妹が微笑う理由を、僕はまだ知らない   作:吉月和玖

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勉強合宿編、ついに中間試験本番です。

これまで和喜達が積み重ねてきた努力が、少しずつ形になっていく回になっています。
五つ子達それぞれの成長や反応を楽しんでもらえたら嬉しいです。

そして今回は、いつも以上に「賑やかな日常感」を意識して書いてみました。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。

それでは、『五つ子達の中間試験』、どうぞ。




28.五つ子達の中間試験

「よーし」

 

僕は軽く手を叩いた。

 

「自由時間終了。午後の勉強会始めるよー」

「うわぁぁぁぁ……」

「現実が来ましたぁ……」

 

政樹と四葉が同時に机へ突っ伏す。

 

「まだ何も始まってないだろ」

「“勉強”って単語だけでダメージ入るんすよ……」

「分かります……」

 

何故かそこだけ息ぴったりだった。

 

「はいはい、騒がない」

 

苦笑しながら問題プリントを配っていく。

 

「一花はこれ。三玖、四葉、五月はこっち。二乃は別」

「え、また違うの?」

「それぞれ苦手違うし」

 

そう返しながら、机へプリントを並べていく。

すると。

 

「……ほんと細かいわね」

 

二乃が小さく呟いた。

 

「ん?」

「何でもない」

 

だが、渡された問題用紙へ向ける視線は少し真剣だった。

 

「席どうする?」

 

一花が辺りを見回す。

すると。

 

「……ここ」

 

三玖が、僕の隣へ自然に座った。

ちなみに僕はリビングのテーブルに座っている。

 

「早いな」

「落ち着くから」

 

さらっと返される。

その直後。

 

「じゃあ私はこっちです!」

 

四葉が反対側へ座る。

 

「兄貴、分かんなくなったらすぐ聞ける席で!」

「最初から聞く気満々だな」

「えへへ……」

 

全く否定しない。

すると。

 

「ふーん?」

 

一花が面白そうに眺めた。

 

「何そのカズキ君包囲網」

「別に包囲してない」「してます!」

 

三玖と四葉の声が重なる。

 

「息ぴったりかよ」

 

思わず笑ってしまった。

その間にも。

 

「では、私はここに」

 

五月が僕の正面へ座る。

さらに。

 

「……」

 

二乃は一瞬だけ迷うような素振りを見せた後、少し離れた位置へ座った。

だが。

 

「兄さん」

 

聖奈が静かに口を開く。

 

「その位置だと二乃さん、質問しづらいのでは?」

「え」

「……っ」

 

二乃の肩が小さく跳ねた。

 

「別に!?」

「じゃあ何でさっきからそっち気にしてるんです?」

「気にしてないわよ!」

 

完全に図星らしい。

 

「ふふっ」

 

一花が肩を揺らして笑う。

 

「二乃、分かりやす~」

「うっさい!」

 

結局。

二乃は僕の斜め向かいへ移動してきた。

 

「……これでいい?」

「どうぞ?」

 

何故ちょっと睨まれているのか分からない。

 

「じゃあ始めるか」

 

そう言った瞬間。

 

「兄貴ぃ」

「ん?」

「シャーペン貸して」

「お前さっき持ってただろ」

「消えた」

「知らん」

 

すると。

 

「あ、政樹さん」

 

らいはちゃんが小さく手を上げた。

 

「ここにあります」

「おぉぉ!! らいはちゃん女神!!」

「ちゃんと机を見ろ」

 

風太郎が呆れたようにツッコむ。

騒がしい。

本当に騒がしい。

だが、不思議と嫌な感じは無かった。

 

「四葉、そこ違う」

「えっ!?」

「公式逆」

「うわぁぁぁ!!」

 

開始三分でこれである。

 

「落ち着きな」

 

苦笑しながらノートへ式を書いてやる。

すると。

 

「……近い」

 

隣で三玖がぽつりと呟いた。

 

「ん?」

「なんでもない」

 

