妹が微笑う理由を、僕はまだ知らない   作:吉月和玖

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いつもお読みいただきありがとうございます。

今回は林間学校直前回です。

キャンプファイヤーの伝説。
少しずつ変わり始める五つ子達の気持ち。
そして、それぞれの恋心の火種。

賑やかな日常回ですが、今後へ繋がる大切なエピソードにもなっています。

それでは本編をお楽しみください。




31.恋の火種

三玖のコロッケ事件から時は流れた。

 

あの日以降も勉強会は順調に続いており、五つ子達も少しずつではあるが成果を見せ始めている。

そして──林間学校前日。

 

いつものように昼休み。

食堂では十人が揃い、それぞれ昼食を取っていた。

だが。

 

「「「はぁぁぁ~~……」」」

 

テーブルの一角から、見事なまでに揃ったため息が漏れる。

 

僕。

清治。

聖奈。

 

三人同時である。

その様子に。

 

「何よ、せっかくのお昼なのに辛気くさいわね」

 

二乃が呆れたように眉をひそめた。

 

「何があったの……? そういえば教室でも女子に呼ばれてたね、カズキ……」

 

三玖も不思議そうに首を傾げる。

すると。

 

「ああ、キヨハル君も呼ばれてたよね」

 

一花が思い出したように言った。

 

「まあ、いつものことだから全然気にしてなかったけど」

 

何気ない言葉。

だが。

 

「そこは気付いてるなら助けてくれ、一花さん」

 

清治が本気で疲れ切った声を漏らした。

 

「あれ?」

 

一花が目を瞬かせる。

 

「えぇ~? だっていつものことでしょ?」

「今回はいつもと規模が違う」

 

即答だった。

その声には、僅かながら本気の疲労が滲んでいる。

すると。

 

「何の話よ」

 

二乃が怪訝そうに眉をひそめた。

 

「林間学校だよ」

 

僕がそう答える。

すると。

 

「あー……」

 

一花だけが納得したような声を漏らした。

 

「もしかしてキャンプファイヤー?」

「正解」

 

清治が小さく頷く。

すると。

 

「キャンプファイヤー?」

 

五月が首を傾げた。

 

「何かあるんですか?」

「この学校の伝説だよ」

 

一花が楽しそうに説明を始める。

 

「林間学校最終日のキャンプファイヤーでフィナーレに踊った男女は将来結ばれるってやつ♪」

 

その瞬間。

 

「あーー!!」

 

四葉が勢いよく立ち上がった。

 

「聞いたことあります!!」

「あら、本当にあったのね」

 

二乃が少し驚いたように言う。

 

「そんなのただの噂でしょ」

 

すぐにそう付け加えたが。

 

「俺もそう思う」

 

清治も頷いた。

 

「ですが」

 

聖奈が静かに口を開く。

 

「周囲はそう思っていないようですね」

 

そう言って小さくため息を吐いた。

その言葉に。

 

「だな」

 

僕も同意する。

 

「この昼休みまでで六人」

「俺は五人だ」

「私は七人ですね」

「「「「「えっ!?」」」」」

 

五つ子達の声が綺麗に揃った。

食堂中が振り返りそうな勢いだった。

 

「ちょ、ちょっと待って」

 

一花が目を丸くする。

 

「そんなに誘われてたの!?」

「昼休みまででね」

 

僕は味噌汁を啜りながら答えた。

 

「ホームルーム前から昼休みまでずっとそんな感じだった」

「へぇ~……」

 

一花が感心したように和樹を見る。

 

「カズキ君ってそんな人気あったんだ」

「私も驚きました」

 

五月も素直に頷いた。

 

「和喜君が女子に囲まれているところなんて、ほとんど見たことありません」

「私も」

 

三玖が小さく呟く。

 

「……意外」

 

すると。

 

「それは当然です」

 

聖奈がさらりと言った。

 

「今までは私が処理していましたので」

「「「「「は?」」」」」

 

再び五つ子達の声が揃う。

今度は完全に困惑だった。

 

「処理って何よ」

 

二乃が若干引きながら尋ねる。

 

「兄さんへの告白や連絡先交換の申し出です」

 

聖奈は平然と答えた。

 

「ちょっと待って」

 

今度は一花が手を挙げる。

 

「そんなのあったの?」

「ありました」

 

即答だった。

 

「週に二、三件ほど」

「多くないですか!?」

 

四葉が思わず叫ぶ。

すると。

 

「そりゃ知らないはずだぜ」

 

政樹が当然のように言った。

 

「姉(あね)さんが全部止めてたからな」

「福島君知ってたのですか!?」

「去年からずっと」

「「「「「えぇぇぇ!?」」」」」

 

驚く五つ子達。

さらに。

 

「俺も知っていた」

 

