今後もこの話の前に追加していきますのでお楽しみください。
今回はオリジナルキャラである健吾の子供ケンタの視点で途中まで話が進みます。
ハマダ伯爵家()内は母親
ケンタ(アルストロメリア)
アリシア(メリッサ)
プレシア(メリッサ)
サクラ(アザレア)
アンズ(アザレア)
「伯爵、これでよろしいでしょうか」
僕はクラーケンの養殖に関する収支報告書を父である伯爵に提出した。
「ケンタ……此処と此処は直すように、報告書に使ってよい言葉ではないぞ」
修正箇所を指摘され、僕は報告書を手に父の執務室を出ようとした、
「入るニャ」
ミャレーがやって来た。
「2人共、ケンイチが呼んでるにゃ」
ミャレーがそう報告した。
「ケンイチ兄さんが?」
父とミャレーについていった。
此処で少し我が家の事を話そう。
20年前、管理者と名乗る男と出かけてからケンイチ叔父さんと我が家に子供が生まれ始めた、ケンイチ叔父さんの所はリリス様とプリムラ様が女児、アマランサス様が男児が産まれた。
我が家については、アルスお母様が男児、メリッサお母様とアザレアお母様が其々双子の女児が産まれたのだった。
「分かったよ」
僕は父とケンイチ叔父さんの部屋へ向かった。
「多分、週末のバーベキューの事だろうな」
毎月のハマダ家恒例行事の打ち合わせのようだ。
「叔父様…」
僕は父と一緒にケンイチ叔父さんの部屋に入った。
「ケンタか…此処に来なさい」
僕はケンイチ叔父さんに呼ばれて机の前に立った。
「今回からケンタ、君がバーベキューの責任者だそうだな」
「はい」
「頑張りなさい」
ケンイチ叔父さんが励ましてくれた。
「それとケンタよ…本日この時よりお前をハマダ伯爵家当主とする、勿論伯爵の地位もだ…家を頼むぞ」
父は僕の横に立つと、短くそう言い、手にしていた伯爵の地位を示す指輪をネックレスにすると僕の首に掛けた。
「はい、謹んでお受け致します、ハマダの名を汚すこと無いように精進致します」
ケンイチ叔父さんが微笑みながら静かに頷いていた。
「ケンタ達は部屋に戻りなさい」
僕は母上から部屋に戻るように促された。
「ケンタお兄様…バーベキュー頑張りましょうね」
妹のアリシアとプレシアが楽しそうにしていた。
「そうだね、あとでアキラさんとサンバクさんに相談してみるよ」
この手の事はアキラさんやサンバクさんに聞くのが一番の近道だ。
「ケンタ、明日のバーベキュー頑張りなさいね」
アマランサス様が僕を呼び止めると微笑んでいた。
「はい、アマラ様」
「ケンタ様、明日のバーベキュー楽しみですね」
いつの間にかマイレンさんの娘で恋人のマイランがやって来ていた。
「そうだね」
僕はマイランの手をとるとマイレンさんの部屋へいく事にした。
「マイレンさん入るよ」
僕は扉をノックすると返事を待った。
「どうぞ」
静かに扉を開け室内に入ると、マイレンさんが出迎えてくれた。
「明日のバーベキューの責任者となられたそうですね」
「はい」
「当日は私達メイドも居ますから心配ないですよ」
マイレンさんとバーベキューの準備について少し話して僕はマイレンさんの部屋を後にした。