そう言いながらも、三玖は少しだけ嬉しそうだった。

一方その頃。

 

「くっ……」

 

一花が問題用紙を睨んでいた。

 

「……分からん」

「早いな諦めるの」

「だって勉強だよ!?」

「まだ一問目だぞ」

 

すると。

 

「一花さん」

 

清治が静かに口を開いた。

 

「そこは先程の公式を使えばいい」

「……あ」

 

一花が目を瞬かせる。

 

「ほんとだ」

「ちゃんと見ろ」

「キヨハル君厳しい~」

 

そう言いながらも、一花は少し楽しそうだった。

 

「和喜君」

 

五月が真剣な顔でノートを差し出してくる。

 

「この解き方なのですが」

「あー、五月はそこまで行けてるなら──」

 

自然と説明に入る。

すると。

 

カチャッ

 

また僕の横へ紅茶が置かれた。

 

「二杯目」

「……ありがと」

 

二乃は何も言わず、自分の席へ戻っていく。

だが。

 

「二乃」

「なによ」

「世話焼き」

「~~~~っ!!」

 

三玖の一言が刺さった。

 

「違うし!!」

「顔赤い」

「四葉までぇ!?」

 

再び騒がしくなる。

 

「君達静かに勉強しなさい」

 

そう言いながらも。

誰一人、本気で嫌そうな顔はしていなかった。

窓の外では、柔らかな昼の光が差し込んでいる。

 

ペンの音。

ノートを捲る音。

時々混ざる笑い声。

 

勉強会のはずなのに。

その空気は、どこか心地良かった。

 


 

そして、勉強合宿も終わりいよいよ中間試験本番。

教室では最後の足掻きの如く、あちこちでノートなどを読み返していた。

 

「緊張してる?」

「……少し……」

 

そんな中、隣の三玖も最初の科目のノートを復習していた。

僕が作ってあげた一人一人の対策ノート。

恐らくそれを見てるのだろう。

 

「カズキはいつも通りだね…」

「まあ、教える時にさんざん勉強してきたからね」

 

緊張気味な三玖に微笑みかけると、どこか三玖の緊張も和らいだようだ。

 

「別に今回は全教科赤点回避する必要はないんだ。三玖ならきっと社会で回避出来るよ」

 

安心させるように優しく声をかける。

だが──

 

「それじゃ駄目なの。他の教科も頑張らないと、カズキの努力が無駄になっちゃう」

「っ…!」

 

ノートを真剣に見つめたまま、三玖は小さく唇を結ぶ。

その表情は、本気だった。

ただ赤点を回避したいからじゃない。

怒られたくないからでもない。

 

“頑張りたい”

 

そう思っているのが伝わってくる。

 

「……無駄じゃないよ」

 

僕は少しだけ苦笑した。

 

「三玖、ちゃんと頑張ってたし」

「……でも」

 

三玖がノートを抱える指へ少しだけ力を込める。

 

「私、覚えるの遅いから」

「それでも、前よりかなり出来るようになってる」

 

実際そうだった。

最初の頃は、英単語一つ覚えるだけでもかなり苦戦していた。

数学も、途中で集中が切れることが多かった。

でも今は違う。

分からなくても投げ出さない。

ちゃんと、“理解しよう”としている。

それは間違いなく、三玖自身の努力だった。

 

「だから大丈夫」

 

僕がそう言うと。

 

「……ん」

 

三玖は小さく頷いた。

 

その横顔はまだ少し緊張していたけれど、さっきより表情は柔らかい。

すると。

 

キーンコーンカーンコーン──

 

始業前のチャイムが教室へ響いた。

ざわついていた教室の空気が、一気に試験前特有の緊張感へ変わっていく。

 

「いよいよだね…」

「だな」

 

周囲でも、ノートを閉じる音が聞こえ始める。

 

「……カズキ」

「ん?」

 

三玖が小さな声で僕を呼ぶ。

 

「……頑張る」

 

その言葉に、僕は自然と笑っていた。

 