清治まで平然と頷いた。

 

「必要であれば手伝っていたからな」

「手伝うって何を……?」

 

五月が恐る恐る尋ねる。

すると。

 

「兄さんへ告白しようとする女子が現れた場合」

 

聖奈が説明を始めた。

 

「まず私が察知します」

「怖いわね」

 

二乃が即答する。

 

「そして必要であれば俺へ連絡が来る」

 

清治が続く。

 

「その間に俺が兄貴を別の場所へ連れていく手筈だ」

 

政樹も胸を張った。

 

「何その連携プレー……」

 

一花が呆然と呟く。

五つ子達から見れば完全に秘密組織だった。

 

「いや待て」

 

そこで僕が初めて口を挟んだ。

 

「僕だけ何も知らないんだけど」

「そうでしょうね」

 

聖奈が即答する。

 

「兄さんですから」

「どういう意味だ」

「鈍感という意味です」

「否定出来ないな」

 

清治。

 

「否定出来ないっすね」

 

政樹。

 

「お前らな……」

 

僕は思わず頭を抱えた。

その様子を見て。

 

「ふふっ……」

 

三玖が小さく笑う。

 

「カズキらしい」

「確かに」

 

五月も苦笑した。

だが。

 

「つまり今まではセナちゃんが防波堤になってたってこと?」

 

一花がそう尋ねると。

 

「その通りです」

 

聖奈は頷いた。

 

「ですが今回は私自身も勧誘を受けていましたので」

「男子から?」

 

二乃が聞く。

 

「はい」

 

聖奈はさらりと答える。

 

「先程もお伝えしましたが七名ほど」

「七人!?」

 

今度は政樹が驚いた。

 

「姉(あね)さん強ぇ……」

「兄さんの対応をしている余裕がありませんでした」

 

結果として。

和樹と清治への勧誘が表面化した。

というわけである。

 

「なるほどねぇ……」

 

一花が納得したように頷く。

すると。

 

「で?」

 

二乃が何気ない風を装いながら聞いた。

 

「結局アンタ達、誰と踊るの?」

 

その瞬間。

視線が集まった。

 

僕。

清治。

聖奈。

 

三人は顔を見合わせる。

そして。

 

「決めてない」

「決めていないな」

「未定です」

 

綺麗に答えが揃った。

その瞬間だった。

何故か。

五つ子達の表情がほんの少しだけ柔らかくなる。

 

安堵したような。

嬉しそうなような。

 

そんな微妙な変化。

だが。

当然ながら。

僕達三人が気付くことは無かった。

昼休みの喧騒は続く。

そして誰も知らない。

明日から始まる林間学校が、それぞれの想いを少しずつ動かしていくことを──

 


 

~食堂~

 

そして放課後。

明日からはいよいよ林間学校。

普通の生徒ならば友人達と買い物へ行ったり、荷物の最終確認をしたり、浮かれた気分で過ごしている頃だろう。

だが──

 

「なんで林間学校の前日まで勉強しないといけないのよ!」

 

食堂に響き渡る二乃の抗議。

 

「俺はみんなで買い物行くって聞いてたんだが……」

 

政樹も不満げに頬杖をついている。

しかし。

 

「仕方ないだろ!」

 

風太郎が机を叩いた。

 

「まだ全員揃ってないんだ!こういう空いた時間を使っていかずどうする!」

「上杉さんらしいですね」

 

四葉が苦笑する。

 

「………」

 

一方で三玖は何も言わない。

ただ黙々と問題集を解いていた。

そんな彼女を見て、風太郎も満足そうに頷く。

 

「ほら見ろ。三玖もやる気だ」

「……早く終わらせて買い物行きたいだけ」

「同じことだ」

「違う」

 

即答だった。

そんなやり取りが行われている中。

 

「と言うか!」

 

五月が風太郎を指差した。

 

「そのお面とカツラどうにかならないんですか!?怖いんですけど!」

 

その言葉通り。

現在の風太郎は異様な格好だった。

 

金髪のカツラ。

そして不気味なピエロのお面。

 

傍から見れば完全に不審者である。

 

「これは肝試しの予行練習だ!」

 

風太郎は胸を張った。

 

「そもそもお前を含めてクラス全員で俺に押し付けやがって!」

「あれはあなたが悪いんです!」

 

五月も負けじと反論する。

 

「先生が説明している間もずっと自習していたじゃないですか!」

「勉強して何が悪い!」

「話を聞いてください!」

 

完全に正論だった。

林間学校二日目の夜。

毎年恒例の肝試し。

その実行委員を決めるホームルームで、風太郎は先生の話を聞かずに勉強を続けていた。

結果。

気付いた時には実行委員へ任命されていたのである。

完全な自業自得だった。

 

「それで、その格好なんですか?」

 

