一つ手に取るとじっくりと確認していた。
「お父様、これ私が買ってもよろしいですか?」
マロウさんの隣に座っていた俺と同じ年頃の女性がジルコニアが使われたイヤリングを手にマロウさんにおねだりしていた。
「彼女はプリムラさん、マロウさんの娘さんだよ」
ケンイチ兄さんが紹介してくれた。
「仕入れ先が兄と同じなので…兄が売り切れでも俺の処には有る場合があります…」
俺が仕入れについて説明をした。
「御兄弟で同じ仕入れ先ですか」
マロウさんが何かを考えていた。
「一応兄弟間で同じ物については売値を同じにしていますので」
ケンイチ兄さんが先手を打って説明した。
「そうでしょうな…私が考えたのは、仕入れ先が同じなら商品を安定して供給していただけるのではと考えていた次第で」
流石大店商店だけは有る。
「今回俺からは、これをお願いします」
銀のアクセサリーを何点か卸した。
「これは良い、貴族に売れます」
マロウさんはホクホク顔で代金を支払ってくれた。
「それでは俺達はこれで」
俺とケンイチ兄さんは町中を歩きながら、色々なことを話した。
「健吾、お前のネットバンキングはどれくらいあるんだ?」
帰り道でケンイチ兄さんが聞いてきた。
「投資での利益が丸々だから4億位はそれと…シャングリ・ラのチャージャ金額は5千万位かな…」
俺はステータス画面を見ながら答えた。
「ネットバンキングが使えるとは羨ましいな」
その後も、ケンイチ兄さんとマロウ商会に売れる物と売れない物を話しながらケンイチ兄さんは森の中の家に、俺はアザレアがいる宿へと其々引き上げた。