「また王都に行かないとな…王様からの呼び出し受けていたっけか………」
俺はリリス義姉さんに会いたいと国王から懇願されていたことを思い出した。
「だがなぁ…センチュリーだと寝泊まりし出来ないしなぁ…やっぱりあれ買うか」
俺は全長12mもある巨大なキャンピングトラックを購入し召喚した。
「メルセデス・ベンツ アクロス コンコルド センチュリオン 1200GST…」
4人乗りの超大型キャンピングトラックが眼の前に現れた。
「何ですかこれ!!」
プリムラ義姉さんとアルスが驚きの顔をしていた。
「移動する家とでもいうものかな」
俺は2人に車内を見せた、
「なっ!なんなのこの豪華な内装は!」
アルスですら驚く内装だった、しまったテレビや冷蔵庫等の家電製品付けたままだった。
「魔導具も付けてあるから、ある意味家よりも快適かもしれないな」
プリムラ義姉さんがキッチンの冷蔵庫を開けた。
「なにこれ!中が冷たい!」
「ほう、こないだのセンチュリーのアレの大型版か」
アルスはセンチュリーで小型の物は見ていたので理解していた。
「今回はアルスとアマラ義姉さん、リリス義姉さんとで王都に行ってくる…国王からのご指名呼び出しなんでな」
翌日、コンコルドセンチュリオンの燃料や食料品、水を満載すると俺の運転で王都を目指した。
日が昇る前にサクラを出発した、アストランティアからイベリスと順調に通過すると…問題の仮設橋手前に夜遅くには辿り着いた。
「さてと…こいつの重さに耐え切れるか…ヤバい賭けはしたくないから、この橋だけは歩いて渡ろうか」
俺の提案に、アマラ義姉さんが頷いた、
「そうじゃな…万が一ということもあるからのぅ」
橋を渡ると、またコンコルドセンチュリオンをアイテムBOXから出した。
「此処で朝を待つか…」
俺は王都外壁警備詰所脇にコンコルドセンチュリオンを停車させると、
「明日の朝まで此処に停めてもいいか?」
近くにいた警備の兵士に許可を求めた…後ろでアマラ義姉さんがこっちをみていた。
「かっ、かっ、構いません!」
どうやらアマラ義姉さんを知っている兵士な様だった。
「妾達はシャワーなるものを浴びるとするぞぇ」
アマラ義姉さんとリリス義姉さんがシャワールームへと入って行った、
「俺は…飯の準備するか」
俺は冷蔵庫からハンバーグを出すと、調理を開始した。
「便利そうですね」
アルスが調理の様子を見ながら…摘み食いをしていた。
「外は暑いのに…中は涼しくて気持ち良いなんて…こんな魔導具聞いたこと無い…」
カールドンなら直に理解出来そうだが…。
「快適に過ごせる便利な道具だよ」
俺の言葉に笑いながらアルスがアマラ義姉さんやリリス義姉さんに続いてシャワールームに入って行った。
「明日の朝イチで王様の所に顔を出す」
「うむ、それで良いぞ」
アマラ義姉さんとリリス義姉さんが同意した。
「やはりケンゴの作る料理も美味いのぅ」
アマラ義姉さんがワイン片手におかわりをしていた。