四葉が興味津々で聞く。

 

「本番はもっと怖くする」

「えぇぇぇ!?」

「やめてください!」

 

四葉と五月の反応は真逆だった。

すると。

 

「まあ、確かに怖いわね」

 

二乃も頷く。

 

「夜道で見たら普通に悲鳴上げるわ」

「だろ?」

 

風太郎が少し嬉しそうに言う。

 

「それ褒め言葉じゃないからね」

 

二乃が呆れたように返した。

その様子を見て。

 

「……ぷっ」

 

政樹が吹き出した。

 

「何だ」

「いや、風太郎がお化け役とか似合いすぎて」

「うるさい」

「しかも勉強しながら脅かしてきそうだよな」

「やりそう」

 

三玖がぽつりと呟く。

 

「お前まで言うのか」

 

風太郎が若干傷付いていた。

そんな中。

 

「そ、それより政樹君」

 

突然。

二乃が少し緊張した声を出した。

 

「ん?」

 

政樹が振り向く。

五月と風太郎の言い争いを無理やり遮るようなタイミングだった。

 

「その……」

 

二乃は珍しく視線を泳がせる。

 

「林間学校のダンスなんだけど」

「ダンス?」

「ほら、キャンプファイヤーの」

 

政樹は「ああ」と頷いた。

すると。

 

「やっぱり誰かに誘われたいって思ったりする?」

 

二乃はなるべく自然を装いながら聞く。

 

「それか、もう相手が決まってたりとか……」

 

その瞬間。

近くにいた三玖の耳がぴくりと動いた。

四葉もさり気なく聞いている。

五月も問題集を開きながら聞いている。

だが当の本人は。

全く気付いていなかった。

 

「んーー」

 

政樹は腕を組む。

意外にも真面目に考えている。

 

「そりゃ誘われたら嬉しいけどなぁ…」

「……そ、そう」

 

二乃が小さく頷く。

だが。

 

「俺も誰でも良いって訳じゃないからな」

 

続いた言葉に。

二乃の心臓が少しだけ跳ねた。

 

「お?」

 

政樹が急にニヤリと笑う。

 

「それとも二乃が俺と踊ってくれるのか?」

「──っ!!」

 

二乃の顔が真っ赤になる。

 

「そ、そんな訳ないでしょ!!」

 

即座に否定。

 

「ただ羨ましがってたから聞いてみただけよ!勘違いしないで!」

「そうなのか?」

 

政樹は首を傾げる。

本当に分かっていない。

 

「でも五つ子のみんなだったら普通に誘われそうだけどな」

 

そう言われ。

二乃はさらに顔を赤くした。

慌てて顔を逸らす。

 

(うーー……)

 

心の中で悶える。

 

(本当は誘いたいけど……)

 

こんな大勢の前で言える訳がない。

 

ましてや。

本人を前にしてなど。

 

(でも……)

 

政樹の言葉を思い出す。

 

『誰でも良いって訳じゃない』

 

その一言だけで。

 

少しだけ口元が緩んでしまった。

もちろん。

誰も気付いてはいなかった。

 

──三玖を除いて。

 

「……」

 

三玖は静かに問題集へ視線を落とす。

だが。

どこか考え込むような表情をしていた。

そして。

ぽつりと。

小さく呟く。

 

「……なんで好きな人と付き合いたいんだろ」

 

ぽつり。

何気ないようでいて、あまりにも予想外な三玖の一言に、その場の全員が固まった。

 

「え?」

 

最初に反応したのは四葉だった。

 

「ど、どうしたの急に?」

「いや……」

 

三玖は少しだけ視線を落とす。

 

「なんとなく」

 

それだけだった。

だが。

 

「なんとなくで出る疑問じゃないわよ」

 

二乃が思わず突っ込む。

すると。

 

「だって」

 

三玖は少し考えるように言葉を続けた。

 

「好きなら一緒にいたいってことなんだよね?」

「まあ……そうじゃない?」

 

二乃が答える。

 

「でも」

 

三玖は首を傾げた。

 

「友達でも一緒にいられる」

「うっ」

 

誰も即答出来なかった。

 

「付き合うと何か違うの?」

 

純粋な疑問。

恋愛を否定している訳ではない。

本当に分からないのだ。

だからこそ余計に答えに困る。

 

「それはだな!」

 

政樹が勢いよく立ち上がる。

 

「好きな人ってのは――」

「政樹君」

 

五月がじっと見つめる。

 

「何だ?」

「なんとなく説得力がありません」

「まだ何も言ってないのに!?」

 

即死だった。

すると──

 

「お待たせ~♪」

 

聞き慣れた声。

 

「一花」

 

五月が振り返る。

 

「やっと来たんですね」

「いやぁ~、先生に捕まっちゃってさ」

 