「ああ。一緒に頑張ろう」

 

そう返した直後。

 

ガラッ──

 

教室の扉が開き、担当教師が入ってくる。

 

「はい席着けー。試験始めるぞー」

 

その一言で、教室の空気が一気に引き締まった。

ざわついていた生徒達も慌てて席へ戻り、最後にノートを閉じていく。

 

「……」

 

三玖も静かにノートを閉じた。

その表情には、まだ少し緊張が残っている。

けれど。

数日前までの“逃げたい”という空気は無かった。

 

「大丈夫」

 

小さく声をかける。

 

「いつも通りやればいい」

「……ん」

 

三玖は小さく頷いた。

そして。

 

「始め」

 

問題用紙が配られていく。

 

ぱさっ……

 

机へ置かれた瞬間、教室の空気がさらに静かになった。

 

カリカリ……

パラッ……

 

聞こえるのは、紙を捲る音とシャーペンの音だけ。

僕も問題用紙へ視線を落とす。

 

……よし

難易度は予想通り。

対策範囲からも大きく外れていない。

 

むしろ。

結構素直な問題多いな

 

今回の勉強会でやった内容が、そのまま活きそうだった。

ちらりと横を見る。

 

「……」

 

三玖は真剣な表情で問題を解いていた。

最初こそ少し硬かったが、今はちゃんと手が動いている。

 

大丈夫そうだな

 

僕は小さく安心しながら、自分の問題へ集中した。

 

・・・・・

 

──一科目目終了。

 

キーンコーンカーンコーン……

 

終了のチャイムと同時に、教室の空気が一気に緩む。

 

「終わったぁぁぁ……」

「無理無理、絶対無理……」

「意外といけたかも」

 

あちこちからそんな声が上がっていた。

 

「……はぁ」

 

隣では、三玖が小さく息を吐いている。

 

「お疲れ」

「……緊張した」

 

そう言いながらも、表情はそこまで暗くない。

 

「でも、前より書けた気がする」

「なら十分じゃん」

 

僕がそう返すと、三玖は少しだけ嬉しそうに頷いた。

すると。

 

「兄貴ぃぃぃ!!」

 

勢いよく政樹がこちらへやって来た。

 

「兄貴! 英語やばかったっす!!」

「どっちだよ」

「単語めっちゃ出ました!!」

「それは良かったな」

「兄貴のノート無かったら死んでたっす!」

 

どうやら、そこそこ手応えはあったらしい。

 

「でも長文でちょっと死んだっす……」

「そこは今後の課題だな」

「うぅ……」

 

政樹が項垂れる。

その様子を見て。

 

「……ふふっ」

 

三玖が小さく笑った。

 

「マサキ、分かりやすい」

「え!? 今褒められた!?」

「違うと思う」

 

僕は即座に否定した。

そんなやり取りをしていると。

 

キーンコーンカーンコーン──

 

休み時間終了のチャイムが鳴る。

 

「はい、席着けー」

 

担当教師が教室へ入ってきた。

周囲の生徒達も慌てて席へ戻っていく。

 

「次、数学かぁ……」

 

政樹が遠い目をした。

 

「頑張れ」

「兄貴ぃ……励ましが軽いっす……」

 

最後まで騒がしいまま、政樹は自分の教室へ戻っていった。

そして。

教室に、再び静けさが戻る。

僕は深く息を吐きながら、机の上の筆箱へ視線を落とした。

──中間試験は、まだ始まったばかりだった。

 

・・・・・

 

そして、結果発表の日。

 

食堂では、それぞれが返却されたテスト結果を持ち寄って集まっていた。

 

ちなみに清治は部活へ行っており、結果も「いつも通りだった」とのことだ。

恐らく今回も高得点なのだろう。

 

「じゃ、早速だけど政樹から見せてもらおうか」

 

僕がいつも通りの調子でそう言うと。

 

「待ってください、兄貴!」

 

政樹が真剣な表情で手を突き出してきた。

 

