「健吾…お前のアイテムBOXって今どれ位入ってるんだ?」
ケンイチ兄さんが聞いてきた。
「どれ位だろう…」
俺は一旦アイテムBOXの中身を出すことにした。
「先ずは車が…センチュリーのセダンとSUV、ハンヴィー、ランチアデルタの4台」
俺は4台の車を取り出した。
「次はこれか…」
ズンと地響きを立ててM113ACAVが出て来た。
「おいおい…骨董品レベルとはいえ現役の装甲車…これ本物か?」
「本物です…」
ケンイチ兄さんと途中からやって来たアキラさんが呆れていた。
「あとはカトウのラフタークレーンが1台…次はボートと」
PBR31をアイテムBOXから出すと湖面に浮かべた。
「最後は…」
俺は最後にM60とM242、M4(M203グレネードランチャー付)を取り出した。
「まじかよ…個人携行の銃火器迄あるのかよ…うげ…弾薬も大量にあるな…俺にも一丁欲しいか」
アキラさんが唖然としながらも一丁欲しいと言ってきたので、俺はM4(M203グレネードランチャー付)と使用する弾薬を渡した。
「サンキュー、M2も有ったよな…ちょっとした魔獣なら群れできても撃退出来るな…」
アキラさんが追加で散弾銃が欲しいと言ったのでM807タクティカルショットガン取り出し手渡した、ショットガンを受け取りながらアキラさんがハンヴィーのルーフに取り付けられたM2機関銃をみていた。
「そういえばケンイチには渡しているのか?」
アキラさんが聞いてきた。
「ケンイチ兄さんは要らないって言ってたけど念の為にアマラ義姉さんにコルトパイソンを渡してある」
「おいおい…パイソンとかただでさえ強いアマランサス様に、鬼に金棒じゃねぇか」
アキラさんが呆れながらレイランさんと帰っていった。
「整理の続きするか…」
俺はアイテムBOXの中身をまた出し始めた。
「余った猫缶…チュールにツナ缶、秋刀魚の蒲焼缶、鰯の蒲焼缶、ニシンの蒲焼缶、焼き鳥缶、…つまみばかりだな。それとホイト イーストンボウと揺変性C4爆弾式矢が20本、こいつは使いそうにないな…」
昔ランボーと言う映画で主人公が使っていた爆薬付きの矢を使用する弓迄あった。
「あとは…金貨と銀貨、銅貨か、財布代わりにもしていたからな」
いきなり背後に気配がした、
「何じゃこれは?これは食べ物かぇ?」
アマラ義姉さんが背後から覗き込んできた。
「食べてみます?」
俺は秋刀魚の蒲焼缶を手にした。
「うむ」
俺は缶を開けると、フォークをアマラ義姉さんに渡した…ビールと一緒に。
「これは…エールが進む!」
アマラ義姉さんはあっという間に平らげると、次を要求してきた。
「なら、…ニシンはどうです?ちょっと骨が多いけど美味いですよ」
アマラ義姉さんは躊躇うことなくニシンの蒲焼を口にした、
「これは、タレが染みていて美味いのぅ…」
結局アマラ義姉さんは総ての缶を食べた、勿論残さずに。
「1番はこれかのぅ」
やはりか…、アマラ義姉さんは焼き鳥缶が1番美味しかったそうだ。
「また買っておかないとならないな……」
俺は空になった缶をアイテムBOX内のゴミ箱に入れながら同じ種類の缶詰をシャングリ・ラで購入していた。
「ふぅ…終わったな」
俺はアイテムBOXから出しておいても良い物と収納すべき物を分けると一息ついた。