苦笑しながら近付いてくる一花。

そして。

風太郎を見る。

 

「…………」

 

数秒沈黙。

 

「誰?」

「俺だ」

 

即答だった。

 

「えっ、何その格好」

「肝試しの練習だ」

「ぶふっ!」

 

一花が吹き出した。

 

「ダメだってそれ!全然怖くない!」

「何だと」

「むしろ面白い!」

「お前な……」

 

風太郎が露骨に不機嫌になる。

そのやり取りに笑いが起きた。

すると。

 

「そういえば」

 

一花が空いている席へ腰を下ろす。

 

「何の話してたの?」

「三玖が変なこと聞いたんです」

 

五月が答えた。

 

「変なこと?」

「好きな人と付き合う意味」

「へぇ」

 

一花が目を丸くした。

そして三玖を見る。

 

「その人のことが好きで好きで仕方ないからじゃない?」

「……」

 

三玖が黙る。

 

「一緒にいたいとか。会いたいとか。もっと知りたいとか。そういう気持ちの積み重ねかなぁ」

 

一花は自然な笑みを浮かべた。

その言葉に。

三玖の胸が少しだけざわつく。

だが理由は分からない。

 

「三玖にも心当たりあるんじゃない?」

「な、ないよ……」

 

少しだけ顔を赤くしながら否定する。

すると。

 

「へぇ~?」

 

一花が意味深に笑った。

 

「何その顔」

「別に~?」

 

絶対に別にではなかった。

すると。

 

「一花遅いぞ」

 

風太郎が言う。

 

「もう始めてる」

「えーっと……」

 

一花は周囲を見渡した。

勉強。

問題集。

ノート。

参考書。

そして相変わらずの風太郎。

 

「何を始めてるのかな?」

「勉強だ」

「明日林間学校だよ?」

「だからだ」

 

即答だった。

 

「……あー」

 

一花は一瞬で理解した。

 

「なるほどね」

 

そして周囲を見回す。

 

「あら?」

「どうかした?」

「加藤君はご一緒じゃないのですね?」

 

五月の疑問の瞬間。

数人が顔を見合わせた。

そういえば居ない。

すると。

 

「多分遅れるよ」

 

一花が何気なく言った。

 

「教室の外に女子が何人も待機してたし」

「なるほどな」

 

風太郎が妙に納得した顔になる。

 

「お前らも大変だな」

 

そう言いながら、ようやくカツラとお面を外した。

やっと普通の人間に戻った。

 

「それでね」

 

一花が続ける。

 

「実は私も今日は長く居られないんだ」

「仕事ですか?」

 

五月が聞く。

 

「うん」

 

一花が頷いた。

 

「急に入っちゃってさ」

「大変だね」

 

四葉が素直に言う。

 

「芸能人って忙しいんだね~」

「まあね~」

 

一花は苦笑した。

その時。

 

ピロン♪

 

スマホが鳴る。

メッセージを確認した一花の表情が固まった。

 

「……あー」

 

嫌な予感しかしない声だった。

 

「どうかしたの?」

 

四葉が首を傾げる。

 

「クラスの子達に呼び出された」

「え?」

「林間学校について決めることがあるんだって」

 

そう言った一花は。

三玖へ視線を向けた。

 

「三玖」

「ん?」

「いつものお願い」

「……分かった」

 

特に驚く様子もなく、三玖は頷いた。

どうやらこれだけで事情を理解したらしい。

 

「またですか」

 

五月が苦笑する。

 

「また」

 

三玖も苦笑した。

そのやり取りに。

風太郎達は首を傾げる。

 

「何なんだ?」

「あはは……五つ子あるあるかな?」

 

一花が誤魔化すように笑う。

そして。

三玖は静かに鞄を開いた。

中から取り出したのは、見慣れたショートヘアーのウィッグ。

 

「……?」

 

風太郎が首を傾げる。

 

「何だそれ」

「秘密♪」

 

一花が笑う。

 

「みんな。先に進めてて」

「うん!」

「分かったわ」

 

そうして。

一花と三玖は並んで食堂を後にした。

残された風太郎と政樹は、何が起きたのか分からないまま、ただ二人の背中を見送るしかなかった。

 

 




最後までお読みいただきありがとうございました。

今回は林間学校前の準備回ということで、各キャラクターの心情変化を中心に描いてみました。

二乃の反応や、三玖の「好きな人と付き合う意味」という疑問。
そしてキャンプファイヤーの伝説。

今はまだ小さな感情ですが、林間学校ではそれぞれの想いが少しずつ動き始めます。

特に三玖については、今回の何気ない疑問が今後の大きな転機になっていく予定です。

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果たしてキャンプファイヤーで誰が誰を誘うのか。

引き続きお付き合いいただければ幸いです。

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