「何?」

「テストの点数というのは、他人に軽々しく見せるものでは無いと思うんすよ」

「ほう」

「いわゆる個人情報ってやつっすね」

 

やけにそれっぽいことを言い始めた。

 

「ふむ。つまり赤点があったと」

「…………」

 

政樹は静かに目を閉じた。

図星らしい。

 

「時間の無駄だ。見せろ」

「ああぁぁっ!! 風太郎! 貴様ぁぁ!!」

 

風太郎が政樹の結果用紙をひったくる。

それを奪い返そうと、政樹が勢いよく飛びかかろうとした──が。

 

「政樹さん?」

 

聖奈の静かな声。

その瞬間、政樹の動きがぴたりと止まる。

 

「……はい」

 

完全敗北である。

 

「国語三十二点。数学十八点。社会二十七点。理科二十五点。英語五十四点」

 

風太郎が淡々と読み上げていく。

 

「まあ、予想の範疇だな」

「英語だけめちゃくちゃ伸びてるじゃない」

「マサキ君やるねぇ~♪」

 

二乃と一花から、呆れ半分、感心半分といった声が漏れる。

確かに、以前の政樹を考えれば英語五十四点はかなりの成長だ。

 

「兄貴ぃぃ……! 英語だけは褒めてくださいっす……!」

「そこは素直に頑張ったと思うよ」

 

そう言うと、政樹がぱっと顔を明るくした。

 

「うぉぉぉ!!」

「ですが」

 

聖奈が静かに立ち上がる。

 

「他教科の惨状については、後ほど詳しくお話があります」

「あっ」

 

政樹の笑顔が固まった。

 

「政樹さん。こちらへ」

(あね)さん!? 俺なりに頑張ったんすよ!?」

「問答無用です」

「ああぁぁぁっ!!」

 

襟首を掴まれた政樹は、そのまま食堂の隅へ連行されていった。

 

南無三。

 

「……相変わらずだね。賑やか」

 

三玖が小さく呟く。

 

「じゃ、次は五つ子達の結果を見ていこうか」

 

気を取り直しながら、僕は五人へ視線を向ける。

 

「前にも言ったけど、一教科でも赤点回避出来たなら十分成長してるからね」

 

その言葉に、五つ子達は顔を見合わせながら頷いた。

そして、それぞれ結果用紙をテーブルへ並べていく。

 

一花:国語二十四点。数学五十二点。社会二十点。理科三十一点。英語三十三点。

 

二乃:国語二十点。数学二十四点。社会十九点。理科三十三点。英語五十二点。

 

三玖:国語三十点。数学三十四点。社会七十三点。理科二十五点。英語十八点。

 

四葉:国語四十一点。数学十四点。社会二十七点。理科二十三点。英語十三点。

 

五月:国語三十二点。数学二十七点。社会二十五点。理科六十点。英語二十八点。

 

「…………」

 

一瞬、静寂。

そして。

 

「やっっったぁぁぁぁ!!」

 

最初に叫んだのは一花だった。

 

「数学赤点回避してる!!」

「ほんとだ」

「すご……」

 

三玖と四葉も驚いたように目を見開く。

 

「えへへへ♪ カズキ君の勉強法めっちゃ分かりやすかったからねぇ♪」

 

一花が嬉しそうに笑う。

すると。

 

「二乃も英語超えてるじゃない」

「……まあね」

 

二乃は平静を装っているが、口元が少し緩んでいた。

 

「五十点超えたの、久しぶりかも」

「普通に凄いじゃん」

「ふ、ふん。これくらい当然でしょ」

 

照れ隠しなのか、そっぽを向く。

だが耳は少し赤い。

 

「三玖は社会七十三点か」

 

僕がそう言うと。

 

「……ん」

 

三玖が小さく頷いた。

 

「頑張った」

「ああ。凄いよ」

 

その瞬間。

 

「……えへへ」

 

三玖が、本当に嬉しそうに笑った。

すると。

 

「待ってください!?」

 

今度は四葉が結果用紙を見ながら叫ぶ。

 

「国語四十一点あります!!」

「おお」

「赤点回避だな」

「やりましたぁぁぁ!!」

 

ばんざーい! と両手を上げる四葉。

 

「和樹さん! 基礎問題いっぱいやったの当たりました!」

「ちゃんと努力した成果だよ」

 

そして。

 

「五月は理科六十点か」

「ふふっ……」

 

五月が嬉しそうに胸元で結果用紙を抱きしめる。

 

「今回はかなり自信ありました」

「理科だけ妙に強いよね五月」

「好きな教科ですから!」

 

どこか誇らしげだった。

五つ子達は、それぞれ点数に差こそある。

だが。

以前と比べれば、間違いなく成長していた。

そして何より。

 

「……皆、ちゃんと結果出したな」

 

僕がそう呟くと、五つ子達は少し照れ臭そうに笑った。

すると。

 

「……まあ」

 

風太郎が腕を組みながら、小さく口を開く。

 

「最初の頃を考えれば、十分伸びてる方だろ」

 

その言葉に、五つ子達が一斉に目を瞬かせた。

 

「え?」

 

一花が不思議そうな声を漏らす。

 

「上杉さんが褒めてる……?今日は雪ですか!?」

 

四葉まで驚いていた。

 

「おい」

 

風太郎が眉をひそめる。

 

「俺は事実を言っただけだ」

「でもフータローが素直に認めるの珍しい」

「……うるせぇ」

 

三玖に言われ、風太郎が少しだけ視線を逸らした。

だが。

 

「特に四葉と一花は、ちゃんと成果出てる」

 

その言葉に、二人の表情が少し明るくなる。

 

「基礎が前より頭に入ってるし、二乃も英語はかなり良い」

「へぇ~? フータロー君って案外ちゃんと見てるんだ♪」

「家庭教師だからな」

 

風太郎は淡々と返した。

 

「五月も理科は安定してるし、三玖の社会は普通に強みだろ」

「……ん」

 

三玖が小さく頷いた。

すると。

 

「つまり!」

 

政樹が勢いよく立ち上がる。

 

「これはもう大成功ってことっすよね!?」

「お前はまず他教科をどうにかしろ」

「うぐっ……!」

 

風太郎の正論が突き刺さった。

 

「ですが」

 

聖奈が静かに口を開く。

 

「今回の結果を踏まえれば、今後の課題も見えてきました」

「あー……始まった」

 

政樹が遠い目をする。

 

「まず政樹さんは数学と理科の基礎からですね」

「はい……」

「四葉さんは英語の単語量不足。一花さんは国語の読解力。二乃さんは社会を──」

「うぅぅ……」

 

五つ子達から小さな呻き声が漏れる。

そして。

 

「という訳で、今日から今回の試験内容を踏まえた復習会を──」

 

聖奈が続きを言いかけた、その時だった。

 

「その前にさ」

 

僕は苦笑しながら口を開く。

 

「今日は頑張ったご褒美ってことで、駅前のパフェでも食べに行かない?」

「…………え?」

 

一瞬。

場が静止した。

そして次の瞬間。

 

「「「「「行く!!」」」」」

 

五つ子全員の声が綺麗に揃うのだった。

 

 




ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

今回は勉強合宿の締めとして、中間試験本番から結果発表までを描かせていただきました。

最初は赤点回避すら厳しかった五つ子達が、少しずつ成果を出していく流れは、自分でも書いていて楽しかったです。
特に、

・一花の数学
・二乃の英語
・三玖の社会
・四葉の国語
・五月の理科

は、それぞれ“その子らしい成長”を意識していました。

また、和喜自身も「教える側」として、少しずつ五つ子達との距離を縮めていけていたら嬉しいです。

そして最後は、重く締めるのではなく、いつもの騒がしい空気感で終わらせてみました。
やっぱりこの作品は、皆で笑ってる空気が似合うなぁと改めて感じます。

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それでは、次回もよろしくお願いします!

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